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Xperia 5 III 実機レビュー!使って感じたメリット・デメリットと評価

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Xperia 5 III 実機レビュー!使って感じたメリット・デメリットと評価

Xperia 5 IIIの実機レビュー!どうも、ちえほんです。TwitterYouTubeもやってます。

ソニー製の最新ハイエンド5Gモデル「Xperia 5 III(エクスペリアファイブマークスリー)」。コンパクトで使いやすい6.1インチ(有機EL)×リフレッシュレート120Hz駆動、CPUに「Snapdragon 888」採用、可変式望遠レンズを含む3眼カメラ搭載しています。

高音質なステレオスピーカーやイヤホンジャックも備えつつ、安心のIP68防水防塵&おサイフケータイにも対応した魅力的な一台です。

今回はそんな「Xperia 5 III」を実際に使って感じた良いところ、悪いところについて、すべて正直にお伝えしていきます。※グリーンについては、メーカー様(商品貸出:ソニーマーケティング株式会社)にお借りしました。

▼YouTube動画でもXperia 5 IIIの実機レビューをしているので、合わせてチェックしてみてね!

個人的なXperia 5 IIIの評価は下記のとおりです!

満足度★★★★☆
デザイン・外観★★★★☆
携帯性★★★★☆
ゲーム性能★★★★☆
画面表示&綺麗さ★★★★★
バッテリー持ち★★★★☆
スピーカー★★★★☆
カメラ★★★★☆

本記事では、Xperia 5 IIIの外観・デザイン、カメラ、スペック性能やゲーム・アプリ動作、指紋認証の快適さ、バッテリー持ち、スピーカーの音質、使って感じたメリット・デメリット(良いところ、悪いところ)、口コミ・評判などを含め使用感レビューしつつ評価します。

タップできる目次

Xperia 5 IIIの外観・デザインをレビュー

Xperia 5 IIIの外観・デザインをレビューしていきます。

Xperia 5 IIIの前面デザイン

ディスプレイサイズは約6.1インチ(有機EL)、解像度は2520×1080(FHD+)。画面の発色も良く、色味も鮮やかでとても綺麗なディスプレイです。屋外の直射日光下でも、十分見やすい印象でした。

前面ディスプレイ上下に黒ベゼルを採用。インカメラは上部に搭載されています。

画面上にノッチやパンチホールはないので、ゲームや動画鑑賞時など邪魔になるものはなく快適に楽しめます。また、リフレッシュレート120Hz駆動のため、なめらかなスクロール表示などを楽しむことも可能です。

Xperia 5 IIIの背面デザイン

背面デザインは、左上に「トリプルレンズカメラ」、その横に「フェリカマーク」、中央に「SONY」ロゴ、下部に「キャリア」ロゴなどが刻まれています。ちなみに、カメラの出っ張りはSIMカード約2枚分程度でした。

Xperia 5 IIIのカラーラインナップ
Xperia 5 IIIのカラーラインナップ

Xperia 5 IIIのカラーは、グリーン、フロストブラック、フロストシルバー、ピンク、ブラック(※SIMフリーモデルのみ)の合計5色展開となっています。(※フロストブラック、フロストシルバーは国内キャリア限定カラー)

まずは、大人な雰囲気漂う「グリーン」。背面はガラス素材を採用、カラーによっても異なりますがグリーンは光沢仕上げです。

グリーンは光の当たり方によっても色味が変わり、また違った雰囲気を楽しめるのも素敵でした。ちなみに、指紋やホコリは付きやすくなっています。

次に、高級感溢れる質感の「フロストシルバー」。グリーンの光沢仕上げとは異なり、フロスト加工が施されています。

サラサラとした触り心地で、指紋やホコリが目立たないのも魅力的です。

右側面には、「音量ボタン」、「電源ボタン一体型指紋認証」、「Googleアシスタントキー」、「シャッターボタン」
右側面には、「音量ボタン」、「電源ボタン一体型指紋認証」、「Googleアシスタントキー」、「シャッターボタン」
左側面には、「SIMスロット」
左側面には、「SIMスロット」

SIMピンが必要ないタイプのSIMスロットを採用しています。ちなみに、外部ストレージ対応(microSD最大1TB)+シングルSIM仕様でeSIMには非対応です。

下部側面には、「マイク」、「Type-Cコネクタ」
下部側面には、「マイク」、「Type-Cコネクタ」

ちなみに、Xperia 5 IIIは側面にスピーカーはなく、前面に左右均等配置されたステレオスピーカーを搭載しています。音については、後述。

上部側面には、「イヤホンジャック」、「マイク」
上部側面には、「イヤホンジャック」、「マイク」

Xperia 5 IIIの本体サイズは、約157×68×8.2mm、重さは約168g。Xperiaシリーズを一緒に並べるとサイズ感は上記のようになります。

実際に持ってみたところ、フレームが丸みを帯びているので握りやすい印象。横幅が68mmと絶妙にちょうど良く、持ちやすいです。

片手操作で、全てを完結するのは厳しい印象。キーボードは片手打ちできるものの、上部にボタンがある場合は持ち替えないと押しにくいです。このあたりは個人差もあると思うので、ぜひ実機に一度触れてみることをおすすめします。

Xperia 5 IIIのスペック性能をレビュー

Xperia 5 IIIのスペック性能をレビュー

Xperia 5 IIIのスペック性能を表やベンチマーク計測してレビューしていきます。

Xperia 5 IIIのスペック表

Xperia 5 IIIのスペック・性能以下にまとめてみました。(※参照:ソニー公式製品ページ

スペック Xperia 5 III
メーカー ソニー
型番 ドコモ:SO-53B
au:SOG05
ソフトバンク:不明
SIMフリーモデル:XQ-BQ42
発売日 2021年11月12日
OS Android 11(初期OS)
CPU Snapdragon 888
RAM 8GB
ストレージ 128GB/256GB
外部ストレージ microSD最大1TB
本体サイズ 約157×68×8.2mm
重量 約168g
画面サイズ 約6.1インチ
ディスプレイ解像度 2520×1080(FHD+)
ディスプレイの種類 有機ELディスプレイ
リフレッシュレート 120Hz駆動
バッテリー 4500mAh
背面カメラ トリプルレンズカメラ
1220万画素(広角)
1220万画素(超広角)
1220万画素(可変式望遠)
前面カメラ シングルカメラ
800万画素(標準)
防水/防塵 IP68
ワンセグ/フルセグ ×
緊急速報
指紋認証
顔認証 ×
おサイフケータイ
イヤホンジャック
ワイヤレス充電 ×
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth Bluetooth 5.2
スピーカー ステレオスピーカー
充電端子 Type-C
カラー フロストブラック
フロストシルバー
グリーン
ピンク

Xperia 5 IIIのキャリアモデルとSIMフリーモデルの違い

Xperia 5 IIIのキャリアモデルとSIMフリーモデルの違いを以下にまとめました。

キャリア版→SIMフリーモデル
ストレージ容量:128GB→ストレージ容量:256GB
シングルSIM対応→デュアルSIM対応
4色(グリーン・ピンク・フロストシルバー・フロストブラック)→3色(グリーン・ピンク・ブラック)
シャッター音あり→シャッター音なしにできる

SIMフリーモデルはストレージ容量強化に加え、デュアルSIM対応やシャッター音をオン・オフできたりします。また、新たに光沢のブラックが追加。ただし、フロスト系のカラーはSIMフリーモデルにはありませんので注意です。

Xperia 5 III SIMフリーモデルの価格は、114,400円(税込)となっています。

Xperia 5 IIIのベンチマークスコア

Xperia 5 IIIのベンチマークスコア

Xperia 5 IIIのベンチマークスコアを検証しました。参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark」の測定結果を下記に記載しておきます。

Xperia 5 IIIのAntutu Benchmarkスコア(※3回連続計測)
Xperia 5 IIIのAntutu Benchmarkスコア(※3回連続計測)

Snapdragon 888搭載「Xperia 5 III」のAntutu Benchmarkスコアは「706697点(※検証時のMAXスコア)」。計測中、本体温度は最大41.8度でした。

肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め全く問題なく快適でした。

一般的な電話、メール、ウェブブラウジングなどを中心に利用するライトユーザーはもちろん、ゲームを中心にガンガン使いたい人にもおすすめできる一台です。

Xperia 5 IIIで使えるゲーミング機能を解説

Xperia 5 IIIで使えるゲーミング機能を解説

Xperia 5 IIIで利用できるゲーミング機能を以下にまとめました。(※おすすめ機能を一部をピックアップしています。)

タッチサンプリングレート最大240Hz
ゲームエンハンサー
RTレコード○ (※ゲームプレイ中に数秒前を画面録画できる)
HSパワーコントロール○ (※充電時に直接本体に給電できる)
ハイフレームレート録画解像度720pで最大120fpsの録画ができる
オーディオイコライザー音量を調節して特定の音を聴こえやすくできる
マルチタスクゲーム中でも選択したアプリを自由に起動できる

Xperia 5 IIIでも本体へ直接給電ができる「HSパワーコントロール」や30秒前に遡って動画を撮れる「RTレコード」にも対応。もはや、”ゲーミングスマホ”と言って全く問題ない充実した機能を備えています。

Xperia 5 IIIのゲーム・アプリ動作をチェック

Xperia 5 IIIのゲーム・アプリ動作をチェック

Xperia 5 IIIでゲームやアプリの動作を確認します。

ゲーム・アプリ動作を以下の5段階で評価

とても快適に遊べる
快適に遊べる
普通に遊べる
ある程度遊べる(※設定次第)
動作困難

それでは、早速「Xperia 5 III」を使い実際に試していきます。

Xperia 5 IIIでモンストの動作チェック

Xperia 5 IIIでモンストの動作チェック

Xperia 5 IIIでモンストの動作チェックをしていきます。結果は、”とても快適に遊べる”。

一通り試しましたが、重くなってカクついたりすることなく快適に楽しむことができます。ちなみに、ゲーム中は画面上下に黒帯が出る仕様です。

Xperia 5 IIIでポケモンGOの動作チェック

Xperia 5 IIIでポケモンGOの動作チェック

Xperia 5 IIIでポケモンGOの動作チェックをしていきます。結果は、”快適に遊べる”。

ポケモンGOは重い3Dゲームですが、ポケモン出現時や戦闘など含め快適に楽しむことができました。ちなみに、GPS感度も全く問題ありません。

発熱とバッテリー持ちについて、約30分間連続プレイ終了時の本体温度は34.3度、バッテリー6%減少。異常な発熱はなく、バッテリー持ちも比較的安定している印象です。

Xperia 5 IIIでPUBGモバイルの動作チェック

Xperia 5 IIIでPUBGモバイルの動作チェック

Xperia 5 IIIで、PUBGモバイルの動作を確認していきます。結果は、”快適に遊べる”。

グラフィックは、「FHD」で「ウルトラ」まで選択でき、「スムーズ」は「極限」まで選ぶことができます。

動作については、問題なく快適に楽しめます。様々なゲーミング機能も用意されているので、本気で勝ちたい人にもおすすめできる一台です。

発熱とバッテリー持ちについて、約30分間連続プレイ終了時の本体温度は34度、バッテリー7%減少。プレイ中に本体が熱いと感じる程度の発熱はあるものの、バッテリー持ちは安定している印象でした。

Xperia 5 IIIで使える通信キャリアをチェック

Xperia 5 IIIで使える通信キャリアをチェック

Xperia 5 IIIで使える通信キャリアをチェックしておきましょう。

機種名Xperia 5 III (ドコモ版)
対応バンド4G:1/3/4/5/7/12/13/19/ 21/28/38/39/40/41/42
5G:n78/n79
※公開されているものだけ記載
機種名Xperia 5 III (au版)
対応バンド4G:1/3/11/18/26/28/42
5G:n28/n77/n78
※公開されているものだけ記載
機種名Xperia 5 III (ソフトバンク版)
対応バンド4G:1/2/3/4/8/11/12/17/28/38/39/40/41/42
5G:n3/n28/n77/n78
※公開されているものだけ記載
機種名Xperia 5 III (SIMフリー版)
対応バンド4G:1/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/21/26/28/38/39/40/41/42
5G:n3/n28/n77/n78/n79
※公開されているものだけ記載

Xperia 5 IIIの対応バンドは上記のとおりです。キャリアによっても対応バンドが異なるので、注意しましょう。ちなみに、利用可能キャリアは下記のとおりです。(※ドコモ版でテストを行い、一部主要キャリアのみ記載)

キャリア利用可否
ドコモ通話○ データ通信○
au通話○ データ通信○
ソフトバンク通話○ データ通信○
ワイモバイル通話○ データ通信○
楽天モバイル通話 ○ データ通信○
ahamo(アハモ)通話○ データ通信○

ちなみに、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルも利用可能。もちろん、ahamoも通話・通信ともに問題なく使うことができました。(※上記、キャリアについてはAPN設定も必要なく、SIMカードを入れてすぐ使い始めれました)

▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!

バンド周波数帯 ドコモ au ソフトバンク/ワイモバイル 楽天モバイル
Band1
Band3
Band8
Band11
Band 18/26
Band19/26
Band21
Band28
Band41
Band42
5Gバンド周波数帯 ドコモ au ソフトバンク/ワイモバイル 楽天モバイル
n77(Sub6)
n78(Sub6)
n79(Sub6)
n257(ミリ波)

ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19/26。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。auで使うなら、Band 1 / Band 18/26は抑えておきましょう。

ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルは、Band 3 / Band 18。パートナーエリアで利用したいならBand 18も必須です。

Xperia 5 IIIのカメラをレビュー

Xperia 5 IIIのカメラをレビュー

Xperia 5 IIIのカメラをレビューしていきます。

Xperia 5 IIIのカメラ・動画撮影性能をチェック

Xperia 5 IIIは、引き続きカールツァイスとコラボしたトリプルレンズカメラを搭載しています。カメラ構成を以下にまとめました。

約1220万画素広角レンズ 24mm / F値1.7
約1220万画素超広角レンズ 16mm / F値2.2
約1220万画素望遠レンズ 70mm・105mm / F値2.3・2.8

カメラ構成は、約1220万画素の広角(24mm/F値1.7)、約1220万画素の超広角(16mm/F値2.2)、約1220万画素の望遠(70mm・105mm/F値2.3・F値2.8)となっています。

上位モデル同等のペリスコープ構造を採用した可変式望遠レンズを搭載。Xperia 5 IIIも光学2.9倍と4.4倍を瞬時に切り替えて撮影可能です。(※2.9倍〜4.4倍などの間は光学ではなく、デジタルズームとなります。)

また、画面上でタップした被写体にフォーカスを合わせて追従できる「オブジェクトトラッキング」にも対応。3D iToFセンサー非搭載のため「リアルタイムトラッキング」よりもやや精度は落ちるようです。ただ、実際に試した限りでは、遜色ないレベルで動き回る人や動物などを追従出来ていました。

インカメラの仕様は以下のとおり。

800万画素標準 / F値2.0

インカメラは、800万画素の標準レンズ(F値2.0)のシングルカメラ仕様です。

アウトカメラの動画撮影性能は以下にまとめました。

8K 撮影非対応
4K 撮影24fps/25fps/30fps/60fps
1080p 撮影24fps/25fps/30fps/60fps
スローモーション撮影

Xperia 5 IIIは4Kでの撮影が可能。ちなみに、通常カメラアプリにて4K撮影を行ったところ約10分間の連続撮影も問題ありませんでした。(※終了後の温度は約39度)

Xperia 5 IIIのカメラで撮影した作例

今回は、僕がXperia 5 IIIのカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。

※タップして拡大出来ます。
日中

▼広角で撮影

広角は明るく、ハッキリ撮ることが可能。色味も見ているままを忠実に再現できるようになっています。5 IIよりも明るさが調整されており、1 IIIと比べても遜色ない仕上がりでした。

▼超広角で撮影

超広角は一度に広範囲を撮ることができるので、広大な風景やグループ撮影時などに重宝します。歪みも少なく、光量がある場面であれば明るく鮮明に撮影可能。広角との色味の差もあまりないので、使いやすいです。

▼望遠(光学2.9倍)

5 IIから大きく進化した可変式の望遠レンズ。被写体をしっかり捉えて、綺麗に撮ることができます。思ったよりも手ブレせず、歪みを抑えつつ撮れている感じで、光学2.9倍については1 IIIよりもむしろ使いやすい印象でした。

5 II(光学3倍)から考えると、色味と明るさの改善を感じます。間違いなく、望遠レンズは強化されたと言って問題ないでしょう。

▼望遠(光学4.4倍)

光学4.4倍でも明るく、綺麗に撮れます。光学2.9倍よりも、もう少しだけ寄りたいっていう時に重宝しました。

▼デジタルズーム最大12.5倍

デジタルズームは、最大12.5倍まで可能。ここまでくると流石に解像感は粗くなりますが、記録程度であれば問題ないでしょう。

デジタルズームでもよりくっきり撮りたいなら、”AI超解像ズーム”を利用しましょう。(※事前にズーム設定から切り替え必須)デジタルズームよりも解像感の粗さを抑えた写真撮影が可能となっています。

接写・ポートレート

▼接写

▼ポートレート

夜景・暗所

▼広角で撮影

暗所・夜景撮影については、最強ではないが光量がある場面なら十分撮れる印象。暗所でも光量がある程度ある場面なら、十分オートでも綺麗に撮れます。ただし、若干手ブレしやすい印象なので、撮影時は注意しましょう。

光量が極端にない場面では、暗さをそのまま活かした写真が撮れるものの、暗すぎるかつ解像感も粗くなりがちでした。ただ、5 IIよりも色味の改善はされている印象です。

AIによる低照度オート撮影には限界がありそうなので、このあたりはPhoto Proを駆使しつつ撮影していきましょう。

Xperia 5 IIIのバッテリー持ちをチェック

Xperia 5 IIIのバッテリー持ちをチェック

Xperia 5 IIIのバッテリー持ちについては、同価格帯スマホと比べても”十分な電池持ち”という結果になりました。

機内モードオンで、Wi-Fiのみオンにした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)

機種名0時間経過1時間経過2時間経過3時間経過
Xperia 5 III100%95%90%84%
Xperia 5 II100%95%89%83%
Xperia 1 III100%91%81%71%
Xperia 10 III100%97%94%89%

単純にYouTube動画を流すだけのテストではありますが、「Xperia 5 III」のバッテリー持ちは十分な印象。高リフレッシュレートを適用したまま利用しても問題ないでしょう。

ちなみに、じっくり1日電池持ち検証した結果は上記のとおりです。ネット検索、SNS、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを利用して検証終了時点(※24時間以上経過)で7%程度でした。

もちろん利用環境や使い方によっても変わってきますが、電話やメール、ネット検索を中心に使うライトユーザーの方であれば安心して1日は利用できるでしょう。

Xperia 5 IIIの指紋認証をチェック

Xperia 5 IIIの指紋認証をチェック

Xperia 5 IIIは、指紋認証に対応しています。残念ながら、顔認証は非対応です。

Xperia 5 IIIの指紋認証テスト
Xperia 5 IIIの指紋認証テスト

早速、指紋認証を試してみました。精度・認証スピードも問題なく、ロック解除からホーム画面への移行もスムーズです。(※水で指が濡れていたりすると上手く認証できない場合があります。)

ちなみに、画面オフ状態から電源ボタンに触れるだけで解除可能。マスクをしていてもロック解除がスムーズに行えるのは素晴らしいですね。

Xperia 5 IIIのスピーカー(音質)をチェック

Xperia 5 IIIのスピーカー(音質)をチェック

Xperia 5 IIIは、ステレオスピーカーを搭載。肝心の音については、クリアなサウンドをしっかり楽しめる仕上がりになっています。

▼Xperia 5 IIIのステレオスピーカーの音はこちら!

フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.

実際に様々な”音”をXperia 5 IIIから出して検証してみましたが、従来モデルから変わらずクリアで高品質な音を楽しめる印象。残念ながら、音圧や音の密度については1 IIIに劣るものの、十分動画鑑賞やゲーム時などにも満足できるでしょう。

唯一気になったのは、背面の共振。音量を上げていくと、本体背面が1 IIIよりも震えやすい感じでした。

ちなみに、イヤホンジャック搭載。「360 Spatial Sound」や「DSEE Ultimate」にも対応しているので、YouTubeで普段聴いている曲なども一味違うサウンド体験が可能となっています。(※正直、”360 Spatial Sound”がめちゃくちゃ良いです。)

Xperia 5 IIIのメリット(良いところ)

Xperia 5 IIIのメリット(良いところ)

Xperia 5 IIIを実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。

ココがメリット(良い点)
コンパクトで使いやすく軽い!日常使いにも最適◎
選べる5色展開が魅力!国内限定カラーもある!
ちゃんと文字も見やすい!綺麗なディスプレイ(有機EL)!
120Hz駆動!実感できるなめらか表示が魅力
快適な動作レスポンス!ゲーミング機能も豊富!
望遠レンズが大幅強化!カメラ切り替えも高速化!
自然な色味が魅力!上位モデルとも戦えるカメラ性能
動画撮影性能が向上!手ブレ強化でなめらかな映像が撮れる
側面電源ボタン一体型指紋認証!マスクしたままでもロック解除OK
1日安心して使える電池持ち!大容量4500mAhバッテリー搭載
ステレオスピーカー&イヤホンジャックも搭載
IP68防水防塵やおサイフケータイにも対応している
microSD最大1TBまで利用できる

以上が、Xperia 5 IIIを使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。

コンパクトで使いやすく軽い!日常使いにも最適◎

Xperia 5 IIIは、コンパクトで使いやすいサイズ感と軽さが魅力的です。

大画面6.1インチかつ縦長ではありますが、横幅は約68mmと狭く、手で持ってみると案外持ちやすくちょうど良い感じになっています。

しかも、重さは約168gとペリスコープ式望遠レンズ搭載機の中ではダントツで軽いです。日常的にも使いやすいハイエンドモデルを探している人は、ぜひ一度チェックしてみてください!

望遠レンズが大幅強化!カメラ切り替えも高速化!

Xperia 5 IIIの可変式望遠レンズはとても楽しいです。広角、超広角に加え、光学2.9倍と4.4倍を瞬時に切り替えられる望遠を使えるので、シーン問わず使いやすくなりました。

光学10倍ズーム搭載機もあったりしますが、普段使いでは圧倒的に光学2.9倍と4.4倍の方が利用シーンも多く重宝します。

また、従来モデルよりもカメラの切り替えが高速化しているので、普通に使いたいと思えるカメラになったのは嬉しいポイントでした。

安心して一日使える!明らかに1 IIIより長時間駆動!

Snapdragon 888搭載かつリフレッシュレート120Hz駆動でバッテリー持ちの心配をしていましたが、Xperia 5 IIIの電池持ちは十分でした。

じっくり使ってみましたが、ネット・Twitter・動画鑑賞を中心とした僕の使い方であれば、1日は全く問題なく余裕で持ってくました。

明らかに、1 IIIよりもバッテリー持ちが良く、全体的に発熱も抑えられている印象です。電池持ち重視なら、間違いなくXperia 5 IIIを手に取るべきでしょう。

Xperia 5 IIIのデメリット(悪いところ)

Xperia 5 IIIのデメリット(悪いところ)

Xperia 5 IIIを実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。

ココがデメリット(悪い点)
従来モデルから大きなデザイン刷新はない
ワイヤレス充電には非対応!
カメラ使用時や充電時の発熱が気になる!
暗所・夜景撮影が物足りない!
スピーカー出力時に本体背面が共振しやすい
Googleアシスタントキーに好きなアプリを割当できない
純正アルバムではなくGoogleフォトがデフォルト

以上が、Xperia 5 IIIを使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。

カメラ使用時や充電中の発熱が気になる!

Xperia 5 IIIを使っていて気になったのは、カメラ使用時や充電中の発熱です。

屋外で30分程度の撮影で、カメラ付近が熱いと感じる程度になっていました。もう一つ気になったが、急速充電中の発熱です。本体がそこそこ熱くなっていたので、長期間使っていくのであれば”いたわり充電”の活用などは必須でしょう。

ちなみに、ネット検索やTwitter、動画鑑賞、ゲーム時などはある程度熱は持つものの、気になる発熱はなく比較的安定していました。

暗所・夜景撮影が物足りない!

望遠レンズが大幅に強化されたことで、カメラを使いたいと思うシーンが本当に増えました。

一方で、暗所・夜景撮影についてはイマイチ物足りない印象。AIによる低照度撮影を駆使しつつ、ある程度は撮れるものの手ブレしやすく、光量が極端に足りない場面では解像感も粗めになりがちです。

Photo Pro搭載のため設定次第で良い一枚が撮れるものの、一般ユーザーが誰でも簡単に撮れるカメラではまだないような気がしました。このあたりは、ナイトモード搭載を期待しつつ、今後のアプデ改善を待ちましょう。

スピーカー出力時に本体背面が共振しやすい

Xperia 5 IIIのスピーカーはとても良い音を楽しめます。ただ、スピーカーの音量をある程度まで上げると背面が共振していました。

僕自身、手に持って動画鑑賞をすることも多いので、このあたりは若干気になった部分です。

無線・有線イヤホンを中心に楽しむ人は全く問題ないですが、スピーカーから出る音を中心に楽しむ人は一度実機で確認しておくことをおすすめします。

Xperia 5 IIIの口コミ・評判をチェック

Xperia 5 IIIの口コミ・評判をチェック

Xperia 5 IIIの口コミ・評判を以下に集めてみました。

男性
やや発熱はあったものの、性能に不満はなかったですが、指紋認証が壊れます(2年で2回、2回目は修理せず)それだけ不満です。(やっけさん)
男性
月1くらいで画面がフリーズするし、ところどころで画面のカクつきを感じる(制作陣ができることを増やしすぎたせいで、スマホの性能が追いついていない)。発熱が凄すぎて画面がカクカクなることが多いし、カメラも書類やプリントを撮るとなるとピントが一部にしか合わず、かなりぼやける。インカメの画質も非常に悪い。ハイエンドなのにQiに対応していない。hardに使っていると充電が夕方まで持たない。決して優等生ではないが、なぜか所有満足度はめちゃくちゃ高い、という不思議なスマホ。(SONY好きなら買いだけど、SONYにこだわらない人はあんまり買いじゃない。なんと言ってインカメが劣悪だから、高校生、ましてやビーリアルユーザーになんて絶対オススメできない。)(はくたかさん)
女性
良いところ:持ちやすい
悪いところ:買って数ヶ月してから異様に充電の減りが早くなった。使用していなくても5%減る。修理に出しても問題なしと言われた。寝る前以外に、1日2回充電してた。(ゆうさん)
椿
横幅は細くて持ちやすかったです!私的には、重心がやや上にあるので少し重く感じました。選びやすいカラーばかりで、どれも魅力的ですね♪(椿さん)
ちえほん
口コミを大募集!あなたの口コミ投稿をお待ちしています!

Xperia 5 IIIの評価まとめ

Xperia 5 IIIの評価まとめ

Xperia 5 IIIはコンパクトなサイズ感と軽さ、安定したバッテリー持ちのハイエンドを求めてるユーザーに間違いなくおすすめできる一台です。

個人的なXperia 5 IIIの評価は下記のとおりです!

満足度★★★★☆
デザイン・外観★★★★☆
携帯性★★★★☆
ゲーム性能★★★★☆
画面表示&綺麗さ★★★★★
バッテリー持ち★★★★☆
スピーカー★★★★☆
カメラ★★★★☆

Xperia 5 IIIは、コンパクトで使いやすいサイズ感と軽さが魅力なハイエンド5Gモデルです。

ちゃんと文字も見やすい6.1インチ(有機EL)やなめらかスクロール表示なども体験できるリフレッシュレート120Hz駆動、快適動作な「Snapdragon 888」搭載、可変式望遠レンズを含むトリプルレンズカメラも備えています。

3D iToFセンサーやワイヤレス充電などの一部仕様は削られていますが、上位モデルとも戦えるカメラ性能を備えつつ、より価格を抑えた誰にでもおすすめしやすいモデルです。

もちろん、どんなスマホでも良いところ、悪いところは必ずあります。より自分に合った一台を選んでいきましょう。ぜひ、Xperia 5 IIIも一度チェックしてみてください!

Xperia 5 IIIの価格とお得に買う方法

Xperia 5 IIIの価格とお得に買う方法

Xperia 5 IIIを買うなら、オンラインショップで購入がおすすめです!

Xperia 5 IIIの販売価格(参考価格)
ドコモ : 113,256円(税込)
SIMフリーモデル : 49,500円(税込)

Xperia 5 IIIの販売価格については、上記のとおりです。

どうせ買うなら、少しでもお得にオンラインで!ぜひ、一度チェックしてみてください!

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