Xperia 5 Vを実機レビュー!どうも、ちえほんです。TwitterとYouTubeもやってます。
2023年10月13日に発売されたソニー製の最新5Gスマホ「Xperia 5 V (エクスペリアファイブマークファイブ)」。6.1インチディスプレイ(有機EL)&リフレッシュレート最大120Hz駆動、高性能な「Snapdragon 8 Gen 2」採用、デュアルカメラ搭載しています。
他にも高音質ステレオスピーカーやIP68防水防塵、おサイフケータイ、3.5mmイヤホンジャック、ワイヤレス充電なども備えた全部入りの一台です。
今回は、そんな「Xperia 5 V」をメーカー様(商品貸出:ソニーマーケティング株式会社)にお借りして、デザイン、カメラの画質、スペックやゲーム性能、指紋認証の快適さ、バッテリー持ち、スピーカーの音質、使って感じたメリット・デメリット(良いところ、悪いところ)、口コミ・評判などを含めすべて正直に評価・レビューしていきます。
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★★☆ |
基本動作(快適さ) | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★☆ |
結論、Xperia 5 Vは快適な動作と高音質スピーカー、長持ちバッテリーが魅力的なモデルでした。”日常使いしやすい、高性能な全部入りスマホ”を求めているユーザーにおすすめな一台です。
\今なら最大22,000円割引実施中!/
Xperia 5 Vの外観・デザインをレビュー
Xperia 5 Vの外観・デザインをレビューしていきます。
ディスプレイサイズはは約6.1インチ(有機EL)、解像度は2,520×1,080(FHD+)。画面の色合いはやや暖色系、屋外の直射日光下でも明るく見やすいディスプレイでした。
ちなみに、リフレッシュレートは最大120Hz駆動。ウェブブラウジングやアプリ開閉時などになめらか表示体験を楽しむことが可能です。(※アプリ開閉や操作時も動作が滑らかになります。)
Xperia 5 Vのディスプレイはフラットで、上部にインカメラを備えています。(※画面フィルムは貼られていません)
流行りのパンチホールなどではなく、上下に黒ベゼルを備えたXperiaらしいデザインです。
背面は、左上に「デュアルカメラ」、中央に「SONY」ロゴ、下部に「Xperia」と刻まれています。(※キャリア毎にロゴの有無等が異なります。)ちなみに、カメラの出っ張りはSIMカード約3枚程度でした。
Xperia 5 Vのカラーは、ブラック、プラチナシルバー、ブルーの3色展開です。
今回レビューしているのは、「ブラック」。背面にはガラス素材を採用、表面にフロスト加工が施されています。マット調のサラサラとした触り心地で、指紋やホコリが比較的目立ちにくいです。
引き続き、電源ボタン一体型の指紋認証センサーを採用しています。
SIMスロットの開閉には、SIMピン不要。ちなみに、本機はmicroSDカードにも対応(最大1TBまで)しています。
Xperia 5 Vは、前面にフルステージステレオスピーカーを搭載しています。音については、後述。
本体サイズ(高さ×幅×厚さ)は、約154×68×8.6mm、重さは約182g。Xperiaシリーズを一緒に並べるとサイズ感は、上記のようになります。
絶妙なサイズ感で、使いやすい印象。本体重量は従来比で約10g増えましたが、使っていてそれほど気になりませんでした。
気になったのは、側面フレームの加工。角が当たるため、手に馴染む感じが減った印象です。
ただ、グリップ感は増して落としにくくなっており、人によって好みが分かれそうです。
ちなみに、片手操作については”ギリギリできる印象”。僕の手だとキーボード片手打ちは問題なく、上部左上にあるボタンもギリギリ押せました。
このあたりは個人差もあると思うので、実機レビュー動画などでサイズ感をチェックしつつ選んでいくのをおすすめします。
Xperia 5 Vのスペック性能をレビュー
Xperia 5 Vのスペック性能を表にまとめつつ、動作の快適さなども合わせてレビューしていきます。
Xperia 5 Vのスペック表
Xperia 5 Vのスペック・性能以下にまとめてみました。(※参照:ソニー公式製品ページ)
スペック | Xperia 5 V |
---|---|
メーカー | ソニー |
型番 | ドコモ:SO-53D au:SOG12 楽天モバイル:XQ-DE44 SIMフリーモデル:XQ-DE44 |
発売日 | 2023年10月13日 |
OS | Android 13(初期OS) |
CPU(SoC) | Snapdragon 8 Gen 2 |
メモリ(RAM) | 8GB |
ストレージ容量(ROM) | 128GB/256GB |
外部ストレージ | microSDカード対応(最大1TBまで) |
本体サイズ | 約154×68×8.6mm |
重量 | 約182g |
画面サイズ | 約6.1インチ |
ディスプレイ解像度 | 2,520×1,080(FHD+) |
画面の種類 | 有機EL |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
バッテリー | 5,000mAh |
背面カメラ | デュアルカメラ 約4800万画素(広角) ※記録画素数約1200万画素 約1200万画素(超広角) |
前面カメラ | シングルカメラ 約1200万画素 |
防水/防塵 | IP68 |
耐衝撃 | × |
ワンセグ/フルセグ | × |
指紋認証 | ◯ |
顔認証 | × |
おサイフケータイ | ◯ |
イヤホンジャック | ◯ |
ワイヤレス充電 | ◯ |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 |
スピーカー | ステレオスピーカー |
充電端子 | Type-C |
カラー | プラチナシルバー ブルー ブラック |
Xperia 5 Vの動作性能と発熱について
Xperia 5 Vの動作性能と発熱について検証した結果をご紹介します。
快適
普通
もたつきを感じる
動作が重い
Chrome | めっちゃ快適 |
---|---|
Googleマップ | めっちゃ快適 |
めっちゃ快適 | |
YouTube | めっちゃ快適 |
肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め、とても快適な印象です。
ネット検索や各種SNSも問題なく、原神のような重い3Dゲームもしっかり楽しむことができます。
また、高負荷時の発熱耐性が従来比で向上していました。(検証結果は、以下のとおり。)
ゲーム時の発熱検証 | 原神 |
---|---|
Xperia 5 V | 30分プレイ後のバッテリー温度 バランスモード:39.9度 パフォーマンス優先モード:42.9度 ※終了時:共にリフレッシュレート制限なし |
Xperia 5 IV | 30分プレイ後のバッテリー温度 バランスモード:42.7度 パフォーマンス優先モード:43.2度 ※終了時:共にリフレッシュレート制限あり |
原神においても、従来比で発熱が抑えられてます。驚いたのは、終了時でも通常動作のリフレッシュレート制限がかかっていないことでした。
5 IVはある程度遊ぶとリフレッシュレート制限がかかっていましたが、Xperia 5 Vでは同様の制限がかかりません。
Xperia 5 Vはこれまで課題だった”発熱問題”が改善。上手く発熱をコントロールできている印象です。
Xperia 5 VのSIMフリー版とキャリア版の違いについて
Xperia 5 Vはキャリア版だけではなく、SIMフリー版も登場します。キャリア版との違いは、以下のとおりです。
キャリア版→SIMフリー版
ストレージ(ROM):128GB→256GB
価格(最安値):143,000円(au版)→139,700円
SIMフリー版では、内臓ストレージが強化。対応バンドも充実しているため、どのキャリアでも利用可能です。もちろん、キャリアアプリやロゴもありません。
価格は、143,000円(税込)。キャリア版よりも安くお得に購入できるのも嬉しいポイントとなっています。
Xperia 5 Vのゲーム・アプリ動作をレビュー
Xperia 5 Vでゲームやアプリの動作を確認します。
快適
普通
動くがカクつき・重さを感じる
重い
ガクガク
それでは、早速「Xperia 5 V」を使い実際に試していきます。
Xperia 5 Vでモンストの動作チェック
Xperia 5 Vでモンストの動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”です。
モンスターストライクは一通り試しましたが、重さやカクつきなどはなく、楽しむことができます。
Xperia 5 VでポケモンGOの動作チェック
Xperia 5 VでポケモンGOの動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”です。
ポケモン出現時やアイテム回収、オンライン対戦なども含め、快適に楽しめます。
Xperia 5 VでPUBGモバイルの動作チェック
Xperia 5 Vで、PUBGモバイルの動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”でした。
グラフィックは「ウルトラHDR」で「ウルトラ」まで選択でき、「スムーズ」は「90fps」まで選ぶことができます。
動作については、快適に遊べる印象。チーム戦なども試しましたが、気になる発熱もなく、しっかり楽しめました。
ちなみに、スムーズ(極限)+バランスモード設定で30分遊ぶとバッテリーは約7%減、ゲーム終了後のバッテリー温度は37度でした。
Xperia 5 Vで原神の動作チェック
Xperia 5 Vで原神の動作をチェック。結果は、”快適”でした。
デフォルトの画質は「中」、フレームレートは「30」。動作については、最高画質+60fpsにしても”しっかり遊べる”印象です。
原神にてパフォーマンス優先モードで、最高画質+60fpsへ設定変更後、平均fpsを「WeTest PerfDog」で計測。15分間の計測では、平均54.6FPSでした。(※千尋の砂漠にて計測、元素スキルや元素爆発など使いつつ戦闘も複数回行いました。)
流石、”Snapdragon 8 Gen 2″搭載機。最高画質+60fpsで高フレームレートを維持しつつ、快適に遊ぶことができました。
ただし、負荷がかかるゲームのため、発熱はある印象。一定温度を超えるとパフォーマンスへの影響もありますが、従来比で動作の安定感は確実に増しています。
ちなみに、最高画質(60fps)+バランスモード設定で30分遊ぶとバッテリーは約10%減。ゲーム終了後のバッテリー温度は39.9度でした。(※パフォーマンス優先モード時は約11%減、バッテリー温度は約42.9度)
Xperia 5 Vで使える通信キャリアをチェック
Xperia 5 Vで使える通信キャリアをチェックしておきましょう。
機種名 | Xperia 5 V (ドコモ版) |
---|---|
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4G B1/B3/B8/B18 /B19/B21/B26/B28/B42 |
5G: n1/n28/n77/n78/n79 | |
機種名 | Xperia 5 V (au版) |
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4G: B1/B3/B8/B11/B18 /B19/B26/B28/B41/B42 |
5G:n3/n28/n41/n77/n78 | |
機種名 | Xperia 5 V (楽天モバイル版) |
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4G: B1/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B17/B18 /B19/B21/B26/B28/B38/B39/B40/B41/B42 |
5G:n1/n3/n5/n28/n41/n77/n78/n79 | |
機種名 | Xperia 5 V (SIMフリーモデル版) |
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4G: B1/3/4/5/7/8/12/13/17/18 /19/21/26/28/38/39/40/41/42/66 |
5G:n1/n3/n5/n28/n41/n77/n78/n79 |
Xperia 5 Vの対応バンドは、上記のとおり。国内キャリアで利用するために必要なバンドを幅広く網羅しています。
▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!
バンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
Band1 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band3 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
Band8 | ⭕ | |||
Band11 | ⭕ | ⭕ | ||
Band 18/26 | ⭕ | ⭕ | ||
Band19/26 | ⭕ | |||
Band21 | ⭕ | |||
Band28 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band41 | ⭕ | ⭕ | ||
Band42 | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
5Gバンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
n77(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
n78(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ||
n79(Sub6) | ⭕ | |||
n257(ミリ波) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19/26。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。auで使うなら、Band 1 / Band 18/26は抑えておきましょう。
ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルで利用するなら、Band 3 / Band 18に対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。
Xperia 5 Vのカメラ性能をレビュー
Xperia 5 Vのカメラ性能をレビューしていきます。
良い
普通
あまり良くない
悪い
カメラ性能の評価は、以下のとおりです。
静止画 | 良い |
---|---|
動画 | 普通 |
それでは、カメラ仕様・作例などをより詳しくチェックしていきます。
Xperia 5 Vのカメラ・動画撮影性能をチェック
Xperia 5 Vは、デュアルカメラを搭載しています。
1200万画素 | 超広角 16mm / F値2.2 |
4800万画素 ※記録画素数約1200万画素 | 広角 24mm / F値1.9 / OIS |
アウトカメラは、1200万画素の超広角レンズ(F値2.2)、4800万画素(※記録画素数約1200万画素)の広角レンズ(F値1.9)の2眼構成です。
広角には、2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサーイメージセンサー「Exmor T for mobile」搭載。センサーサイズは、1/1.3型と従来比で大型化しました。
従来比で、”望遠レンズは廃止”。代わりに、広角の高画素を活かした2倍ズームを利用可能です。
引き続き、デジタル一眼カメラαシリーズのようなUIで撮れる「Photo Pro」やこだわりの設定で動画を撮れる「Video Pro」も搭載。新たに、全モードで”縦画面で撮れるUI”にも対応しました。
また、手軽に雰囲気を変えられる色のプリセット「クリエイティブルック(ST、NT、VV、FL、IN、SHの6種類)」なども利用できます。
インカメラの仕様は以下のとおり。
1200万画素 | 標準 / F値2.0 |
インカメラは、1200万画素の標準レンズ(F値2.0)のシングルカメラ仕様です。
アウトカメラの動画撮影性能は、以下にまとめました。
8K 撮影 | 非対応 |
4K 撮影 | 24fps/25fps/30fps/60fps/120fps |
1080p撮影 | 24fps/25fps/30fps/60fps/120fps |
スローモーション撮影 | 対応 |
Xperia 5 Vは、「Photo Pro」アプリにて最大4K/120fps撮影が可能。新たに、プロレベルのシネマティックな動画撮影ができる「S-Cinetone for mobile」やカメラと顔の間にあるモノに素早くフォーカスを合わせられる「商品レビュー」設定も搭載されています。
もちろん、撮影中にアウトカメラのレンズ間をシームレスに変えながら撮れる「シームレスズーム」にも対応です。(※シームレスズームは、4K/30fpsまで。120fps撮影時は利用不可)
動画については、4K/120fpsまで撮影可能。今回は1080p/60fpsを試してみましたが、動画性能は”普通”でした。
自然な色味で明るく撮れて、従来比で若干フレアが抑えられています。
一方で、激しい動きながらの撮影時は手ブレ補正の効きが”惜しい”印象。従来比で、大幅な改善はないので注意しましょう。
とはいえ、動きながらの撮影でもある程度は撮れるので、どんなシーンで使うのかを想定しておくのがおすすめです。
Xperia 5 Vのカメラで撮影した作例
今回は、僕がXperia 5 Vのカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。
日中
▼広角で撮影
広角は自然な色味で、明るくハッキリ撮影できます。
解像感も向上、逆光時にも強くなっているので、今まで以上にシーン問わず使えるカメラでした。
▼超広角で撮影
超広角は、風景やグループ撮影などの広範囲を一枚の写真に収めたい時に重宝します。
画質は、従来比で向上。ただ、シーンによってはやや暗めに写りがちで、広角に比べ解像感が物足りない印象です。
▼2倍ズームで撮影
2倍ズームは、手元にある料理などにサッと寄って撮りたい時に役立ちます。(少し遠くにある被写体を撮りたい時にも便利)
高画素の広角を活かした2倍ズームの画質は、とても綺麗です。解像感もしっかり残っていて、明るく色味も自然で使いやすさを感じました。
▼2.5倍ズームで撮影(※5 IVは望遠2.5倍光学ズーム)
2.5倍ズームも十分綺麗に撮れています。ただし、望遠レンズがない影響により従来比で劣る印象です。
▼6倍ズームで撮影
デジタルズームは、最大6倍まで利用可能。最大倍率なら被写体に寄って撮影できますが、画質は粗くなります。あくまで記録程度と考えておきましょう。
従来比で2倍ズーム性能は向上したものの、高倍率ズーム性能は落ちている印象。このあたりは、用途を考えつつ選んでいくのがおすすめです。
その他
▼その他
夜景・暗所
▼広角で撮影(ナイトモードオフ)
▼広角で撮影(ナイトモード自動オン)
▼広角で撮影
▼2倍ズームで撮影
▼その他(暗所)
暗所・夜景撮影については、”しっかり撮れる”印象。極端に光量がない場面でのオート撮影(ナイトモードなし)でも、今まで以上に綺麗な一枚を撮れます。
ナイトモードオンなら、より明るく撮影可能。ただし、強い光源があるとまだまだフレアやゴーストは出やすく、光量が極端に少ないシーンでは若干ノイズが乗りやすいです。
シーンによっては、ナイトモードオフのままで撮った方が綺麗に撮れることもありました。ナイトモードは、撮影環境に合わせて使い分けていきましょう。(※ナイトモードは強制オンにできないので、注意。あくまで自動判別によるオンのみ)
Xperia 5 Vのバッテリー持ちをレビュー
Xperia 5 Vのバッテリー性能を確認していきます。
良い (16時間で残量40%-59%)
普通 (16時間で残量30%-39%)
あまり良くない (16時間で残量20%-29%)
悪い(16時間で残量10%-19%)
とても悪い (16時間で残量0%-9%)
バッテリー持ちについては、”良い”です。
機内モードオンで、Wi-Fiのみオンにした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)
機種名 | 0時間経過 | 1時間経過 | 2時間経過 | 3時間経過 |
---|---|---|---|---|
Xperia 5 V | 100% | 96% | 92% | 88% |
Xperia 5 IV | 100% | 96% | 91% | 85% |
Xperia 5 III | 100% | 95% | 90% | 84% |
Xperia 1 V | 100% | 95% | 88% | 80% |
単純にYouTube動画を流すだけのテストでは、持ちは良い印象。じっくり検証した結果は、以下のとおりです。(※低残像設定オンで検証)
ネット検索やSNS、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを検証しつつ利用した結果、16時間後のバッテリー残量は50%。僕の使い方なら、1日は余裕です。
従来比で、バッテリー持ちは大幅向上。ゲーム時以外の場面で、今までよりも発熱が抑えられている印象です。
もちろん利用環境や使い方によっても変わってきますが、ネット検索やSNSなどを中心に利用するユーザーなら1日は安心して使えるでしょう。
Xperia 5 Vの指紋認証をチェック
Xperia 5 Vは、指紋認証に対応しています。(※顔認証には非対応)
早速、側面の電源ボタン一体型指紋認証を試してみました。
精度良し、認証スピードも高速でストレスなく快適に利用可能。認証からホーム画面の移行もスムーズです。
ちなみに、画面オフのままでも指紋認証は使えます。また、押し込み式指紋認証にも対応で、スリープ時に意図しない指紋認証の誤動作を防ぐことが可能です。
Xperia 5 Vのスピーカー(音質)をレビュー
Xperia 5 Vは、ステレオスピーカーを搭載。早速、音質などを確認していきます。
良い
普通
あまり良くない
悪い
肝心の音については、”良い”印象です。
▼Xperia 5 Vのステレオスピーカーの音はこちら!
フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.
実際に様々な”音”をXperia 5 Vから出して検証してみましたが、とてもクリアで迫力あるサウンドを楽しめます。
従来比で、スピーカーの音質・音圧ともに向上。低音・中音・高音全てがよりクリアになり、音の広がりや臨場感を感じられるスピーカーでした。(※大音量時の背面の共振も抑えられている)
Xperia 5 Vは、動画・音楽鑑賞を楽しみたいユーザーにもおすすめできる一台です。
なお、Xperia 5 Vのスピーカーは立体音響技術「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」に対応。グラフィックイコライザーにて、ある程度は自分好みの音に調整することができます。
引き続き、イヤホンジャックも搭載。独自の高音質化技術「DSEE Ultimate」やストリーミングサービスなどのステレオ音源を立体的なサウンドに変換できる「360 Upmix」にも対応しています。
・SBC:○
・AAC:○
・aptX:○
・aptX HD: ○
・LDAC:○
・aptX Adaptive:○
※実際にワイヤレスイヤホンを使い検証(ーは未検証)
ちなみに、対応しているBluetoothコーデックは上記のとおりです。実機検証したところ、「LDAC」や「aptX Adaptive」にも対応していました。
Xperia 5 Vのメリット(良いところ)
Xperia 5 Vを実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。
ココがメリット(良い点) |
---|
コンパクトで使いやすい!横幅が絶妙でグリップ感もUP◎ 見やすい画面6.1インチ!直射日光下でも明るく見やすい! リフレッシュレート120Hz駆動!実感できるなめらか表示が魅力 スナドラ8Gen2搭載!原神などの重い3Dゲームもしっかり遊べる! 発熱耐性が向上!原神プレイ後もリフレッシュレート低下なし! 安心して1日使えるバッテリー持ちが魅力! デュアルカメラ搭載!明るく自然な色味で撮れる! 広角レンズが進化!暗所も綺麗に撮影可能! 2倍ズーム性能が向上!料理やモノ撮影にはちょうど良い! 「S-Cinetone for mobile」や「クリエイティブルック」が使える 「Photo Pro」で4K/60fps動画撮影ができる&縦UIに対応! 従来比でAI超解像ズームの処理時間が短縮 高音質ステレオスピーカー搭載!音楽・映画鑑賞に最適すぎる! スピーカー出力時に本体背面が共振しにくい! 電源ボタン一体型指紋認証が快適!押し込み式機能もある! ワイヤレス充電やおすそわけ充電に対応している! イヤホンジャック搭載&microSDカードにも対応! IP68防水防塵&おサイフケータイに対応している |
以上が、Xperia 5 Vを使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
スナドラ8Gen2搭載で原神などの重い3Dゲームも快適!発熱耐性も向上!
Xperia 5 Vは、ハイエンド向けの高性能チップ「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載しています。
ネット検索やX(旧:Twitter)、動画鑑賞などはもちろん、高負荷がかかる原神などの3Dゲームも快適に楽しめました。
また、発熱耐性も向上。従来モデルで発生していた発熱によるリフレッシュレート制限は、1週間ほど使って一度も起こりませんでした。
日常生活で困ることはない基本動作に加え、Xperia 5 Vならゲームもしっかり楽しめる一台です。
高音質ステレオスピーカー搭載!音楽・映画鑑賞に最適すぎる!
高音質ステレオスピーカーを備えたXperia 5 Vは、従来比で音がよりクリアになっていて、臨場感あふれるサウンド体験を楽しめます。
ディスプレイ前面に左右均等配置されたスピーカーなので、音の聴こえ方も最高。音楽・映画鑑賞を本体スピーカーで楽しみたいユーザーに最適です。
また、音量を上げた時の筐体振動もしっかり抑えられているのも地味に素敵。全体的に、音周りへのこだわりを感じる仕上がりでした。
安心して1日使えるバッテリー持ちが魅力!
Xperia 5 Vをじっくり1週間ほど使いましたが、従来比で電池持ちがしっかり向上しています。
低残像設定(※最大120Hz)を適用したまま朝から晩まで1日じっくり使っても、僕の使い方であれば1日は余裕でした。
上位モデルと比べて一部仕様で劣るものの、バッテリー重視なら間違いなくXperia 5 Vがおすすめです。
もちろん、使い方や利用環境にもよりますが、少なくともネット検索や各種SNSなどを中心に利用する方なら1日は電池持ちを気にせず使えるでしょう。
Xperia 5 Vのデメリット(悪いところ)
Xperia 5 Vを実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。
ココがデメリット(悪い点) |
---|
本体重量が従来比で約10g重くなった ディスプレイベゼルが従来比で太くなった 21:9の縦長アスペクト比は人によって合う合わないがある 重い3Dゲーム時の発熱はある!ただ動作自体は安定! 純正アルバムアプリはなし!「Googleフォト」がデフォルト! 通知LEDランプは残念ながら廃止 望遠レンズが廃止!高倍率ズーム性能が物足りない シームレスズームは4K/60fpsに非対応 ナイトモードを強制オンにすることができない! 動画性能が惜しい!手ブレ補正の効きがイマイチ! 強い光源があるとフレアやゴーストが出やすい(特に暗所) 「Video Pro」の設定項目が英字で使いにくい! 顔認証には非対応なのが惜しい! 長期間のOSおよびセキュリティアップデート保証がない |
以上が、Xperia 5 Vを使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
重い3Dゲーム時の発熱はある!ただ動作自体は安定!
Xperia 5 Vは、従来比でゲーム性能が向上。今まで以上に重い3Dゲームを快適に楽しめます。
ただ、原神などの重い3Dゲームを続けて遊ぶと流石に本体発熱が気になってきます。(※ネット検索などの軽い動作なら、発熱は気にならない)
特に、カメラ横付近が熱くなる印象。また、発熱により一定のパフォーマンス低下もあります。
とはいえ、極端に重くなることはなく、安定して遊べるのでそこまで気にする必要はないでしょう。(※原神を30分続けても終了時にリフレッシュレート低下はありませんでした)
顔認証には非対応なのが惜しい!
Xperia 5 Vは、指紋認証にのみ対応。残念ながら顔認証には非対応です。
指紋認証の精度・速度ともに問題なく、「押し込み式指紋認証」機能もあって、基本的に指紋認証だけでも困ることなく快適に利用できます。
ただ手が塞がっていたり、水で濡れて指紋認証がしづらいシーンでは、顔認証があったら便利だと感じるシーンもありました。
特に、自宅などでは指紋よりも顔認証の方が便利に感じることも多く、次期モデルで実装されたらより便利な一台になるでしょう。
顔認証はセキュリティ問題も話題になりがちですが、高セキュリティな3D顔認証対応機種も存在しています。ぜひ、最上位のXperiaにも実装されると嬉しいです。
望遠レンズが廃止!高倍率ズーム性能が物足りない!
Xperia 5 Vは、望遠レンズが廃止。代わりに高画素の広角カメラを利用することで、2倍ズーム性能が大きく向上しました。
画質も綺麗で、明るく撮れるので、暗所でも活躍してくれます。手元にある料理やモノを手軽に撮る程度であれば、困ることはありません。
一方で、2倍以上のズーム性能は従来比で劣る印象。遠くにある被写体をハッキリ綺麗に撮りたいユーザーは注意が必要です。
このあたりはどんなシーンでカメラを使いたいのか、自分の利用シーンをイメージしつつ選んでいきましょう。
\今なら最大22,000円割引実施中!/
Xperia 5 Vの口コミ・評判をチェック
Xperia 5 Vの口コミ・評判を以下に集めてみました。
Xperia 5 Vの評価まとめ
スマホに”日常使いしやすいサイズ感”と”快適な動作”、”長持ちバッテリー”を求めている方には、間違いなくXperia 5 Vがおすすめです。
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★★☆ |
基本動作(快適さ) | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★☆ |
Xperia 5 Vはちょうど良いサイズ感で、とても扱いやすい一台でした。
「Snapdragon 8 Gen 2」採用により、ゲーム性能も向上。発熱によるリフレッシュレート制限もなく、快適に使えます。
また、暗所や2倍ズームが強化されたカメラや高音質なステレオスピーカー、ハイエンドXperiaの中で最も優れたバッテリー持ちも魅力的です。
もちろん、IP68防水防塵やおサイフケータイ、microSDカード対応、イヤホンジャック、ワイヤレス充電など国内ユーザーが求める仕様は全て揃っています。
一方で、望遠レンズ廃止やアップデート保証なしは”惜しい”と感じました。特に、望遠レンズ廃止は高倍率ズーム性能を求めるユーザーにとっては選びにくいモデルだと言えるでしょう。
とはいえ、全体的にバランス良くまとまった全部入りの王道ハイエンドで、”Xperiaの強み”がしっかり感じられる一台でした。
Xperiaシリーズで普段遣いしやすい高性能モデルを探しているなら、”Xperia 5 V”をおすすめします。
もちろん、自分が求めている仕様は何かを考えつつ、自分に合ったスマホを選んでいくことが大事です。その際に、ぜひXperia 5 Vも一度チェックしてみてください!
Xperia 5 Vの価格とお得に買う方法
Xperia 5 Vの販売価格は以下のとおりです。
価格(※全て税込) | |
---|---|
ドコモ | 151,690円 |
au | 143,000円 |
楽天モバイル | 152,400円 |
SIMフリーモデル | 139,700円 |
Xperia 5 Vの販売価格は上記のとおりです。キャリア版は大幅な割引キャンペーンやお返しプログラムなども行われているので、上手く活用しつつ購入していきましょう。
どうせ買うなら、少しでもお得に!ぜひ、一度チェックしてみてください!
\今なら最大22,000円割引実施中!/