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Xperia 10 V 実機レビュー!使って感じたメリット・デメリットと評価

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Xperia 10 V 実機レビュー!使って感じたメリット・デメリットと評価

Xperia 10 Vを実機レビュー!どうも、ちえほんです。TwitterYouTubeもやってます。

2023年7月6日に発売されたソニー製の「Xperia 10 V (エクスペリアテンマークファイブ)」。約6.1インチ有機ELディスプレイ採用、CPUに「Snapdragon 695 5G」、トリプルカメラ搭載スマホです。

個人的なXperia 10 Vの評価

5,000mAhの大容量バッテリーやステレオスピーカー、イヤホンジャック、IP68防水防塵、おサイフケータイまで備えている一台。今回はそんな「Xperia 10 V」を購入したので、実際に使って感じた良いところ、悪いところについて、すべて正直にお伝えしていきます。

▼YouTube動画でもXperia 10 Vの実機レビューをしているので、合わせてチェックしてみてね!

個人的なXperia 10 Vの評価は下記のとおりです!

満足度★★★★☆
デザイン・外観★★★★★
携帯性★★★★★
基本動作(快適さ)★★★★☆
ゲーム性能★★★☆☆
画面表示&綺麗さ★★★★☆
バッテリー持ち★★★★★
スピーカー★★★★☆
カメラ★★★☆☆

本記事では、Xperia 10 Vのデザイン、カメラの画質、スペック性能やゲーム・アプリ動作、指紋認証の快適さ、バッテリー持ち、スピーカーの音質、使って感じたメリット・デメリット(良いところ、悪いところ)、口コミ・評判などを含め使用感レビューしつつ評価します。

先に結論、Xperia 10 Vは”扱いやすいサイズ感と軽さ”と”圧倒的なバッテリー持ち”、”欲しい仕様全部入り”が魅力的なモデルでした。”ちょうど良いサイズ感かつ軽量で、長持ちバッテリー”を求めているユーザーにおすすめな一台です。

タップできる目次

Xperia 10 Vの外観・デザインをレビュー

Xperia 10 Vの外観・デザインをレビューしていきます。

Xperia 10 Vのパッケージ

パッケージは上記のとおりです。正面に「製品名」、「SONY」と文字が刻まれています。

Xperia 10 Vの付属品

付属品は、本体と取扱説明書などです。保護フィルムやケース、充電ケーブル、ACアダプタは付属しないので事前に準備しておきましょう。

Xperia 10 Vの前面デザイン

ディスプレイサイズは約6.1インチ(有機EL)、解像度は2520×1080(FHD+)。画面の発色・色味ともに問題なし、綺麗なディスプレイです。ちなみに、屋外の直射日光下でも、従来比で見やすくなっていました。

リフレッシュレートは、60Hz駆動。ネット検索時などに、よりなめらかなスクロール表示体験を楽しみたい方は注意しましょう。

Xperia 10 Vはフラットディスプレイで、上部にインカメラを備えています。

上下に黒ベゼルを採用、Xperiaらしいデザインです。

Xperia 10 Vの背面デザイン

背面には、左上に「トリプルカメラ」、「FeliCaマーク」、中央に「SONY」ロゴ、下部に「Xperia」と刻まれています。(※キャリア毎にロゴの有無等が異なります)カメラの出っ張りは、SIMカード約1枚程度でした。

Xperia 10 Vのカラー

Xperia 10 Vのカラーは、ラベンダー、ホワイト、ブラック、セージグリーンの4色展開です。

今回レビューしているのは、「ラベンダー」。背面にはアクリル、ポリカーボネート樹脂(UVモールド処理)素材を採用、表面はサラサラとしたマット仕上げになっています。ちなみに、指紋やホコリは目立ちにくいです。(※カラーによっても多少差があります)

右側面には、「電源一体型指紋認証」、「音量ボタン」
右側面には、「電源一体型指紋認証」、「音量ボタン」
左側面には、「SIMスロット」
左側面には、「SIMスロット」

SIMスロットについては、開閉にSIMピンがいらない仕様。ちなみに、microSDカード(最大1TBまで)にも対応です。

下部側面には、「マイク」、「Type-Cコネクタ」
下部側面には、「マイク」、「Type-Cコネクタ」
上部側面には、「マイク」、「イヤホンジャック」
上部側面には、「マイク」、「イヤホンジャック」

Xperia 10 Vは、フロントステレオスピーカーを搭載。音については、後述します。

Xperia 10 Vの本体サイズは、約155x68x8.3mm、重さは約159g。6.1インチのiPhoneなどと一緒に並べるとサイズ感は、上記のようになります。

前面、背面、側面全てフラットですが、横幅が絶妙で持ちやすい印象。5,000mAhバッテリーを搭載しつつ、約159gと軽く日常使いしやすい一台でした。

ちなみに、全てを片手操作で完結するのは”厳しい”印象。僕の手だとキーボードは片手打ち問題なしで、上部にあるボタンは持ち替えが必要でした。

このあたりは個人差もあると思うので、冒頭にある実機レビュー動画などでサイズ感をチェックしつつ選んでいくのがおすすめです。

Xperia 10 Vのスペック性能をレビュー

Xperia 10 Vのスペック性能をレビュー

Xperia 10 Vのスペック性能を表にまとめつつ、ベンチマークを計測してレビューしていきます。

Xperia 10 Vのスペック表

Xperia 10 Vのスペック・性能以下にまとめてみました。(※参照:SONY公式製品ページ

スペック Xperia 10 V
メーカー ソニー
型番 ドコモ:SO-52D
au:SOG11
ソフトバンク:A302SO
楽天モバイル:XQ-DC44
発売日 2023年7月6日
OS Android 13(初期OS)
CPU(SoC) Snapdragon 695 5G
RAM 6GB
ストレージ 128GB
外部ストレージ microSDカード最大1TBまで
本体サイズ 約155×68×8.3mm
重量 約159g
画面サイズ 約6.1インチ
ディスプレイ解像度 2520×1080(FHD+)
画面の種類 有機EL
リフレッシュレート 60Hz
バッテリー 5,000mAh
背面カメラ トリプルカメラ
約4800万画素(広角)
(※記録画素数 約1200万画素)
約800万画素(超広角)
約800万画素(望遠)
前面カメラ シングルカメラ
約800万画素
防水/防塵 IP68
耐衝撃 ×
ワンセグ/フルセグ ×
指紋認証
顔認証 ×
おサイフケータイ
イヤホンジャック
ワイヤレス充電 ×
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 5.1
スピーカー ステレオスピーカー
充電端子 Type-C
カラー ラベンダー
ホワイト
ブラック
セージグリーン

Xperia 10 Vのベンチマークスコア

Xperia 10 Vのベンチマークスコアを検証しました。参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark」の測定結果を、下記に記載しておきます。

Xperia 10 VのAntutu Benchmarkスコア(※3回連続計測)
Xperia 10 VのAntutu Benchmarkスコア(※3回連続計測)

Snapdragon 695 5G搭載「Xperia 10 V」のAntutu Benchmark」スコアは386482点(※検証時のMAXスコア)」。計測中、本体温度は最大38.6度でした。

「Antutu Benchmark」テスト後に赤外線サーモグラフィーで温度を測定した結果
「Antutu Benchmark」テスト後に赤外線サーモグラフィーで温度を測定した結果

高負荷がかかるゲームなどで一定の発熱はあるものの、ネット検索などの軽い利用では気になる発熱はありませんでした。

動作性能を以下の5段階で評価

めっちゃ快適
快適
普通
もたつきを感じる
動作が重い

Chrome快適
Googleマップ普通
Twitter快適
YouTube快適

肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め、”十分快適”な印象です。

アプリの切り替え時などはやや重さを感じるものの、一般的なウェブ検索や各種SNSも普段遣いで困ることはないでしょう。

一方で、原神などの重い3Dゲームは重さやカクツキを感じます。とはいえ、設定次第で遊べないわけではありません。

このあたりは、利用用途や目的を考えつつ選んでいきましょう。

Xperia 10 Vで利用できる設定・便利機能

Xperia 10 Vで利用できる設定・便利機能

Xperia 10 Vで利用できるおすすめ設定・便利機能を以下にまとめました。(※機能を一部ピックアップしています。)

片手モード
押し込み式指紋認証
サイドセンス
スマートバックライト
タップしてロック画面を表示×
画面分割
Dolby Sound×
360 Upmix
DSEE Ultimate
ダークモード
インテリジェントウインドフィルター×
いたわり充電
おすそわけ充電×
かんたんホーム

Xperia 10 Vは、スリープ時に指紋認証の誤作動を防ぐ「押し込み式指紋認証」やバッテリーの負荷を軽減できる「いたわり充電」機能にも対応しています。

Xperia 10 Vのゲーム・アプリ動作をレビュー

Xperia 10 Vのゲーム・アプリ動作をレビュー

Xperia 10 Vでゲームやアプリの動作を確認します。

ゲーム・アプリ動作を以下の6段階で評価

めっちゃ快適
快適
普通
動くがカクつき・重さを感じる
重い
ガクガク

それでは、早速「Xperia 10 V」を使い実際に試していきます。

Xperia 10 Vでモンストの動作チェック

Xperia 10 Vでモンストの動作チェック

Xperia 10 Vでモンストの動作をチェック。結果は、”快適”です。

モンスターストライクは一通り試しましたが、問題なく楽しめます。

Xperia 10 VでポケモンGOの動作チェック

Xperia 10 VでポケモンGOの動作チェック

Xperia 10 VでポケモンGOの動作をチェック。結果は、”普通”です。

ポケモン出現時やアイテム回収、オンライン対戦なども含め、遊ぶこと自体は問題ありませんでした。

Xperia 10 VでPUBGモバイルの動作チェック

Xperia 10 VでPUBGモバイルの動作チェック

Xperia 10 Vで、PUBGモバイルの動作をチェック。結果は、”普通”でした。

グラフィックは「HD」で「高」まで選択でき、「スムーズ」は「ウルトラ」まで選ぶことができます。

動作については、チーム戦などを含め”普通に遊べる”印象。スキマ時間に遊ぶ程度であれば、全く問題ないでしょう。

ちなみに、スムーズ+ウルトラの設定で30分遊ぶとバッテリーは約5%減、ゲーム終了後の本体温度は34.3度でした。

Xperia 10 Vで原神の動作チェック

Xperia 10 Vで原神の動作チェック

Xperia 10 Vで原神の動作をチェック。結果は、”動くがカクつき・重さを感じる”でした。

デフォルトの画質は「低」、フレームレートは「30」。動作については、最高画質+60fpsでも遊ぶことはできるが、重さを感じます。

原神にて最高画質+60fpsへ設定変更後、平均fpsを「WeTest PerfDog」で計測。15分間の計測では、平均25.1FPSでした。(※千尋の砂漠にて計測、元素スキルや元素爆発など使いつつ戦闘も複数回行いました。)

最高画質+60fps設定では戦闘シーン等で技を重ねるとカクつきが発生し、フレームレートが安定しない印象。最適化の影響なのか従来モデルよりも安定感がないため、設定を落としつつ、遊ぶのがおすすめです。

ちなみに、最高画質+60fps設定で30分遊ぶとバッテリーは約8%減。ゲーム終了後の本体温度は約40.8度でした。

原神の設定を下げつつ、空いた時間に楽しむユーザーには問題ないものの、常時快適に楽しみたいユーザーには不向きな一台です。

Xperia 10 Vで使える通信キャリアをチェック

Xperia 10 Vで使える通信キャリアをチェック

Xperia 10 Vで使える通信キャリアをチェックしておきましょう。

機種名Xperia 10 V (ドコモ版)
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載4Gバンド:B1/3/5/8/12/18/19/21/39/42
5Gバンド Sub6: n1/n3/n28/n77/n78/n79
機種名Xperia 10 V (au版)
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載4Gバンド:B1/3/8/18/19/41/42
5Gバンド Sub6: n3/n28/n/41/n77/n78
機種名Xperia 10 V (ソフトバンク版)
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載4Gバンド:B1/3/4/8/12/18/19/41/42
5Gバンド Sub6: n3/n28/n77/n78
機種名Xperia 10 V (楽天モバイル版)
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載4Gバンド:B1/3/4/5/8/12/18/19/21/38/41/42
5Gバンド Sub6: n3/n28/n77/n78/n79
機種名Xperia 10 V (XQ-DC44)
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載4Gバンド:B1/3/4/5/8/12/18/19/21/38/41/42
5Gバンド Sub6:n3/n28/n77/n78/n79

Xperia 10 Vの対応バンドは、上記のとおりです。国内キャリアで、使うために必要なバンドを幅広く網羅しています。

なお、独自に検証した利用可能キャリアは下記のとおりです。(※一部主要キャリアおよび格安SIM業者のみ記載、各社4G通信でのみ検証)

利用可否
ドコモ通話○ データ通信○
au通話○ データ通信○
ソフトバンク通話○ データ通信○
ワイモバイル通話○ データ通信○
楽天モバイル通話○ データ通信○
ahamo(アハモ)通話○ データ通信○
mineo(Aプラン)通話○ データ通信○
UQモバイル通話○ データ通信○
povo2.0通話○ データ通信○
日本通信(シンプル290)通話○ データ通信○

検証にはキャリア版を利用しましたが、一部を除いてAPN設定を設定する必要がありました。とはいえ、様々キャリアや格安SIMで利用可能です。(※上記以外の格安SIM業者でも利用できる可能性はありますが、手元にないため未検証)

▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!

バンド周波数帯 ドコモ au ソフトバンク/ワイモバイル 楽天モバイル
Band1
Band3
Band8
Band11
Band 18/26
Band19/26
Band21
Band28
Band41
Band42
5Gバンド周波数帯 ドコモ au ソフトバンク/ワイモバイル 楽天モバイル
n77(Sub6)
n78(Sub6)
n79(Sub6)
n257(ミリ波)

ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19/26、Band 21。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。

auで使うなら、Band 1 / Band 18/26は抑えておきましょう。

ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルで利用するなら、Band 3 / Band 18に対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。

Xperia 10 Vのカメラをレビュー

Xperia 10 Vのカメラをレビュー

Xperia 10 Vのカメラをレビューしていきます。

カメラ性能は以下の5段階で評価

めっちゃ良い
良い
普通
あまり良くない
悪い

カメラ性能の評価は、以下のとおりです。

静止画普通
動画普通

それでは、カメラ仕様・作例などをより詳しくチェックしていきます。

Xperia 10 Vのカメラ・動画撮影性能をチェック

Xperia 10 Vは、トリプルカメラを搭載しています。

約4800万画素(記録画素数約1200万画素)広角 / F値1.8 / OIS
約800万画素超広角 / F値2.2
約800万画素望遠 / F値2.2

アウトカメラには、約4800万画素の広角レンズ(F値1.8)、800万画素の超広角レンズ(F値2.2)、800万画素の望遠レンズ(F値2.2)を備えています。

ちなみに、Photo ProやVideo Proには非対応です。

インカメラの仕様は以下のとおり。

800万画素標準 / F値2.2

インカメラは、800万画素の標準レンズ(F値2.2)のシングルカメラ仕様です。

アウトカメラの動画撮影性能は、以下にまとめました。

8K 撮影非対応
4K 撮影非対応
1080p撮影30fps/60fps
スローモーション撮影対応

動画については、1080/60fpsまで撮影可能。今回は1080p/60fpsを試してみましたが、動きながらの撮影でもある程度撮れる印象です。

手ブレ補正の効きが従来比でしっかり向上しているので、動きのある撮影にも使えます。低価格ながら”十分な動画性能”を備えたモデルです。

冒頭のレビュー動画内で実際に撮影したものを公開しているので、気になる方はチェックしてみてください。

Xperia 10 Vのカメラで撮影した作例

今回は、僕がXperia 10 Vのカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。

日中

▼広角レンズで撮影

広角は明るく、撮影可能。色味は、従来比でかなり変わりました。

緑が強調されやすく、味のある一枚を撮れます。一方で、実際の色味とは異なるため、好みは分かれそうです。

なお、広角については、従来比で解像感に大きな進化はありませんでした。

▼超広角レンズで撮影

超広角は、広大な風景などをサクッと一枚の写真に収めたいときに重宝します。

光量が足りている場面であれば、超広角も明るく撮影可能。一方で、やはり見たままの色味とは違う仕上がりと歪みが気になりました。

▼望遠で撮影(光学2倍)

望遠(光学2倍)があれば、料理などにサッと寄って影を入れず撮影可能です。(少し遠くにある被写体を撮りたい時にも便利)

明るく、綺麗に撮れる望遠で、解像感も従来比で向上した印象。とても扱いやすい望遠レンズでした。

▼最大10倍ズームで撮影

ズームは、最大10倍まで利用可能。最大倍率は流石に粗さは目立つものの、記録用程度なら問題ない画質でした。

その他

▼その他

夜景・暗所

▼広角で撮影(オート)

▼広角で撮影(ナイトモード)

▼その他

広角による暗所・夜景撮影については、”普通”な印象。極端に光量がない場面でのオート撮影(ナイトモードオフ)だと、暗く解像感も粗いです。

ナイトモードを使うことで、より明るく撮影することは可能。従来比で白飛びを抑えつつ、解像感も向上しています。

一方で、光量が足りないシーンではAFが迷いやすく、撮れる写真にばらつきが出やすい印象。このあたりは、どんな環境で撮影をしたいかを考えつつ選んでいきましょう。

Xperia 10 Vのバッテリー持ちをレビュー

Xperia 10 Vのバッテリー持ちをレビュー

Xperia 10 Vのバッテリー性能を確認していきます。

バッテリー性能は以下の6段階で評価

めっちゃ良い (16時間で残量60%以上)
良い (16時間で残量40%-59%)
普通 (16時間で残量30%-39%)
あまり良くない (16時間で残量20%-29%)
悪い(16時間で残量10%-19%)
とても悪い (16時間で残量0%-9%)

バッテリー持ちについては、”めっちゃ良い”です。

機内モードオンで、Wi-Fiのみオンにした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)

機種名0時間経過1時間経過2時間経過3時間経過
Xperia 10 V100%96%93%89%
Xperia 10 IV100%98%95%92%
Xperia 10 III100%97%94%89%
iPhone SE (第3世代)100%97%89%81%

単純にYouTube動画を流すだけのテストでは、持ちは”良い”印象。じっくり検証した結果は、以下のとおりです。

Xperia 10 Vの電池持ち検証(日常使い)
Xperia 10 Vの電池持ち検証(日常使い)

ネット検索やSNS、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを検証しつつ利用した結果、16時間後のバッテリー残量は61%。僕の使い方なら、2日は余裕です。

同価格帯のミドルレンジモデルの中でも圧倒的に持ちが良く、バッテリー持ち重視なユーザーにとてもおすすめできる一台となっています。

もちろん、利用用途・環境によっても変わってきますが、メールやネット検索などを中心に使うライトユーザーなら間違いなく1日は問題ないでしょう。

Xperia 10 Vの指紋認証をチェック

Xperia 10 Vの指紋認証をチェック

Xperia 10 Vは指紋認証にのみ対応です。早速、認証精度・速度を試していきます。

Xperia 10 Vの指紋認証テスト
Xperia 10 Vの指紋認証テスト

早速、側面の指紋認証を試してみました。

精度は問題ないものの、認証スピードがワンテンポ遅い印象。ロック解除からホーム画面へは、ゆっくり移行する感じでした。

ちなみに、画面オフ(スリープ状態)のままでも認証は可能。押し込み式の指紋認証も利用することができ、誤動作なく快適に使えます。

Xperia 10 Vのスピーカー(音質)をレビュー

Xperia 10 Vのスピーカー(音質)をレビュー

Xperia 10 Vは、ステレオスピーカーを搭載。早速、音質などを確認していきます。

スピーカー性能は以下の5段階で評価

めっちゃ良い
良い
普通
あまり良くない
悪い

肝心の音については、”普通”印象です。

▼Xperia 10 Vのステレオスピーカーの音はこちら!

フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.

実際に様々な”音”をXperia 10 Vから出して検証してみましたが、従来モデルでは体験出来なかった音の広がりを感じられるスピーカーです。

一方で、肝心の音が籠り気味なのは惜しいと感じました。このあたりは流石に上位モデルには音圧、音の繊細さなど多くの項目で及ばない印象です。

とはいえ、これまでのモノラルスピーカーよりも間違いなくエンタメ体験が向上。動画や音楽鑑賞を本体のステレオスピーカー快適に楽しむことが可能です。

ちなみに、イヤホンジャックも搭載。引き続き、独自の高音質化技術「DSEE Ultimate」やストリーミングサービスなどのステレオ音源を立体的なサウンドに変換できる「360 Upmix」にも対応しています。

Xperia 10 Vは、普段から有線・無線イヤホンで音楽などを楽しんでいるユーザーにもおすすめできる一台です。

Bluetoothコーデック

・SBC:○
・AAC:○
・aptX:○
・aptX HD: ○
・LDAC:○
・aptX Adaptive:○
※実際にワイヤレスイヤホンを使い検証(ーは未検証)

ちなみに、対応しているBluetoothコーデックは上記のとおりです。実機検証したところ、「LDAC」や「aptX Adaptive」にも対応していました。

Xperia 10 Vのメリット(良いところ)

Xperia 10 Vのメリット(良いところ)

Xperia 10 Vを実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。

ココがメリット(良い点)
質感の良いデザイン!カラバリも素敵!
扱いやすいサイズ感と軽さが最高すぎる!
従来比で最大輝度が向上!直射日光下でも見やすくなった!
日常使いでは困らない動作!ネット検索やSNS等は問題なし!
トリプルカメラ搭載!暗所撮影性能が向上!
超広角・広角・望遠のレンズ切り替えがよりスムーズになった!
動画性能が向上!手ブレ補正がより効くようになっている
圧倒的にバッテリー持ちが良い!1日は余裕すぎる!
ステレオスピーカー搭載!動画や音楽鑑賞にも最適
eSIM対応&microSDカードに対応している!
イヤホンジャック搭載!DSEE Ultimateにも対応
「360 Upmix」が最高!立体感あるサウンドを楽しめる!
押し込み式指紋認証に対応している!
IP68防水防塵&おサイフケータイにも対応している

以上が、Xperia 10 Vを使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。

扱いやすいサイズ感と軽さが最高すぎる!

Xperia 10 Vは、コンパクトなサイズ感と軽さがとても魅力的でした。

ちょうど良い横幅で握りやすく、重心バランスも絶妙で扱いやすい印象。片手操作で全てを完結できるわけではないものの、文字入力などはしやすいです。

驚いたのは、本体重量。5,000mAhの大容量バッテリー搭載に加え、本体サイズも大きくなっているのに約159gと従来比で約2g軽量化されています。

サイズ感に加え、軽さへのこだわりも強く感じる仕上がりで、普段遣いしやすい一台を探しているユーザーにはとてもおすすめです。

圧倒的にバッテリー持ちが良い!1日は余裕すぎる!

大容量5,000mAhバッテリーを搭載しているXperia 10 Vは、圧倒的なバッテリー持ちでした。

実際に1週間ほど使いましたが、電池持ちはとても良い印象。僕の使い方なら、余裕で2日は持ちます。

同価格帯のミドルレンジモデルと比べても、ズバ抜けて安定感ある持ち具合でした。

もちろん、使い方や環境によっても差はありますが、ネット検索やSNSを中心に使うライトユーザーの方であれば少なくとも1日は余裕でしょう。

ステレオスピーカー搭載!動画や音楽鑑賞にも最適!

Xperia 10 Vは、10シリーズで初めてフロントステレオスピーカーを搭載しました。

モノラルスピーカーとは違い、音の広がりを感じられるようになったので、動画や音楽鑑賞用にも”最適”です。

また、イヤホンジャックも搭載。様々なシーンに合わせて柔軟に使い分けることができるのも魅力的でした。

Xperia 10 Vのデメリット(悪いところ)

Xperia 10 Vのデメリット(悪いところ)

Xperia 10 Vを実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。

ココがデメリット(悪い点)
ゲーム性能はイマイチ!ガチ勢には不向きなので注意!
静止画撮影時の写真の色味は好みが分かれる
暗所撮影時にAFが迷いやすい&撮れる写真にばらつきが出る
動画は1080p/60fpsまで!4K撮影には非対応
通知LEDランプが廃止されている
90Hzなどの高リフレッシュレートには非対応
ワイヤレス充電に非対応
顔認証には非対応
長期間のアップデート保証がない

以上が、Xperia 10 Vを使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。

90Hzなどの高リフレッシュレートには非対応!

Xperia 10 Vは、残念ながら90Hzや120Hzなどの高リフレッシュレートに非対応です。

アプリ開閉や操作時の動作、なめらかなスクロール表示体験などを体験できないのは、惜しいと感じるポイントでした。

一度でも高リフレッシュレートを体験したことがあるユーザーだと、やや物足りなさを感じるかもしれないので注意しましょう。

とはいえ、動作自体は日常使いで困ることなく快適でした。このあたりは、どこまで求めているのかを考えつつ選んでいくのがおすすめです。

暗所撮影時にAFが迷いやすい&撮れる写真にばらつきが出る!

広角のセンサーなどが刷新されたXperia 10 Vですが、全体的にカメラ性能が物足りない印象です。

特に、暗所・夜景撮影時にAFが迷いやすく、撮れる写真にばらつきが出ることがありました。

また、従来比で広角や超広角で撮れる写真の色味も変わり、人によって好みが分かれそうな仕上がりになっています。

どんな写真が撮れるのか、作例も公開しているので、確認しつつ機種選びをしていきましょう。

Xperia 10 Vの口コミ・評判をチェック

Xperia 10 Vの口コミ・評判をチェック

Xperia 10 Vの口コミ・評判を以下に集めてみました。

男性
良いところ
・安い
悪いところ
・指紋認証が有効な場合にロック解除フリーズが毎回発生
(サヨナラさん)
椿
デザインも可愛いし、カラーも良いですね!私の手でも握りやすい横幅で、軽さも素敵でした!防水もしっかりしているので、安心して使えるのが魅力的ですね!(椿さん)
男性
指紋認証の精度が凄く悪いのとSD695採用で2年は持たないそれ以外は妥協すればいい端末!(阿寒湖総大将さん)
ちえほん
口コミを大募集!あなたの口コミ投稿をお待ちしています!

Xperia 10 Vの評価まとめ

Xperia 10 Vの評価まとめ

結論、スマホに”扱いやすいサイズ感と軽さ”と”圧倒的なバッテリー持ち”、”欲しい仕様全部入り”を求めている方には、間違いなくXperia 10 Vがおすすめです。

個人的なXperia 10 Vの評価は下記のとおりです!

満足度★★★★☆
デザイン・外観★★★★★
携帯性★★★★★
基本動作(快適さ)★★★★☆
ゲーム性能★★★☆☆
画面表示&綺麗さ★★★★☆
バッテリー持ち★★★★★
スピーカー★★★★☆
カメラ★★★☆☆

Xperia 10 Vはコンパクトなサイズ感と軽さ、普段遣いで困らない動作、安定感あるバッテリー持ちが魅力的な一台でした。

新たにステレオスピーカーを採用したことで、エンタメ体験も向上。もちろん、IP68防水防塵やおサイフケータイ、イヤホンジャック、microSDカード対応など欲しい仕様は全部入りです。

一方で、高リフレッシュレート非対応や長期のアップデート保証がない点は”惜しい”と感じました。特に、アップデートは長く安心して使う上でとても重要でしょう。

競合他社は低価格なモデルでも最大5年間のセキュリティアップデート保証を実現しており、Xperiaシリーズにもぜひ対抗してほしいです。

とはいえ、”使いやすさ”と”軽さ”、”圧倒的な電池持ち”は素晴らしく、この3点を特に重要視しているユーザーにはとてもおすすめできる”ミドルレンジ”です。

もちろん、自分が求めている仕様は何かを考えつつ、自分に合ったスマホを選んでいくことが大事です。その際に、ぜひXperia 10 Vも一度チェックしてみてください!

Xperia 10 Vの価格とお得に買う方法

Xperia 10 Vの価格とお得に買う方法

Xperia 10 Vの販売価格は以下のとおりです。

価格(※全て税込)
ドコモ79,860円
au69,550円
UQモバイル69,550円
ソフトバンク31,824円
楽天モバイル59,290円
SIMフリーモデル67,100円

Xperia 10 Vの本体価格は上記のとおりです。

キャリア版を買うなら各社大幅な割引キャンペーンやお返しプログラムが行われているので、上手く活用しつつ購入していきましょう。

どうせ買うなら、少しでもお得に!ぜひ、一度チェックしてみてください!

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