Xperia 5 IVの実機レビュー!どうも、ちえほんです。TwitterとYouTubeもやってます。
2022年10月21日に発売されたソニー製の最新5Gスマホ「Xperia 5 IV (エクスペリアファイブマークフォー)」。約6.1インチディスプレイ(有機EL)×リフレッシュレート最大120Hz、高性能な「Snapdragon 8 Gen 1」採用、トリプルレンズカメラ搭載です。
大容量5,000mAhバッテリーや高品質なステレオスピーカー、イヤホンジャック、ワイヤレス充電、おサイフケータイ、IP68防水防塵まで備えた全部入りハイエンドモデル。今回はそんな「Xperia 5 IV」をお借りして、実際に使って感じた良いところ、悪いところについて、すべて正直にお伝えしていきます。
▼YouTube動画でもXperia 5 IVの実機レビューをしているので、合わせてチェックしてみてね!
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★★★ |
基本動作(快適さ) | ★★★★☆ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★☆ |
本記事では、Xperia 5 IVのデザイン、カメラの画質、スペック性能やゲーム・アプリ動作、指紋認証の快適さ、バッテリー持ち、スピーカーの音質、使って感じたメリット・デメリット(良いところ、悪いところ)、口コミ・評判などを含め使用感レビューしつつ評価します。
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Xperia 5 IVの外観・デザインをレビュー
Xperia 5 IVの外観・デザインをレビューしていきます。
ディスプレイサイズは約6.1インチ(有機EL)、解像度は2,520×1,080(FHD+)。画面の発色・色味も問題なく、鮮やかで綺麗なディスプレイでした。また、従来比で画面の輝度が約50%向上。屋外の直射日光下でも見やすかったです。
ちなみに、リフレッシュレートは最大120Hz。ウェブブラウジングやアプリ開閉時などになめらか表示体験を楽しむことができます。
Xperia 5 IVのディスプレイはフラットで、上部にはインカメラを搭載しています。
パンチホールなどはなく、上下に黒ベゼルを備えたXperiaらしいデザインが魅力的です。
背面は、左上に「トリプルレンズカメラ」、中央に「SONY」ロゴ、下部に「docomo」、「Xperia」と刻まれています。(※キャリア毎にロゴの有無等が異なります。)ちなみに、カメラの出っ張りはSIMカード約2枚程度でした。
Xperia 5 IVのカラーは、ブラック、エクリュホワイト、グリーン、ブルー、パープルの5色展開です。(※キャリア毎に取り扱いカラーが異なります。)
今回レビューしているのは、「エクリュホワイト」。背面にはガラス素材を採用、表面にフロスト加工が施されています。サラサラとした触り心地で、指紋やホコリが目立ちにくいです。
側面には、メタルフレームを採用。フチがなめらかに加工されたフラットデザインで、想像していたよりも手に馴染みやすい印象です。
引き続き、電源ボタン一体型指紋認証センサーを採用。「Googleアシスタントキー」は、非搭載となりました。
SIMスロットは、開閉にSIMピンが必要ないタイプです。ちなみに、シングルSIM+eSIMのデュアルSIM対応で、microSDカード(最大1TBまで)も利用できます。
Xperia 5 IVは前面ディスプレイに、フルステージステレオスピーカーを搭載しています。音については、後述。
Xperia 5 IVの本体サイズは、約156×67×8.2mm、重さは約172g。Xperiaシリーズを一緒に並べるとサイズ感は上記のようになります。
横幅がちょうど良く、持ちやすく握りやすい印象。側面の絶妙な加工のおかげで、手に持った時のフィット感もあるのがとても素敵です。
ちなみに、片手操作については”厳しい印象”。僕の手だとキーボード片手打ちは問題ないものの、上部にあるボタンを押すのには持ち替えが必要でした。
このあたりは個人差もあると思うので、レビュー動画などでサイズ感をチェックしつつ選んでいくのをおすすめします。
Xperia 5 IVのスペック性能をレビュー
Xperia 5 IVのスペック性能を表にまとめつつ、ベンチマークを計測してレビューしていきます。
Xperia 5 IVのスペック表
Xperia 5 IVのスペック・性能以下にまとめてみました。(※参照:ソニー公式製品ページ)
スペック | Xperia 5 IV |
---|---|
メーカー | ソニー |
型番 | ドコモ:SO-54C au:SOG09 ソフトバンク:A204SO 楽天モバイル:XQ-CQ44 |
発売日 | 2022年10月21日 |
OS | Android 12(初期OS) |
CPU(SoC) | Snapdragon 8 Gen 1 |
RAM | 8GB |
ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSDカード対応(最大1TBまで) |
本体サイズ | 約156×67×8.2mm |
重量 | 約172g |
画面サイズ | 約6.1インチ |
ディスプレイ解像度 | 1080×2520(FHD+) |
画面の種類 | 有機ELディスプレイ |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
バッテリー | 5,000mAh |
背面カメラ | トリプルレンズカメラ 約1220万画素(広角) 約1220万画素(超広角) 約1220万画素(望遠) |
前面カメラ | シングルカメラ 約1220万画素 |
防水/防塵 | IP68 |
耐衝撃 | × |
ワンセグ/フルセグ | × |
緊急速報 | ◯ |
指紋認証 | ◯ |
顔認証 | × |
おサイフケータイ | ◯ |
イヤホンジャック | ◯ |
ワイヤレス充電 | ◯ |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 |
スピーカー | フルステージステレオスピーカー |
充電端子 | Type-C |
カラー | ブラック エクリュホワイト グリーン ブルー パープル |
Xperia 5 IVのベンチマークスコア
Xperia 5 IVのベンチマークスコアを検証しました。参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark」の測定結果を、下記に記載しておきます。
Snapdragon 8 Gen 1搭載「Xperia 5 IV」のAntutu Benchmarkスコアは「834,343点(※検証時のMAXスコア)」。計測中、本体温度は最大43度でした。
肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め、とても快適な印象。一般的な電話、メール、ウェブ検索、SNSなどを中心に使われるなら全く問題ないでしょう。
Xperia 5 IVのSIMフリー版とキャリア版の違いについて
ついに、Xperia 5 IVのSIMフリー版が登場しました。すでに販売されているキャリア版との違いは、以下のとおりです。
キャリア版→SIMフリー版
ストレージ(ROM):128GB→256GB
シャッター音:強制オン → オン・オフ可能
SIMフリー版では、内臓ストレージが強化されています。対応バンドも充実しており、多くのキャリアで利用可能です。(※キャリア版と同じく、nanoSIM/eSIM :デュアルSIM仕様です。物理SIMは1枚まで、注意!)
そして、価格は119,900円(税込)。ストレージ容量が256GBになっているにも関わらず、楽天モバイル版と同額になっているのはとても魅力的です。
Xperia 5 IVのゲーミング機能をチェック
Xperia 5 IVで利用できるおすすめゲーミング機能を以下にまとめました。(※機能を一部をピックアップしています。)
ライブストリーミング | Xperia単体でYouTube配信が可能 |
タッチサンプリングレート | 最大240Hz |
ゲームエンハンサー | ○ |
RTレコード | ○ (※ゲームプレイ中に数秒前を画面録画できる) |
HSパワーコントロール | ○ (※充電時に直接本体に給電できる) |
オーディオイコライザー | 音量を調節して特定の音を聴こえやすくできる |
マルチタスク | ゲーム中でも選択したアプリを自由に起動できる |
Xperia 5 IVは、本体への直接給電ができる「HSパワーコントロール」や単体でゲーム配信(YouTubeのみ)できる「ライブストリーミング」機能に対応。また、キャプチャーボードを利用してPCでの配信もできます。
ゲーミングスマホ並に充実した機能をぜひチェックしてみてくださいね!
Xperia 5 IVで利用できる設定・便利機能
Xperia 5 IVで利用できるおすすめ設定・便利機能を以下にまとめました。(※機能を一部ピックアップしています。)
片手モード | ○ |
サイドセンス | ○ |
タップしてロック画面を表示 | ○ |
画面分割 | ○ |
押し込み式指紋認証 | ○ |
360 Upmix | ○ |
DSEE Ultimate | ○ |
いたわり充電 | ○ |
おすそわけ充電 | ○ |
Xperia 5 IVは、スリープ時に指紋認証の誤作動を防ぐ「押し込み式指紋認証」やダブルタップしてスリープ解除可能な「タップしてロック画面を表示」機能にも対応しています。
Xperia 5 IVのゲーム・アプリ動作をチェック
Xperia 5 IVでゲームやアプリの動作を確認します。
快適に遊べる
普通に遊べる
ある程度遊べる(※設定次第)
動作が重く非推奨
それでは、早速「Xperia 5 IV」を使い実際に試していきます。
Xperia 5 IVでモンストの動作チェック
Xperia 5 IVでモンストの動作チェックをしていきます。結果は、”快適に遊べる”。
モンスターストライクは、比較的に軽量なゲームアプリです。一通り試しましたが、問題なく快適でした。
Xperia 5 IVでポケモンGOの動作チェック
Xperia 5 IVでポケモンGOの動作チェックをしていきます。結果は、”快適に遊べる”。
ポケモン出現時やアイテム回収、オンライン対戦なども含め、快適に楽しむことができました。
ちなみに、GPS感度も問題ありませんでした。
Xperia 5 IVでPUBGモバイルの動作チェック
Xperia 5 IVで、PUBGモバイルの動作を確認していきます。結果は、”快適に遊べる”。
グラフィックは「FHD」で「ウルトラ」まで選択でき、「スムーズ」は「極限」まで選ぶことができます。
動作については、問題なく楽しめる印象です。チーム戦なども試しましたが、快適に楽しめました。
ちなみに、デフォルト設定で30分遊ぶとバッテリーは約9%減、ゲーム終了後の本体温度は40.2度でした。
Xperia 5 IVで原神の動作チェック
Xperia 5 IVで原神の動作チェックをしていきます。結果は、”快適に遊べる”。
デフォルトの画質は「中」、フレームレートは「30」。動作については、最高画質にしても問題なく遊ぶことが可能でした。
ちなみに、ゲームエンハンサーから「ハイパフォーマンス」優先に設定して30分以上遊ぶと、発熱による影響なのか重い新エリアなどでカクつきや重さを感じるシーンがありました。
デフォルト設定で30分遊ぶとバッテリーは約12%減、ゲーム終了後の本体温度は42.7度。デフォルト時のバッテリー消費は比較的緩やかですが、発熱についてはそこそこあるので注意しましょう。
Xperia 5 IVで使える通信キャリアをチェック
Xperia 5 IVで使える通信キャリアをチェックしておきましょう。
機種名 | Xperia 5 IV(ドコモ) |
---|---|
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4Gバンド:B1/3/4/5/7/8/12/17/13/18/19/21/28/38/39/40/41/42 |
5Gバンド:n3/n28/n78/n79 | |
機種名 | Xperia 5 IV(au) |
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4Gバンド:B1/3/8/11/18/19/26/28/42 |
5Gバンド:n3/n28/n77/n78 | |
機種名 | Xperia 5 IV(ソフトバンク) |
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4Gバンド:B1/2/3/4/8/11/12/17/18/19/28/38/39/40/41/42 |
5Gバンド:n3/n28/n77/n78 | |
機種名 | Xperia 5 IV(SIMフリーモデル) |
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4Gバンド:B1/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/21/26/28/38/39/40/41/42 |
5Gバンド:n3/n28/n41/n77/n78/n79 | |
機種名 | Xperia 5 IV(楽天モバイル) |
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4Gバンド:B1/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/21/26/28/38/39/40/41/42 |
5Gバンド:n3/n28/n41/n77/n78/n79 |
Xperia 5 IVは、キャリア毎に対応バンドは異なるので注意しましょう。基本的には、販売元キャリアに最適化されています。
▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!
バンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
Band1 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band3 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
Band8 | ⭕ | |||
Band11 | ⭕ | ⭕ | ||
Band 18/26 | ⭕ | ⭕ | ||
Band19/26 | ⭕ | |||
Band21 | ⭕ | |||
Band28 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band41 | ⭕ | ⭕ | ||
Band42 | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
5Gバンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
n77(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
n78(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ||
n79(Sub6) | ⭕ | |||
n257(ミリ波) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
4Gの通信については、ドコモで使うならBand 1 / Band 3 / Band 19 / Band 26に対応しているか確認しましょう。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。
auで使うなら、Band 1 / Band 18 / Band 26は抑えておきましょう。ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルで利用するなら、Band 3 / Band 18に対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。
Xperia 5 IVのカメラをレビュー
Xperia 5 IVのカメラをレビューしていきます。
Xperia 5 IVのカメラ・動画撮影性能をチェック
Xperia 5 IVは、トリプルレンズカメラを搭載しています。(※カールツァイスレンズ採用)
1220万画素 | 広角 / F値1.7 |
1220万画素 | 超広角 / F値2.2 |
1220万画素 | 望遠 / F値2.4 |
アウトカメラには、約1220万画素の広角(24mm/F値1.7)、約1220万画素の超広角(16mm/F値2.2)、約1220万画素の望遠レンズ(60mm/F値2.4)を搭載しています。
従来モデル同様「リアルタイム瞳AF」に対応。上位モデルに搭載されている3D iToFセンサーは引き続き非搭載ですが、新たに「リアルタイムトラッキング」も利用可能になりました。(※静止画のみ)
任意の被写体を追従し、AFを合わせ続けること可能で、動き回る人や動物などの撮影時に重宝します。ただし、追従の精度は上位モデルの方が上なので注意しましょう。
インカメラの仕様は以下のとおりです。
1220万画素 | ー / F値2.0 |
インカメラは、1220万画素(F値2.0)のシングルカメラ仕様です。
アウトカメラの動画撮影性能は、以下にまとめました。
8K 撮影 | 非対応 |
4K 撮影 | 24fps/25fps/30fps/60fps/120fps |
1080p 撮影 | 24fps/25fps/30fps/60fps/120fps |
全レンズ4K/120fpsの最大5倍のスローモーション撮影や撮影中にアウトカメラのレンズを切り替えられる「シームレスズーム」にも対応。加えて、Xperia 5 IVも手軽にこだわりの動画撮影ができる「Videography Pro」も搭載しました。
撮れる映像については、従来比でよりなめらかな動画が撮れるようになった印象。動きながらの撮影でも、手ブレを抑えつつ撮影可能です。
冒頭のレビュー動画内に、実際に撮影した映像を公開しています。
Xperia 5 IVのカメラで撮影した作例
今回は、僕がXperia 5 IVのカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。
日中
▼広角で撮影
広角は、見たままを忠実に撮れる印象。色味のバランスが良く、自然で違和感のない仕上がりです。
一方で、木の影など暗い部分が黒つぶれしやすい傾向があります。とはいえ、従来比で画質が向上しており、より綺麗な写真撮影が行えるのはとても魅力的でした。
▼超広角で撮影
超広角は、広大な風景など広範囲を1枚の写真に収めたい時に重宝します。
光量が足りている場面であれば、明るく自然な色味で撮影可能。こちらも従来比で、解像感が向上していました。
▼望遠(光学2.5倍)で撮影
光学2.5倍を使えば、少し遠くにある被写体にサッと寄って撮影可能です。
明るめで色味のバランスも良く、クッキリ綺麗な写真を撮れます。想像以上に良く撮れていて、使い勝手も抜群でした。
▼2.9倍ズームで撮影
▼4.4倍ズームで撮影
▼最大7.5倍ズームで撮影
デジタルズームは、最大7.5倍まで利用できます。従来モデルのようにグッと寄って撮れないものの、寄れるところまでをしっかり解像感残しつつ撮れているのはとても良かったです。
その他
▼その他
夜景・暗所
▼広角で撮影(オート)
▼超広角で撮影(オート)
暗所・夜景撮影については、”より強くなったが物足りない”印象。光量が極端に少ない場面でのオート撮影では、暗さを活かしつつ色味のバランスが整っているのはとても素敵でした。
従来比で画質も向上、より鮮明に撮れるようになっています。一方で、もっと明るく撮りたい時は自分で調整が必要です。
手軽に撮れるナイトモードという選択肢がBASICモードにないのは、惜しいなと感じました。
とはいえ、Xperiaらしい自然な色味で撮れるカメラには仕上がっているので、このあたりは好みに合わせて選んでいきましょう。
Xperia 5 IVのバッテリー持ちをチェック
Xperia 5 IVのバッテリー持ちについては、”良い”という結果になりました。
機内モードオンで、Wi-Fiのみオンにした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)
機種名 | 0時間経過 | 1時間経過 | 2時間経過 | 3時間経過 |
---|---|---|---|---|
Xperia 5 IV | 100% | 96% | 91% | 85% |
Xperia 5 III | 100% | 95% | 90% | 84% |
Xperia 1 IV | 100% | 93% | 86% | 78% |
単純にYouTube動画を流すだけのテストでは、従来比で”持ちがわずかに改善”という結果になりました。
じっくり検証した結果は上記のとおりです。ネット検索やTwitter、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを検証してみましたが、僕の使い方なら1日は余裕でした。5シリーズは、相変わらずバッテリー持ちが良い印象です。
もちろん利用環境や使い方によっても変わってきますが、電話やメール、ネット検索などを中心に利用するライトユーザーの方であれば、少なくとも1日は安心して使えるでしょう。
Xperia 5 IVの指紋認証をチェック
Xperia 5 IVは、指紋認証にのみ対応しています。(※残念ながら顔認証には非対応)
早速、電源ボタン一体型の指紋認証を試してみました。
精度は問題なし、認証スピードも高速です。同価格帯スマホに比べ、若干認証→ホーム画面への移行が遅い印象。とはいえ、精度自体は問題なく、快適に利用できています。
ちなみに、画面オフ状態から認証も可能です。また、スリープ時に指紋認証が誤作動しないようにする「押し込み式指紋認証」機能にも対応しました。
「押し込み式指紋認証」をオンにすると、画面オフ時はボタンを押し込んだ時だけ認証してくれます。意図しない誤動作を防げるのはとても良かったです。
Xperia 5 IVのスピーカー(音質)をチェック
Xperia 5 IVは、フルステージステレオスピーカーを搭載。肝心の音については、”とても良い”印象です。
▼Xperia 5 IVのフルステージステレオスピーカーの音はこちら!
フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.
実際に様々な”音”をXperia 5 IVから出して検証してみましたが、とてもクリアで良いサウンド楽しめます。
従来比でスピーカーの音圧が向上、中低音域もよりクリアになり、音の密度も高くなった印象。さらに、大音量時に気になっていた背面の共振も大幅改善していました。
Xperia 5 IVは動画や音楽鑑賞をスマホのスピーカーで楽しみたい人に、とてもおすすめできる一台です。
ちなみに、イヤホンジャックも引き続き搭載。普段から有線イヤホンを利用してゲームや音楽などを楽しみたい人にとっては嬉しい仕様です。
独自の高音質化技術「DSEE Ultimate」やストリーミングサービスなどのステレオ音源を立体的なサウンドに変換できる「360 Upmix」にも対応しています。
・SBC:○
・AAC:○
・aptX:○
・aptX HD: ○
・LDAC:○
・aptX Adaptive:○
※実際にワイヤレスイヤホンを使い検証(ーは未検証)
ちなみに、対応しているBluetoothコーデックは上記のとおりです。実機検証したところ、「LDAC」や「aptX Adaptive」にも対応していました。
Xperia 5 IVのメリット(良いところ)
Xperia 5 IVを実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。
ココがメリット(良い点) |
---|
洗練されたデザインが最高!フロスト加工も◎ コンパクトで使いやすく軽い!日常使いに最適◎ 画面輝度が従来比で50%向上!直射日光下でも見やすくなった! リフレッシュレート最大120Hz対応!なめらか表示体験できる 快適な動作レスポンス!日常使いにはまず問題なし! 安心して1日使えるバッテリー持ちが魅力! トリプルレンズカメラ搭載!見たままを自然な色味で撮れる! 望遠レンズは想像していたよりも綺麗に撮れる!画質は全く問題なし! 動画撮影性能が大幅向上!従来比でよりなめらかな映像が撮れる! 全レンズ4K/120fps撮影が可能!「Videography Pro」も搭載! 電源ボタン一体型指紋認証を搭載!マスクしたままでもロック解除できる 押し込み式指紋認証に対応!意図しない誤動作を防止できる! ワイヤレス充電やおすそわけ充電に対応している! Googleアシスタントキーが廃止されている! スピーカーの音質・音圧向上!音楽・映画鑑賞に最適すぎる! スピーカー出力時に本体背面が共振しにくくなった イヤホンジャック搭載&microSDカードやeSIMにも対応! 通知LEDランプを搭載している!充電時も点灯! IP68防水防塵やおサイフケータイにも対応 |
以上が、Xperia 5 IVを使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
コンパクトで使いやすく軽い!日常使いに最適◎
Xperia 5 IVは、日常使いしやすい絶妙なサイズ感と軽さが魅力的でした。
6.1インチの見やすい画面サイズはそのままに、従来比で縦横が小さくなり片手操作しやすくなった印象です。
側面はフラットながらフチのなめらか加工のおかげで、手に馴染みやすく、角が気にならないのも嬉しいポイントでした。
また、重さは約172gとハイエンド機の中ではまだまだ軽く、長時間利用していても疲れにくかったです。
普段遣いしやすいコンパクトなハイエンドモデルを探している人は、ぜひ一度チェックしてみてください!
安心して1日使えるバッテリー持ちが魅力!ワイヤレス充電にも対応!
本体サイズを小さくしつつ、バッテリー容量が強化されたXperia 5 IVは、安心して1日使えるバッテリー持ちを備えていました。
リフレッシュレート120Hzを適用したまま朝から晩まで1日じっくり使っても、僕の使い方であれば1日は余裕でした。
上位モデルよりも全体的な性能は劣るものの、安定した電池持ちを求めるなら間違いなくXperia 5 IVがおすすめです。
もちろん、使い方や利用環境にもよりますが、電話やメール、ネット検索、各種SNSを中心に使われるライトユーザーの方であれば一日は安心して利用できるでしょう。
スピーカーの音質・音圧向上!音楽・映画鑑賞に最適すぎる!
Xperia 5 IVは、高音質なスピーカーが素敵すぎます。ディスプレイ前面に左右均等配置されたスピーカーから出る迫力あるクリアなサウンドは、想像以上に良く音楽・映画鑑賞に最適です。
従来比で音がよりクリアに聴こえ、臨場感あふれるサウンド体験を楽しめます。また、音量を上げた時の筐体振動も大幅に軽減されているのも嬉しいポイントでした。
音圧についても、明らかに向上。上位モデルにグッと近づいた高品質なステレオスピーカーは、とても良かったです。
Xperia 5 IVのデメリット(悪いところ)
Xperia 5 IVを実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。
ココがデメリット(悪い点) |
---|
顔認証には非対応なのが惜しい! 長期間のOSおよびセキュリティアップデート保証がない 21:9の縦長アスペクト比は人によって合う合わないがある カメラ利用&ゲーム時の発熱はある!ただ想定よりも控えめ! オートによる暗所・夜景撮影が物足りない!ナイトモードが欲しい! リアルタイムトラッキングの追従精度は上位モデルに劣る 純正アルバムではなくGoogleフォトがデフォルト |
以上が、Xperia 5 IVを使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
顔認証に非対応なのが惜しい!
Xperia 5 IVは、従来モデルと変わらず指紋認証にのみ対応しています。
指紋認証自体は精度も良く、「押し込み式指紋認証」機能も追加され、今まで以上に快適です。
一方で、引き続き顔認証には非対応。自宅などでは指紋認証よりも顔認証した方が早いみたいなシーンもあるため、ぜひ次期モデルでは両方使えるようになると嬉しいです。
カメラ利用&ゲーム時の発熱はある!ただ想定よりも控えめ!
上位モデルと同じ「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載したXperia 5 IV。心配されていた発熱については、カメラ利用&ゲーム時にしっかりあります。
ただ、数日間じっくり使ってみて思うのは、カメラ利用&ゲーム時を除けば案外発熱は気にならない印象。事前に聞いていたよりも、発熱は控えめな気がします。
僕が利用した限りでは、ネット検索やTwitterなどを1時間程度連続して使っても熱すぎる!みたいな発熱はなく、約33-36度で温かい程度でした。
ちなみに、リフレッシュレート120Hz→60Hzへの制限については引き続きあります。ただ、ゲーム直後などの本体が高温時のみに起こる印象。発生頻度も少なく、僕はそれほど気になりませんでした。
オートによる暗所・夜景撮影が物足りない!
Xperia 5 IVのカメラは見たままをそのまま表現できるのに加え、Photo Proで調整しつつこだわりの一枚を撮れるのが魅力的です。
一方で、ナイトモード非搭載のため極端に光量がない場面でサクッと明るく鮮明に撮れないのは”惜しい”と感じました。
Photo Proのマニュアルモードなどはそのままで、BASICモードに誰でも手軽に使えるナイトモードが欲しいです。
モードを切り替えてシャッターボタンを押すだけで綺麗に撮れる”ナイトモード”とこだわりの1枚を撮れる”マニュアルモード”の両方が揃えば、もっと素敵なカメラになるのではないかと思いました。
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Xperia 5 IVの口コミ・評判をチェック
Xperia 5 IVの口コミ・評判を以下に集めてみました。
Xperia 5 IVの評価まとめ
スマホに”ちょうど良いサイズ感&軽さ”と”快適な動作”、”安定したバッテリー持ち”を求めている方には、間違いなくXperia 5 IVがおすすめです。
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★★★ |
基本動作(快適さ) | ★★★★☆ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★☆ |
Xperia 5 IVの魅力は、洗練されたデザイン、日常使いしやすいサイズ感と軽さ、普段遣いに困ることのない動作、自然な色味で撮れるカメラ、安定したバッテリー持ちです。
もちろん、それだけではなく上質なステレオスピーカーやワイヤレス充電、IP68防水防塵、おサイフケータイ、イヤホンジャック、microカード対応など欲しい仕様も全て揃っています。
一方で、BASICモードにナイトモードがないことや顔認証に非対応なのは惜しいと感じました。
とはいえ、Xperia 5シリーズの良さを全面に押し出しつつ、従来モデルの弱点をしっかり改善し、”より完成された一台”になっていました。
コンパクトで、快適に使えて、最新ハイエンドXperiaが今ほしいならコレだ!とハッキリ言い切れる、そんなモデルでした。
もちろん、自分が求めている仕様は何かを考えつつ、自分に合ったスマホを選んでいくことが大事です。その際に、ぜひXperia 5 IVも一度チェックしてみてください!
Xperia 5 IVの価格とお得に買う方法
Xperia 5 IVの販売価格とお得なキャンペーン&割引・施策情報は以下のとおりです!(※価格はすべて税込みで記載しています。)
価格 | |
---|---|
ドコモ | 8GB/128GB : 137,280円 |
au | 8GB/128GB : 100,700円 |
ソフトバンク | 8GB/128GB : 115,200円 |
楽天モバイル | 8GB/128GB : |
SIMフリーモデル | 8GB/256GB : 89,100円 |
Xperia 5 IVの本体価格は、上記のとおりとなっています。大手通信キャリアにて購入される方は、大幅割引キャンペーンやお返しプログラム等を活用して購入していくのがおすすめです。
どうせ買うなら、利用できるものはフル活用しつつ安く購入していきましょう。ぜひ、一度チェックしてみてください!
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