Xperia 1 IIIの実機レビュー!どうも、ちえほんです。TwitterとYouTubeもやってます。
ソニー製の最新5Gフラッグシップモデル「Xperia 1 III(エクスペリアワンマークスリー)」。大画面6.5インチ(4K×有機EL)&120Hz駆動、CPUに「Snapdragon 888 5G」を採用、世界初の可変式望遠レンズを含む3眼カメラを備えています。
迫力あるサウンドを楽しめるフルステージステレオスピーカーや安心のIP68防水防塵、おサイフケータイ、イヤホンジャック、ワイヤレス充電など欲しいもの全てを詰め込んだ”最強ロマン”スマホです。
今回はそんな「Xperia 1 III フロストブラック」を実際に購入し、使って感じた良いところ、悪いところについて、すべて正直にお伝えします。※フロストパープルはメーカー様(Supported by Sony Marketing Inc.)にお借りしました。
▼YouTube動画でもXperia 1 IIIの実機レビューをしているので、合わせてチェックしてみてね!
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★★ |
携帯性 | ★★★★☆ |
ゲーム性能 | ★★★★★ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★★ |
バッテリー持ち | ★★★☆☆ |
スピーカー | ★★★★★ |
カメラ | ★★★★☆ |
本記事では、Xperia 1 IIIを外観・デザイン、カメラ、スペック性能やゲーム・アプリ動作、指紋認証の快適さ、発熱とバッテリー持ち、スピーカーの音質、使って感じたメリット・デメリット(良いところ、悪いところ)、口コミ・評判などを含め使用感レビューしつつ評価します。
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Xperia 1 IIIの外観・デザインをレビュー
Xperia 1 IIIの外観・デザインをレビューしていきます。
ディスプレイサイズは約6.5インチ(4K×有機EL)、解像度は3840×1644。画面の発色は鮮やか、色味はやや暖色系に寄せている印象です。ホワイトバランスから好みに合わせて調整可能となっています。
また、従来モデルは擬似的リフレッシュレート最大90Hzでしたが、Xperia 1 IIIでは120Hz駆動に対応。しっかり実感できるなめらか表示を体験可能です。
Xperia 1 IIIは、上下に均一幅の黒ベゼルを採用しています。画面上にノッチやパンチホールはないため、ゲームや動画鑑賞時に邪魔に感じることもありませんでした。
背面デザインは、左上に「トリプルレンズカメラ」、その横に「フェリカマーク」、中央付近に「SONY」ロゴ、下部に「Xperia」と文字が刻まれています。カメラの出っ張りは、SIMカード約2枚分なので許容範囲内です。
今回レビューしているのは、シックで大人な雰囲気漂う「フロストパープル」。背面はフロスト仕上げのガラス素材を採用、サラサラしたマットな質感です。カラーによっても異なりますが、フロストパープルは指紋が目立ちにくくなっています。
ちなみに、こちらが購入したau版Xperia 1 III フロストブラックです。
Xperia 1 IIIのフロストパープルと同じく前面上下に黒ベゼルを採用しています。
フロストパープルとはまた違うカッコ良さが、フロストブラックにはあります。こちらも背面にはガラス素材を採用、マットな質感でサラサラ仕上げです。
フロストブラック、フロストパープルの2色を実機確認しましたが、正直どちらも魅了的です。個人的には、ブラック派かもしれません(笑)このあたりは、ぜひ自分の好みに合わせて選んでみてくださいね!
▼Xperia 1 III SIMフリーモデル限定(デュアルSIM対応 / ミリ波・ラジオ非対応)の新色”フロストグリーン”はコチラです。
落ち着いた雰囲気のフロストグリーン。他のカラー同様にマットな仕上がりになっています。
側面には、マットなメタルフレームを採用。高級感あふれる仕上がりになっています。
「シャッターボタン」はエンボス加工が施され、押しやすさが向上。「Googleアシスタントキー」については、現時点でアプリの割り当て等はできませんでした。
SIMピンが必要ないタイプのSIMスロットを採用。シングルSIM+microSDを利用可能です。
Xperia 1 IIIは前面ディスプレイに、フルステージステレオスピーカーを搭載しています。音については、後述。
本体サイズは、約165x71x8.2mm、重さは約188g。Xperiaシリーズを並べてみるとサイズ感は、上記画像のようになります。従来モデルより縦横ほんの僅かに小さくなったことで、重心もちょうど良く持った時に安定する感じがありました。
片手操作については、流石に厳しい印象。特に、上部にあるボタンを押す時はやや押しづらいです。(※ちなみに、片手モードは搭載されているので安心してください)このあたりは個人差もあると思うので、ぜひ実機に一度触れてみることをおすすめします。
Xperia 1 IIIのスペック性能をレビュー
Xperia 1 IIIのスペック性能を表やベンチマーク計測してレビューしていきます。
Xperia 1 IIIのスペック表
Xperia 1 IIIのスペック・性能以下にまとめてみました。(※参照:ソニー公式製品ページ)
スペック | Xperia 1 III |
---|---|
メーカー | ソニー株式会社 |
型番 | ドコモ : SO-51B au : SOG03 ソフトバンク : A102SO |
発売日 | 2021年7月9日 |
OS | Android 11(初期OS) |
CPU | Snapdragon 888 5G |
RAM | 12GB |
ストレージ | 256GB 512GB(※SIMフリーのみ) |
外部ストレージ | microSD最大1TB |
本体サイズ | 約165x71x8.2mm |
重量 | 約188g |
画面サイズ | 約6.5インチ |
ディスプレイ解像度 | 3,840×1,644(4K) |
液晶の種類 | 有機ELディスプレイ |
バッテリー | 4500mAh |
背面カメラ | トリプルレンズカメラ 約1220万画素(広角) 約1220万画素(超広角) 約1220万画素(望遠) 3D iToFセンサー |
前面カメラ | シングルカメラ 800万画素(標準) |
防水/防塵 | IP68 |
ワンセグ/フルセグ | × |
緊急速報 | ◯ |
指紋認証 | ◯ |
顔認証 | × |
おサイフケータイ | ◯ |
ワイヤレス充電 | ◯ |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 |
スピーカー | ステレオスピーカー |
充電端子 | Type-C |
カラー | フロストブラック フロストグレー フロストパープル |
Xperia 1 IIIのベンチマークスコア
Xperia 1 IIIのベンチマークスコアを検証しました。参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark」の測定結果を下記に記載しておきます。
▼Xperia 1 III
▼Xperia 1 II
Snapdragon 888 5G搭載「Xperia 1 III」のAntutu Benchmarkスコアは「808245点」。ちなみにSnapdragon 865 5Gを搭載した「Xperia 1 II」は、「634091点(※参考値)」でした。
肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め超快適です。
一般的な電話、メール、ウェブブラウジング、SNSなどは全く問題なく、ゲームを中心にヘビーに使っていきたい方にもおすすめできる一台となっています。
Xperia 1 IIIのゲーミング機能を解説
Xperia 1 IIIで利用できるゲーミング機能を以下にまとめました。(※おすすめ機能を一部をピックアップしています。)
タッチサンプリングレート | 最大240Hz |
ゲームエンハンサー | ○ |
RTレコード | ○ (※ゲームプレイ中に数秒前を画面録画できる) |
HSパワーコントロール | ○ (※充電時に直接本体に給電できる) |
ハイフレームレート録画 | 解像度720pで最大120fpsの録画ができる |
オーディオイコライザー | 音量を調節して特定の音を聴こえやすくできる |
マルチタスク | ゲーム中でも選択したアプリを自由に起動できる |
引き続き、本体への直接給電ができる「HSパワーコントロール」に加え、解像度720pで最大120fpsの録画を行える「ハイフレームレート録画」やゲーム中でも選択したアプリを自由に起動できる「マルチタスク」を利用できるようになっています。
ゲーミングスマホと言っても全く問題ない充実した機能をぜひチェックしてみてくださいね!
Xperia 1 IIIのゲーム・アプリ動作をチェック
Xperia 1 IIIでゲームやアプリの動作を確認します。
快適に遊べる
普通に遊べる
ある程度遊べる(※設定次第)
動作困難
それでは、早速「Xperia 1 III」を使い実際に試していきます。
Xperia 1 IIIでモンストの動作チェック
Xperia 1 IIIでモンストの動作チェックをしていきます。結果は、”非常に快適に遊べる”でした。
モンストは比較的軽いゲームなので、ストレスなく楽しめます。ちなみに、ゲーム中は画面上下に黒帯が出る仕様となっています。
Xperia 1 IIIでポケモンGOの動作チェック
Xperia 1 IIIでポケモンGOの動作チェックをしていきます。結果は、”快適に遊べる”でした。
ポケモンGOは重い3Dゲームですが、ポケモン出現時や戦闘など含め問題なく快適に楽しめます。
負荷がかかるため発熱しやすい印象で、バッテリーの減りも早くなるので注意が必要です。ちなみに、GPSの感度は全く問題ありませんでした。
Xperia 1 IIIでPUBGモバイルの動作チェック
Xperia 1 IIIで、PUBGモバイルの動作を確認していきます。結果は、”非常に快適に遊べる”でした。
グラフィックは、「FHD」で「ウルトラ」まで選択でき、「スムーズ」は「極限」まで選ぶことができます。
動作については、全く問題なし。ただし、こちらも負荷がかかる3Dゲームのため、本体発熱しやすい印象でした。
Xperia 1 IIIで使える通信キャリアをチェック
Xperia 1 IIIで使える通信キャリアをチェックしておきましょう。
機種名 | Xperia 1 III(ドコモ版) |
---|---|
対応バンド | 4G:1/3/4/5/7/12/13/19/21/28/38/39/40/41/42 5G(Sub6):n78/n79 5G(ミリ波):n257 |
機種名 | Xperia 1 III(au版) |
対応バンド | 4G:1/3/11/18/26/28/42 5G(Sub6):n28/n77/n78 5G(ミリ波):n257 |
機種名 | Xperia 1 III(ソフトバンク版) |
対応バンド | 4G:1/2/3/4/8/11/12/17/28/38/39/40/41/42 5G(Sub6):n3/n28/n77/n78 5G(ミリ波):n257 |
Xperia 1 IIIの対応バンドは上記のとおりです。SIMフリーモデルは、キャリアモデルとは違いデュアルSIM対応/ミリ波非対応なので注意しましょう。
au版のXperia 1 III(※SIMロック解除済み)+手元にあるSIMカードで試した結果は以下のとおり。
キャリア | 利用可否 |
ドコモ | 通話○ データ通信○ |
au | 通話○ データ通信○ |
ソフトバンク | 通話○ データ通信○ |
ワイモバイル | 通話○ データ通信○ |
楽天モバイル | 通話○ データ通信○ (※本回線のみ検証済み) |
ahamo(アハモ) | 通話○ データ通信○ |
ちなみに、ahamoや楽天モバイルでも利用可能。また、Rakuten LINKアプリ利用による発着信および通話OK、通常の電話アプリのみでも発着信および通話も可能でした。
▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!
バンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
Band1 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band3 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
Band8 | ⭕ | |||
Band11 | ⭕ | ⭕ | ||
Band 18/26 | ⭕ | ⭕ | ||
Band19/26 | ⭕ | |||
Band21 | ⭕ | |||
Band28 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band41 | ⭕ | ⭕ | ||
Band42 | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19/26。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。auで使うなら、Band 1 / Band 18/26は抑えておきましょう。
ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルは、Band 3 / Band 18。パートナーエリアで利用したいならBand 18も必須です。
Xperia 1 IIIのカメラをレビュー
Xperia 1 IIIのカメラをレビューしていきます。
Xperia 1 IIIのカメラ・動画撮影性能をチェック
Xperia 1 IIIはトリプルレンズカメラを搭載しています。カメラ構成を以下にまとめました。
約1220万画素 | 広角レンズ 24mm / F値1.7 |
約1220万画素 | 超広角レンズ 16mm / F値2.2 |
約1220万画素 | 望遠レンズ 70mm・105mm / F値2.3・2.8 |
3D iToFセンサー | ー |
カメラ構成は、約1220万画素の広角(24mm/F値1.7)、約1220万画素の超広角(16mm/F値2.2)、約1220万画素の望遠(70mm・105mm/F値2.3・F値2.8)、3D iToFセンサーとなっています。
Xperia 1 IIIはペリスコープ構造を採用した世界初の可変式望遠レンズを搭載しています。光学2.9倍と4.4倍を瞬時に切り替えて撮影可能です。(※2.9倍〜4.4倍などの間は光学ではなく、デジタルズームとなります。)
また、デジタル一眼カメラαシリーズにも採用されている「リアルタイムトラッキング」を搭載。画面上でタップした被写体にフォーカスを合わせて追従。動き回る人や動物などの撮影時に重宝します。
さらに、今回からAI超解像ズームに対応。(※事前にズーム設定から切り替え必須)デジタルズーム時でもより解像感の粗さを抑えた写真撮影が可能となっています。インカメラの仕様は以下のとおりです。
800万画素 | 標準 / F値2.0 |
インカメラは、800万画素の標準レンズ(F値2.0)のシングルカメラ仕様です。画素数などの変更はないインカメラですが、今までよりも明るく鮮明に撮れるようになっていました。(※肌の色味などが劇的に改善)
動画撮影性能は以下にとおりです。
8K 撮影 | 非対応 |
4K 撮影 | 24fps/25fps/30fps/60fps |
1080p 撮影 | 24fps/25fps/30fps/60fps |
Xperia 1 IIIのカメラで撮影した作例
今回は、僕がXperia 1 IIIのカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。
※タップして拡大出来ます。
日中
▼広角で撮影(BASICモード)
無理に明るくしすぎず、これまで以上により現実に近い色味で撮影することが可能になっています。BASICモードでもシャッターを切るだけで、上記のような写真を簡単に撮ることが可能です。
▼左がXperia 1 III、右がXperia 1 II
撮影日は、Xperia 1 IIIの色味に近いような感じの曇り空の日でした。Xperia 1 IIは空の色がやや白っぽくなっています。全体的に大きな差があるかと言われると、劇的な違いはないものの細かな調整はXperia 1 IIIの方が上手な印象です。
▼超広角で撮影(BASICモード)
超広角カメラを使えば、一度に広範囲を1枚の写真に収めることができます。広角に続き、違和感のない自然な色味で撮影可能です。また、歪み補正をオンにしておけば上記のように歪みの少ない写真を撮れます。
▼望遠(光学2.9倍)で撮影(BASICモード)
望遠(光学2.9倍)は、従来モデルよりも鮮明に明るく撮影できるようになっています。色味もしっかりしていて、より使いやすくなった印象です。
▼望遠(デジタルズーム3.5倍)で撮影(BASICモード)
望遠レンズの光学2.9倍〜光学4.4倍の間は、デジタルズームになるので注意が必要です。とはいえ、十分綺麗に撮れています。
▼望遠(光学4.4倍)で撮影(BASICモード)
望遠(光学2.9倍)よりももう少し寄りたいなっていうシーンで、望遠(光学4.4倍)はとても重宝します。光学2.9倍同様明るく、鮮明に撮れる印象。切り替えも十分高速で、スムーズでした。
▼望遠(デジタルズーム最大12.5倍)で撮影(BASICモード)
デジタルズームは、最大12.5倍まで可能です。
▼左は通常のデジタルズーム、右はAI超解像ズーム
流石に最大デジタルズームはやや粗さが目立つ印象。ただ、Xperia 1 IIIはAI超解像ズームに対応しているので、デジタルズーム時でも画質をできる限り落とさず撮影することも可能です。画角は、通常のデジタルズームに比べると狭くなりますが、鮮明さが増しています。
AI超解像ズームは、予めデジタルズームからの切り替えが必要なので注意しましょう。
接写・ポートレート・その他
▼接写(BASICモード)
▼ポートレート(BASICモード)
▼その他
夜景・暗所
暗所・夜景撮影については、十分撮れます。ただし、”物凄く強いわけではない”です。
▼広角で撮影(BASICモード)
暗さをそのまま表現しつつ撮れていますが、よく見るとか解像感が粗部分もあります。Photography Proがあるので、自分好みに調整はできるものの慣れていないとその場での対応は難しいです。
そんな時は、BASICモードのAI自動認識による低照度撮影を活用したりするのがおすすめ。とはいえ、自動認識ではなく自由にいつでも使える「ナイトモード」があれば、良いなと改めて感じました。
Xperia 1 IIIのバッテリー持ちをチェック
Xperia 1 IIIのバッテリー持ちについては、”良くない”という結果になりました。
機内モードオンで、Wi-Fiのみオンにした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)
機種名 | 0時間経過 | 1時間経過 | 2時間経過 | 3時間経過 |
---|---|---|---|---|
Xperia 1 III(120Hz時) | 100% | 91% | 80% | 70% |
Xperia 1 III(60Hz時) | 100% | 93% | 85% | 77% |
Xperia 1 II(疑似90Hz時) | 100% | 88% | 80% | 71% |
Xperia 5 II(120Hz時) | 100% | 95% | 89% | 83% |
単純にYouTube動画を流すだけのテストではありますが、「Xperia 1 III」のバッテリー持ちは”正直イマイチ”です。Xperia 1 IIと比較しても、体感差はあまりないように感じました。
実際にリフレッシュレート120Hz適用状態で午前8時から1日しっかり使ってみましたが、ネット検索やSNS、動画視聴、カメラ撮影などで利用して午後21時時点でバッテリー残量は5%程度。バッテリー持ち優先なら、リフレッシュレート120Hzはオフが良いですね。
もちろん使う環境や使い方にもよりますが、ライトユーザーであれば120Hzでもギリギリ1日は持つでしょう。長時間利用に加え、動画撮影やゲームなどヘビーに使われる方はバッテリー設定を見直しつつ利用していくのがおすすめです。
Xperia 1 IIIの指紋認証をチェック
Xperia 1 IIIは、電源ボタン一体型の指紋認証センサーを搭載しています。
早速、指紋認証を試してみました。認証精度・スピードともに良く、ロック解除からホーム画面への移行もスムーズな印象です。(※パッとホーム画面の移行ではなくあ、フワッという感じ)また、Android 11を搭載しているため、連続のロック解除も快適に行えるようになっています。
ちなみに、従来モデル同様に顔認証には非対応。場面に応じた使い分けはできないので、注意しておきましょう。
Xperia 1 IIIのスピーカー(音質)をチェック
Xperia 1 IIIは、フルステージステレオスピーカーを搭載。肝心の音については、とてもクリアで迫力あるサウンドを楽しめる印象です。
▼Xperia 1 IIIのフルステージステレオスピーカーの音はこちら!
フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.
実際に様々な”音”をXperia 1 IIIから出して検証してみましたが、音は素直に素晴らしいの一言。クリアで臨場感あるサウンドかつ音の迫力もあって、左右の音のバランスも均一しっかりこだわりを感じられる仕上がりでした。
中でも、従来比で約40%向上している音圧は体感できる差がありました。従来モデルよりも筐体振動が少ないのも魅力的。スマホのスピーカーで音を楽しみたい人にとっては、これ以上ない選択肢でしょう。
また、イヤホンジャック搭載かつ「360 Spatial Sound」や「DSEE Ultimate」にも対応。Xperia 1 IIIなら様々なシーンで、柔軟に最高の音を楽しめる一台です。
Xperia 1 IIIのメリット(良いところ)
Xperia 1 IIIを実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。
ココがメリット(良い点) |
---|
高級感あふれる上質なデザイン!背面フロスト加工が最高◎ 大画面で文字も見やすい!動画鑑賞やゲームにも最適 4K×有機ELに加え120Hz駆動!実感できるなめらか表示が魅力 超快適動作レスポンス!ゲーミング機能も充実している 1枚1枚こだわれるカメラ!自然な色味が魅力&動く被写体にも強い! Xperia 1 IIよりもレンズ切り替えが高速化している! 可変式望遠レンズが楽しい!ズームが強化&インカメラ性能も向上! リアルタイムトラッキングが凄い!被写体をロックして追従!ペットや動物撮影に便利 動画撮影性能が大幅向上!手ブレしないなめらかな動画が撮れる! 電源ボタン一体型指紋認証を搭載!マスクしたままでもロック解除できる おすそわけ充電に対応!ワイヤレス充電デバイスへの給電ができる! フルステージステレオスピーカーが素晴らしい完成度! イヤホンジャック搭載&microSD対応!様々なニーズに応えてくれる |
以上が、Xperia 1 IIIを使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
4K×有機ELに加え120Hz駆動!実感できるなめらか表示!
大画面6.5インチ4K×有機ELに加え、リフレッシュレート最大120Hzに対応したディスプレイは凄く魅力的でした。
これまでの従来モデルでは擬似的リフレッシュレート90Hz止まりで、なめらかな表示にはなってはいるもののハッキリとした違いが分かりにくい感じがありました。
今回のリフレッシュレート120Hz駆動では明らかに違いを体感できるようになっており、快適なWebブラウジングなどを楽しめます。
また、地味に気になっていた屋外かつ直射日光が当たるような場面で、ディスプレイがやや見にくくなっていた点においても改善。劇的というほどではありませんが、これまでよりも見やすくなっています。
可変式望遠レンズが楽しい!「AI超解像ズーム」でデジタルズームも強化!
Xperia 1 IIIは引き続き、ZEISSレンズを採用した3眼+3D iToFセンサーを備えています。大きな変更点としては、世界初の可変式望遠レンズを搭載したことです。
内部でレンズが動くことにより、光学2.9倍と光学4.4倍を瞬時に切り替えて撮影可能。これがホントに便利で、絶妙にちょうど良い2つの焦点距離を被写体によって使い分けれるので、とても実用的でした。広角・超快適も使えるので、様々シーンに対応できるカメラとなっています。
また、デジタルズーム時に画質を劣化させずに撮れる「AI超解像ズーム」も凄いです。画角は狭くなりますが、これまで粗さがあった高倍率でもより鮮明に撮れていてとても魅力的でした。
フルステージステレオスピーカーが素晴らしい完成度!
ディスプレイ前面に左右均等配置されたステレオスピーカーから出る迫力あるクリアなサウンドは、想像以上に魅力的です。
1つ1つの音がこれまでよりもクリアに聴こえて、臨場感あふれるサウンド体験を味わえました。また、音量を上げた時に起きる筐体振動もかなり軽減されているのも嬉しいポイントでした。
音圧についても、Xperia 1 II比で約40%向上。並べて比較してもハッキリ違いが分かる仕上がりになっており、スマホから出る音を楽しみたいユーザーにこそおすすめな一台です。
Xperia 1 IIIのデメリット(悪いところ)
Xperia 1 IIIを実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。
ココがデメリット(悪い点) |
---|
リフレッシュレート120Hz適用時は本体が発熱しやすい! バッテリー持ちがイマイチ!1日中ヘビーに使うユーザーは注意 カメラUIが大幅変更!設定や操作には慣れが必要 暗所・夜景撮影がやや惜しい!ナイトモードが欲しい Googleアシスタントキーを好きなアプリなどに割当できない 本体サイズと重さについては合う合わないがある 純正アルバムではなくGoogleフォトがデフォルト 指紋認証後のホーム画面への移行がやや遅め |
以上が、Xperia 1 IIIを使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
本体が発熱しやすい&バッテリー持ちがイマイチ!
従来モデルで惜しいと感じていたバッテリー持ちや発熱については、大幅な改善はない印象です。
特に、リフレッシュレート120Hzを適用した状態だと本体が発熱しやすく、想定していたよりもバッテリーの減りが早い感じでした。
ゲームや動画撮影など、ヘビーに使う人も多いと思うので今後の改善に期待しつつ、バッテリー持ちを優先したい人はリフレッシュレート120Hzなどの設定見直しをしつつ利用するのがおすすめです。
カメラUIが大幅変更!設定や操作には慣れが必要!
Xperia 1 IIIから通常のカメラアプリとPhotography Proが統合されました。今までは手間だった切り替えもよりスムーズにできるようになったのは魅力的です。
一方で、設定や撮影モード切り替え、明るさ調整などのカメラUIにも変更加えられているので慣れるまで戸惑いました。(※長くXperiaシリーズを使い続けてきたユーザーは慣れるまで違和感があるかもしれません。)
また、デジタルズームとAI超解像ズームの切り替えはMENUから変更しないといけなかったりと細かい部分で気になる点もありました。とはいえ、まだ統合されたばかりです。このあたりは、今後BASICモードの使い勝手向上のアップデートに期待していきたいと思います。
Googleアシスタントキーを好きなアプリなどに割当できない
Xperia 1 IIIに搭載されている「Googleアシスタントキー」は、現状好きなアプリをショートカット起動に割り当てることができませんでした。
従来モデルよりもGoogleアシスタントの起動から音声認識までが高速化、精度も良くなっているので使い勝手自体は大幅に向上しています。
ただ、「Googleアシスタント」を積極的に使うユーザーでない場合は、現状あまり活躍できないボタンであるとも言えます。今後、ユーザー自身で柔軟な設定変更が行えるようになると嬉しいです。
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Xperia 1 IIIの口コミ・評判をチェック
Xperia 1 IIIの口コミ・評判を以下に集めてみました。
Xperia 1 IIIの評価まとめ
Xperiaシリーズで”最上位スペック”かつ”ロマン”を追い求めている方は、Xperia 1 IIIが間違いなくおすすめな一台です。
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★★ |
携帯性 | ★★★★☆ |
ゲーム性能 | ★★★★★ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★★ |
バッテリー持ち | ★★★☆☆ |
スピーカー | ★★★★★ |
カメラ | ★★★★☆ |
Xperia 1 IIIは大画面6.5インチ(4K×有機EL)&リフレッシュレート120Hz対応、超快適な「Snapdragon 888 5G」を採用、世界初の可変式望遠レンズを含む3眼カメラを搭載、大迫力のステレオスピーカーなど今すぐ出せるものを全てこの一台に凝縮したようなモデルです。
誰にでもおすすめできる万人向けモデルではないものの、好きな人にはたまらない要素が詰まっています。独自の高級路線を突き進む一台に賛否はあると思いますが、僕はとても好きです。
今後もワクワクできる一台に期待しつつ、Xperia 1 IIIの正式発売を待ちたいと思います。(※実費購入します!!!!!!! By ちえほん)
もちろん、使ってみて良いところ、悪いところは人それぞれ必ずあります。より自分に合った一台を選んでいきましょう。ぜひ、Xperia 1 IIIも一度チェックしてみてください!
Xperia 1 IIIの価格とお得に買う方法
Xperia 1 IIIを買うならオンラインショップでの購入が圧倒的にお得です!販売価格は以下のとおりです。
ドコモ(12GB/256GB) : 認定中古 73,700円(税込)〜
Xperia 1 IIIの販売価格は上記のとおりとなっています。割引キャンペーン実施中で、最大22,000円割引を受けられるチャンスです!
SIMフリーモデルも一気に値下げされたので、買いやすくなりました!どうせ買うなら、少しでもオトクに!ぜひチェックしてみてくださいね!
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