Xiaomi 12T Proの実機レビュー!どうも、ちえほんです。TwitterとYouTubeもやってます。
2022年12月16日に国内発売されたシャオミ製のハイエンド5Gスマホ「Xiaomi 12T Pro (シャオミトゥエルブティープロ)」。大画面6.7インチディスプレイ(有機EL)×リフレッシュレート最大120Hz対応、CPUには「Snapdragon 8+ Gen 1」採用、2億画素の広角を含むトリプルカメラ搭載モデルです。
大容量5,000mAhバッテリー&最大120Wの急速充電やHarman Kardonチューニングのステレオスピーカー、IP53防水防塵、おサイフケータイまで備えている一台。今回はそんな国内版「Xiaomi 12T Pro」を購入して、実際に使って感じた良いところ、悪いところについて、すべて正直にお伝えしていきます。
▼YouTube動画でもXiaomi 12T Proの実機レビューをしているので、合わせてチェックしてみてね!
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★☆☆ |
基本動作(快適さ) | ★★★★☆ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★☆ |
本記事では、Xiaomi 12T Proのデザイン、カメラの画質、スペック性能やゲーム・アプリ動作、指紋・顔認証の快適さ、バッテリー持ち、スピーカーの音質、使って感じたメリット・デメリット(良いところ、悪いところ)、口コミ・評判などを含め使用感レビューしつつ評価します。
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Xiaomi 12T Proの外観・デザインをレビュー
Xiaomi 12T Proの外観・デザインをレビューしていきます。
パッケージデザインは上記のとおり、白を基調としたシンプルなデザイン。中央に大きく「12」とあり、下部に製品名も印字されています。
付属品はXiaomi 12T Pro本体、SIMピン、フィルム(貼付済み)、保護ケース、120W対応ACアダプタ、USB-A to Cケーブル、クイックガイドなどが入っています。他に用意するものはなく、購入後すぐに使い始めることが可能です。
ディスプレイサイズは約6.7インチ(有機EL)、解像度は2712×1220(FHD+)。画面の発色・色味ともに問題なく、綺麗なディスプレイでした。屋外の直射日光下でも、十分見やすかったです。
ちなみに、リフレッシュレート最大120Hz対応。ウェブブラウジング時などに、なめらかなスクロール表示などを体験できます。
Xiaomi 12T Proはフラットディスプレイ採用、中央上部にパンチホール型インカメラを備えています。(※画面に保護フィルム貼り付け済み)
上下、左右のベゼルは極狭、画面上に物理ボタンもなく、6.7インチのフルスクリーンを思う存分楽しめます。
背面デザインは、左上に「トリプルカメラ」、カメラ横に「フェリカマーク」、左下に「Xiaomi」と刻まれています。カメラの出っ張りは、SIMカード約5枚分でした。
Xiaomi 12T Proのカラーは、ブルー、ブラックの2色展開です。
今回レビューしているのは、「ブルー」。背面はマットな触り心地に仕上がっています。ちなみに、ブルーはやや指紋が付きやすく目立ちやすいです。
SIMスロットの開閉には、SIMピンが必要です。ちなみに、物理SIM1枚+eSIMのデュアルSIM仕様、外部ストレージには非対応となっています。
Xiaomi 12T Proは、ステレオスピーカーを搭載。音については、後述します。
Xiaomi 12T Proの本体サイズ(高さ×幅×厚さ)は約163mm×約76mm×約8.8mm、重さは約205g。6.1インチのiPhoneと一緒に並べるとサイズ感は、上記のようになります。
背面に緩やかなラウンドフォルム採用で、大画面6.7インチながら手へのフィット感があって案外持ちやすい印象。ただし、本体は205gと物理的に重く、長時間の片手操作には不向きでした。
ちなみに、片手操作については”厳しい印象”。僕の手だとキーボードは片手打ち可能で、上部にあるボタンは持ち替え必須です。
このあたりは個人差もあると思うので、レビュー動画などでサイズ感をチェックしつつ選んでいくのをおすすめします。
Xiaomi 12T Proのスペック性能をレビュー
Xiaomi 12T Proのスペック性能を表にまとめつつ、ベンチマークを計測してレビューしていきます。
Xiaomi 12T Proのスペック表
Xiaomi 12T Proのスペック・性能以下にまとめてみました。(※参照:シャオミ公式製品ページ)
スペック | Xiaomi 12T Pro |
---|---|
メーカー | シャオミ |
型番 | 22081212R |
発売日 | 2022年12月16日 |
OS | Android 12(初期OS) |
CPU(SoC) | Snapdragon 8+ Gen 1 |
RAM | 8GB |
ストレージ | 128GB/256GB |
外部ストレージ | 非対応 |
本体サイズ | 約163×76×8.8mm |
重量 | 約205g |
画面サイズ | 約6.7インチ |
ディスプレイ解像度 | 2712×1220(FHD+) |
画面の種類 | 有機EL |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
バッテリー | 5,000mAh |
背面カメラ | トリプルカメラ 2億画素(広角) 800万画素(超広角) 200万画素(マクロ) |
前面カメラ | シングルカメラ 約2000万画素 |
防水/防塵 | IP53 |
耐衝撃 | × |
ワンセグ/フルセグ | × |
緊急速報 | ◯ |
指紋認証 | ◯ |
顔認証 | ◯ |
おサイフケータイ | ◯ |
イヤホンジャック | × |
ワイヤレス充電 | × |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 |
スピーカー | ステレオスピーカー |
充電端子 | Type-C |
カラー | ブルー ブラック |
Xiaomi 12T Proのベンチマークスコア
Xiaomi 12T Proのベンチマークスコアを検証しました。参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark」の測定結果を、下記に記載しておきます。
Snapdragon 8+ Gen 1搭載「Xiaomi 12T Pro」のAntutu Benchmarkスコアは「1062442点(※検証時のMAXスコア)」。計測中、本体温度は最大41.1度でした。(※ハイパフォーマンス時は、最高43.8度)
快適
普通
もたつきを感じる
動作が重い
Chrome | めっちゃ快適 |
---|---|
Googleマップ | めっちゃ快適 |
快適 | |
YouTube | めっちゃ快適 |
肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め、とても快適な印象です。
一般的な電話、メール、ウェブ検索、SNSなどはもちろん、ゲームを楽しみたいユーザーにもおすすめできる1台となっています。
Xiaomi 12T Proで利用できる設定・便利機能
Xiaomi 12T Proで利用できるおすすめ設定・便利機能を以下にまとめました。(※機能を一部ピックアップしています。)
デュアルアプリ | ○ |
アプリロック | ○ |
シンプルモード | ○(※ソフトバンク版はなし) |
セカンド・スペース | ○(※ソフトバンク版はなし) |
片手操作モード | ○ |
メモリの拡張 | ○ |
画面をダブルタップしてスリープ解除 | ○ |
常時オンディスプレイ | ○ |
Xiaomi 12T Proは、スマホの中に2つ目の環境を構築できる「セカンドスペース」や人気のアプリを複製できる「デュアルアプリ」などにも対応しています。
Xiaomi 12T Proのゲーム・アプリ動作をチェック
Xiaomi 12T Proでゲームやアプリの動作を確認します。
快適
普通
動くがカクつき・重さを感じる
重い
ガクガク
それでは、早速「Xiaomi 12T Pro」を使い実際に試していきます。
Xiaomi 12T Proでモンストの動作チェック
Xiaomi 12T Proでモンストの動作チェックをしていきます。結果は、”めっちゃ快適”。
モンスターストライクは、比較的軽いゲームアプリ。一通り試しましたが、とても快適に遊ぶことができました。
Xiaomi 12T ProでポケモンGOの動作チェック
Xiaomi 12T ProでポケモンGOの動作チェックをしていきます。結果は、”めっちゃ快適”。
ポケモン出現時やアイテム回収、オンライン対戦なども含め、快適に遊べる印象。ちなみに、GPS感度も全く問題ありませんでした。
Xiaomi 12T ProでPUBGモバイルの動作チェック
Xiaomi 12T Proで、PUBGモバイルの動作を確認していきます。結果は、”めっちゃ快適”。
グラフィックは「FHD」で「ウルトラ」まで選択でき、「スムーズ」は「極限」まで選ぶことができます。
動作については、しっかり楽しめる印象。チーム戦なども試しましたが、重さやカクつきなどはなく快適でした。
ちなみに、「スムーズの極限」設定で30分遊ぶとバッテリーは約9%減、ゲーム終了後の本体温度は33.8度でした。
Xiaomi 12T Proで原神の動作チェック
Xiaomi 12T Proで原神の動作チェックをしていきます。結果は、”めっちゃ快適”。
デフォルトの画質は「中」、フレームレートは「30」。動作については、最高画質でも快適に遊べる印象です。
長時間連続で遊んでも、カクつきや重くなる感じはなく、動作は安定していました。
また、超大型ベイパーチャンバーや多層グラファイトシートなどのおかげか持てないほどの異常な熱さはなく、発熱耐性も魅力的です。
ちなみに、「最高画質」設定で30分遊ぶとバッテリーは約15%減、ゲーム終了後の本体温度は39.6度。発熱は抑えられているものの、バッテリーの減りはやや早い感じでした。
Xiaomi 12T Proで使える通信キャリアをチェック
Xiaomi 12T Proで使える通信キャリアをチェックしておきましょう。
機種名 | Xiaomi 12T Pro |
---|---|
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4Gバンド:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18 /19/20/28/38/39/40/41/42 |
5Gバンド:n1/n3/n28/n41/n77/n78 |
Xiaomi 12T Proは、国内キャリアで使うために必要なバンドを幅広くカバーしています。
なお、独自に検証した利用可能キャリアは下記のとおりです。(※一部主要キャリアのみ記載、各社4G通信でのみ検証)
キャリア | 利用可否 |
ドコモ | 通話○ データ通信○ |
au | 通話○ データ通信○ |
ソフトバンク | 通話○ データ通信○ |
楽天モバイル | 通話○ データ通信○ |
ahamo(アハモ) | 通話○ データ通信○ |
基本的にはAPNの設定がプリインストールされているため、そのまま使い始めることが可能です。
ahamoでも通話・通信ともに問題なく利用できます。ただし、ドコモが運用する5G周波数帯であるn79には非対応なので、ドコモやahamoで利用したい方は注意しましょう
▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!
バンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
Band1 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band3 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
Band8 | ⭕ | |||
Band11 | ⭕ | ⭕ | ||
Band 18/26 | ⭕ | ⭕ | ||
Band19/26 | ⭕ | |||
Band21 | ⭕ | |||
Band28 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band41 | ⭕ | ⭕ | ||
Band42 | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
5Gバンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
n77(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
n78(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ||
n79(Sub6) | ⭕ | |||
n257(ミリ波) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19/26。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。auで使うなら、Band 1 / Band 18/26は抑えておきましょう。
ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルで利用するなら、Band 3 / Band 18に対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。
Xiaomi 12T Proのカメラをレビュー
Xiaomi 12T Proのカメラをレビューしていきます。
良い
普通
あまり良くない
悪い
カメラ性能の評価は、以下のとおりです。
静止画 | 広角レンズ:良い 超広角レンズ:普通 マクロレンズ:あまり良くない |
---|---|
動画 | 良い |
それでは、カメラ仕様・作例などをより詳しくチェックしていきます。
Xiaomi 12T Proのカメラ・動画撮影性能をチェック
Xiaomi 12T Proは、トリプルカメラを搭載しています。
2億画素 | 広角 / F値1.69 / OIS |
800万画素 | 超広角 / F値2.2 |
200万画素 | マクロ / F値2.4 |
アウトカメラには、2億画素の広角レンズ、800万画素の超広角レンズ、200万画素のマクロレンズを備えています。
なお、2億画素で撮影したい場合は、「ウルトラHDモード」→「200MP」をオンにしましょう。
インカメラの仕様は以下のとおり。
2000万画素 | 標準 / F値2.24 |
インカメラは、2000万画素の広角レンズ(F値2.24)のシングルカメラ仕様です。
アウトカメラの動画撮影性能は、以下にまとめました。
8K 撮影 | 24fps |
4K 撮影 | 30fps/60fps |
1080p撮影 | 30fps/60fps |
スローモーション撮影 | 対応 |
動画については、8K/24fpsまで撮影となっています。
今回は1080p/60fpsによる撮影を試してみましたが、”しっかり撮れる”印象。明らかに従来モデルよりも動画性能が上がっていました。
広角なら動きながらの撮影でも、手ブレを抑えつつ綺麗に撮ることが可能です。
冒頭のレビュー動画内で実際に撮影したものを公開しているので、気になる方はチェックしてみてください。
Xiaomi 12T Proのカメラで撮影した作例
今回は、僕がXiaomi 12T Proのカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。
日中
▼広角で撮影
広角は、明るく綺麗に撮ることができます。従来モデルよりも細部まで解像感を残しつつ、撮影可能です。
また、色味の不自然さも改善。極端に濃くなることもなく、バランス良く撮影できる広角になっています。
▼広角で撮影(2億画素モード)
200MPをオンにて撮影したところ、引き伸ばした際の画質に大きな違いがありました。通常の広角オートに比べ、明らかに細部までディテールが残っています。
一方、保存される写真の容量は平均80MBと通常時(※平均5MB)に比べ、大きくストレージを圧迫しやすいです。そのため、ここぞ!というシーンで使っていくのが良いでしょう。
▼超広角で撮影
超広角は広範囲を一枚の写真に収めることができるため、風景やグループ撮影時に重宝します。
光量が足りている場面なら、従来比でより鮮明にハッキリ撮影することが可能です。
一方で、広角との色味の差がかなりあるため、シーンによっては使いづらいさを感じました。
▼2倍ズームで撮影
2倍ズームを使えば、料理などの近くにあるものへワンタップで寄って撮れるので便利です。
ハッキリ明るく撮れて、解像感もしっかり残っているので、スマホで確認する程度なら全く問題ない画質と言えるでしょう。
一方で、シーンによっては色がやや白っぽくなる時がありました。このあたりは、今後の調整に期待したいです。
▼最大10倍デジタルズームで撮影
デジタルズームは、最大10倍まで利用可能。最大倍率は流石に画質が粗くなるものの、従来モデルよりも鮮明に撮れるようになっていました。
その他
▼その他
▼マクロレンズ
夜景・暗所
▼広角で撮影(AIオフ)
▼広角で撮影(AIオン)
▼広角で撮影(夜景モード)
▼その他
暗所・夜景撮影については、”しっかり撮れる”印象。光量が極端に足りない場面でのオート撮影でも、従来比で明るく撮影できます。
暗所でも色味が改善されており、夜景モードを利用すればノイズを抑えつつ撮ることも可能。一方で、まだまだ解像感の粗さやフレア・ゴーストが気になる部分もあります。
ただ、白飛びしにくくなっていたりと暗所性能は従来比で確実に進化、これだけ撮れていれば広角は”しっかり撮れる”と言っても問題ないでしょう。
Xiaomi 12T Proのバッテリー持ちをチェック
Xiaomi 12T Proのバッテリー性能を確認していきます。
良い (16時間で残量40%-59%)
普通 (16時間で残量30%-39%)
あまり良くない (16時間で残量20%-29%)
悪い(16時間で残量10%-19%)
とても悪い (16時間で残量0%-9%)
バッテリー持ちについては、”良い”印象です。
機内モードオンで、Wi-Fiのみオンにした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)
機種名 | 0時間経過 | 1時間経過 | 2時間経過 | 3時間経過 |
---|---|---|---|---|
Xiaomi 12T Pro | 100% | 99% | 96% | 92% |
Xiaomi 12T | 100% | 99% | 96% | 91% |
Xiaomi 11T Pro | 100% | 97% | 94% | 91% |
POCO F4 GT | 100% | 99% | 96% | 91% |
単純にYouTube動画を流すだけのテストでは、かなり持ちが良い印象。じっくり検証した結果は、以下のとおりです。
今回は、高リフレッシュレートに固定ではなく”自動”を選択してテストしています。(※デフォルト設定)
僕のような使い方であれば、余裕で1日持つ印象。ハイエンド機としては、間違いなくバッテリー持ちが安定している1台です。
もちろん、使い方にもよりますが、ネット検索やSNS、動画鑑賞を中心に使うユーザーの方であれば、1日は電池持ちを気にせず使えるでしょう。
ちなみに、Xiaomi 12T Proは最大120W急速充電に対応。万が一、バッテリーが切れてもわずかな時間でサクッと満充電できるのがとても安心です。(※国内版のみ、バッテリー故障時は24カ月以内であれば無償でバッテリー交換ができます。)
Xiaomi 12T Proの指紋・顔認証をチェック
Xiaomi 12T Proは、指紋認証(画面内)・顔認証どちらにも対応しています。
早速、画面内指紋認証を試してみました。
精度良し、認証スピードも高速です。指が乾燥している状態でも問題なく、認証可能でした。
また、画面オフ状態から認証もでき、ロック解除からホーム画面への移行もスムーズです。
気になったのは、指紋認証センサーの位置。片手で持って、指紋認証するにはやや下すぎるので若干使いにくさを感じました。
次に、顔認証を試していきましょう。認証速度は高速、精度も問題なしです。
ちなみに、メガネをかけていても認証できます。(※マスクをしたままでも認証可能ですが、精度はやや劣る印象)
Xiaomi 12T Proは指紋・顔認証どちらにも対応しているので、様々な利用シーンで柔軟に使い分けられるのがとても便利でした。
Xiaomi 12T Proのスピーカー(音質)をチェック
Xiaomi 12T Proは、ステレオスピーカーを搭載。早速、音質などを確認していきます。
良い
普通
あまり良くない
悪い
肝心の音については、”良い”印象です。
▼Xiaomi 12T Proのステレオスピーカーの音はこちら!
フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.
実際に様々な”音”をXiaomi 12T Proから出して検証してみましたが、迫力ある音を出せるスピーカーでした。
大音量スピーカーなので、ある程度の騒音環境下でも問題なく、動画鑑賞などを楽しむことが可能です。
一方で、音の深み、繊細さに欠ける印象。音にこだわりがあるユーザーは注意ですが、動画鑑賞・ゲーム用のとしてはしっかり満足できるスピーカーとなっています。
このあたりは、自分がどこまで求めているのかで決めていきましょう。ちなみに、グラフィックイコライザーで自分好みに音を調整することも可能です。
なお、Xiaomi 12T Proはイヤホンジャック非搭載。普段から有線イヤホンを利用するユーザーは変換アダプタ等を準備しておくのがおすすめです。(※ワイヤレスイヤホンはもちろん、利用OK)
・SBC:○
・AAC:○
・aptX:○
・aptX HD: ○
・LDAC:○
・aptX Adaptive:○
※実際にワイヤレスイヤホンを使い検証(ーは未検証)
Bluetoothコーデックは、「aptX Adaptive」や「LDAC」にも対応しています。
Xiaomi 12T Proのメリット(良いところ)
Xiaomi 12T Proを実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。
ココがメリット(良い点) |
---|
デザインの質感向上!背面ラウンドで握りやすい◎ 動画鑑賞にも最適!大画面の6.7インチ&極狭ベゼルが最高! リフレッシュレート最大120Hz対応!なめらか表示などを体験できる Snapdragon 8+ Gen 1搭載!原神などのゲームも快適にできる! 発熱耐性が向上!長時間ゲームをしてもアチアチにならない! 2億画素の広角カメラが強い!動画性能も向上した! バッテリー持ち向上!1日は安心して使える電池持ち! 最大120W急速充電に対応!約20分程度で満充電できる! 画面内指紋認証の精度&スピード良しで快適!顔認証にも対応! 大音量のデュアルスピーカー搭載!動画鑑賞・ゲーム用にも最適! おサイフケータイやIP53防水防塵にも対応している! 付属品が完璧すぎる!ACアダプタや充電ケーブルなども付いてくる! eSIM+物理SIMのデュアルSIM対応!4Gバンドも幅広くカバー! |
以上が、Xiaomi 12T Proを使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
スナドラ8+Gen1搭載!原神などのゲームも快適&発熱耐性も素敵!
Xiaomi 12T Proは、ハイエンド向けの高性能チップ「Snapdragon 8+ Gen 1」を採用しています。
電話やメール、ネット検索、Twitter、動画鑑賞などはもちろん、負荷がかかる原神などの3Dゲームも快適に楽しめました。
また、発熱耐性も大幅強化。長時間の連続使用でも、基本的にはほんのり温かくなる程度で、気になることはなかったです。
快適な動作に加え、「Snapdragon 8+ Gen 1」の性能を活かせる発熱耐性は、Xiaomi 12T Proの大きな魅力と言えるでしょう。
1日は余裕なバッテリー持ち&最大120W急速充電が最高!
じっくり1週間ほど使いましたが、ハイエンドながらバッテリー持ちは”良い”印象です。僕の使い方なら、1日は余裕でした。
もちろん、利用環境によっても差は出ますが、ネット検索やSNSを中心に使うライトユーザーの方であれば1日は問題なく持つでしょう。
また、Xiaomi 12T Proは最大120Wの急速充電対応。充電し忘れたまま寝て、翌日出発前に約20分程度あれば十分ほぼ100%まで充電可能です。
安定したバッテリー持ちに加え、超高速充電があるため、常時安心して利用できる一台でした。
2億画素の広角カメラが強い!暗所や動画性能が向上!
Xiaomi 12T Proは、従来モデルで物足りなかった”広角”のカメラ性能がしっかり強化。個人的に気になっていた”色味が濃くなりすぎる問題”も改善されています。
加えて、広角に光学式手ブレ補正を採用。暗所でも安定した撮影が可能で、動画もよりなめらかなで綺麗な映像を撮れるようになっているのが素敵でした。
また、国内モデルとしては初めて2億画素カメラを搭載。200MPの高画素モードでもサクッと撮影が可能で、引き伸ばした際の解像感も素晴らしいです。
ただ、綺麗に撮るにはある程度の光量が必要かつ1枚ごとの容量は大きくなるため、常に使い続けるのは難しい印象。ここぞ!というシーンで使うのがとてもおすすめです。
Xiaomi 12T Proのデメリット(悪いところ)
Xiaomi 12T Proを実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。
ココがデメリット(悪い点) |
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強本体サイズが大きく重い!人によって合う合わないがある 2倍ズームによる撮影は色味が少し飛びやすい傾向 望遠レンズは非搭載!光学ズームは使えない! イヤホンジャック非搭載&microSDカード非対応は残念! 画面内指紋認証センサーの位置が下すぎて使いにくい! ワイヤレス充電に対応していない カメラの出っ張りが気になる!(※SIMカード約5枚分) 防水防塵性能は控えめ!IP68ではないので注意! |
以上が、Xiaomi 12T Proを使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
本体サイズが大きく重い!人によって合う合わないがある!
Xiaomi 12T Proは大画面×大容量バッテリー搭載機のため、本体サイズが比較的大きく、200g超えと重さもそこそこある一台です。
文字も見やすく、動画鑑賞やゲームはとても快適に楽しめる一方で、片手での操作はしにくく、長時間使うとやや重さが気になってきます。
このあたりは人によって感じ方が変わる部分なので、可能であれば事前にサイズ感と重さを確認しておくのがおすすめです。
画面内指紋認証センサーの位置が下すぎて使いにくい!
従来モデルは側面電源ボタン一体型の指紋認証を採用していましたが、Xiaomi 12T Proでは画面内指紋認証へ変更となりました。
精度も良く、高速な認証が可能で快適に使えます。ただ、画面内指紋認証センサーの位置が気になりました。
片手で持ったまま認証するには、センサー位置が若干下すぎてやや使いにくかったです。
もちろん、手の大きさによっても印象が変わる可能性もありますが、個人的にはもう少し認証センサーが上だったらもっと快適に使えそうだと感じました。
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Xiaomi 12T Proの口コミ・評判をチェック
Xiaomi 12T Proの口コミ・評判を以下に集めてみました。
Xiaomi 12T Proの評価まとめ
スマホに”ゲームもできる快適さ&発熱耐性”と”安定したバッテリー持ち”、”超高速充電”を求めている方には、間違いなくXiaomi 12T Proがおすすめです。
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★☆☆ |
基本動作(快適さ) | ★★★★☆ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★☆ |
Xiaomi 12T Proは見やすい大画面、ゲームもできる快適さ・発熱耐性、バッテリー持ち・充電性能がとても魅力的な一台でした。
また、カメラ性能の向上も忘れてはいけません!従来モデルで物足りなかった静止画・動画撮影ともに進化、今まで以上に綺麗な一枚・映像を撮ることができます。
もちろん、それだけではなく大音量で迫力あるステレオスピーカー、指紋・顔ともに対応した生体認証、おサイフケータイなどを備えているのも素敵です。
一方で、ワイヤレス充電やmicroSDカード、イヤホンジャックなどは非対応。加えて、防水性能の物足りなさが”惜しい”と感じました。
特に、防水性能は同価格帯の国内ハイエンドの中では劣ります。IPX8ではなく、IPX3だから選べないという国内ユーザーも多いはずです。
去年のように圧倒的な価格差があればカバーできるものの、様々な事情が重なったことで、Xiaomi 12T Proは本体価格が上昇。そのため、競合ハイエンドとの”価格差”も然程なく、現状”このスマホを選びたい”という決め手に欠けている印象です。
とはいえ、ゲーム性能や発熱耐性、カメラ、スピーカー、バッテリー持ち・充電周りは他社ハイエンドとも戦える、もしくは超えている点も多くあります。
“価格”を除けば、基本的に従来モデルを選ぶ理由はない!と言い切れる一台なので、購入するならIIJmioの特価セールなどを活用して”安く”手に入れるのがおすすめです。
もちろん、自分が求めている仕様は何かを考えつつ、自分に合ったスマホを選んでいくことが大事です。その際に、ぜひXiaomi 12T Proも一度チェックしてみてください!
Xiaomi 12T Proの価格とお得に買う方法
Xiaomi 12T Proの販売価格は以下のとおりです。
価格 | |
---|---|
Xiaomi 公式ストア | 8GB/128GB:109,800円(税込) |
IIJmio | 8GB/128GB:98,820円(税込) |
ソフトバンク | 8GB/256GB:143,280円(税込) |
Xiaomi 12T Proの本体価格は、上記のとおりです。
どうせ買うなら、利用できるものはフル活用しつつ安く購入していきましょう。ぜひ、一度チェックしてみてください!
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