Xperia 1 VIの実機レビュー!どうも、ちえほんです。TwitterとYouTubeもやってます。
ソニー製の最新フラッグシップモデル「Xperia 1 VI (エクスペリアワンマークシックス)」。大画面6.5インチ(有機EL)&リフレッシュレート1-120Hz駆動、高性能な「Snapdragon 8 Gen 3」採用、望遠光学ズームレンズを含む3眼カメラ搭載機です。
他にもIP68防水防塵やおサイフケータイ、イヤホンジャック、ワイヤレス充電なども備えた全部入りの一台となっています。
本記事では、そんな「Xperia 1 VI」をメーカー様(商品貸出:ソニーマーケティング株式会社)にお借りして、実際に使って感じた良いところ・悪いところについて、すべて正直にレビューしていきます。(*スカーレットは、別途自腹購入)
満足度 | ★★★★★ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★★ |
携帯性 | ★★★★☆ |
基本動作(快適さ) | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★★ |
スピーカー | ★★★★★ |
カメラ | ★★★★☆ |
先に結論、Xperiaシリーズに快適な動作、高性能カメラ、高音質スピーカー、バッテリー持ち、全部入りの安心仕様を求めている方には、間違いなくXperia 1 VIがおすすめです。
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Xperia 1 VIの外観・デザインをレビュー
Xperia 1 VIの外観・デザインをレビューしていきます。
ディスプレイサイズは約6.5インチ(有機EL)、解像度は2,340×1,080(FHD+)。4K解像度ではなくなったものの、解像感は全く問題なく、画面の発色・色味も鮮やかで綺麗なディスプレイです。
最大輝度は、従来モデル比で1.5倍向上。明らかに屋外の直射日光下で見やすくなっていました。(※特に、カメラ撮影時に画面が見やすくなったのがデカいです。)
リフレッシュレートについては、1-120Hz駆動。ウェブ検索時などに、なめらかなスクロール表示体験が可能です。(※アプリ開閉や操作時も動作が滑らかになります。)
Xperia 1 VIは、フラットディスプレイ採用(Gorilla Glass Victus 2)、上部にはインカメラを備えています。
ノッチやパンチホールなどはなく、上下に黒ベゼルを備えたXperiaらしいデザインは継続です。(※画面フィルムは貼られていません)
背面デザインは、上記のとおりです。左上に「トリプルレンズカメラ」、中央に「SONY」ロゴ、下部に「Xperia」と刻まれています。カメラの出っ張りは、SIMカード約2枚程度でした。
Xperia 1 VIのカラーは、ブラック、プラチナシルバー、カーキグリーン(直販モデル限定) 、スカーレット(直販モデル限定)の4色展開です。
▼Xperia 1 VIのスカーレット(直販モデル限定)
▼Xperia 1 VIのブラック
背面には、ガラス素材(Gorilla Glass Victus)を採用。細かな凹凸のテクスチャー加工が施され、ザラザラとした触り心地になっています。ちなみに、ブラックは他のカラーに比べ指紋やホコリがやや付きやすい印象です。
側面は、メタルフレームを採用。従来比でより細かいラインが入った独自加工が施され、グリップ感が増しています。
従来モデル比で「シャッターボタン」が大きくなり、押しやすくなっています。
Xperia 1 VIは、前面にフルステージステレオスピーカーを搭載しています。音については、後述。
引き続き、SIMスロットの開閉にSIMピンは不要です。ちなみに、デュアルSIM対応(物理SIM×1+eSIM)で、microSDカード(最大1.5TBまで)も利用できます。
Xperia 1 VIの本体サイズ(高さ×幅×厚さ)は、約162×74×8.2mm、重さは約192g。Xperiaシリーズを一緒に並べるとサイズ感は、上記のようになります。
21:9アスペクト比廃止により横幅が増し、持ち心地は従来モデルよりも劣る印象。ただ、側面フレームの独自加工によりグリップ感が増し、握り心地はとても気に入りました。加えて、最上位モデルながら200g切りの軽さも魅力的です。
ちなみに、片手操作については”厳しい印象”。僕の手だとキーボード片手打ちはギリギリできるものの、上部にあるボタンは持ち替えが必須でした。
このあたりは個人差もあると思うので、事前にレビュー動画などでサイズ感をチェックしつつ選んでいくのをおすすめします。
Xperia 1 VIのスペック性能をレビュー
Xperia 1 VIのスペック性能を表にまとめつつ、動作の快適さやベンチマークスコア、本体発熱なども合わせてレビューしていきます。
Xperia 1 VIのスペック表
Xperia 1 VIのスペック・性能以下にまとめてみました。(※参照:公式製品ページ)
スペック | Xperia 1 VI |
---|---|
メーカー | ソニー株式会社 |
発売日 | 2024年6月 |
OS | Android 14(初期OS) |
CPU(SoC) | Snapdragon 8 Gen 3 |
メモリ(RAM) | 12GB / 16GB |
ストレージ容量(ROM) | 256GB / 512GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大1.5TBまで) |
本体サイズ | 約162×74×8.2mm |
重量 | 約192g |
画面サイズ | 約6.5インチ |
ディスプレイ解像度 | 2,340×1,080(FHD+) |
画面の種類 | 有機EL |
リフレッシュレート | 1-120Hz |
バッテリー | 5,000mAh |
背面カメラ | トリプルカメラ 1,200万画素(超広角) 4,800万画素(広角) 1,200万画素(望遠) |
前面カメラ | シングルカメラ 約1,200万画素 |
防水・防塵 | IP65/IP68 |
耐衝撃 | × |
ワンセグ/フルセグ | × |
指紋認証 | ◯ |
顔認証 | × |
おサイフケータイ | ◯ |
イヤホンジャック | ◯ |
ワイヤレス充電 | ◯ |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be *Wi-Fi 7は2024年秋以降アプデで対応予定 |
Bluetooth | Bluetooth 5.4 |
スピーカー | ステレオスピーカー |
充電端子 | Type-C |
カラー | ブラック プラチナシルバー カーキグリーン(直販モデル限定) スカーレット(直販モデル限定) |
Xperia 1 VIのベンチマークスコアと発熱
実際に購入したXperia 1 VI(SIMフリーモデル)で、ベンチマークスコアを検証しました。ベンチマークテストの「Antutu Benchmark(V10)」にて測定した結果は以下のとおりです。
Snapdragon 8 Gen 3搭載「Xperia 1 VI」のAntutu Benchmarkスコアは1,656,081点(※検証時のMAXスコア)」。計測中、本体温度は最大41.9度でした。
Xperia 1 VIは、高負荷がかかるシーンである程度発熱する印象。ただ、実利用で3Dゲーム時以外に気になる発熱はありませんでした。
快適
普通
もたつきを感じる
動作が重い
Chrome | めっちゃ快適 |
---|---|
Googleマップ | めっちゃ快適 |
X(旧:Twitter) | めっちゃ快適 |
YouTube | めっちゃ快適 |
肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め、とても快適です。
ネット検索や各種SNSは問題なく、原神やスターレイルなどの重い3Dゲームもしっかり楽しむことができます。(ゲーム性能の検証は、後述。)
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Xperia 1 VIのゲーム・アプリ動作をチェック
Xperia 1 VIでゲームやアプリの動作を確認します。
快適
普通
動くがカクつき・重さを感じる
重い
ガクガク
それでは、早速「Xperia 1 VI」を使い実際に試してみました。
Xperia 1 VIでモンストの動作チェック
Xperia 1 VIでモンストの動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”です。
モンスターストライクは一通り試しましたが、カクつきを感じることなく快適に楽しめます。
Xperia 1 VIでポケモンGOの動作チェック
Xperia 1 VIでポケモンGOの動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”です。
ポケモン出現時やアイテム回収、オンライン対戦なども含め、重さやカクつきなどなく遊べました。
Xperia 1 VIでPUBGモバイルの動作チェック
Xperia 1 VIで、PUBGモバイルの動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”です。
グラフィックは「ウルトラHDR」で「ウルトラ」まで選択でき、「スムーズ」は「90fps」まで選ぶことができます。
動作については、”とても快適”な印象。チーム戦なども試しましたが、重さやカクつきなどもなく楽しめました。
ちなみに、スムーズ(90fps)+パフォーマンス優先設定で30分遊ぶとバッテリーは約5%減。ゲーム終了後の本体温度は34度でした。
Xperia 1 VIで原神の動作チェック
Xperia 1 VIで原神の動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”でした。
デフォルトの画質は「中」、フレームレートは「30」。動作については、最高画質+60fpsにしても”問題ない”印象です。
原神にて最高画質+60fpsへ設定変更後、平均fpsを「WeTest PerfDog」で計測。30分間の計測では、平均55.5FPSでした。(※千尋の砂漠にて計測、元素スキルや元素爆発など使いつつ戦闘も複数回行いました。)
Xperia 1 VIなら最高画質+60fpsでも、高フレームレートをキープしつつ遊べます。発熱については、負荷がかかる影響でそこそこ熱くなる印象。ただ、発熱してもパフォーマンスの低下が従来比で緩やかでした。(※Xperia 1 シリーズ初のベイパーチャンバー搭載が効いていそうです。)
ちなみに、最高画質+60fps設定で30分遊ぶとバッテリーは約11%減。ゲーム終了後の本体温度は41.8度でした。
Xperia 1 VIで崩壊:スターレイルの動作チェック
Xperia 1 VIでスターレイルの動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”でした。
動作については、画質「最高」+フレームレート「60fps」にしても快適に遊べます。エリア移動や戦闘時のアニメーションもなめらかでした。
ただし、高負荷がかかるゲームのため、本体発熱がしっかりある印象。そして、バッテリーの減りも早いです。
ちなみに、最高画質+60fps設定で30分遊ぶとバッテリーは約11%減。ゲーム終了後の本体温度は41.9度でした。
Xperia 1 VIで使える通信キャリアをチェック
Xperia 1 VIで使える通信キャリアと対応バンドをチェックしておきましょう。
機種名 | Xperia 1 VI(SIMフリーモデル) |
---|---|
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 5G(Sub6):n1/n3/n5/n28/n41/n77/n78/n79 4G LTE:B1/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/21/26/28/38/39/40/41/42/66 |
Xperia 1 VIの対応バンドは、上記のとおりです。
SIMフリーモデル(直販モデル)はミリ波非対応。キャリアモデルはミリ波に対応しています。
なお、キャリアモデルの対応バンドは各公式サイトにてご確認ください。
▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!
バンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
Band1 | ◯ | ◯ | ◯ | |
Band3 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
Band8 | ◯ | |||
Band11 | ◯ | ◯ | ||
Band 18/26 | ◯ | ◯ | ||
Band19/26 | ◯ | |||
Band21 | ◯ | |||
Band28 | ◯ | ◯ | ◯ | |
Band41 | ◯ | ◯ | ||
Band42 | ◯ | ◯ | ◯ |
5Gバンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
n77(Sub6) | ◯ | ◯ | ◯ | |
n78(Sub6) | ◯ | ◯ | ||
n79(Sub6) | ◯ | |||
n257(ミリ波) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19 / Band 21 / Band 26。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。
auで使うなら、Band 1 / Band 18/ Band 26は抑えておきましょう。
ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルで利用するなら、Band 3 / Band 18に対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。
Xperia 1 VIのカメラをレビュー
Xperia 1 VIのカメラをレビューしていきます。
良い
普通
あまり良くない
悪い
カメラ性能の評価は、以下のとおりです。
静止画 | めっちゃ良い |
---|---|
動画 | 良い |
それでは、カメラ仕様・作例などをより詳しくチェックしていきます。
Xperia 1 VIのカメラ・動画撮影性能をチェック
Xperia 1 VIのカメラ・動画撮影性能は、以下のとおりです。
Xperia 1 VI | トリプルカメラ搭載 |
約1,200万画素 | 超広角 16mm / F値2.2 |
約4,800万画素 | 広角 24mm,48mm / F値1.9 |
約1,200万画素 | 望遠 85mm-170mm / F値2.3-3.5 |
アウトカメラは1,200万画素の超広角レンズ(F値2.2)、4,800万画素の広角レンズ(F値1.9)、1,200万画素の可変式望遠レンズ(F値2.3-3.5)の3眼構成です。
広角には、2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for mobile」を搭載。「望遠」は、85-170mm(3.5倍-7.1倍)の焦点距離間を光学ズームによる撮影ができます。(※デジタルズームは、最大21.3倍)
新たに、テレマクロ撮影や48MPによる高画素モード(広角)にも対応。また、Xperia 1 VIでは、「Photo Pro」や「Video Pro」、「Cinema Pro」の3つのアプリが一つの「Camera」アプリに統合されました。
インカメラの仕様は以下のとおり。
1,200万画素 | 標準 / F値2.0 |
インカメラは、1,200万画素の標準レンズ(F値2.0)のシングルカメラ仕様です。
アウトカメラの動画撮影性能は、以下にまとめました。
8K 撮影 | ー |
4K 撮影 | 24fps/30fps/60fps/120fps |
1080p撮影 | 24fps/30fps/60fps/120fps |
スローモーション撮影 | ○ |
動画については、4K/120fpsまで撮れます。今回は1080p/60fpsを試してみましたが、”幅広いシーンに対応できる動画性能”でした。
自然な色味で明るく撮れて、歩きながらの撮影であれなしっかり手ブレ補正も効きます。ただ、走りながらの激しい撮影シーンではやや手ブレ補正に物足りなさを感じました。
冒頭のレビュー動画内で実際に撮影したものを公開しているので、気になる方はチェックしてみてください。
Xperia 1 VIのカメラで撮影した作例
今回は、僕がXperia 1 VIのカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。
日中
▼広角で撮影
広角は、明るくハッキリ撮影可能です。木や建物などの細部まで解像感を残しつつ撮れていました。
色味も自然で、見たままに近い写真を撮れるのが魅力的です。
ちなみに、直射日光下でもカメラプレビューが見やすくなったので、撮影のしやすさが格段に向上しています。
▼2倍ズームで撮影
高画素の広角を活かした光学2倍相当で撮れる2倍ズームは、とても綺麗でした。
これまで以上に解像感もしっかり残っていて、明るく色味も自然で使いやすいです。
▼超広角で撮影
超広角は、風景などを一枚の写真に収めたい時に便利です。
光量があるシーンなら、十分明るく撮影可能。ただし、広角よりも若干暗めに仕上がるのが気になりました。
▼望遠レンズで撮影(光学3.5倍)
望遠(光学3.5倍)があれば、遠くにある被写体にサッと寄って撮影可能です。
改良された望遠レンズにより、従来比で画質が向上。明るく撮影でき、今まで以上に鮮明に撮影できます。
▼望遠レンズで撮影(光学7.1倍)
光学7.1倍ズームを利用すれば、より遠くを綺麗に撮影可能です。
解像感も十分で、これまで以上に距離がある被写体も綺麗に撮影できます。
▼最大21.3倍ズームで撮影
ズームは、最大21.3倍まで利用可能。最大倍率のズームは流石に解像感が粗くなるものの、記録用程度に使うなら十分でしょう。
その他
▼その他
▼テレマクロ撮影
▼48MPモード撮影
夜景・暗所
▼広角で撮影(ナイトモードあり)
▼その他
暗所・夜景撮影については、”しっかり撮れる”印象。光量が少ない場面でもオート撮影(ナイトモードなし)で、明るく綺麗に撮れます。
極端に光量が少ない場面なら、ナイトモードが利用できて明るく撮影可能です。ただし、強い光源があるとフレアやゴーストは出やすく、若干ノイズが乗りやすい印象でした。
とはいえ、これだけ撮れていれば暗所もしっかり撮れると言って問題ないでしょう。
Xperia 1 VIのバッテリー持ちをチェック
Xperia 1 VIのバッテリー持ちを確認していきます。
良い (16時間で残量40%-59%)
普通 (16時間で残量30%-39%)
あまり良くない (16時間で残量20%-29%)
悪い(16時間で残量10%-19%)
とても悪い (16時間で残量0%-9%)
バッテリー持ちについては、”めっちゃ良い”です。
機内モードオンで、Wi-Fiのみオン+バッテリー残量100%(満充電)にした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)
機種名 | 0時間経過 | 1時間経過 | 2時間経過 | 3時間経過 |
---|---|---|---|---|
Xperia 1 VI | 100% | 98% | 94% | 91% |
Xperia 1 V | 100% | 95% | 88% | 80% |
Xperia 1 IV | 100% | 93% | 86% | 78% |
Xperia 1 III | 100% | 91% | 80% | 70% |
単純にYouTube動画を流すだけのテストでは、持ちは”良い”印象。じっくり検証した結果は、以下のとおりです。
ネット検索やSNS、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを検証しつつ利用した結果、16時間後のバッテリー残量は61%でした。
少なくとも、僕の使い方なら1日は余裕。歴代Xperia 1シリーズの中で最もバッテリー持ちが良く、驚異的なスコアです。
もちろん利用環境や使い方によっても変わってきますが、ネット検索やSNSなどを中心に使うなら1日は電池持ちを気にせず利用できるでしょう。
Xperia 1 VIの指紋認証をチェック
Xperia 1 VIは、指紋認証を搭載しています。(※顔認証には、非対応)
早速、電源ボタン一体型の指紋認証を試してみました。
精度も良く、認証スピードも高速で、ストレスなく利用可能です。認証からホーム画面の移行もスムーズでした。
ちなみに、画面オフのままでも指紋認証は利用できます。また、押し込み式指紋認証にも対応しているので、スリープ時に意図しない指紋認証の誤動作を防ぐことも可能です。
Xperia 1 VIのスピーカー(音質)をチェック
Xperia 1 VIは、フルステージステレオスピーカーを搭載。早速、音質などを確認していきます。
良い
普通
あまり良くない
悪い
肝心の音については、”めっちゃ良い”印象です。
▼Xperia 1 VIのステレオスピーカーの音はこちら!
フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.
実際に様々な”音”をXperia 1 VIから出して検証してみましたが、左右の音のバランスも均一で、迫力あるサウンドを楽しめる一台です。
従来比モデルよりも高音・低音がクリアで、全体的に音圧も向上。音の厚みが増し、立体感もある印象です。
個人的には、とても気に入りました。映画や音楽鑑賞を楽しみたいユーザーには最適な一台です。
なお、イヤホンジャックも搭載。独自の高音質化技術「DSEE Ultimate」やストリーミングサービスなどのステレオ音源を立体的なサウンドに変換できる「360 Upmix」にも対応しています。
・SBC:○
・AAC:○
・aptX:○
・aptX HD: ○
・LDAC:○
・aptX Adaptive:○
※実際にワイヤレスイヤホンを使い検証(ーは未検証)
ちなみに、対応しているBluetoothコーデックは上記のとおりです。実機検証したところ、「LDAC」や「aptX Adaptive」にも対応していました。
Xperia 1 VIのメリット(良いところ)
Xperia 1 VIを実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。
ココがメリット(良い点) |
---|
デザインが最高すぎる!両面フラット&背面・側面の独自加工◎ カラバリが良すぎ!待望の赤(スカーレット)が新登場! 超縦長アスペクト比を廃止!横幅UPでコンテンツが見やすくなった 従来比で最大輝度が1.5倍向上!直射日光下でも画面が見やすい! リフレッシュレート1-120Hz対応!なめらか表示&省電力駆動が魅力 スナドラ8Gen3搭載!原神などのゲームも快適に楽しめる! ベイパーチャンバー搭載!発熱時のパフォーマンス低下が緩やかに! トリプルレンズカメラ搭載!明るく自然な色味で撮影可能! 広角レンズによる2倍ズームの画質が向上!暗所もより綺麗に撮れる! 4cmまで寄れるテレマクロ撮影がスゴい!静止画・動画どちらも撮影OK 光学7倍ズーム&望遠レンズの画質も向上!従来比でより鮮明撮れる 「S-Cinetone for mobile」や「クリエイティブルック」が使える 全レンズ4K/120fps撮影が可能!Video Proも縦UIに対応! カメラアプリが刷新!Photo Pro・Video Pro・Cinema Proが一つに統合 驚異的な電池持ちを実現!従来モデルから一気に改善!1日余裕過ぎ! 電源ボタン一体型指紋認証が快適!押し込み式機能もある! スピーカーの音質・音圧が大幅向上!映画・音楽鑑賞に最適すぎる! イヤホンジャック搭載!音質も従来比で向上している microSDカード(最大1.5TBまで)を利用できる! ワイヤレス充電やおすそわけ充電に対応している! IP68防水防塵に対応!水回りでも安心して利用可能! おサイフケータイにも対応している 最大4年のセキュリティアップデート保証!長く使える! |
以上が、Xperia 1 VIを使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
スナドラ8Gen3搭載!ゲームも快適に楽しめる!ベイパーチャンバーも初搭載
Xperia 1 VIは、ハイエンド向けの高性能チップ「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載しています。
ネット検索やTwitter、動画鑑賞などはもちろん快適です。重い原神やスターレイルなどの3Dゲームも難なく楽しめます。
また、Xperia 1シリーズ初となるベイパーチャンバーを搭載。従来比で、発熱時のパフォーマンス低下が緩やかになっています。以前よりも、長く安定してゲームを快適に楽しめる一台です。
ちなみに、本機も前モデル同様に発熱によるリフレッシュレート制限は起こりませんでした。
驚異的な電池持ちを実現!従来モデルから一気に改善!1日余裕過ぎ!
5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているXperia 1 VI。じっくり2週間ほど使いましたが、バッテリー持ちがとても良いです。
今回は「低残像設定」をオンにしたまま使っていましたが、1日は余裕でした。正直、僕の使い方なら2日目もそのままいけるぐらいの電池持ちです。
4K解像度の廃止や可変リフレッシュレートの採用、最新SoC等による恩恵なのか、これまでのXperia 1シリーズでは考えられないぐらいのバッテリー持ちを実現しています。(※他社ハイエンド比でもトップクラスの持ち具合です!)
最上位Xperiaシリーズに、安定したバッテリー持ちを求めているなら間違いなくXperia 1 VIがおすすめです。
カメラ性能が進化!4cmまで寄れるテレマクロ撮影がスゴい!
Xperia 1 VIはカメラ性能の向上だけではなく、”撮影体験”が一気に強化されていました。
引き続き、明るくハッキリ撮れる広角。従来比で2倍ズームの画質も向上、手元にある料理などを撮影するシーンでとても重宝します。
また、改良された望遠はしっかり画質が強化。今までよりも遠くにある被写体を綺麗に撮影できます。
個人的に、最も推したいのは4cmまで寄れるテレマクロ撮影。これがホント楽しいです。今までのXperiaでは撮れなかった写真をバンバン撮影可能。マニュアルによるピント合わせも含め、撮影していて楽しかったです。
加えて、カメラアプリが刷新。「Photo Pro」や「Video Pro」、「Cinema Pro」の3つのアプリが一つに統合されたことで、今までよりもユーザーが迷うことなく、カメラを起動して利用できます。(※直射日光下の視認性も向上しているので、撮影しやすさも格段にUP)
カメラ画質の向上だけではなく、撮影体験もしっかり進化していたモデルでした。歴代Xperia 1 シリーズの中で、最も写真・動画をもっと撮りたいと感じさせてくれた一台です。
Xperia 1 VIのデメリット(悪いところ)
Xperia 1 VIを実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。
ココがデメリット(悪い点) |
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顔認証には非対応なのが惜しい! 本体サイズが大きくなった(横幅)!重さも約190gと好みが分かれる 高負荷時は発熱あり!ただ動作は安定している! ゲーミングギア「Xperia Stream」がないのは残念すぎる Photo Proのαシリーズ近いUIが廃止されてしまった 4KではなくFHD+解像度へ変更!ただ廃止によるメリットも多い 通知LEDランプは残念ながら引き続きなし ナイトモードを強制オンにすることはできない! 強い光源があるとフレアやゴーストが出やすい(特に暗所) |
以上が、Xperia 1 VIを使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
顔認証には非対応なのが惜しい!
Xperia 1 VIは、顔認証に非対応。これまで通り側面電源ボタン一体型の指紋認証のみ搭載しています。
基本的には、指紋だけでも困ることなく快適です。「押し込み式指紋認証」機能にも対応しているので、誤反応も起こりにくく使っていて不便に感じることもありません。
ただ、手が塞がっている時や水で濡れて指紋認証がしづらいシーンでは、顔認証があればもっと便利と感じる場面もあります。
2Dによる顔認証にはセキュリティへの問題があるものの、高セキュリティな3D顔認証対応機種も存在しています。ぜひ、最上位の全部入りXperiaにこそ実装されてほしいです。
ゲーミングギア「Xperia Stream」がないのは残念すぎる
個人的には、Xperia 1 VI用のゲーミングギア「Xperia Stream」がないのはとても残念に感じました。
Xperia 1 VIはSnapdragon 8 Gen 3+ベイパーチャンバー搭載で、前モデルよりも長く安定して3Dゲームを快適に楽しめるため、30分から1時間程度であれば単体でも全く問題ありません。
ただ、流石に負荷がかかるゲームを1時間以上連続してプレイする場合は、従来モデル+ゲーミングギア「Xperia Stream」に軍配が上がります。(ソニーさん、ぜひXperia 1 VI用ゲーミングギアを出してください)
このあたりはどこまで求めているのかを考えつつ、必要ならサードパーティ製の外付け冷却クーラーを用意しておきましょう。
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Xperia 1 VIの口コミ・評判をチェック
Xperia 1 VIの口コミ・評判を以下に集めてみました。
ゲームをしないのですが…なぞです。あと、スクロールやフリック操作でカクつく事が多いのでわりとストレスで、そこを解消してくれたら最高のスマホだと思います。(miichiさん)
Xperia 1 VIの評価まとめ
結論、Xperiaシリーズに快適な動作、高性能カメラ、高音質スピーカー、バッテリー持ち、全部入りの安心仕様を求めている方には、間違いなくXperia 1 VIがおすすめです。
満足度 | ★★★★★ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★★ |
携帯性 | ★★★★☆ |
基本動作(快適さ) | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★★ |
スピーカー | ★★★★★ |
カメラ | ★★★★☆ |
Xperia 1 VIの注目ポイントは、やはりカメラ。特に、テレマクロ撮影はめちゃくちゃ面白いです。今までは撮れなかった写真をバンバン撮影でき、撮っている過程も楽しさを感じました。
少なくとも、これまでのXperiaシリーズで最も写真や動画を撮りたくなる一台でした。
また、「Snapdragon 8 Gen 3」&ベイパーチャンバー採用により、ゲーム性能・安定感の向上。驚異的なバッテリー持ちにも驚きました…!前モデルと比べるまでもなく、他社ハイエンド比でもトップクラスです。
もちろん、それ以外にもイヤホンジャック搭載やmicroSDカード対応、ワイヤレス充電、IP68防水防塵、おサイフケータイなど全部入りなのが魅力的です。
一方で、顔認証に非対応や専用ゲーミングギアなしについては、惜しい印象。特に、ゲームを長時間連続で楽しむユーザーはサードパーティ製の冷却クーラーを探す必要があるでしょう。
とはいえ、洗練されたデザイン、快適な動作、撮影体験が向上したカメラ、高音質スピーカー、脅威のバッテリー持ち素晴らしく、最上位Xperiaに相応しい全部入りな一台でした。
もちろん、自分が求めている仕様は何かを考えつつ、自分に合ったスマホを選んでいくことが大事です。その際に、ぜひXperia 1 VIも一度チェックしてみてください!
Xperia 1 VIの価格とお得に買う方法
Xperia 1 VIを買うならオンラインショップでの購入がおすすめ!本体価格は、以下の通りです。
価格(※全て税込) | |
---|---|
ドコモ | 12GB/256GB:209,440円 / 発売日:2024年6月7日 (*ブラック・プラチナシルバー) |
au | 12GB/256GB:214,800円 / 発売日:2024年6月7日 (*ブラック・プラチナシルバー) |
ソフトバンク | 12GB/256GB:210,960円 / 発売日:2024年6月7日 (*ブラック・プラチナシルバー) |
SIMフリーモデル | 12GB/256GB :189,200円 / 発売日:2024年6月21日 (*ブラック・プラチナシルバー・カーキグリーン・スカーレット) 12GB/512GB:204,600円 / 発売日:2024年6月21日 (*ブラック・プラチナシルバー・カーキグリーン・スカーレット) 16GB/512GB:218,900円 / 発売日:2024年8月23日 (*ブラック・カーキグリーン) |
Xperia 1 VIの価格は上記のとおりです。最安は、SIMフリーモデル(直販版)となっています。
ただし、キャリア版は大幅な割引キャンペーンやお返しプログラムなども行われているので、上手く活用しつつ購入していきましょう。
どうせ買うなら、少しでもお得に!ぜひ、一度チェックしてみてください!
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