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Xperia 10 VII 実機レビュー!使って感じたメリット・デメリットと評価

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Xperia 10 VII 実機レビュー!使って感じたメリット・デメリットと評価

Xperia 10 VIIの実機レビュー!どうも、ちえほんです。XYouTubeもやってます。

ソニーの王道ミドルレンジ「Xperia 10 VII(エクスペリアテンマークセブン)」。約6.1インチディスプレイ(有機EL)×リフレッシュレート最大120Hz対応、SoCには「Snapdragon 6 Gen 3」採用、デュアルカメラ搭載モデルです。

メインの広角には、1/1.56型センサーを搭載。暗所性能がグッと強化されて、夜景も綺麗に撮れます。

個人的なXperia 10 VIIの評価

5,000mAhの大容量バッテリーやステレオスピーカー、3.5mmイヤホンジャック、IP65/IP68防水防塵、おサイフケータイ、最大6年間のセキュリティアップデート保証まで備えた一台。本記事では、そんな「Xperia 10 VII」をメーカー様(*商品貸出:ソニーマーケティング株式会社)にお借りして、実際に使って感じた良いところ、悪いところについて、すべて正直にお伝えしていきます。

▼YouTube動画でもXperia 10 VIIを実機レビューしているので、合わせてチェックしてみてね!

個人的なXperia 10 VIIの評価は下記のとおりです!

満足度★★★★★
デザイン・外観★★★★★
携帯性★★★★☆
基本動作(快適さ)★★★★★
ゲーム性能★★★☆☆
画面表示&綺麗さ★★★★☆
バッテリー持ち★★★★☆
スピーカー★★★★☆
カメラ★★★★☆

Xperia 10 VIIはこんな人におすすめ!

  • 日常使いしやすいサイズ感と軽さを求めているユーザー
  • 暗所も綺麗に撮れるXperiaシリーズがほしい方
  • 見やすいディスプレイと快適な基本動作を求めている人
  • microSDカードや防水防塵などを重視しているユーザー

先に結論、Xperiaシリーズに普段遣いしやすいサイズ感と軽量ボディ、快適な基本動作、綺麗に撮れるカメラ、microSDカードなどの仕様を求めている方には、間違いなくXperia 10 VIIがおすすめです。

タップできる目次

Xperia 10 VIIの外観・デザインをレビュー

Xperia 10 VIIの外観・デザインをレビューしていきます。

Xperia 10 VIIの外観・デザインをレビュー

ディスプレイサイズは約6.1インチ(有機EL)、解像度は2,340×1,080(FHD+)。アスペクト比は、従来モデルの21:9から19.5:9に変更されました。画面の発色・色味も問題なし、明るく綺麗なディスプレイです。

ディスプレイ輝度は公表されていませんが、屋外の直射日光下でも見やすかったです。(*屋内+明るさ最大[手動]+HDR映像[白]表示にて検証した結果、HDR時は約780ニト程度でした。)

リフレッシュレートについては、最大120Hz対応。ウェブ検索時などに、残像感の少ないスクロール表示を体験可能です。(*アプリ開閉や操作時も動作が滑らかになる)

Xperia 10 VIIのディスプレイは、フラットです。前面には、割れにくく傷がつきにくいCorning社のGorilla Glass Victus 2を採用。上部に、インカメラを備えています。

従来モデルから変わらず、上下に黒ベゼルを採用。これまでと変わらないXperiaらしい前面デザインとなっています。(*上下黒ベゼル採用機は、貴重。インカメラがゲームなどに邪魔になることがないのは、本当に最高です。)

背面デザインは、上部に「デュアルカメラ」を備え、カメラの横に「SONY」と刻まれています。ちなみに、カメラの出っ張りはSIMカード約3枚程度でした。(*横並びのカメラバーになったことで、机に置いてもガタガタしにくいのが良い◎)

Xperia 10 VIIのカラー

Xperia 10 VIIのカラーは、チャコールブラック、ホワイト、ターコイズの3色展開です。

今回レビューしているのは、真っ白な「ホワイト」。背面にはプラスチック素材を採用、表面はサラサラとしたマットな仕上げです。従来モデルよりもフラット感が増した印象。僕はけっこう気に入っています。(*色味も含め可愛い…)

ちなみに、「ホワイト」はホコリや指紋も目立ちにくいです。(*カラーによって異なる場合あり)

右側面には、「シャッターボタン(即撮りボタン)」、「電源一体型指紋認証」、「音量ボタン」
右側面には、「シャッターボタン(即撮りボタン)」、「電源一体型指紋認証」、「音量ボタン」

Xperia 10 VIIは、10シリーズとしては初めて「シャッターボタン(即撮りボタン)」を搭載。上位モデルとは違い半押しやAFロックはできませんが、長押しでカメラアプリ起動。もう一度押すと、シャッターを切ることが可能です。(*写真⇔動画のモード切り替えなどもできる。)

また、カメラ以外の画面では、一回押しでスクリーンショットを撮影もできます。これが地味にめっちゃ便利でした。

左側面には、「SIMトレイ」
左側面には、「SIMトレイ」

SIMスロットの開閉には、SIMピンが不要な仕様。ちなみに、microSDカード(最大2TBまで)にも対応です。

なお、左側面の下部には「Xperia」ロゴが刻まれています。懐かしい、マジで懐かしい。側面に「Xperia」と刻まれているのが好きだったので、復活はとても嬉しいです。

下部側面には、「マイク」、「Type-Cコネクタ」、
下部側面には、「マイク」、「Type-Cコネクタ」、

Xperia 10 VIIは、フロントステレオスピーカーを搭載しています。音については、後述。

上部側面には、「マイク」、「3.5mmイヤホンジャック」
上部側面には、「マイク」、「3.5mmイヤホンジャック」

Xperia 10 VIIの本体サイズ(高さ×幅×厚さ)は約153×72×8.3mm、重さは168gです。

ちょうど良いサイズ感で、引き続き軽量で扱いやすい印象。従来比でよりフラットになったのと、アスペクト比も変わったため、人によって好みが分かれるかもしません。(*個人的には以前よりも表示が見やすく、キーボードも打ちやすくなってかなり気に入っています。)

ちなみに、片手操作については「ギリギリ厳しい」印象。僕の手だとキーボード片手打ちは問題ないが、上部にあるボタンは持ち替えが必須でした。

このあたりは個人差もあると思うので、事前にレビュー動画などでサイズ感をチェックしつつ選んでいくのをおすすめします。

Xperia 10 VIIのスペック性能をレビュー

Xperia 10 VIIのスペック性能をレビュー

Xperia 10 VIIのスペック性能を表にまとめつつ、動作の快適さやベンチマークスコア、本体発熱なども合わせてレビューしていきます。

Xperia 10 VIIのスペック表

Xperia 10 VIIのスペック・性能以下にまとめてみました。

スペックXperia 10 VII
メーカーソニー株式会社
発売日2025年10月9日
OSAndroid 15(初期OS)
CPU(SoC)Snapdragon 6 Gen 3
メモリ(RAM)8GB
ストレージ容量(ROM)128GB
外部ストレージmicroSDカード対応(最大2TBまで)
本体サイズ
(高さ×幅×厚さ)
約153×72×8.3mm
重量168g
画面サイズ約6.1インチ
ディスプレイ解像度2,340×1,080(FHD+)
画面の種類有機EL
リフレッシュレート最大120Hz
バッテリー5,000mAh
背面カメラデュアルカメラ
約1,300万画素(超広角)
(記録画素数:約1,200万画素)
約5,000万画素(広角)
(記録画素数:約1,200万画素)
前面カメラシングルカメラ
約800万画素
防水/防塵IP65/IP68
耐衝撃×
ワンセグ/フルセグ×
指紋認証
顔認証×
おサイフケータイ
イヤホンジャック
ワイヤレス充電×
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
BluetoothBluetooth 5.4
スピーカーステレオスピーカー
充電端子Type-C
カラーチャコールブラック
ホワイト
ターコイズ
(*参考:ソニー公式ページ

Xperia 10 VIIのベンチマークスコアと発熱

Xperia 10 VIIのベンチマークスコアと発熱

Xperia 10 VIIのベンチマークスコアについては、発売後に検証予定です。

「Xperia 10 VII」は、重い3Dゲーム時などの高負荷がかかるシーンだとしっかり発熱する印象。ただ、それ以外の実利用ではじっくり使ってもほんのり温かくなる程度で、気になる発熱なく安定していました。

動作性能を以下の5段階で評価

めっちゃ快適
快適
普通
もたつきを感じる
動作が重い

Chromeめっちゃ快適
Googleマップめっちゃ快適
X(旧:Twitter)めっちゃ快適
YouTubeめっちゃ快適

肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め「とても快適」です。

基本的なネット検索や各種SNSは全く問題ありません。高リフレッシュレート対応+チップ性能の向上により、一つ一つの動作感が明らかに良くなっています。(*従来比でも全然違うレベルです。)

ちなみに、原神などの重い3Dゲームも遊ぶこと自体は可能。流石に、最高設定のまま快適さを求めるユーザーにはおすすめできませんが、隙間時間に遊ぶ程度なら問題ありません。

このあたりはどこまで求めているのかを考えつつ、選択していくのがおすすめです。(*詳しいゲーム性能は、後述)

Xperia 10 VIIのゲーム・アプリ動作をチェック

Xperia 10 VIIのゲーム・アプリ動作をチェック

Xperia 10 VIIでゲームやアプリの動作を確認します。

ゲーム・アプリ動作を以下の6段階で評価

めっちゃ快適
快適
普通
動くがカクつき・重さを感じる
重い
ガクガク

それでは、早速「Xperia 10 VII」を使い実際に試してみました。

Xperia 10 VIIでモンストの動作チェック

Xperia 10 VIIでモンストの動作チェック

Xperia 10 VIIでモンストの動作をチェック。結果は、「快適」です。

モンスターストライクは一通り試しましたが、問題なく遊ぶことができます。

Xperia 10 VIIでポケモンGOの動作チェック

Xperia 10 VIIでポケモンGOの動作チェック

Xperia 10 VIIでポケモンGOの動作をチェック。結果は、「快適」です。

ポケモン出現時やアイテム回収、オンライン対戦なども含め、重さを感じる時はあるものの、遊ぶこと自体は全く問題ありませんでした。

Xperia 10 VIIでPUBGモバイルの動作チェック

Xperia 10 VIIでPUBGモバイルの動作チェック

Xperia 10 VIIで、PUBGモバイルの動作をチェック。結果は、「快適」です。

グラフィックは「ウルトラHDR」で「ウルトラ」まで選択でき、「スムーズ」は「極限」まで選ぶことができます。

動作については、問題ない印象。チーム戦なども試しましたが、重さやカクつきなどは少なく、しっかり楽しめました。

ちなみに、スムーズ+極限設定で30分遊ぶとバッテリーは約6%減。ゲーム終了後の本体温度は36度でした。

Xperia 10 VIIで原神の動作チェック

Xperia 10 VIIで原神の動作チェック

Xperia 10 VIIで原神の動作をチェック。結果は、「普通」です。

デフォルトの画質は「中」、フレームレートは「30」。動作については、最高画質+60fpsにしても「遊ぶことはできる」印象です。

原神にて最高画質+60fpsへ設定変更後、平均fpsを「WeTest PerfDog」にて計測。15分間の計測では、平均36.3FPSでした。(*千尋の砂漠にて計測、元素スキルや元素爆発など使いつつ戦闘も複数回検証。)

最高設定のまま重い「ナタ」で遊ぶこと自体は可能。ボス戦やフィールドでの戦闘もカクつきながらではありますが、遊べます。ただ、常時高フレームレート維持は難しいので注意しましょう。(*負荷がかかる影響で発熱もそこそこある印象)

ちなみに、最高画質+60fps設定で30分遊ぶとバッテリーは約10%減。ゲーム終了後の本体温度は43度でした。

Xperia 10 VIIで使える通信キャリアをチェック

Xperia 10 VIIで使える通信キャリアをチェック

Xperia 10 VIIで使える通信キャリアと対応バンドをチェックしておきましょう。

スクロールできます
機種名Xperia 10 VII(SIMフリーモデル)
対応バンド
*公式に公表されたものだけ記載
▼5G
n1/n3/n28/n77/n78/n79

▼4G
B1/B3/B4/B5/B8/B12/B18/B19
/B21/B28/B38/B39/B41/B42
(*参考:ソニー公式ページ

Xperia 10 VIIの対応バンドは、上記のとおりです。

▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!

バンド周波数帯ドコモauソフトバンク/ワイモバイル楽天モバイル
Band1
Band3
Band8
Band11
Band 18/26
Band19/26
Band21
Band28
Band41
Band42
5Gバンド周波数帯ドコモauソフトバンク/ワイモバイル楽天モバイル
n77(Sub6)
n78(Sub6)
n79(Sub6)
n257(ミリ波)

ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19 / Band 21 / Band 26。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。

auで使うなら、Band 1 / Band 18/ Band 26は抑えておきましょう。

ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルで利用するなら、Band 3 / Band 18に対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。

Xperia 10 VIIのカメラをレビュー

Xperia 10 VIIのカメラをレビュー

Xperia 10 VIIのカメラをレビューしていきます。

カメラ性能は以下の5段階で評価

めっちゃ良い
良い
普通
あまり良くない
悪い

カメラ性能の評価は、以下のとおりです。

静止画良い(暗所が大幅改善)
動画普通(従来比で向上)

それでは、カメラ仕様・作例などをより詳しくチェックしていきます。

Xperia 10 VIIのカメラ・動画撮影性能をチェック

Xperia 10 VIIのカメラ・動画撮影性能は、以下のとおりです。

Xperia 10 VIIデュアルカメラ
約1,300万画素超広角 16mm / F値2.4
(*記録画素数約1,200万画素)
1/3型センサー
約5,000万画素広角 24mm・48mm / F値1.9
(*記録画素数約1,200万画素)
1/1.56型センサー
Exmor RS for mobile
光学式手ブレ補正(OIS)

アウトカメラは、1,300万画素の超広角レンズ(*記録画素数約1,200万画素)、5,000万画素の広角レンズ(*記録画素数約1,200万画素)、の2眼構成です。

広角には、1/1.56型センサーを搭載。引き続き、光学式手ブレ補正(OIS)もあります。

インカメラの仕様は以下のとおり。

約800万画素標準 / F値2.0

インカメラは、約800万画素のシングルカメラ仕様です。

アウトカメラの動画撮影性能は、以下にまとめました。

8K 撮影
4K 撮影30fps
1080p撮影30fps / 60fps
スローモーション撮影

動画については、4K/30fpsまで撮影可能です。今回は1080p/60fpsを試してみましたが、性能は「普通」です。

明るく撮影でき、歩きながらの撮影でも手ブレを抑えつつ撮影できます。激しい動きながらの撮影はややブレやすいですが、従来比では大きく改善している印象です。(*解像感、手ブレ補正ともに先代モデルからしっかり進化)

なお、暗所での撮影時は画質が粗めで、ノイズも出やすく、若干物足りないと感じがしました。気になる方は、あらかじめ実機にてチェックしておくのをおすすめします。

Xperia 10 VIIのカメラで撮影した作例

今回は、僕がXperia 10 VIIのカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。

日中

▼広角で撮影

広角は、ハッキリ明るく撮影できます。

画質も良好で、色味も良く、見たままに近い自然な仕上がりです。

▼超広角で撮影

超広角は、広大な風景を一枚の写真に収めたい時に重宝します。

光量があるシーンであれば、明るく撮影可能。若干、解像感がボヤっとしており、従来モデルからの大きな進化はなさそうです。

▼光学2倍相当ズームで撮影

光学2倍相当ズームなら、遠くにある被写体へグッと寄って撮れます。

画質は、良好。若干フレアが出やすいですが、色味は良く、綺麗に撮影可能です。

▼最大6倍ズームで撮影

ズームは、最大6倍まで撮影可能。流石に粗くはなるものの、記録程度なら問題ないでしょう。

その他

▼その他

夜景・暗所

▼広角で撮影(ナイトモードオン)

▼その他

暗所・夜景撮影については、「従来比でしっかり進化」した印象。広角なら極端に光量が少ない場面でも、明るく撮影可能です。

センサーサイズが大きくなった影響か、画質も綺麗で、以前よりノイズも抑えられています。(手ブレによる撮影失敗も減っていて、より安定して暗所撮影が可能)ただし、強い光源があると、フレアなどが出やすいです。

とはいえ、Xperia 10シリーズ史上、最も安定して暗所を撮れる一台だと言って問題ないでしょう。

Xperia 10 VIIのバッテリー持ちをチェック

Xperia 10 VIIのバッテリー持ちをチェック

Xperia 10 VIIのバッテリー持ちを確認していきます。

バッテリー性能は以下の6段階で評価

めっちゃ良い (16時間で残量60%以上)
良い (16時間で残量40%-59%)
普通 (16時間で残量30%-39%)
あまり良くない (16時間で残量20%-29%)
悪い(16時間で残量10%-19%)
とても悪い (16時間で残量0%-9%)

バッテリー持ちについては、「良い」です。

機内モードオンで、Wi-Fiのみオン+バッテリー残量100%(満充電)にした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(*テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)

機種名0時間経過1時間経過2時間経過3時間経過
Xperia 10 VII100%98%93%89%
Xperia 10 VI100%96%91%87%
Xperia 10 V100%96%93%89%

単純にYouTube動画を流すだけのテストでは、持ちは「良い」印象。じっくり検証した結果は、以下のとおりです。

ネット検索やSNS、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを検証しつつ利用した結果、16時間後のバッテリー残量は50%でした。従来比で、バッテリー性能の大幅向上はない結果です。

ただ、僕の使い方なら正直1日は余裕。(2日目もそのままいけるぐらい持つ)もちろん、環境や使い方によってもバッテリー持ちは変わってきますが、ネット検索やSNSなどを中心に利用するユーザーなら1日は持ちを心配せず使えるでしょう。

Xperia 10 VIIの生体認証をチェック

Xperia 10 VIIの指紋認証をチェック

Xperia 10 VIIの生体認証は、指紋に対応しています。(*顔認証には非対応)

Xperia 10 VIIの指紋認証テスト
Xperia 10 VIIの指紋認証テスト

早速、電源ボタン一体型の側面指紋認証を試してみました。

精度良し、認証スピードも高速で、ロック解除からホーム画面への移行もスムーズです。

なお、押し込み式指紋認証には非対応。ただ、従来モデルよりも失敗→PW入力必須回数が約4回から約20回に緩和されました。

この変更によって、ポケットの中で誤反応してPW入力を求められるシーンが激減。正直、使いづらくなるかもと心配していましたが、全く問題ありませんでした。とても快適に使える指紋認証に仕上がっています。

Xperia 10 VIIのスピーカー(音質)をチェック

Xperia 10 VIIのスピーカー(音質)をチェック

Xperia 10 VIIは、ステレオスピーカーを搭載。早速、音質などを確認していきます。

スピーカー性能は以下の5段階で評価

めっちゃ良い
良い
普通
あまり良くない
悪い

肝心の音については、「良い」印象です。

▼Xperia 10 VIIのステレオスピーカーの音はこちら!

フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.

実際に様々な「音」をXperia 10 VIIから出して検証してみましたが、従来モデル比でしっかり進化しています。

左右均等配置されたフロントスピーカーと筐体振動を抑えるフルエンクロージャー構造をシリーズ初採用です。

まずは、音。よりクリアなサウンドで、音圧も向上していました。さらに、音の広がり、立体感もしっかり感じます。

流石に、1シリーズには及ばないものの、従来モデル比でよりちゃんとしたスピーカーになった印象。これまで以上に、動画・音楽鑑賞にも最適です。

なお、Xperia 10 VIIはイヤホンジャック搭載。なんと、ヘッドフォン周辺の構成も見直しされており、音質がグッと向上。よりクリアなサウンドに加え、音の繊細さを感じました。

そのため、普段から有線イヤホンを使っているユーザーにもとてもおすすめです。(*ワイヤレスイヤホンはもちろん、利用OK)

Bluetoothコーデック

・SBC:○
・AAC:○
・aptX:○
・aptX HD: ○
・LDAC:○
・aptX Adaptive:○
*実際にワイヤレスイヤホンを使い検証(ーは未検証)

ちなみに、対応しているBluetoothコーデックは上記のとおりです。実機検証したところ、「LDAC」や「aptX Adaptive」にも対応していました。

Xperia 10 VIIのメリット(良いところ)

Xperia 10 VIIのメリット(良いところ)

Xperia 10 VIIを実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。

ココがメリット(良い点)
デザイン刷新!背面に横並びカメラバー採用
側面に即撮りボタンを搭載!即カメラ起動や撮影が可能
ちょうど良いサイズ感&軽さが良い!日常使いに最適
純正ケースが魅力!背面にステッカーなどを挟める
アスペクト比が21:9→19.5:9変更!より画面表示が見やすい
リフレッシュレート最大120Hz!残像感の少ない表示体験◎
Snapdragon 6 Gen 3搭載!従来比で動作性能向上
重い3Dゲーム時以外に気になる発熱はなし!
デュアルカメラ搭載!従来比で暗所性能が大幅進化してる
動画もより綺麗に撮れる!画質&手ブレ補正が強化されてる
安定したバッテリー持ち!1日は全く問題ない
ステレオスピーカーの音質向上!従来比で音の厚み・立体感がUP
3.5mmmイヤホンジャック搭載!有線の音質も向上
Geminiやかこって検索も利用OK!
eSIM&microSDカード(最大2TBまで)にも対応している
独自の「いたわり充電」!4年経過でもバッテリーが劣化しにくい
側面指紋認証の試行回数が緩和!不満なく快適に利用できる
最大6年のセキュリティアップデート提供!(OSは最大4回)長く使える!
IP65/IP68防水防塵&おサイフケータイにも対応している

以上が、Xperia 10 VIIを使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。

デザイン刷新!背面に横並びカメラバー採用&側面に即撮りボタン搭載

Xperia 10 VIIは、先代モデルからデザインが刷新。カメラとロゴの配置が見直され、よりシンプルでスッキリとした外観に仕上がっています。

個人的には、マットでサラサラした背面の触り心地とよりフラットになったデザイン感が非常に気に入りました。

また、側面には10シリーズ初となる即撮りボタン(シャッターボタン)を搭載。半押しやAFロックは出来ませんが、より直感的にカメラを即起動でき、撮影可能です。

本体サイズは大きくなってしまいましたが、十分扱いやすく、約168gと軽量で日常使いしやすい一台でした。

Snapdragon 6 Gen 3搭載×最大120Hz駆動!従来比で動作向上

Snapdragon 6 Gen 3搭載×最大120Hz駆動!従来比で動作向上

Xperia 10 VIIは、ミドルレンジ向けのSoC「Snapdragon 6 Gen 3」搭載。さらに、10シリーズ初となるリフレッシュレート最大120Hz対応です。(もはやこれだけでも買い)

一つ一つの動作がより滑らかになり、残像感の少ない表示体験を楽しめます。従来モデルと比べてもハッキリ違いが分かるレベルで改善されており、ネット検索やSNSなども今まで以上に快適に利用可能です。

また、原神などの重いゲームも設定を調節してあげると案外普通に遊べます。もちろん、最高設定で常時快適に遊びたいユーザーには不向きですが、暇つぶし程度に遊ぶぐらいなら大丈夫でしょう。

少なくとも基本動作で不満は一切なく、ちょうど良い快適さを実現したモデルでした。

デュアルカメラ搭載!従来比で暗所性能が一気に進化

デュアルカメラ搭載!従来比で暗所性能が一気に進化

Xperia 10 VIIを使ってみて驚いたのは、カメラ性能です。暗所・夜景撮影が一気に進化しました。

広角には、1/1.56型センサーを搭載。従来比で、約1.6倍大きくなったイメージセンサーのおかげで、暗所でより明るく、ノイズを抑えた写真撮影を楽しめます。

今までよりもピントが合いやすく、手ブレしにくくなったことで、失敗する確率もグッと減った印象です。

色味も改善されてXperiaらしい自然な写りになっていたり、動画性能も向上していたりと今までよりも撮りたくなるカメラに仕上がっていました。

Xperia 10 VIIのデメリット(悪いところ)

Xperia 10 VIIのデメリット(悪いところ)

Xperia 10 VIIを実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。

ココがデメリット(悪い点)
ストレージ容量は128GBのみ!より大容量の選択肢がない
従来比で横幅が増した!人によって好みが分かれる
ナイトモードを強制オンにすることはできない!
強い光源があるとフレアやゴーストが出やすい
望遠カメラ非搭載!ズーム性能がやや物足りない
従来モデルと同様に通知LEDランプは非採用!
従来比でバッテリー持ちの大幅向上はなし
押し込み式指紋認証に非対応!ただ失敗→PW必須になる回数は緩和
ゲームガチ勢には不向き!常時快適さを求めるなら上位モデルを!

以上が、Xperia 10 VIIを使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。

ストレージ容量は128GBのみ!より大容量の選択肢がない

ストレージ容量は128GBのみ!より大容量の選択肢がない


Xperia 10 VIIのストレージ容量は、先代モデルから変わらず128GBのみです。

近年、大容量アプリも増えており、ゲームなどを複数入れるユーザーは注意が必要でしょう。(*長期利用を想定しておくのも重要)

ちなみに、システム容量は約23GB。僕の場合は、原神(約40GB)と鳴潮(約32GB)含め、アプリだけで約90GBで、残りは20GBを切ってしまう感じです。

数年前であれば128GBでも何ら問題ありませんでしたが、近年ユーザーによっては足りなくなるパターンが増えています。ぜひ次期モデルは、大容量ストレージが選択できると嬉しいです。

ちなみに、Xperia 10 VIIはmicroSDカードに対応。写真や動画等であれば、簡単にデータを移すことができるのはとても魅力的です。

望遠カメラ非搭載!ズーム性能がやや物足りない

望遠カメラ非搭載!ズーム性能がやや物足りない

従来モデル比で、暗所撮影がしっかり進化したXperia 10 VII。一方で、2倍以上のズーム性能は物足りない印象です。

遠くの被写体にパッと寄って鮮明に撮れる望遠レンズは非搭載。そのため、運動会やイベント、ライブ等など、遠くからハッキリ綺麗に撮りたいユーザーは注意しましょう。

とはいえ、光学2倍相当のズームはとても優秀。手元にある被写体を撮る分には全く問題なく、使い勝手も抜群です。

このあたりはどこまでズーム性能を求めているのか考えつつ、選んでいきましょう。

従来比で横幅が増した!人によって好みが分かれる

従来比で横幅が増した!人によって好みが分かれる

Xperia 10 VIIをじっくり2週間ほど利用しましたが、個人的には扱いやすくとても気に入りました。

ただ、従来モデルから横幅が増したことで、手の大きさによっては扱いにくいと感じるユーザーもいるかもしれません。

ちなみに、僕の手にはちょうど良く、横幅が増したことで、キーボードもより打ちやすくなり、快適で満足度は高いです。

このあたりは好みもあると思うので、気になる方は実機に触れておくのが良いでしょう。

Xperia 10 VIIの口コミ・評判をチェック

Xperia 10 VIIの口コミ・評判をチェック

Xperia 10 VIIの口コミ・評判を以下に集めてみました。

椿
横幅は大きくなったけど、画面が見やすくなってます!あと本体も軽くて良いですね!スクロールの感じがとても滑らかになっていて、前よりも快適になってるのが私でも感じられました。(椿さん)
ちえほん
口コミを大募集!あなたの口コミ投稿をお待ちしています!

Xperia 10 VIIの評価まとめ

Xperia 10 VIIの評価まとめ

結論、Xperiaシリーズに普段遣いしやすいサイズ感と軽量ボディ、快適な基本動作、綺麗に撮れるカメラ、microSDカードなどの仕様を求めている方には、間違いなくXperia 10 VIIがおすすめです。

個人的なXperia 10 VIIの評価は下記のとおりです!

満足度★★★★★
デザイン・外観★★★★★
携帯性★★★★☆
基本動作(快適さ)★★★★★
ゲーム性能★★★☆☆
画面表示&綺麗さ★★★★☆
バッテリー持ち★★★★☆
スピーカー★★★★☆
カメラ★★★★☆

Xperia 10 VII、めっちゃ良かったです。ライトユーザーに安心しておすすめできる王道ミドルレンジでした。

注目は、「ディスプレイ」。念願のリフレッシュレート最大120Hz対応で、滑らかさが段違いで、残像感の違いもハッキリ実感できます。120Hz目当ての買い替えも超おすすめ。先代モデルとの差も一瞬で分かるレベルです。

また、カメラ性能もしっかり強化されています。広角のセンサーが大型化したことで、暗所をよりハッキリ、明るく綺麗に撮影可能です。地味に、動画撮影時の手ブレや解像感向上なども嬉しい進化でした。

この他に、IP68防水防塵、おサイフケータイ、microSDカード、3.5mmイヤホンジャック、最大6年のセキュリティアップデート提供なども揃ったXperiaらしい全部入りの一台で非常に魅力的です。

一方で、ストレージ容量の選択肢がない点やズーム性能については、「惜しい」印象。特に、運動会やイベント時に2倍以上のズームを利用して綺麗に撮りたいユーザーは注意が必要です。

とはいえ、従来モデルの弱点が改善され、総合力がグッと上がったモデルであることは間違いありません。少なくとも、僕は歴代Xperia 10シリーズの中で最も気に入りました。

ちょうど良いサイズ感と軽さ、見やすい画面、快適な基本動作、暗所も綺麗に撮れるカメラ、イヤホンジャックなどを含めた仕様が全部入りのXperiaを求めているならコレがおすすめです。

もちろん、自分が求めている仕様は何かを考えつつ、自分に合ったスマホを選んでいくことが大事です。その際に、ぜひXperia 10 VIIも一度チェックしてみてください!

Xperia 10 VIIの価格とお得に買う方法

Xperia 10 VIIの価格とお得に買う方法

Xperia 10 VIIを買うならオンラインショップでの購入がおすすめ!本体価格は、以下の通りです。

価格(*全て税込)
ソニーストア8GB+128GB:74,800円
ドコモ8GB+128GB:82,720円
au8GB+128GB:82,560円
ソフトバンク8GB+128GB:88,560円
(*2025年10月9日時点の価格)

Xperia 10 VIIの価格は、上記のとおり。最安は、公式ストアです。

ただ、大手キャリアも大幅割引やキャンペーン、お返しプログラムなどを行っているため、上手く活用すれば安く購入できます。

中でも、ドコモは最大4万円超の割引があり、お返しプログラムを組み合わせると実質負担額が1万円台と激安で手に入れることが可能です。(*キャリアモデルなら、現状ドコモ一択レベル)

どうせ買うなら、少しでもお得に!ぜひ、一度チェックしてみてください!

*本ページ記載内容は、記事投稿・更新日時点のものです。価格・キャンペーン等の最新情報については、必ず各公式ページをご確認ください。
*本サイト内の掲載記事・画像等は無断転載禁止
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