Xiaomi 13の実機レビュー!どうも、ちえほんです。TwitterとYouTubeもやってます。
2023年2月27日にグローバル発表された「Xiaomi 13 (シャオミサーティーン)」。約6.36インチ(有機EL)×リフレッシュレート最大120Hz、CPUには「Snapdragon 8 Gen 2」を採用しています。
シャオミのグローバル展開モデルとしては、初の”Leica”コラボカメラ搭載モデル。5,000万画素(広角)、1,200万画素(超広角)、1,000万画素(望遠)の3眼構成です。
また、大容量4,500mAhバッテリーや高音質なステレオスピーカー、IP68防水防塵、最大67W急速充電、ワイヤレス充電なども備えている一台。今回は、そんなグローバル版「Xiaomi 13」をメーカー様にご提供いただき、実際に使って感じた良いところ、悪いところについて、すべて正直にお伝えしていきます。
▼YouTube動画でもXiaomi 13の実機レビューをしているので、合わせてチェックしてみてね!
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★★★ |
基本動作(快適さ) | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★★ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★☆ |
本記事では、Xiaomi 13のデザイン、カメラの画質、スペック性能やゲーム・アプリ動作、指紋・顔認証の快適さ、バッテリー持ち、スピーカーの音質、使って感じたメリット・デメリット(良いところ、悪いところ)、口コミ・評判などを含め使用感レビューしつつ評価します。
本機は技適マークのない海外モデルのため、「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」の手続(届出)を行いテストしています。
Xiaomi 13の外観・デザインをレビュー
Xiaomi 13の外観・デザインをレビューしていきます。
ディスプレイサイズは約6.36インチ(有機EL)、解像度は2400×1080(FHD+)、アスペクト比20:9。画面はとても明るく、発色・色味も問題なし、鮮やかで綺麗なディスプレイでした。ちなみに、屋外の直射日光下でも見やすかったです。
リフレッシュレートは、最大120Hz駆動。ウェブブラウジング時などに、なめらかなスクロール表示体験を楽しむことができます。(※アプリ開閉や操作時も動作が滑らかになります。)
Xiaomi 13はフラットディスプレイ採用、中央上部にパンチホール型インカメラを備えています。
ベゼルは、上下左右ともに極狭。ベゼルの太さが気になることは、全くありませんでした。
背面デザインは、左上に「トリプルカメラ(※LEICAの文字もある)」、左下に「Xiaomi」ロゴが刻まれています。ちなみに、カメラの出っ張りはSIMカード約3枚程度でした。
Xiaomi 13のカラーは、ホワイト、ブラック、グリーンの3色展開です。
今回レビューしているのは、「グリーン」。背面にはガラス素材を採用、表面は光沢仕上げです。指紋やホコリは比較的目立ちやすく、付きやすいので注意しましょう。
側面には、金属フレームを採用。テカテカでとても格好良い代わりに、指紋は付きやすいです。
Xiaomi 13は、デュアルステレオスピーカーを搭載。音については、後述します。
SIMスロットは、開閉にSIMピンが必須。ちなみに、microSDカードには非対応です。
Xiaomi 13の本体サイズは、約152.8×71.5×7.98mm、重さは約189g。6.1インチのiPhoneと一緒に並べるとサイズ感は、上記のようになります。
絶妙なサイズ感に加え、背面淵のゆるやかなラウンド仕上げが手にフィット感を与え、とても持ちやすい印象。本体重量は189gですが、数値よりも軽く感じます。
ちなみに、片手操作については”ある程度できる印象”。僕の手だとキーボード片手打ちは問題なく、上部にあるボタンなどは持ち替えが必要でした。
このあたりは個人差もあると思うので、冒頭にある実機レビュー動画などでサイズ感をチェックしつつ選んでいくのをおすすめします。
Xiaomi 13のスペック性能をレビュー
Xiaomi 13のスペック性能を表にまとめつつ、ベンチマークを計測してレビューしていきます。
Xiaomi 13のスペック表
Xiaomi 13のスペック・性能以下にまとめてみました。(※参照:Xiaomi公式製品ページ)
スペック | Xiaomi 13 |
---|---|
メーカー | シャオミ |
型番 | 2211133G |
発売日 | 2023年3月 |
OS | Android 13(初期OS) |
CPU(SoC) | Snapdragon 8 Gen 2 |
RAM | 8GB/12GB |
ストレージ | 256GB |
外部ストレージ | 非対応 |
本体サイズ | 約152.8×71.5×7.98mm |
重量 | 約189g |
画面サイズ | 約6.36インチ |
ディスプレイ解像度 | 2400×1080(FHD+) |
画面の種類 | 有機EL |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
バッテリー | 4,500mAh |
背面カメラ | トリプルカメラ 約5000万画素(広角) 約1200万画素(超広角) 約1000万画素(望遠) |
前面カメラ | シングルカメラ 約3200万画素 |
防水/防塵 | IP68 |
耐衝撃 | × |
ワンセグ/フルセグ | × |
指紋認証 | ◯ |
顔認証 | ◯ |
おサイフケータイ | × |
イヤホンジャック | × |
ワイヤレス充電 | ◯ |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 |
スピーカー | ステレオスピーカー |
充電端子 | Type-C |
カラー | グリーン ブラック ホワイト |
Xiaomi 13のベンチマークスコア
Xiaomi 13のベンチマークスコアを検証しました。参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark」の測定結果を、下記に記載しておきます。
Snapdragon 8 Gen 2搭載「Xiaomi 13」のAntutu Benchmark」スコアは1309157点(※検証時のMAXスコア)」。計測中、本体温度は最大40,5度でした。
快適
普通
もたつきを感じる
動作が重い
Chrome | めっちゃ快適 |
---|---|
Googleマップ | めっちゃ快適 |
快適 | |
YouTube | めっちゃ快適 |
肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め、とても快適な印象です。
一般的なウェブ検索や各種SNSも問題なく、重い3Dゲームなども難なく遊べる一台でした。
Xiaomi 13で利用できる設定・便利機能
Xiaomi 13で利用できるおすすめ設定・便利機能を以下にまとめました。(※機能を一部ピックアップしています。)
デュアルアプリ | ○ |
アプリロック | ○ |
シンプルモード | ○ |
セカンド・スペース | ○ |
片手操作モード | ○ |
メモリの拡張 | ○(※最大7GBまで) |
持ち上げてスリープ解除 | ○ |
画面をダブルタップしてスリープ解除 | ○ |
リバースワイヤレス充電 | ○ |
グラフィックイコライザー | ○ |
常時オンディスプレイ | ○ |
Xiaomi 13は、アプリを複製できる「デュアルアプリ」やスマホの中に2つ目の環境を構築できる「セカンドスペース」などにも対応しています。
Xiaomi 13のゲーム・アプリ動作をレビュー
Xiaomi 13でゲームやアプリの動作を確認します。
快適
普通
動くがカクつき・重さを感じる
重い
ガクガク
それでは、早速「Xiaomi 13」を使い実際に試していきます。
Xiaomi 13でモンストの動作チェック
Xiaomi 13でモンストの動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”でした。
モンスターストライクは一通り試しましたが、カクつきや重さを感じることなく快適に楽しめました。
Xiaomi 13でポケモンGOの動作チェック
Xiaomi 13でポケモンGOの動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”でした。
ポケモン出現時やアイテム回収、オンライン対戦なども含め、快適に遊べます。
Xiaomi 13でPUBGモバイルの動作チェック
Xiaomi 13で、PUBGモバイルの動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”でした。
グラフィックは「FHD」で「ウルトラ」まで選択でき、「スムーズ」は「極限」まで選ぶことができます。
動作については、快適な印象。チーム戦なども試しましたが、重さやカクつきもなく遊べました。
ちなみに、デフォルト設定で30分遊ぶとバッテリーは約6%減、ゲーム終了後の本体温度は32度でした。
Xiaomi 13で原神の動作チェック
Xiaomi 13で原神の動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”でした。
デフォルトの画質は「中」、フレームレートは「30」。動作については、最高画質+60fpsでも快適に遊べる印象です。
原神にて最高画質+60fpsへ設定変更後、平均fpsを「WeTest PerfDog」で計測。15分間の計測では、平均57.8FPSでした。(※千尋の砂漠にて計測、元素スキルや元素爆発など使いつつ戦闘も複数回行いました。)
長時間プレイ時には本体が熱くなるものの、異常な発熱はありません。発熱時も極端な動作のカクつきや重くなる感じはなく、安定していました。
ちなみに、最高画質+60fps設定で30分遊ぶとバッテリーは約12%減。ゲーム終了後の本体温度は38.1度でした。
Xiaomi 13で使える通信キャリアをチェック
Xiaomi 13で使える通信キャリアをチェックしておきましょう。
機種名 | Xiaomi 13 |
---|---|
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4Gバンド:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17 18/19/20/25/26/28/32 /38/39/40/41/42/48/66 |
5Gバンド:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28 /n38/n40/n41/n66/n71/n75/n77/n78 |
Xiaomi 13の対応バンドは、上記のとおりです。バンド仕様的には、国内の主要キャリアで利用するために必要なものは網羅しています。
ただし、技適マークがないため、検証はしておりませんのでご注意ください。
▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!
バンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
Band1 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band3 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
Band8 | ⭕ | |||
Band11 | ⭕ | ⭕ | ||
Band 18/26 | ⭕ | ⭕ | ||
Band19/26 | ⭕ | |||
Band21 | ⭕ | |||
Band28 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band41 | ⭕ | ⭕ | ||
Band42 | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
5Gバンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
n77(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
n78(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ||
n79(Sub6) | ⭕ | |||
n257(ミリ波) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19/26。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。auで使うなら、Band 1 / Band 18/26は抑えておきましょう。
ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルで利用するなら、Band 3 / Band 18に対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。
Xiaomi 13のカメラをレビュー
Xiaomi 13のカメラをレビューしていきます。
良い
普通
あまり良くない
悪い
カメラ性能の評価は、以下のとおりです。
静止画 | 良い |
---|---|
動画 | 良い |
それでは、カメラ仕様・作例などをより詳しくチェックしていきます。
Xiaomi 13のカメラ・動画撮影性能をチェック
Xiaomi 13は、トリプルカメラを搭載しています。
5000万画素 (IMX800) | 広角 / F値1.8 / OIS |
1200万画素(OminiVision ov13b) | 超広角 / F値2.2 |
1000万画素(Samsung S5K3K1) | 望遠 (光学3.2倍) / F値2.0 / OIS |
アウトカメラには、5000万画素の広角レンズ(F値1.8)、1200万画素の超広角レンズ(F値2.2)、1000万画素の望遠レンズ(F値2.0)を備えています。
インカメラの仕様は以下のとおり。
3200万画素 | 標準 / F値2.0 |
インカメラは、3200万画素の標準レンズ(F値2.0)のシングルカメラ仕様です。
アウトカメラの動画撮影性能は、以下にまとめました。
8K 撮影 | 24fps |
4K 撮影 | 24fps/30fps/60fps |
1080p撮影 | 30fps/60fps |
スローモーション撮影 | 対応 |
動画については、8K/24fpsまで撮影可能。今回は1080p/60fpsを試してみましたが、”手ブレ補正がしっかり効いてくれるので、動きながらの撮影でも安定して撮れる性能”です。
冒頭のレビュー動画内で実際に撮影したものを公開しているので、気になる方はチェックしてみてください。
Xiaomi 13のカメラで撮影した作例
今回は、僕がXiaomi 13のカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。
日中
▼広角レンズで撮影(Leica Vibrant)
▼広角レンズで撮影(Leica Vibrant+AIオン)
▼広角レンズで撮影(Leica Authentic)
▼左がLeica Vibrant、右がLeica Authentic
明るく、ハッキリ撮れる広角。Leica Vibrantモードで撮影すると、比較的やや濃い目な色味で撮影できます。
AIオンだとより色が濃めに仕上がるため、バランス良い色味で撮りたいなら、Leica Vibrant+AIオフがおすすめです。
個人的には、Leica Authenticの色味がとても好き。ワンタップで切り替えるだけで、同じ場所で撮っても雰囲気の違う仕がりになります。
▼超広角レンズで撮影(Leica Vibrant)
▼超広角レンズで撮影(Leica Authentic)
▼左がLeica Vibrant、右がLeica Authentic
超広角は、広範囲の風景などを一枚の写真に収めたい時に重宝します。
歪みも少なく、光量があるシーンならパキッと綺麗に撮影可能。ただし、広角よりもやや暗めに写ったり、色味には若干さがあります。
▼広角レンズ2倍ズーム(Leica Vibrant)
▼広角レンズ2倍ズーム(Leica Authentic)
▼左がLeica Vibrant、右がLeica Authentic
広角の2倍ズームも綺麗に撮れて、ちょっとだけ被写体に寄りたい時にとても使いやすいです。
▼望遠レンズ光学3.2倍ズーム(Leica Vibrant)
▼望遠レンズ光学3.2倍ズーム(Leica Authentic)
▼左がLeica Vibrant、右がLeica Authentic
望遠(光学3.2倍ズーム)を使えば、遠くにある被写体にサッと寄って鮮明に撮影することができます。
解像感を残しつつ、明るく撮れる印象。Leica Vibrantの色味は若干濃いめな感じで、青の主張が強めです。
Leica Authenticの方がシーンによっては、自然な色味で撮影できます。
▼10倍デジタルズームで撮影(Leica Vibrant)
▼10倍デジタルズームで撮影(Leica Authentic)
10倍デジタルズームも十分実用的で、綺麗に撮れています。
▼最大30倍デジタルズームで撮影(Leica Vibrant)
▼最大30倍デジタルズームで撮影(Leica Authentic)
デジタルズームは、最大30倍まで利用可能。最大倍率は遠くにある被写体へグッと寄れますが、流石に画質が粗くなります。
あくまで記録程度と考えておくのが良いでしょう。
その他
▼その他
▼専用のアートフレームを付けることも可能
様々なLeicaのフィルターが用意されていたり、撮影後にアートフレームを付けられたり、撮影から編集までとても楽しめる一台でした。
夜景・暗所
▼広角で撮影(Leica Vibrant)
▼広角で撮影(Leica Authentic)
▼広角で撮影(ナイトモード+Leica Vibrant)
▼その他
広角による暗所・夜景撮影については、”綺麗に撮れる”印象。極端に光量がない場面でのオート撮影でも、明るく撮影可能です。
また、ナイトモード使うことで、より鮮明にノイズを抑えつつ撮れます。若干、シャープさが足りないと感じることもありますが、ある程度はあとから修正可能です。
正直、これだけ撮れていれば暗所は強いと言って問題ないでしょう。
Xiaomi 13のバッテリー持ちをレビュー
Xiaomi 13のバッテリー性能を確認していきます。
良い (16時間で残量40%-59%)
普通 (16時間で残量30%-39%)
あまり良くない (16時間で残量20%-29%)
悪い(16時間で残量10%-19%)
とても悪い (16時間で残量0%-9%)
バッテリー持ちについては、”良い”です。
機内モードオンで、Wi-Fiのみオンにした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)
機種名 | 0時間経過 | 1時間経過 | 2時間経過 | 3時間経過 |
---|---|---|---|---|
Xiaomi 13 | 100% | 99% | 94% | 89% |
Xiaomi 12T Pro | 100% | 99% | 96% | 92% |
Xiaomi 11T Pro | 100% | 97% | 94% | 91% |
Xiaomi 12S Ultra | 100% | 98% | 93% | 87% |
単純にYouTube動画を流すだけのテストでは、持ちは”良い”印象。じっくり検証した結果は、以下のとおりです。
ネット検索やSNS、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを検証しつつ利用した結果、16時間後のバッテリー残量は45%でした。
僕の使い方なら1日は全く問題なし。コンパクトハイエンド機で、ここまで持つのはとても優秀です。
もちろん利用環境や使い方によっても変わってきますが、電話やメール、ネット検索などを中心に使うなら、少なくとも1日はバッテリー切れを心配せず利用できるでしょう。
Xiaomi 13の指紋・顔認証をチェック
Xiaomi 13は、指紋認証・顔認証どちらにも対応しています。
早速、画面内指紋認証を試してみました。
精度、認証スピードともに超高速、ストレスなく利用可能です。ちなみに、画面オフのままでも指紋認証は利用できます。
次に、顔認証を試していきましょう。こちらも認証速度、精度ともにとても良いです。(※メガネをかけたままでも認証OK)
指紋認証、顔認証どちらにも対応しているため、シーン問わず快適に利用できるのが素敵でした。
Xiaomi 13のスピーカー(音質)をレビュー
Xiaomi 13は、デュアルステレオスピーカーを搭載。早速、音質などを確認していきます。
良い
普通
あまり良くない
悪い
肝心の音については、”良い”印象です。
▼Xiaomi 13のステレオスピーカーの音はこちら!
フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.
実際に様々な”音”をXiaomi 13から出して検証してみましたが、高音・低音の偏りがなく、バランス良いサウンドを楽しめます。
グラフィックイコライザーにも対応しているので、自分好みの音に調整できる点も素晴らしいです。臨場感ある音を楽しめるので、動画・音楽鑑賞にも最適でした。
なお、イヤホンジャックは非搭載。普段から有線イヤホンを使っているユーザーは、変換アダプタなどを準備しておくのがおすすめです。
・SBC:○
・AAC:○
・aptX:○
・aptX HD: ×
・LDAC:○
・aptX Adaptive:×
※実際にワイヤレスイヤホンを使い検証(ーは未検証)
ちなみに、対応しているBluetoothコーデックは上記のとおりです。実機検証したところ、「LDAC」や「aptX Adaptive」にも対応でした。
Xiaomi 13のメリット(良いところ)
Xiaomi 13を実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。
ココがメリット(良い点) |
---|
洗練されたデザイン&絶妙なサイズ感が魅力! 明るく綺麗なディスプレイ!直射日光下でも見やすい! リフレッシュレート最大120Hz対応!なめらか表示体験可能! Leica監修のトリプルカメラ搭載!写真撮影が楽しくなる! バッテリー持ちの安定感が素敵!1日は余裕すぎる! IP68防水防塵に対応!水回りでも安心して利用可能! 爆速な指紋認証&顔認証!様々なシーンで快適に使える 高音質なステレオスピーカー搭載!動画鑑賞にも最適! 最大67Wの急速充電に対応している! 50Wワイヤレス充電&10W逆ワイヤレス充電にも対応 |
以上が、Xiaomi 13を使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
洗練されたデザイン&絶妙なサイズ感が魅力!
Xiaomi 13は、デザインが圧倒的に良い!ハイエンドに相応しい高級感を纏いつつ、使い勝手もしっかり考慮されていました。
側面に金属フレーム、背面にはガラス素材を採用。上質で洗練されたデザインに仕上がっています。
片手操作もできる絶妙なサイズ感に加え、背面淵のゆるやかなラウンド仕上げで握った時にフィット感があり最高です。
本体重量は約189gとコンパクト機にしては重いですが、手に取ると思ったよりも軽く感じます。
日常使いしやすい小型ハイエンドモデルを探している人は、ぜひ一度チェックしてみてください!
スナドラ8Gen2搭載!原神も快適に楽しめる!
最新のハイエンド向け高性能チップ「Snapdragon 8 Gen 2」を採用しているXiaomi 13は、ゲームも快適にできます。
電話やメール、ネット検索、Twitter、動画鑑賞などはもちろん、負荷がかかる原神などの3Dゲームも何ら問題なく動いてくれます。
普段遣いで気になる発熱はないものの、原神などを長時間遊ぶと発熱はあります。ただ、発熱した状態でもパフォーマンスの乱れもなく、快適に遊ぶことが可能でした。
バッテリー持ちの安定感が素敵!1日は余裕すぎる!
じっくり1週間ほど使いましたが、小型ハイエンドの中ではバッテリー持ちが”良い”印象です。僕の使い方なら、1日は余裕でした。
利用環境によっても差は出てきますが、ネット検索やSNSを中心に使う方なら少なくとも1日は問題ないでしょう。
また、Xiaomi 13は最大67Wの急速充電対応。仮に充電が切れてしまっても、わずかな時間で充電可能です。
1日は持つ安定したバッテリー性能に加え、高速充電があるため、常時安心して利用できる一台でした。
Xiaomi 13のデメリット(悪いところ)
Xiaomi 13を実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。
ココがデメリット(悪い点) |
---|
背面&フレームに指紋が付きやすい! おサイフケータイには非対応! イヤホンジャック非搭載&microSDカード非対応! 最大120W急速充電には対応していない 負荷がかかる時のみ発熱あり!ただし動作は安定的 |
以上が、Xiaomi 13を使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
負荷がかかる時のみ発熱あり!ただし動作は安定的!
ネット検索などの普段遣いなら、気になる発熱はないXiaomi 13。ですが、原神などの重い3Dゲームを長時間遊ぶと流石に本体が熱くなります。
同じ「Snapdragon 8 Gen 2」搭載機に比べ、やや発熱しやすい傾向。このあたりは、本体サイズも影響していそうです。(※フレームが熱くなるので、排熱はしっかり出来ている印象。)
とはいえ、極端に動作が重くなったり、カクつきが出るわけではなく、発熱しながらでも安定して遊べるのでそこまで気にする必要はないでしょう。
おサイフケータイには対応していない!
Xiaomi 13のグローバル版は残念ながら、国内未発売モデル。そのため、技適マークやおサイフケータイはないので注意しましょう。
特に、普段からQUICPayやSuica、楽天Edy、WAONなどの電子決済を利用したいユーザーには不向きとなっています。
このあたりは利用用途を考えつつ、選んでいくのがおすすめです。
Xiaomi 13の口コミ・評判をチェック
Xiaomi 13の口コミ・評判を以下に集めてみました。
Xiaomi 13の評価まとめ
スマホに”日常使いしやすいサイズ感”と”ゲームも快適な動作”、”安定したバッテリー持ち”を求めている方には、間違いなくXiaomi 13がおすすめです。
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★★★ |
基本動作(快適さ) | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★★ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★☆ |
Xiaomi 13は絶妙に使いやすいサイズ感、ゲームも快適にできる動作、安定したバッテリー持ちが魅力的な一台でした。
また、シャオミのグローバルとしては、初となる”Leica”コラボカメラも最高。VibrantとAuthenticをサッと切り替えるだけで、違った雰囲気の写真を撮れたり、様々なフィルターも用意されているので撮影が楽しくなります。
その他にもステレオスピーカー搭載、IP68の防水防塵対応、67W急速充電、ワイヤレス充電、指紋・顔ともに対応した生体認証などを備えているのも素敵でした。
一方で、おサイフケータイやなどには非対応。また、残念ながら海外モデルのため技適マークはなく、万人におすすめできるスマホではありません。
とはいえ、デザインやゲーム動作、カメラ性能、スピーカー、バッテリー持ちは高次元でまとまっている一台。コンパクトで使いやすいハイエンド機を求めている方には、とても魅力的なモデルでしょう。
もちろん、自分が求めている仕様は何かを考えつつ、自分に合ったスマホを選んでいくことが大事です。その際に、ぜひXiaomi 13も一度チェックしてみてください!
Xiaomi 13の価格とお得に買う方法
Xiaomi 13の販売価格は以下のとおりです。
価格 | |
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AliExpress Xiaomi Mi Store | ・8GB/256GB : 999ドル〜 (※日本円で約13,7万円から) ・12GB/256GB : 1099ドル〜 (※日本円で約15.1万円から) |
Xiaomi 13の本体価格は、上記のとおり。安く買うなら、AliExpressのXiaomi Mi Storeがおすすめです。
どうせ買うなら、利用できるものはフル活用しつつ安く購入していきましょう。ぜひ、一度チェックしてみてください!