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【2025年5月】買ってはいけないスマホランキング!注意すべき理由と見分け方も解説!

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買ってはいけないスマホランキング!注意すべき理由と見分け方も解説!

スマホ選びで後悔させたくない!どうも、とくめい(@tokumewi)です!

現代の生活に欠かせない存在となったスマートフォン。ガラケーからスマホが主流になってから10年以上経ち、様々な価格帯・ニーズに合わせて豊富な選択肢から選べるようになりました。

スマホ選びは知識がないと案外難しく、スタッフさんにオススメされたまま購入すると「思っていたのと違った!」なんて後悔することも多いです。

「スマホは高額商品で毎日使うものだからこそ、自分の予算や用途に合った機種を選んでほしい!」

本記事では、今まで数々のスマホを購入してきた経験をもとに、買ってはいけないスマホの特徴と理由、注意すべきスマホの見分け方を解説、合わせて買ってはいけないスマホランキングについても紹介します。

買って後悔しないおすすめスマホも合わせて紹介しているので、これから機種変更をする予定の方はぜひ参考にしてみてください。

本記事で紹介する機種は「絶対に買うな」というわけではなく、自分の用途・目的・予算に合っていれば選んでいただいて全く問題ありません。

大事なのは、自分で考えてスマホを選択することです!

この記事の監修者
ちえほん
元携帯電話販売スタッフ

・とにかくスマホが好き、毎年50台以上買う人
・元携帯スマホ販売員スタッフ(計5年勤務)
・13.5万人超えYoutubeチャンネル「モバイルドットコムTV」を運営
・Xアカウント「ちえほん(フォロワー3万人)」にてスマホ情報発信中
・週刊アスキーなどへのメディアライター活動
・Yahoo!ニュースエキスパートとしても活動中

タップできる目次

買ってはいけないスマホの特徴と理由

買ってはいけないスマホの特徴と理由

まずはじめに、買ってはいけないスマホの特徴と理由について解説していきます。

買ってはいけないスマホの特徴

  • CPU性能不足!動作が重く・遅い
  • メモリとストレージ容量が極端に少ない!
  • バッテリー持ちが悪い!
  • OSアップデートが期待できない!

CPU性能不足!動作が重く・遅い

スマホの操作性を大きく左右する「CPU」や「GPU」は、なるべく高性能なものを選んだほうが快適に動作します。

スマホには情報処理を行う「CPU」と、グラフィックの描画を計算する「GPU」などが集約された「SoC(System on a Chip)」が入っています。

処理性能が高いほど動作がなめらかになり、高負荷な作業も快適に行えます。一部例外はあるものの、性能別に分けると以下の通りです。

▼性能別のSoC

ハイエンドモデル▼ゲームなども快適に楽しみたい人向け
・Apple A○○ Bionicシリーズ
・Qualcomm Snapdragon 8 Gen・800番台シリーズ
ミドルレンジモデル▼SNSやブラウザ、マップなどを活用したい人向け
・Qualcomm Snapdragon 700番台・600番台シリーズ
・MediaTek Dimensityシリーズ
エントリーモデル▼LINEや電話、メールなどのライトユーザー向け
・Qualcomm Snapdragon 400番台シリーズ
・MediaTek Helioシリーズ
・Samsung Exynosシリーズ

ハイエンドモデルが高性能なモデル、エントリーモデルが低性能なモデル、ミドルレンジモデルがその中間です。

ハイエンドモデルなら動作が快適になる反面、性能に合わせて価格も高くなってしまいます。

ある程度快適に使っていきたいなら、ミドルレンジモデル。必要最低限の動作で良いなら、エントリーモデルを選択するのも良いでしょう。

ただし、価格を抑えるためにSoCが旧世代のもの、性能が低いモデルを選んでしまうと、動作が重たくなったり、起動に時間が掛かるなど、快適さを損なう可能性もあるため注意が必要です。

メモリとストレージ容量が極端に少ない!

スマホを選ぶときは、メモリとストレージ容量も合わせてチェックしましょう。

グレード別に推奨するメモリとストレージ容量を表にまとめました。

▼国内で発売されるスマホのメモリ・ストレージ容量

ハイエンドモデルメモリ:12GB~16GB
ストレージ:256GB以上
ミドルレンジモデルメモリ:6GB~8GB
ストレージ:128GB以上
エントリーモデルメモリ:3GB~4GB
ストレージ:64GB以上

(※機種によっては、一部例外もあります。)

メモリとは、スマホをスムーズに動作させるための一時的な作業領域のことを指します。

スペック表には「RAM(Random Access Memory)」と表記され、複数のアプリを立ち上げたときにメモリが大きいほど快適に動作します。

ストレージ容量は、写真や動画、アプリなどのデータを保管できる容量を意味します。

スペック表には「ROM(Read Only Memory)」と表記され、この容量が大きいほどたくさんのデータをスマホに保管できます。

これからスマホを購入する場合、Androidならメモリ6GB以上、ストレージ128GB以上、iPhoneならメモリ4GB以上、ストレージ128GB以上を目安に選んでみて下さい。

それよりも少ない場合は動作が重くなりやすかったり、必要なデータを厳選する必要があります。

バッテリー持ちが悪い!

スマホを選ぶときはバッテリー持ちの良さも重要です。

バッテリー持ちが悪いと頻繁に充電する必要があり、常にバッテリー残量を気にしながら使わないといけません。

バッテリー持ちは使い方によっても大きく左右されますが、スペック表のバッテリー容量でおおよそ判断できます。

以下に、バッテリー持ちが良い例を掲載します。(※例外は多々あるため、あくまで参考までにしてください。)

▼バッテリー持ちが良い容量

ハイエンドモデル4,000~5,000mAh以上のバッテリー
ミドルレンジモデル4,000~5,000mAh以上のバッテリー
エントリーモデル3,000mAh~5,000mAh以上のバッテリー

スペックが高くなるほどバッテリー消費が激しくなり、バッテリーの容量が大きくないと持ちが悪くなります。(※Snapdragon 8 Gen 2搭載機など、一部例外はあり)

ハイエンドモデルを選ぶ人は、5,000mAh以上のバッテリーがあれば安心です。

モバイルバッテリーを持ち運んで都度充電することもできますが、モバイルバッテリー自体を充電したり持ち運ぶ手間が発生します。

充電する回数が増えるとバッテリーも消耗してしまうので、あまりいい方法ではありません。

カメラやゲームなどの消費の激しい使い方をする人でなければ、バッテリー持ちのいい機種に買い替えたほうが快適に使えると思います。

OSアップデートが期待できない!

OSアップデートが期待できない

同じスマホを長く使いたい場合、OSのアップデートの早さや頻度は重要です。

ハイエンドモデルでは、複数回のOSアップデートを保証しているメーカーもありますが、ミドルレンジやエントリーモデルは回数が減っている事が多いです。

▼OSアップデートの回数

ハイエンドモデル最大2~3回のアップデート
ミドルレンジモデル最大1~3回のアップデート
エントリーモデルOSアップデート保証無しの場合が多い

メーカーやキャリアの意向によっても異なりますが、AndroidのスマホはOSアップデートを長く行わない機種もまだまだ多く存在します。

価格の安いエントリーモデルは、OSアップデートを早く打ち切られる事が多く、長期の利用には向いていません。

AppleやGoogleのように、ソフトとハードを同じ会社が一緒に作っている場合は、他のメーカーよりも長くサポートが受けられます。

買ってはいけないスマホの見分け方

ここからは、買ってはいけないスマホの見分け方について解説します。

注意すべきスマホの見分け方

  • 安いエントリースマホは要注意
  • 購入前に製品レビューを見る
  • 口コミで評価が悪くないか確認

安いエントリースマホは要注意

セールによる割引で安くなっているのではなく、本体価格が元から安いエントリースマホを選ぶときは注意が必要です。

性能別に価格帯を並べると以下の通りです。

▼スマホの販売価格相場

ハイエンドモデル9万円台~20万円程度
ミドルレンジモデル3万円台~9万円程度
エントリーモデル1万円台~3万円程度

エントリーモデルは、低価格で手に取りやすく「初心者向け」として売り場に並んでいる事が多いですが、初心者こそスペックに余裕を持って選んだほうが一台を長く使えると思います。

スペックが低い機種は、自分が求める性能を満たしているか見極めなければならず、意外と選ぶのが難しい”上級者向け”だと思います。

価格だけを見て選ぶと、動作が遅くて後悔することもあるため要注意です。

購入前に製品レビューを見る

購入前に製品レビューを見る

気になるスマホを見つけたら、購入する前に製品のレビューを見ることをオススメします。

ネットで機種名を調べてみると、その機種の特徴や魅力について紹介している記事などがヒットします。

スペックだけでは現れない良し悪しもあるため、レビューをチェックする際はなるべく実機を使っている内容がベストです。

ちえほん
当ブログでは実機を使ってスマホのレビューを行っているので、良ければ参考にしてみてください。

口コミで評価が悪くないか確認

公式サイトには良いところしか書かれていないことが多く、ネットや知人などから使い勝手や口コミを調べてみるのも手です。

筆者は価格.comなどの口コミサイトを見たり、Twitterで機種名を検索して調べています。

ネット検索で調べるときは、機種名の後ろに「デメリット」「口コミ」「評判」などのキーワードで検索すると、ユーザーの率直な意見を調べやすくなります。

どんな機種にもデメリットはあると思うので、デメリットを見て自分が許容できるかどうか判断してみることが重要です。

買ってはいけないスマホランキング|2025年5月

買ってはいけないスマホランキング

ここまでの特徴を踏まえて、筆者が選ぶ「買ってはいけないスマホ」をご紹介します。

あくまでも「ここで紹介する機種を絶対に買うな」と言っているのではなく、用途に合っていれば問題ありません。

製品の特徴や性能を見て、注意すべきポイントを解説します。

第1位 OPPO A77|エントリーモデル

「OPPO A77」は、OPPOから2022年9月26日(月)に発売されたエントリーモデル。直販サイトの価格は24,800円です。

3万円を切る価格の安さが魅力ですが、その分性能が控えめなので不満を持つ可能性が高いです。

電話やメール、LINEなどのメッセージのやり取りなど、簡単な用途に絞って使うのであれば問題ありません。

機種名OPPO A77のスペック
販売価格24,800円
本体カラーブラック、ブルー
本体サイズ高さ163.7mm×約75.0mm×約8.0mm
重量187g
ディスプレイ6.5インチ HD+(1,612×720)
LCD液晶 269ppi
リフレッシュレート:最大60Hz
タッチサンプリングレート:最大60Hz
OSAndroid 12
CPU(SoC)MediaTek Helio G35
メモリ(RAM)4GB
内蔵ストレージ(ROM)128GB
外部ストレージmicroSDXC(最大1TB)
バッテリー5,000mAh
充電端子USB Type-C
急速充電最大33W(30分で約50%までの充電)
ワイヤレス充電非対応
イヤホンジャック対応
アウトカメラ広角:約5,000万画素 F1.8
深度:約200万画素 F2.4
インカメラ約800万画素 F2.0
防水・防塵IP54
おサイフケータイ非対応
生体認証指紋認証(電源ボタン一体型)、顔認証
SIMカードnanoSIM×2
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/ac
BluetoothBluetooth 5.3

ディスプレイは6.5インチの大画面。解像度はHD+のLCD液晶を採用しています。リフレッシュレートは最大60Hzと標準的です。

SoCはエントリー向けの「MediaTek Helio G35」を搭載。メモリは4GB、内蔵ストレージは128GBです。

今回紹介する中では新しめ機種となりますが、SoC性能とメモリ容量が少ないため注意が必要です。

バッテリー容量は5,000mAhの大容量。最大33Wの急速充電に対応しており、30分で50%まで充電可能です。

アウトカメラは5,000万画素の広角と、200万画素の深度カメラを搭載。エントリーモデルのため画質にはあまり期待できません。

そのほか、IP53の防水・防塵、外部ストレージ、ステレオスピーカー、指紋認証と顔認証、nanoSIM×2のDSDVにも対応です。

ワイヤレス充電やおサイフケータイ、イヤホンジャックには非対応となります。

第2位 aiwa phone B-2|エントリーモデル

「aiwa phone B-2」は、aiwaデジタルから2023年5月15日(月)に発売のエントリーモデル。直販サイトの価格は19,800円で販売されています。

機種名aiwa phone B-2のスペック
販売価格19,800円
本体カラーミッドナイト、サンドベージュ
本体サイズ高さ164.4mm×幅76.6mm×厚さ9.2mm
重量190g
ディスプレイ6.5インチ HD+(1,600×720)
IPS液晶 270ppi
リフレッシュレート:非公開
タッチサンプリングレート:非公開
OSAndroid 12
CPU(SoC)Unisoc Tiger T310
メモリ(RAM)4GB
内蔵ストレージ(ROM)32GB
外部ストレージmicroSDXC(最大32GB)
バッテリー4,000mAh
充電端子USB Type-C
急速充電非対応(約3時間で100%充電)
ワイヤレス充電非対応
イヤホンジャック対応
アウトカメラ広角:1,300万画素
マクロ:200万画素
インカメラ800万画素
防水・防塵IP52
おサイフケータイ非対応
生体認証非対応
SIMカードnanoSIM×2
Wi-FiIEEE 802.11 ac/a/b/g/n
BluetoothBluetooth 5.0

ディスプレイは6.5インチの大画面。解像度はHD+のIPS液晶を採用しています。

SoCはエントリー向けの「Unisoc Tiger T310」を搭載。メモリは4GB、内蔵ストレージは32GBです。

今年発売された機種になりますが、SoCの性能が低いことにくわえて、メモリ・内蔵ストレージ容量が少ないので注意が必要です。

アウトカメラは1,300万画素の広角と、200万画素のマクロカメラを搭載。動画の画質がFHDまで、フレームレートが30FPSまでの制限があるようです。

バッテリー容量は4,000mAhと標準的。急速充電には非対応で、約3時間で満充電になります。急速充電に慣れているとやや遅いかなと感じます。

MAMORIOアプリがプリインストールされており、1年間無料で「お忘れスマホ自動通知サービス」「他の端末からスマホを探す」サービスを利用することができます。

そのほか、IP52の防水・防塵、外部ストレージ、イヤホンジャック、nanoSIM×2のDSDVに対応しています。

ワイヤレス充電、おサイフケータイ、指紋認証と顔認証には非対応となります。

第3位 Redmi 12C|エントリーモデル

「Redmi 12C」は、Xiaomiから2023年3月16日(木)に発売されたエントリーモデル。直販サイトの価格は3GB+64GBが19,800円、4GB+128GBが23,800円です。

機種名Redmi 12Cのスペック
販売価格3GB+64GB:19,800円
4GB+128GB:23,800円
本体カラーグラファイトグレー、ミントグリーン、ラベンダーパープル
本体サイズ高さ168.76mm×幅76.41mm×厚さ8.77mm
重量192g
ディスプレイ6.71インチ HD+(1,650×720)
IPS液晶
リフレッシュレート:最大60Hz
タッチサンプリングレート:最大120hz
OSAndroid 12
CPU(SoC)MediaTek Helio G85
メモリ(RAM)3GB / 4GB
内蔵ストレージ(ROM)64GB / 128GB
外部ストレージmicroSDXC(最大1TB)
バッテリー5,000mAh
充電端子micro USB
急速充電最大10W
ワイヤレス充電非対応
イヤホンジャック他対応
アウトカメラ広角:約5,000万画素 F1.8
インカメラ約500万画素 F2.2
防水・防塵IP52
おサイフケータイ非対応
生体認証指紋認証(背面)、顔認証
SIMカードnanoSIM×2
Wi-FiIEEE 802.11a/b/g/n/ac
BluetoothBluetooth 5.2

ディスプレイは6.71インチの大画面。解像度はHD+のIPS液晶で、発色がいいのが特徴です。リフレッシュレートは60Hzと標準的です。

SoCはエントリー向けの「MediaTek Helio G85」を搭載。メモリ3GB・内蔵ストレージ64GBのモデルと、メモリ4GB・内蔵ストレージ128GBの2タイプから選べます。

こちらもOPPO A77と同じくエントリー向けの性能のため、動作に不満を持つ可能性が高いです。

今年発売された機種になりますが、SoCの性能が低いことにくわえて、メモリ・内蔵ストレージ容量が少ないので注意が必要です。

バッテリー容量は5,000mAhの大容量。急速充電は最大10Wと控えめで、充電には少々時間が掛かります。

また、充電端子がmicroUSBを採用しているため、USB Type-Cに慣れていると不便に感じてしまいます。

背面カメラは5,000万画素の広角のみと深度センサーを搭載。エントリーモデルにしては高画素のカメラが使われています。画質について他社のエントリーよりもよく感じました。

そのほか、IP52の防水・防塵、外部ストレージ、指紋認証と顔認証、nanoSIM×2のDSDVに対応しています。

ワイヤレス充電、イヤホンジャック、おサイフケータイには非対応となります。

第4位 AQUOS wish|エントリーモデル

「AQUOS wish」は、SHARPから2022年01月14日(金)に発売のエントリースマホです。

価格はオープンマーケット版が33,000円。キャリアモデルは3万円前後で販売しています。

機種名AQUOS wishのスペック
販売価格オープンマーケット:33,000円
au:26,180円
UQモバイル:26,180円
ワイモバイル:31,680円
楽天モバイル:29,800円
※発売当初の価格
本体カラーオリーブグリーン、アイボリー、チャコール
本体サイズ高さ147mm×幅71mm×厚さ8.9mm
重量162g
ディスプレイ5.7インチ HD+(1,520×720)
TFT液晶
リフレッシュレート:最大60Hz
タッチサンプリングレート:非公開
OSAndroid 11→13
CPU(SoC)Qualcomm Snapdragon 480 5G
メモリ(RAM)4GB
内蔵ストレージ(ROM)64GB
外部ストレージmicroSDXC(最大1TB)
バッテリー3,730mAh
充電端子USB Type-C
急速充電最大18W(30分で約50%までの充電)
ワイヤレス充電非対応
イヤホンジャック対応
アウトカメラ広角:1,300万画素 F2.0
インカメラ800万画素 F2.0
防水・防塵IP67
おサイフケータイ対応
生体認証指紋認証(側面)
SIMカードnanoSIM + eSIM
Wi-FiIEEE 802.11a/b/g/n/ac
BluetoothBluetooth 5.1

ディスプレイは5.7インチと比較的コンパクト。解像度はHD+のTFT液晶を採用し、リフレッシュレートは60Hzです。

SoCはエントリー向けの「Snapdragon 480 5G」を搭載。メモリは4GB、内蔵ストレージは64GBです。

「Snapdragon 480 5G」自体はとても優秀ですが、チューニングの影響か同じチップを搭載しているモデルと比較するとやや動作がもっさりしている印象でした。

今買うなら後継機の「AQUOS Wish2」のほうが無難です。前作と比べてSoCが「Snapdragon 695 5G」にアップしています。

バッテリー容量は3,730mAhと少なめ。最大18Wの急速充電に対応し、30分間で最大50%までの充電が可能です。

アウトカメラは1,300万画素の広角のみ。画質についてはパキッと綺麗に撮れている印象。色味は濃い目に写る傾向があります。低価格モデルにしては必要十分だと感じました。

そのほか、IP67の防水・防塵、耐衝撃、外部ストレージ、イヤホンジャック、指紋認証、nanoSIM+eSIMのDSDVに対応しています。

ワイヤレス充電や顔認証には非対応となります。

第5位 iPhone 7|ハイエンドモデル

「iPhone 7」は、Appleから2016年の9月16日(金)に発売されたハイエンドモデルです。

発売から6年以上経過しており、OSのアップデートも打ち切られています。今買うのはおすすめしません。

機種名iPhone 7のスペック
販売価格32GB:78,624円
128GB:90,504円
256GB:102,384円
(※発売当初の価格)
本体カラーローズゴールド
ゴールド
シルバー
ブラック
ジェットブラック
(PRODUCT)RED
本体サイズ高さ138.3mm×幅67.1mm×厚さ7.1mm
重量138g
ディスプレイ4.7インチ HD+(1,334×750)IPS液晶
リフレッシュレート:最大60Hz
タッチサンプリングレート:最大60Hz
OSiOS 12→iOS 15
CPU(SoC)A10 Fusion
メモリ(RAM)2GB
内蔵ストレージ(ROM)32GB/128GB/256GB
外部ストレージ非対応
バッテリー1,960mAh
充電端子Lightning
急速充電非対応
ワイヤレス充電非対応
イヤホンジャック非対応
アウトカメラ広角:1,200万画素 F1.8
インカメラ700万画素 F2.2
防水・防塵IP67
おサイフケータイ対応
生体認証指紋認証(ホームボタン一体型)
SIMカードnanoSIM
Wi-FiIEEE 802.11a/b/g/n/ac
BluetoothBluetooth 4.2

ディスプレイは4.7インチのコンパクトサイズ。解像度はHD+のIPS液晶を採用し、画面アスペクト比は従来の16:9の比率です。リフレッシュレートは60Hzと標準的です。

SoCにはハイエンド向けの「A10 Fusion」を搭載。メモリは2GB、内蔵ストレージは32GB・128GB・256GBから選べます。

当時はハイスペックなモデルでしたが、発売から年月が経っているため、最新機種と比べると動作が重く感じます。

バッテリー容量は1,960mAhと少なく、急速充電にも非対応です。充電端子はLightningを採用しています。

アウトカメラは1,200万画素の広角のみ。最新機種と比べると画質はやや落ちますが、明るい場所なら今でも十分通用すると思います。

また、光学式手ぶれ補正を搭載しており、手ブレの少ない写真を撮影できます。

そのほか、IP67の防水・防塵、おサイフケータイ、指紋認証に対応しています。

外部ストレージ、急速充電、ワイヤレス充電、イヤホンジャック、顔認証、DSDVには非対応となります。

その他|注意すべき機種一覧

ここまでご紹介した機種以外に、スマホの買い替えをする際に注意すべき機種を一覧で以下にまとめました。

何度もお伝えしますが、「ここで紹介する機種を絶対に買うな」と言っているのではなく、用途に合っていれば問題ありません。

あくまで、自分に合っているのかを考えつつ判断していきましょう。

機種名スペック・特徴
Galaxy A22 5G2021年12月2日に発売されたSamsungのエントリーモデル。5.8インチ、MediaTek Dimensity 700採用、メモリ4GB、ストレージ64GB
AQUOS sense5G2021年2月5日に発売されたシャープのミドルレンジモデル。5.8インチ、Snapdragon 690採用、メモリ4GB、ストレージ64GB
TONE e212021年4月14日に発売されたトーンモバイルのエントリーモデル。6.67インチ、MediaTek Helio P35採用、メモリ6GB、ストレージ128GB
BASIO42020年2月7日発売された京セラのエントリーモデル。5.5インチ、MediaTek Helio A22採用、メモリ3GB、ストレージ32GB
AQUOS sense32019年11月2日に発売されたシャープのミドルレンジモデル。5.5インチ、Snapdragon 630採用、メモリ4GB、ストレージ64GB
Xperia Ace II2021年5月28日に発売されたソニーのエントリーモデル。5.5インチ、MediaTek Helio P35採用、メモリ4GB、ストレージ64GB
iPhone 6s2015年10月6日に発売されたAppleのハイエンドモデル。4.7インチ、Apple A9採用、メモリ2GB、ストレージ16GB〜

購入時に注意してほしい機種を一部ピックアップして紹介しています。

買って後悔しないおすすめスマホ|2025年5月

買って後悔しないおすすめスマホ

ここからは、筆者が選ぶ買って後悔しないおすすめのスマホを紹介します。スペックの紹介や選んだ理由も合わせて解説していきます。

iPhone 16|ハイエンドモデル

iPhone 16の評価まとめ

満足度★★★★★
デザイン・外観★★★★☆
携帯性★★★★☆
基本動作(快適さ)★★★★★
ゲーム性能★★★★☆
画面表示&綺麗さ★★★★★
バッテリー持ち★★★★☆
スピーカー★★★★☆
カメラ★★★★☆

「iPhone 16」は、手に取りやすいスタンダードモデルです。

約6.1インチ有機ELディスプレイ×リフレッシュレート60Hz駆動、SoCには「A18」採用、4,800万画素を含むデュアルカメラ搭載機です。

新たに、様々なショートカットを呼び出せる「アクションボタン」やカメラ起動や操作などができる「カメラコントロール」を備えています。

もちろん、安心のIP68防水防塵やApplePay、ワイヤレス充電にも対応。日常使いしやすく、誰にでもおすすめできる一台です!

本体サイズ(縦×幅×厚さ)約147.6×71.6×7.80mm
重量約170g
ディスプレイ約6.1インチ
有機ELディスプレイ
CPU(SoC)A18
メモリ(RAM)8GB
内蔵ストレージ(ROM)128GB/256GB/512GB
外部ストレージ非対応
アウトカメラデュアルカメラ
4,800万画素(広角)
1,200万画素(超広角)
インカメラ1,200万画素
バッテリー容量非公表
防水・防塵IP68
Apple Pay
ココがメリット(良い点)
質感の良いデザイン&カラバリが魅力!縦並びカメラ配置に
絶妙なサイズ感と軽さが素敵!握り心地も良い◎
カメラコントロール搭載!これまでにない撮影体験を楽しめる
アクションボタン搭載!カスタマイズもできて便利
ピーク輝度2,000ニト!直射日光下でも見やすいディスプレイ!
最新チップ「A18」搭載!原神やスタレなどのゲームも快適
デュアルカメラ搭載!従来比で画質向上!暗所も綺麗に撮れる
従来比でバッテリー持ちが向上!1日は余裕すぎる
ステレオスピーカー搭載!動画・音楽鑑賞などにも最適
充電時の上限を細かく設定可能!バッテリーの劣化を抑えられる
USB Type-Cコネクタ搭載!外付けSSDなどを手軽に利用OK
精度の良い顔認証に対応!マスク時でも快適に使える
IP68防水防塵&Apple Payにもしっかり対応している!
ココがデメリット(悪い点)
高リフレッシュレート非対応は残念すぎる!残像感が気になる!
指紋認証は変わらず非採用!顔認証のみ
USB Type-Cコネクタの仕様がProシリーズとは異なる!(16はUSB 2)
望遠レンズは非搭載!遠くにある被写体を綺麗に撮りたいなら注意
常時表示ディスプレイ非対応!顔認証後に自動でホーム画面に移行できない
Apple ProRAWや最大4K/120fps・Logビデオ撮影には非対応!
カメラコントロールがやや使いにくい!位置もイマイチ
動画再生時やゲーム時などに「Dynamic Island」が邪魔に感じる

カラーラインナップは、ブラック、ホワイト、ピンク、ティール、ウルトラマリンの5色展開となっています。

iPhone 16の実機レビュー

iPhone 16の口コミ・評判

椿
カラバリがとても良いですね!サイズ感もちょうど良く、扱いやすいです!動作も快適で、カメラも綺麗!リフレッシュレートについては、私は気になりませんでした!気になる方は、一度体験しておくのが良いかもしれませんね!(椿さん)
ちえほん
多くのユーザーにおすすめな万人向けのスタンダードモデル!迷ったらコレ!

Galaxy S25|ハイエンドモデル

Galaxy S25の評価まとめ

満足度★★★★★
デザイン・外観★★★★★
携帯性★★★★★
基本動作(快適さ)★★★★★
ゲーム性能★★★★☆
画面表示&綺麗さ★★★★☆
バッテリー持ち★★★★☆
スピーカー★★★★☆
カメラ★★★★☆

「Galaxy S25」は、サムスン製のコンパクトなハイエンド5Gです。

約6.2インチ(有機EL)×リフレッシュレート1-120Hz対応、SoCには「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」採用、トリプルカメラを搭載しています。

安心のIP68防水防塵やおサイフケータイ、ステレオスピーカー、ワイヤレス充電、25W急速充電にも対応。万人におすすめできる王道のスタンダードハイエンドモデルです。

本体サイズ(縦×幅×厚さ)約147×71×7.2mm
重量約162g
ディスプレイ約6.2インチ有機ELディスプレイ
CPU(SoC)Snapdragon 8 Elite for Galaxy
メモリ(RAM)12GB
内蔵ストレージ(ROM)256GB/512GB
外部ストレージ非対応
アウトカメラトリプルカメラ
約5,000万画素(広角)
約1,200万画素(超広角)
約1,000万画素(望遠)
インカメラシングルカメラ
約1,200万画素
バッテリー4,000mAh
防水・防塵IP68
おサイフケータイ対応
5G通信対応
ココが良い
軽量コンパクトボディ採用!絶妙なサイズ感&軽さが素敵!
最大輝度は2,600ニト!直射日光下でも画面が見やすい◎
リフレッシュレート1-120Hz!残像感少ないスクロール体験可能
Snapdragon 8 Elite for Galaxy搭載!動作が快適
IP68防水防塵に対応!水回りでも安心して利用可能!
おサイフケータイ対応に対応している!
ワイヤレス充電に対応!逆ワイヤレス充電も利用できる
豊富なカラバリ展開が魅力!
ココが惜しい
最大25W急速充電は従来モデルから変更なし!
イヤホンジャック非搭載&microSDカード非対応!
画面に初期保護フィルムが貼られていない
重い3Dゲーム時はバッテリー消費が激しい
付属品が物足りない!ACアダプタやケースもなし

Galaxy S25の実機レビュー

Galaxy S25の口コミ・評判

椿
本体が軽くて、サイズ感もちょうど良いですね!私でも使いやすいです!選べるカラーバリエーションも魅了的ですね!(椿さん)
ちえほん
ハイエンド×軽量コンパクト!誰にでも安心しておすすめできる王道モデル!

Google Pixel 9a|ミドルレンジモデル

Google Pixel 9aの評価まとめ

満足度★★★★★
デザイン・外観★★★★★
携帯性★★★★☆
基本動作(快適さ)★★★★★
ゲーム性能★★★★☆
画面表示&綺麗さ★★★★☆
バッテリー持ち★★★★☆
スピーカー★★★★☆
カメラ★★★★★

「Google Pixel 9a」は、グーグル製の廉価モデルです。

扱いやすい約6.3インチディスプレイ(有機EL)×リフレッシュレート最大120Hz駆動、「Google Tensor G4」採用、デュアルカメラ搭載モデルです。

大容量の5,100mAhバッテリーや安心のIP68防水防塵、ステレオスピーカー、ワイヤレス充電、おサイフケータイも備えています。

本体サイズ(縦×幅×厚さ)約154.7×73.3×8.9mm
重量約185.9g
ディスプレイ約6.3インチ
有機ELディスプレイ
CPU(SoC)Google Tensor G4
メモリ(RAM)8GB
内蔵ストレージ(ROM)128GB / 256GB
外部ストレージ非対応
アウトカメラデュアルカメラ
約4,800万画素(広角)
約1,300万画素(超広角)
インカメラシングルカメラ
約1,300万画素
バッテリー5,100mAh
防水・防塵IP68
おサイフケータイ対応
5G通信対応
ココが良い
デザイン刷新!背面の質感良すぎ&カラバリも豊富
カメラの出っ張りが一気に改善!ほぼフラットになった
画面のピーク輝度が向上!屋外でもより見やすくなった
Google Tensor G4搭載!快適で不満のない動作レスポンス
高性能デュアルカメラ搭載!マクロフォーカスが便利すぎる
従来比でバッテリー持ちが向上!1日は余裕すぎる
AI機能が豊富!リアルタイム文字起こしなども利用OK
安心のIP68防水防塵&おサイフケータイにも対応している
ステレオスピーカー搭載!動画鑑賞にも最適
Qiワイヤレス充電に対応!置くだけで充電可能
OS・セキュリティともに7年間のアプデ保証!長期利用に最適
ココが惜しい
ディスプレイベゼルは太め&パンチホールがデカい
重い3Dゲームには不向き!負荷がかかるので発熱もある
暗所の超広角と動画撮影はやや物足りない!
望遠レンズ非搭載!ズーム性能を求めるなら注意
イヤホンジャック非搭載&microSDカード非対応

Google Pixel 9aの実機レビュー

Google Pixel 9aの口コミ・評判

男性
総合評価:★★★★★
デザイン・外観:★★★★★
携帯性:★★★★★
動作レスポンス:★★★★★
画面表示&綺麗さ:★★★★★
バッテリー持ち:★★★★★
カメラ:★★★★★
スピーカー:★★★★★
良いところ:以前は7Proだったのでデカくて重いのが難点でした。
9aの6.3インチはベストサイズです!見た目が質感高くスタイリッシュです。
9Pro購入予定でしたが、カメラ部の出っ張り過ぎが気になる。
7Proの望遠も数えるほどしか使わなかったので、見た目と総合バランスで9aで大正解!
悪いところ:特にありませんが・・あげるとしたら、ベゼルの太さでしょうか…
メーカーとしてはハイエンドが売れなくなるので、敢えて太くしてるのかと…
(もんたさん)
椿
デザインとカラーが可愛いですね!私的には前のモデルのほうが扱いやすいと感じました!でも、綺麗に撮れるカメラも変わらず魅力的ですね!防水も強化されてより安心です♪(椿さん)
ちえほん
万人におすすめできるコスパモデル!カメラ重視な方にも最適です!

Redmi 12 5G|エントリーモデル

「Redmi 12 5G」は、シャオミ製の超低価格エントリーモデルです。

約6.8インチ(液晶)×リフレッシュレート最大90Hz駆動、CPUには「Snapdragon 4 Gen 2」採用、5,000万画素カメラ搭載です。

大容量5,000mAhバッテリーやIP53防水防塵、おサイフケータイを備え、低価格モデルにもかかわらず高級感あるガラス背面を採用しています。

機種名Redmi 12 5G
本体サイズ(縦×幅×厚さ)約169×76×8.2mm
重量約200g
ディスプレイ約6.8インチ
液晶ディスプレイ
CPU(SoC)Snapdragon 4 Gen 2
メモリ(RAM)4GB / 8GB
内蔵ストレージ(ROM)128GB / 256GB
外部ストレージmicroSDカード対応 (最大1TBまで)
アウトカメラデュアルカメラ
約5,000万画素(標準)
約200万画素(深度)
インカメラシングルカメラ
約500万画素
バッテリー5,000mAh
防水・防塵IP53
おサイフケータイ対応
5G通信対応
ココが良い
低価格ながらキレイなガラス背面!高級感あり

6.8インチの大画面で視認性〇!文字も見やすい!
リフレッシュレート最大90Hzに対応している
Snapdragon 4 Gen 2搭載!基本動作は問題なし!
バッテリー持ちが良い!気になる強い発熱もなし
指紋・顔認証どちらにも対応!様々なシーンで快適!

おサイフケータイ&IP53防水防塵に対応している

microSDカード対応&イヤホンジャック搭載
ディスプレイに保護フィルム貼り付け済み!
ココが惜しい
本体サイズが大きい!人によって合う合わないがある

カメラ性能は価格相応!白飛びしがちで動画も△
ゲーム性能は価格相応!原神などはあまり向いていない
有機ELではなく液晶ディスプレイ!ちょっと暗め
スピーカーがシングル!コーデックもちょっと特殊

Redmi 12 5Gの実機レビュー

Redmi 12 5Gの口コミ・評判

椿
背面デザインが良いのと、色味が可愛いですね!あと大画面で見やすいです!ただ、私の手には大きいのと重さが気になりました…!(椿さん)
ちえほん
スナドラ4Gen2搭載かつリフレッシュレート最大90Hz対応が良きですね…!基本動作もしっかりしていて、バッテリー持ちも良いので、とにかく低価格なスマホがほしいなら選択肢としてありです!

買ってはいけないスマホまとめ!

買ってはいけないスマホまとめ

ここまで、買ってはいけないスマホの特徴やポイントについて解説しました。

スマホ選びでは万人におすすめできる機種は少なく、手の大きさや見た目の好み、求めるスペックによって最適な選択肢が変わってきます。

特に気をつけてほしいのは、エントリー向けのスマホ。価格を抑えるために、性能が削られている事が多いです。

自分の用途に合うなら問題ないものの、スマホで様々なアプリを活用したい人は、もう少し予算を足してミドルレンジ以上の機種をオススメします。

最後に紹介したオススメのスマホを元にして、自分の使い方に合ったスマホ選びの参考になれば嬉しいです。

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