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ROG Phone 7 実機レビュー!使って感じたメリット・デメリットと評価

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ROG Phone 7 実機レビュー!使って感じたメリット・デメリットと評価

ROG Phone 7の実機レビュー!どうも、ちえほんです。TwitterYouTubeもやってます。

2023年7月21日に発売されたASUS製のゲーミング5Gスマホ「ROG Phone 7 (アールオージーフォンセブン)」。大画面6.78インチディスプレイ(有機EL)×リフレッシュレート最大165Hz対応、高性能な「Snapdragon 8 Gen 2」採用、トリプルカメラ搭載モデルです。

個人的なROG Phone 7の評価

ゲーミングスマホ初となるIP54の防水防塵対応や高音質なステレオスピーカー、3.5mmイヤホンジャック、様々なゲーミング機能なども備えた一台。今回は、そんな「ROG Phone 7」をメーカー様にお借りして、実際に使って感じた良いところ、悪いところについて、すべて正直にお伝えしていきます。

▼YouTube動画でもROG Phone 7の実機レビューをしているので、合わせてチェックしてみてね!

個人的なROG Phone 7の評価は下記のとおりです!

満足度★★★★☆
デザイン・外観★★★★★
携帯性★★★☆☆
基本動作(快適さ)★★★★★
ゲーム性能★★★★★
画面表示&綺麗さ★★★★☆
バッテリー持ち★★★★☆
スピーカー★★★★☆
カメラ★★★★☆

本記事では、ROG Phone 7のデザイン、カメラの画質、スペック性能やゲーム・アプリ動作、指紋・顔認証の快適さ、バッテリー持ち、スピーカーの音質、使って感じたメリット・デメリット(良いところ、悪いところ)、口コミ・評判などを含め使用感レビューしつつ評価します。

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タップできる目次

ROG Phone 7の外観・デザインをレビュー

ROG Phone 7の外観・デザインをレビューしていきます。

ROG Phone 7の前面デザイン

ディスプレイサイズは約6.78インチ(有機EL)、解像度は2448×1080(FHD+)。画面は明るく、発色・色味ともに問題なく綺麗なディスプレイでした。屋外の直射日光下でも、見やすかったです。

リフレッシュレートについては、最大165Hz駆動。Web検索時などに、なめらかなスクロール表示を楽しめます。(※アプリ開閉や操作時も動作が滑らかになります。)

ROG Phone 7は、フラットディスプレイ採用(Gorilla Glass Victus)。ちなみに、画面フィルムは貼られていません。

ノッチやパンチホールなどはなく、上下に黒ベゼル採用。上部には、インカメラを備えています。

ROG Phone 7の背面デザイン

背面デザインは、上記のとおりです。左上に「トリプルカメラ」、光るLED「Auraライト」や「Auraグロー」を採用。カメラの出っ張りは、SIMカード約2枚程度でした。

ROG Phone 7のカラー

ROG Phone 7のカラーは、ストームホワイト、ファントムブラックの2色展開です。

今回レビューしているのは、「ファントムブラック」。背面はツートンカラー採用で、表面上部はスケルトン風の光沢、下部がサラサラとしたマットな触り心地に仕上がっています。

右側面には、「電源ボタン」、「音量ボタン」
右側面には、「電源ボタン」、「音量ボタン」
左側面には、「接続端子」、「Type-Cコネクタ」、「SIMスロット」
左側面には、「接続端子」、「Type-Cコネクタ」、「SIMスロット」

SIMスロットの開閉には、SIMピンが必要。nanoSIMスロット×2仕様で、外部ストレージには非対応となっています。

下部側面には、「マイク」、「Type-Cコネクタ」、「イヤホンジャック」
下部側面には、「マイク」、「Type-Cコネクタ」、「イヤホンジャック」

ROG Phone 7は、前面にデュアルフロントスピーカーを搭載しています。音については、後述。

上部側面には、「マイク」、「イヤホンジャック」
上部側面には、「マイク」、「イヤホンジャック」

ROG Phone 7の本体サイズ(高さ×幅×厚さ)は、約173×77×10.3mm、重さは約239g。6.1インチのiPhoneを一緒に並べるとサイズ感は、上記のようになります。

背面にラウンドフォルム採用のため、大画面ながら握りやすさはある印象。ただし、手の大きさによっては扱いづらいサイズ感かつ、本体重量も約239gあるのでずっしりとした重さを感じます。

ちなみに、片手操作については”厳しい印象”。僕の手だとキーボード片手打ちはできるものの、上部にあるボタンは持ち替え必須でした。

このあたりは個人差もあると思うので、冒頭にある実機レビュー動画などでサイズ感をチェックしつつ選んでいくのをおすすめします。

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ROG Phone 7のスペック性能をレビュー

ROG Phone 7のスペック性能をレビュー

ROG Phone 7のスペック性能を表にまとめつつ、動作の快適さなども合わせてレビューしていきます。

ROG Phone 7のスペック表

ROG Phone 7のスペック・性能以下にまとめてみました。(※参照:ASUS公式製品ページ

スペック ROG Phone 7
メーカー ASUS
発売日 2023年7月21日
OS Android 13(初期OS)
CPU(SoC) Snapdragon 8 Gen 2
メモリ(RAM) 12GB/16GB
ストレージ容量(ROM) 256GB/512GB
外部ストレージ 非対応
本体サイズ 約173×77×10.3mm
重量 約239g
画面サイズ 約6.78インチ
ディスプレイ解像度 2,448×1,080(FHD+)
画面の種類 有機EL
リフレッシュレート 最大165Hz
バッテリー 6,000mAh
背面カメラ トリプルカメラ
約5000万画素(広角)
約1300万画素(超広角)
約500万画素(マクロ)
前面カメラ シングルカメラ
約3200万画素
防水/防塵 IP54
耐衝撃 ×
ワンセグ/フルセグ ×
指紋認証
顔認証
おサイフケータイ ×
イヤホンジャック
ワイヤレス充電 ×
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth Bluetooth 5.3
LE Audio
スピーカー デュアルフロントスピーカー
充電端子 Type-C
カラー ストームホワイト
ファントムブラック

ROG Phone 7の動作性能と発熱について

ROG Phone 7のベンチマークスコアと動作性能、発熱について検証した結果をご紹介します。

まずは、ベンチマークテストの「Antutu Benchmark」の測定結果は以下のとおりです。

ROG Phone 7のAntutu Benchmarkスコア(※3回連続計測)
ROG Phone 7のAntutu Benchmarkスコア(※3回連続計測)

Snapdragon 8 Gen 2搭載「ROG Phone 7」のAntutu Benchmark」スコアは1334390点(※検証時のMAXスコア)」。計測中、本体温度は最大42.3度でした。

「Antutu Benchmark」テスト後に赤外線サーモグラフィーで温度を測定した結果
「Antutu Benchmark」テスト後に赤外線サーモグラフィーで温度を測定した結果

ベンチマーク計測等の負荷がかかるシーンではある程度発熱するものの、動作は安定している印象です。

動作性能を以下の5段階で評価

めっちゃ快適
快適
普通
もたつきを感じる
動作が重い

Chromeめっちゃ快適
Googleマップめっちゃ快適
Twitterめっちゃ快適
YouTubeめっちゃ快適

肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め、超快適な印象です。

一般的なウェブ検索や各種SNSも問題なく、重い3Dゲームなどもしっかり楽しめる一台でした。

ROG Phone 7とROG Phone 7 Ultimateの違いをチェック

ROG Phone 7とROG Phone 7 Ultimateの違いをチェック

ROG Phone 7とROG Phone 7 Ultimateの違いをチェックしていきます。大きな変更点は、以下のとおりです。

■ROG Phone 7→ROG Phone 7 Ultimate
・重さ:239g→246g
・背面デザイン:「Auraグロー」+「Auraライト」→「AeroActive Portal」+「ROG Vision」
・背面に電動開閉機構「AeroActive Portal」採用(Ultimateのみ)
・2.0型OLEDディスプレイ「ROG Vision」搭載(Ultimateのみ)
・「AeroActive Cooler 7」付属(Ultimateのみ)

ROG Phone 7→ROG Phone 7 Ultimateのスペック仕様の違いは、上記のとおりです。

ROG Phone 7 Ultimateは、メモリ12GB+ストレージ容量512GBのみ。カラーは、ストームホワイト一色です。

大きな違いは、背面の仕様およびデザイン。充電時などにアニメーションを表示できる「ROG Vision」と本体内部に「AeroActive Cooler 7」からの冷気を直接送れる「AeroActive Portal」を搭載しています。

「AeroActive Portal」は、電動開閉機構。「AeroActive Cooler 7」装着時に自動で開く、ロマン仕様です。(※眺めてるだけで、楽しい。このギミック、最高ですww)

「AeroActive Cooler 7」自体は、ROG Phone 7でも利用可能。ただし、国内では単品販売されないため、欲しい方はROG Phone 7 Ultimateを選択しましょう。

ちなみに、ROG Phone 7 Ultimateのベンチマークスコアは以下のとおりです。

ROG Phone 7 UltimateのAntutu Benchmarkスコア(※3回連続計測)
ROG Phone 7 UltimateのAntutu Benchmarkスコア(※3回連続計測)

動作はROG Phone 7とROG Phone 7 Ultimateに違いはなく、どちらも快適。ただ、長時間ゲームをするならROG Phone 7 Ultimate+AeroActive Cooler 7が有利です。

なお、AeroActive Cooler 7は、13mm×38mmの大型サブウーファー搭載。本体スピーカーと組み合わせることで、2.1chサウンドを実現しています。

装着時は明らかに低音がハッキリ聴こえ、音に立体感と臨場感が生まれ、動画や音楽鑑賞をより楽しむことが可能です。

ROG Phone 7とROG Phone 7 Ultimateで迷った場合、予算に余裕があるのであれば、個人的にはROG Phone 7 Ultimateをおすすめします!(価格を抑えたいなら、ROG Phone 7一択)

ROG Phone 7のゲーミング機能をチェック

ROG Phone 7で利用できるおすすめゲーミング機能を以下にまとめました。(※機能を一部をピックアップしています。)

常時表示ディスプレイ
クイック設定のパネルスタイル○(ASUSオリジナルに変更可能)
アニメーション速度の変更
充電ランプ
ポケットモード
目の保護モード○(夜間モードやDC調光をオンにする)
手袋モード
片手モード
スクリーンオフ
スクリーンオン
ツインアプリ○(1つのアプリを2つのアカウントで利用できる)
背面のダブルタップ○(スクリーンショットやカメラ起動などができる)

ROG Phone 7のおすすめゲーミング機能をいくつかピックアップしてご紹介していきます。

▼「バイパス充電」機能

ゲームしながら充電する際に、バッテリーへの負荷を抑える機能。「バイパス充電」を使えば、本体に直接給電が可能です。本体発熱を減らし長時間のゲームプレイを安定させ、バッテリー劣化も防ぐこともできます。

▼「バックグラウンドモード」機能

「バックグラウンドモード」は、起動中のゲーム(1つ)に適用されます。有効にすると、ゲームを最小化、または端末をスリープ時状態にしたあとも、バックグラウンドで継続して動作可能です。

▼超音波タッチセンサー「AirTrigger 7」機能

「AirTrigger 7」は画面上の好きな位置に仮想ボタンを設置したあと、右側面両端に設置された超音波タッチセンサーに触れることでボタンを動作させることが可能な機能です。また、スマートフォン本体の動きをゲームの操作に反映できるモーションコントロール機能やジャイロエイム機能なども備えています。

ROG Phone 7は、「AirTrigger」を搭載。加えて、本体への直接給電ができる「バイパス充電」や裏で指定したアプリを動作させ続けられる「バックグラウンドモード」機能が個人的にはとても魅力的でした。

ROG Phone 7で利用できる設定・便利機能

ROG Phone 7で利用できる設定・便利機能

ROG Phone 7で利用できるおすすめ設定・便利機能を以下にまとめました。(※機能を一部ピックアップしています。)

常時表示ディスプレイ
クイック設定のパネルスタイル○(ASUSオリジナルに変更可能)
アニメーション速度の変更
充電ランプ
ポケットモード
目の保護モード○(夜間モードやDC調光をオンにする)
手袋モード
片手モード
スクリーンオフ
スクリーンオン
ツインアプリ○(1つのアプリを2つのアカウントで利用できる)
背面のダブルタップ○(スクリーンショットやカメラ起動などができる)

ROG Phone 7は、1つのアプリを2つのアカウントで利用できる「ツインアプリ」や親指が画面上部まで届くようになる「片手モード」機能などにも対応しています。

ROG Phone 7のゲーム・アプリ動作をレビュー

ROG Phone 7のゲーム・アプリ動作をレビュー

ROG Phone 7でゲームやアプリの動作を確認します。

ゲーム・アプリ動作を以下の6段階で評価

めっちゃ快適
快適
普通
動くがカクつき・重さを感じる
重い
ガクガク

それでは、早速「ROG Phone 7」を使い実際に試していきます。

ROG Phone 7でモンストの動作チェック

ROG Phone 7でモンストの動作チェック

ROG Phone 7でモンストの動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”です。

モンスターストライクは一通り試しましたが、重さやカクつきなどもなくしっかり楽しめます。

ROG Phone 7でポケモンGOの動作チェック

ROG Phone 7でポケモンGOの動作チェック

ROG Phone 7でポケモンGOの動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”です。

ポケモン出現時やアイテム回収、オンライン対戦なども含め、問題なく快適でした。

ROG Phone 7でPUBGモバイルの動作チェック

ROG Phone 7でPUBGモバイルの動作チェック

ROG Phone 7で、PUBGモバイルの動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”でした。

グラフィックは「FHD」で「ウルトラ」まで選択でき、「スムーズ」は「90fps」まで選ぶことができます。

動作については、問題なく遊べる印象。チーム戦なども試しましたが、重さやカクつきもなく快適でした。

ちなみに、スムーズ(90fps)+パフォーマンス優先設定で30分遊ぶとバッテリーは約8%減、ゲーム終了後の本体温度は39度でした。

ROG Phone 7で原神の動作チェック

ROG Phone 7で原神の動作チェック

ROG Phone 7で原神の動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”でした。

デフォルトの画質は「中」、フレームレートは「30」。動作については、最高画質+60fpsでも快適に遊べる印象です。

原神にて最高画質+60fpsへ設定変更後、平均fpsを「WeTest PerfDog」で計測。15分間の計測では、平均60.4FPSでした。(※千尋の砂漠にて計測、元素スキルや元素爆発など使いつつ戦闘も複数回行いました。)

安定して高フレームレートを維持しつつ快適に遊ぶことが可能。戦闘時、元素スキルや元素爆発を重ねても重くなることはありませんでした。

ただし、負荷のかかるゲームのため、発熱はしっかりある印象。ただ、発熱時でも動作は安定していました。

ちなみに、最高画質+60fps設定で30分遊ぶとバッテリーは約12%減。ゲーム終了後の本体温度は42.9度でした。

ROG Phoneシリーズの購入を検討していて、原神を快適に楽しみたいならROG Phone 7がおすすめです。(以下、おまけで検証)

ROG Phone 7 Ultimateも原神にて最高画質+60fpsへ設定変更後、平均fpsを「WeTest PerfDog」で計測。15分間の計測では、平均60.5FPSでした。(※ROG Phone 7と同条件にて計測)

上位モデルであれば、同梱の「AeroActive Cooler 7」を使うことでより長い時間快適に楽しむことが可能です。

とはいえ、検証した限りでは単体のゲーム性能でROG Phone 7とROG Phone 7 Ultimateに大きな違いはないため、予算・目的を考慮しつつ選んでいくのが良いでしょう。

ROG Phone 7で使える通信キャリアをチェック

ROG Phone 7で使える通信キャリアをチェック

ROG Phone 7で使える通信キャリアをチェックしておきましょう。

機種名ROG Phone 7
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載4Gバンド FDD-LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12 /B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28/B32/B66 TD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41/B42/B43/B48
5Gバンド:n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n18/n20 /n25/n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78/n79

ROG Phone 7の対応バンドは、上記のとおりです。国内キャリアで利用する上で、必要なバンドに幅広く対応しています。

なお、独自に検証した利用可能キャリアは下記のとおりです。(※一部主要キャリアおよび格安SIM業者のみ記載、各社4G通信でのみ検証)

利用可否
ドコモ通話○ データ通信○
au通話○ データ通信○
ソフトバンク通話○ データ通信○
ワイモバイル通話○ データ通信○
楽天モバイル通話○ データ通信○
ahamo(アハモ)通話○ データ通信○
mineo(Aプラン)通話○ データ通信○
UQモバイル通話○ データ通信○
povo2.0通話○ データ通信○
日本通信(シンプル290)通話○ データ通信○

一部を除き、SIMカードを挿入してAPN設定することなく、そのまま利用できるものもありました。(※上記以外の格安SIM業者でも利用できる可能性はありますが、手元にないため未検証)

▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!

バンド周波数帯 ドコモ au ソフトバンク/ワイモバイル 楽天モバイル
Band1
Band3
Band8
Band11
Band 18/26
Band19/26
Band21
Band28
Band41
Band42
5Gバンド周波数帯 ドコモ au ソフトバンク/ワイモバイル 楽天モバイル
n77(Sub6)
n78(Sub6)
n79(Sub6)
n257(ミリ波)

ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19/26。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。auで使うなら、Band 1 / Band 18/26は抑えておきましょう。

ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルで利用するなら、Band 3 / Band 18に対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。

ROG Phone 7のカメラをレビュー

ROG Phone 7のカメラをレビュー

ROG Phone 7のカメラをレビューしていきます。

カメラ性能は以下の5段階で評価

めっちゃ良い
良い
普通
あまり良くない
悪い

カメラ性能の評価は、以下のとおりです。

静止画普通
動画普通

それでは、カメラ仕様・作例などをより詳しくチェックしていきます。

ROG Phone 7のカメラ・動画撮影性能をチェック

ROG Phone 7は、トリプルカメラを搭載しています。

5,000万画素広角 / F値1.9
1,300万画素超広角 / F値2.2
500万画素マクロ / F値2.0

アウトカメラには、5,000万画素の広角レンズ(F値1.9)、1,300万画素の超広角レンズ(F値2.2)、500万画素のマクロレンズ(F値2.0)を備えています。

インカメラの仕様は以下のとおり。

3,200万画素標準 / F値2.4

インカメラは、3,200万画素の標準レンズ(F値2.4)のシングルカメラ仕様です。

アウトカメラの動画撮影性能は、以下にまとめました。

8K 撮影24fps
4K 撮影30fps/60fps
1080p撮影30fps/60fps
スローモーション撮影対応

ROG Phone 7は、8K/24fpsまで対応。今回は1080p/60fpsによる撮影を試してみましたが、”しっかり撮れる”印象です。

歩き程度の軽い動きなら全く問題なく、激しい動きながらの撮影でもある程度手ブレを効かせつつなめらかに撮影可能でした。

冒頭のレビュー動画内で実際に撮影したものを公開しているので、気になる方はチェックしてみてください。

ROG Phone 7のカメラで撮影した作例

今回は、僕がROG Phone 7のカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。

日中

▼広角レンズで撮影

ゲーミングスマホながら、明るくハッキリ撮れる広角です。色味は、濃く派手めに仕上がります。

▼超広角レンズで撮影

超広角は、グループ撮影や風景などの広範囲を一枚の写真に収めたい時に便利です。

解像感も十分で、綺麗に撮れる印象。広角に比べ若干色味に差があるため、シーンに合わせて使い分けていきましょう。

▼2倍ズームで撮影

2倍ズームを使えば、料理などの近くにあるものへサクッと寄って撮りたい時に重宝します。

明るく撮れて、解像感も十分。スマホで確認する程度であれば、全く問題ないでしょう。

▼最大8倍ズーム

デジタルズームは、最大8倍まで利用可能。最大倍率は流石に画質が粗くなるため、あくまでおまけ程度と考えておきましょう。

その他

▼その他

▼左は広角、右はマクロ

夜景・暗所

▼広角で撮影(AIオン)

▼広角で撮影(AIオフ)

▼広角で撮影(夜景モード)

▼その他

広角による暗所・夜景撮影については、”しっかり撮れる”印象。極端に光量がない場面でのオート撮影(AIオン)で、明るく綺麗に撮れます。

夜景モードなら、より鮮明に撮影可能。ただし、強い光源があるとフレアやゴーストは出やすい印象でした。

とはいえ、ゲーミングスマホでこれだけ撮れていれば、暗所・夜景も”しっかり撮影できる”と言って問題ないでしょう。

ROG Phone 7のバッテリー持ちをレビュー

ROG Phone 7のバッテリー持ちをレビュー

ROG Phone 7のバッテリー性能を確認していきます。

バッテリー性能は以下の6段階で評価

めっちゃ良い (16時間で残量60%以上)
良い (16時間で残量40%-59%)
普通 (16時間で残量30%-39%)
あまり良くない (16時間で残量20%-29%)
悪い(16時間で残量10%-19%)
とても悪い (16時間で残量0%-9%)

バッテリー持ちについては、”良い”です。

機内モードオンで、Wi-Fiのみオンにした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)

機種名0時間経過1時間経過2時間経過3時間経過
ROG Phone 7100%97%94%89%
ROG Phone 7 Ultimate100%97%93%89%
ROG Phone 6100%97%93%89%
ROG Phone 5100%97%92%86%

単純にYouTube動画を流すだけのテストでは、持ちは”良い”印象。じっくり検証した結果は、以下のとおりです。

ネット検索やSNS、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを検証しつつ利用した結果、16時間後のバッテリー残量は51%。僕の使い方なら、1日は余裕でした。

ちなみに、ROG Phone 7 Ultimateよりもわずかに電池持ちが良い結果になりました。とはいえ、大きな差はなく、ほぼ同等と考えて問題ないでしょう。

両機とも原神のような重い3Dゲームを数時間連続で遊ぶような使い方をしない限りは、バッテリー持ちで困ることはないはずです。

ROG Phone 7の指紋・顔認証をチェック

ROG Phone 7の指紋・顔認証をチェック

ROG Phone 7は、指紋認証・顔認証どちらにも対応しています。

ROG Phone 7の指紋認証テスト
ROG Phone 7の指紋認証テスト

早速、画面内指紋認証を試してみました。

精度は普通、認証スピードは高速で、ロック解除からホーム画面への移行もスムーズです。

ちなみに、画面スリープのままでも指紋認証は利用できます。

ROG Phone 7の顔認証テスト
ROG Phone 7の顔認証テスト

次に、顔認証を試していきましょう。認証速度は高速、精度も問題なしです。ちなみに、メガネをかけたままでも認証できます。

加えて、マスクしたままの認証も可能。指紋と顔認証を組み合わせることで、様々なシーンで快適に使えました。

ROG Phone 7のスピーカー(音質)をレビュー

ROG Phone 7のスピーカー(音質)をレビュー

ROG Phone 7は、ステレオスピーカーを搭載。早速、音質などを確認していきます。

スピーカー性能は以下の5段階で評価

めっちゃ良い
良い
普通
あまり良くない
悪い

肝心の音については、”めっちゃ良い”印象です。

▼ROG Phone 7のステレオスピーカーの音はこちら!

フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.

実際に様々な”音”をROG Phone 7から出して検証してみましたが、大音量かつクリアで迫力あるサウンドを楽しめるスピーカーでした。

低音がしっかりしていて、臨場感があって深みのあるサウンドを体験できる印象です。

ROG Phone 7は動画や音楽鑑賞などを本体スピーカーから出る音で楽しみたい人にも、おすすめできる1台に仕上がっています。

なお、イヤホンジャックも引き続き搭載。いつでも有線イヤホンを手軽に利用できるので、シーンに合わせて柔軟に使い分けできるのが魅力的です。

Bluetoothコーデック

・SBC:○
・AAC:○
・aptX:○
・aptX HD: ○
・LDAC:○
・aptX Adaptive:○
※実際にワイヤレスイヤホンを使い検証(ーは未検証)

ちなみに、対応しているBluetoothコーデックは上記のとおりです。実機検証したところ、「LDAC」や「aptX Adaptive」にも対応していました。

ROG Phone 7のメリット(良いところ)

ROG Phone 7のメリット(良いところ)

ROG Phone 7を実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。

ココがメリット(良い点)
ゲーミングらしいデザインが素敵!背面の質感も◎
光るの最高!背面に「Auraライト」&「Auraグロー」搭載!
ノッチ非採用!上下黒ベゼルの大画面ディスプレイが最高!
リフレッシュレート最大165Hz対応!なめらか表示体験OK
スナドラ8Gen2搭載!原神も60fps張り付きで遊べる!
バックグラウンドモードやバイパス充電機能が便利すぎる!
綺麗に撮れるトリプルカメラ搭載!暗所もしっかり撮れる!
1日は余裕な安定したバッテリー持ちが魅力!
高音質ステレオスピーカー搭載!映画・音楽鑑賞にも最適!
物理デュアルSIM対応&イヤホンジャック搭載が魅力!
指紋・顔認証どちらにも対応!マスク時でも快適に使える!
IP54防水防塵に初対応!より安心して使える!
LED通知ランプを搭載している!
最大65W急速充電に対応している!

以上が、ROG Phone 7を使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。

スナドラ8Gen2搭載!原神も60fps張り付きで遊べる!

高性能チップ「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載したROG Phone 7は、控えめに言って”最強”です。

ネット検索や各種SNS、動画鑑賞などは当然快適、負荷がかかる原神などの3Dゲームも安定して遊べます。

特に、ゲーム性能は素晴らしく、原神も60fps張り付きでプレイ可能。発熱自体はあるものの、カクツキや重くなることもなく楽しめました。

Androidでゲームを快適に楽したい!というユーザーは間違いなくコレがおすすめです!

バックグラウンドモードやバイパス充電機能が便利すぎる!

ROG Phone 7は安定したゲーム性能に加え、ゲーミング機能が圧倒的に充実している一台です。

圧倒的に神すぎる機能は、「バックグラウンドモード」。起動中のゲーム(1つ)に適用でき、ゲームアプリを最小化もしくは、端末を画面オフしてもバックグラウンドで動作し続けます。

例えば、原神を起動した状態で画面オフ→一定時間放置しても、すぐにゲームを開始することが可能です。(※通常のスマホでは、一定時間経過で再接続や再読込になることが多い。)

しかも、この機能は「時間制限なし」や自由に調整できる「カスタム時間」にも対応。余りにも便利なので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね!

ちなみに、バッテリーの劣化を防げるバイパス充電機能なども搭載。ゲーミングスマホの中でも、かなり機能が充実している一台でした。

1日は余裕な安定したバッテリー持ちが魅力!

じっくり1週間ほど使いましたが、ROG Phone 7は安定感あるバッテリー持ちでした。

僕の使い方なら、1日は余裕な印象。もちろん、高リフレッシュレートを適用したまま利用しても問題なかったです。

ただし、負荷がかかるゲーム時は発熱し、バッテリー消費は早くなります。原神のような重い3Dゲームを数時間ぶっ続けで遊ばれる方は注意しましょう。

ROG Phone 7のデメリット(悪いところ)

ROG Phone 7のデメリット(悪いところ)

ROG Phone 7を実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。

ココがデメリット(悪い点)
おサイフケータイに非対応!
高負荷時に発熱しやすい!
本体は大きく重い!人によって合う合わないがある!
画面下インカメラは非採用!大画面を活かしきれない!
ワイヤレス充電やmicroSDには非対応
画面内指紋認証の認証範囲が狭め

以上が、ROG Phone 7を使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。

残念ながらおサイフケータイには非対応!

残念ながらROG Phone 7は、引き続きおサイフケータイに非対応です。

普段からQUICPayやSuica、楽天Edy、WAONなどの電子決済を利用したいユーザーにとっては、手に取りにくい一台だと言えるでしょう。

ちなみに、QRコードやバーコード決済などは利用可能です。いつも使っている電子決済が代替できるかどうか、購入前に一度考えておくことをおすすめします。

本体は大きく重い!人によって合う合わないがある!

ゲームを快適にできるROG Phone 7ですが、使っていて気になったのは”本体重量”でした。

本体の重さは239gとゲーム機として捉えるなら”軽い”ですが、日常使いするには重く、好みがハッキリ分かれるでしょう。

ゲーム機として考えているなら問題ないと思いますが、人によって合う合わないがある部分なので、念のため事前に実機に触れておくのがおすすめです。

今ならIIJmioにてセール実施中!

ROG Phone 7の口コミ・評判をチェック

ROG Phone 7の口コミ・評判をチェック

ROG Phone 7の口コミ・評判を以下に集めてみました。

椿
ツートンカラーの背面デザインは良いですね!ちえほんさんが好きそうでした(笑)私の手には大きく、重かったです。ただ、動作は快適でスピーカーの音も良いですね♪(椿さん)
ちえほん
口コミを大募集!あなたの口コミ投稿をお待ちしています!

ROG Phone 7の評価まとめ

ROG Phone 7の評価まとめ

スマホに”大画面”、”ゲームの快適さ”、”高音質スピーカー”、”豊富なゲーミング機能”を求めている方には、間違いなくROG Phone 7がおすすめです。

個人的なROG Phone 7の評価は下記のとおりです!

満足度★★★★☆
デザイン・外観★★★★★
携帯性★★★☆☆
基本動作(快適さ)★★★★★
ゲーム性能★★★★★
画面表示&綺麗さ★★★★☆
バッテリー持ち★★★★☆
スピーカー★★★★☆
カメラ★★★★☆

ROG Phone 7は見やすい大画面、安定したゲーム性能、良質なスピーカー、充実したゲーミング機能が魅力的な一台でした。

「Snapdragon 8 Gen 2」採用により、従来比でゲーム性能が向上。重い3Dゲームである原神も60fps張り付きで遊べます。

また、豊富なゲーミング機能も魅力。中でも、指定したアプリをバックグラウンドで常駐させ続けられる「バックグラウンドモード」機能は最高でした。(※原神を放置しても再接続や読み込みなしで維持可能)

もちろん、それ以外にも安定したバッテリー持ちや高音質なステレオスピーカー、IP54防水防塵、イヤホンジャックなども備えているのも嬉しいポイントです。

一方で、本体の重さやおサイフケータイ非対応は”惜しい”と感じました。特に、おサイフケータイが必須というユーザーは購入時に注意が必要でしょう。

とはいえ、2023年の国内最高峰ハイエンドゲーミングスマホで間違いありません。とにかくゲームを快適に楽しみたいならコレだ!と言い切れる、そんなモデルでした。

もちろん、自分が求めている仕様は何かを考えつつ、自分に合ったスマホを選んでいくことが大事です。その際に、ぜひROG Phone 7も一度チェックしてみてください!

ROG Phone 7の価格とお得に買う方法

ROG Phone 7の価格とお得に買う方法

ROG Phone 7の販売価格は以下のとおりです。(※参考までに、ROG Phone 7 Ultimateの価格も掲載)

価格(※全て税込)
ASUS Store▼ROG Phone 7
12GB+256GB:129,800円
16GB+512GB:149,800円
▼ROG Phone 7 Ultimate
16GB+512GB:179,800円

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