moto g64y 5G 実機レビュー！使って感じたメリット・デメリットと評価

moto g64y 5Gの実機レビュー！どうも、ちえほんさんの代わりにレビューする「吾妻かずき」です。Twitterとブログもやってます。

ワイモバイルから発売されているモトローラ製の低価格なエントリースマホ「moto g64y 5G （モトジーシックスティーフォーワイファイブジー）」。約6.5インチ（液晶）×リフレッシュレート最大120Hz駆動、SoCには「Dimensity 7025」を採用、5,000万画素を含むデュアルカメラ搭載です。

大容量の5,000mAhバッテリーやステレオスピーカー、おサイフケータイなどを備える一台。本記事では、そんな「moto g64y 5G」を購入したので、実際に使って感じたメリット・デメリットについて、すべて正直にレビューしていきます。

個人的なmoto g64y 5Gの評価は下記のとおりです！

満足度	★★★★☆
デザイン・外観	★★★★☆
携帯性	★★★★☆
基本動作（快適さ）	★★★★☆
ゲーム性能	★★★☆☆
画面表示＆綺麗さ	★★★★☆
バッテリー持ち	★★★★☆
スピーカー	★★★★☆
カメラ	★★★☆☆

先に結論、スマホに日常使いに不満のない動作や高品質なステレオスピーカー、120Hz駆動×大画面ディスプレイ、価格の安さを求めているなら、間違いなくmoto g64y 5Gがおすすめです。

moto g64y 5Gの外観・デザインをレビュー

moto g64y 5Gの外観・デザインをレビューしていきます。

ディスプレイサイズは約6.5インチ（液晶）、解像度は2,400×1,080(FHD+)。有機ELではないものの、発色は悪くありません。

最大輝度は公表されていませんが、直射日光下だとやや見えにくいと感じました。

格安モデルながら、リフレッシュレートは最大120Hz駆動。ネットサーフィンやSNSなどでも、スクロールが滑らかです。（※アプリ開閉や操作時も動作がなめらかになります。）

moto g64y 5Gはフラットディスプレイを採用し、中央上部にパンチホール型インカメラを搭載しています。

エントリー機のため、ベゼルはやや太めです。特に下部のベゼルが太く、これまで極狭ベゼルの機種を使っていたユーザーだと気になるかもしれません。

背面デザインは、上部に「デュアルカメラ」と「FeliCaマーク」があり、中央部にモトローラのロゴが刻まれています。

カメラはあまり出っ張っていません。ただし完全にフラットなわけではないため、机に置くとわずかにグラつきます。

moto g64y 5Gのカラーはスペースブラック、シルバーブルー、バニラクリームの合計3色展開です。

このうちバニラクリームはワイモバイル限定色であり、ベースモデルであるmoto g64 5Gでは用意されていません。

背面には、ヴィーガンレザーを採用（＊バニラクリームのみ）。手触りが良く、指紋も目立ちません。エントリー機とは思えない高級感があります。

SIMスロットの開閉には、SIMピンが必要。ちなみに、本機はmicroSDカード（最大1TBまで）にも対応しています。

moto g64y 5Gは、ステレオスピーカーを搭載。音については、後述します。

moto g64y 5Gの本体サイズ（高さ×幅×厚さ）は、約162×74×8.0mm、重さは約177gです。（＊限定色のバニラクリームは、約180gとなっています。）

大画面ですが、横幅は狭め。片手でもしっかり持てます。重量も比較的軽めなので、長時間持っていても手が疲れません。

ただ、片手操作は「やや厳しい」印象です。筆者の手だとキーボード片手打ちは問題なくできますが、上部にあるボタンなどは持ち替えが必要でした。

このあたりは個人差もあると思うので、事前にレビュー動画や実機などでサイズ感をチェックしつつ選んでいくのをおすすめします。

moto g64y 5Gのスペック性能をレビュー

moto g64y 5Gのスペック性能を表にまとめつつ、動作の快適さやベンチマークスコア、本体発熱なども合わせてレビューしていきます。

moto g64y 5Gのスペック表

moto g64y 5Gのスペック・性能を以下にまとめてみました。（参考：ワイモバイル公式ページおよびモトローラ公式ページ）

スペック	moto g64y 5G	moto g64 5G
メーカー	モトローラ	モトローラ
発売日	2024年7月4日	2024年6月28日
OS	Android 14(初期OS)	Android 14(初期OS)
CPU（SoC）	Dimensity 7025	Dimensity 7025
メモリ（RAM）	4GB	8GB
ストレージ容量（ROM）	128GB	128GB
外部ストレージ	microSDカード対応 (最大1TBまで)	microSDカード対応 (最大1TBまで)
本体サイズ	約162×74×8.0mm	約161.56×73.82×7.99mm
重量	約177g ※バニラクリーム:約180g	約177g
画面サイズ	約6.5インチ	約6.5インチ
ディスプレイ解像度	2,400×1,080(FHD+)	2,400×1,080(FHD+)
画面の種類	液晶	液晶
リフレッシュレート	最大120Hz	最大120Hz
バッテリー	5,000mAh	5,000mAh
背面カメラ	デュアルカメラ 約5,000万画素（広角） 約200万画素（マクロ）	デュアルカメラ 約5,000万画素（広角） 約200万画素（マクロ）
前面カメラ	シングルカメラ 約1,600万画素	シングルカメラ 約1,600万画素
防水/防塵	IP52	IP52
耐衝撃	×	×
ワンセグ／フルセグ	×	×
指紋認証	◯	◯
顔認証	◯	◯
おサイフケータイ	◯	◯
イヤホンジャック	◯	◯
ワイヤレス充電	×	×
Wi-Fi	2.4GHz：IEEE802.11b/g/n 5GHz：IEEE802.11a/n/ac	2.4GHz：IEEE802.11b/g/n 5GHz：IEEE802.11a/n/ac
Bluetooth	Bluetooth 5.3	Bluetooth 5.3
スピーカー	ステレオスピーカー	ステレオスピーカー
充電端子	Type-C	Type-C
カラー	スペースブラック シルバーブルー バニラクリーム	スペースブラック シルバーブルー

moto g64y 5Gのベンチマークスコアと発熱

moto g64y 5Gのベンチマークスコアを検証しました。参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark（V10）」測定結果を、下記に記載しておきます。

MediaTek Dimensity 7025搭載「moto g64y 5G」のAntutu Benchmarkスコアは484,883点(※検証時のMAXスコア)」。計測終了後の本体温度は、最大38度でした。

高負荷がかかるベンチマーク計測時でも発熱は抑えられている印象。ただし、3Dゲームなど高負荷な作業時はしっかりと発熱するので注意しましょう。

Chrome	快適
Googleマップ	快適
X（旧：Twitter）	快適
YouTube	快適

肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動などを含め、そこそこ快適な印象です。

ハイエンド機のようなヌルヌル感はないものの、とくにもたつく感じはありません。

ただし、moto g64y 5Gはメモリ（RAM）が4GBと少ないので、アプリをたくさん起動すると動作が不安定になる恐れがあります。少しでも快適に使いたいなら、8GBメモリ（RAM）を搭載する「moto g64 5G」を選択するのがおすすめです。

moto g64y 5Gのゲーム・アプリ動作をチェック

moto g64y 5Gでゲームやアプリの動作を確認します。

それでは、早速「moto g64y 5G」を使い実際に試してみました。

moto g64y 5Gでモンストの動作チェック

moto g64y 5Gで、モンストの動作チェック。結果は「快適」です。

モンスターストライクは一通り試しましたが、重さを感じることなく、普通に遊べました。

moto g64y 5GでポケモンGOの動作チェック

moto g64y 5Gで、ポケモンGOの動作チェック。結果は「普通」です。

起動直後はやや重く感じますが、その後は普通にプレイできます。ポケモン出現時やアイテム回収、オンライン対戦なども含め、問題ありませんでした。

moto g64y 5GでPUBGモバイルの動作チェック

moto g64y 5Gで、PUBGモバイルの動作チェック。結果は「普通」でした。

グラフィックは「HD」で「高」まで選択でき、「標準」「スムーズ」は「ウルトラ」まで選ぶことができます。

動作については、思ったよりも遊べる印象。チーム戦なども試しましたが、カクつく場面もほとんどありませんでした。

ただし、画質を落としてもそれなりに発熱するため、長時間がっつりプレイしたい人には向きません。

moto g64y 5Gで原神の動作チェック

moto g64y 5Gで、原神の動作チェック。結果は「動くがカクつき・重さを感じる」でした。

デフォルトの画質は「最低」、フレームレートは「30」。動作については、デフォルト設定なら「なんとかプレイできる」印象です。

全く遊べないわけではないものの、カクつきやすいためお世辞にも快適とは言えません。また、起動した直後からかなり発熱します。

普段はPCやPS5でプレイしているユーザーが、空いた時間に素材集め・デイリー消化などをするだけなら大丈夫です。

反対に、スマホで長時間がっつり原神をプレイしたいユーザーには向きません。

moto g64y 5Gで使える通信キャリアをチェック

moto g64y 5Gで使える通信キャリアと対応バンドをチェックしておきましょう。

機種名	moto g64y 5G
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載	4G：LTE FDD：B1/2/3/4/8/11/12/17/18/19/26/28 4G：LTE TDD：B38/41/42 5G：n1/3/28/77/78

moto g64y 5Gの対応バンドは、上記のとおりです。

▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました！

バンド周波数帯	ドコモ	au	ソフトバンク/ワイモバイル	楽天モバイル
Band1	◯	◯	◯
Band3	◯	◯	◯	◯
Band8			◯
Band11		◯	◯
Band 18/26		◯		◯
Band19/26	◯
Band21	◯
Band28	◯	◯	◯
Band41		◯	◯
Band42	◯	◯	◯

5Gバンド周波数帯	ドコモ	au	ソフトバンク/ワイモバイル	楽天モバイル
n77(Sub6)		◯	◯	◯
n78(Sub6)	◯	◯
n79(Sub6)	◯
n257(ミリ波)	◯	◯	◯	◯

ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19 / Band 21 / Band 26。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。

auで使うなら、Band 1 / Band 18/ Band 26は抑えておきましょう。

ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルで利用するなら、Band 3 / Band 18に対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。

moto g64y 5Gのカメラをレビュー

moto g64y 5Gのカメラをレビューしていきます。

カメラ性能の評価は、以下のとおりです。

静止画	普通
動画	普通

それでは、カメラ仕様・作例などをより詳しくチェックしていきます。

moto g64y 5Gのカメラ・動画撮影性能をチェック

moto g64y 5Gのカメラ・動画撮影性能は、以下のとおりです。

moto g64y 5G	デュアルカメラ搭載
約5,000万画素	広角 / OIS
約200万画素	マクロ

アウトカメラは、約5,000万画素の広角+約200万画素のマクロを搭載しています。

インカメラの仕様は以下のとおり。

約1,600万画素

標準

インカメラは、約1,600万画素の標準レンズのシングルカメラ仕様です。

アウトカメラの動画撮影性能は、以下にまとめました。

8K 撮影	ー
4K 撮影	ー
1080p撮影	30fps / 60fps
720p撮影	30fps / 60fps

動画については、1080p/60fpsまで撮影可能。今回は、1080p/60fpsにて試してみましたが、「普通」な印象です。

OIS(光学式手ブレ補正)が思っていたよりも良く効くため、歩きながらでもそれなりに滑らかな映像を撮れます。

ハイエンドモデルのようにキレイな映像は撮れないものの、2万円台のスマホとしては十分な動画撮影と言えるでしょう。

moto g64y 5Gのカメラで撮影した作例

今回は、筆者がmoto g64y 5Gのカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えて紹介していきます。なお、AIによる補正はすべてオフです。

日中

▼広角で撮影

やや濃い色合いですが、そこまで違和感はありません。価格の割には、キレイに撮れていると思います。

明暗差が大きい逆光のある環境で撮影しても、HDRがしっかり効いています。

▼2倍ズームで撮影

ズームはデジタルのみなので、望遠レンズを搭載するスマホほどキレイには撮れません。

それでも、2倍なら劣化が少なくまだ見られるレベルです。スマホ確認する程度であれば問題ないでしょう。

▼最大8倍ズームで撮影

デジタルズームは、最大8倍まで利用可能。最大倍率は画質が粗くなるため、あくまで記録用程度と考えておきましょう。

▼マクロで撮影

マクロは、被写体に接近して撮影できるため、上手く活用すれば迫力のある写真を撮れます。

ただし、画素数が200万画素と低く、解像感もイマイチです。これなら、2倍ズームを利用したほうが良いでしょう。

その他

▼その他

夜景・暗所

▼広角で撮影（ナイトビジョンモード)

暗所・夜景撮影についても、「普通に撮れる」印象。ナイトビジョンモードにすれば、薄暗い場所でもノイズを抑えつつ鮮明に撮れます。

ハイエンド機のように特別キレイな夜景は撮れないものの、2万円台のエントリー機としては及第点以上でしょう。

moto g64y 5Gのバッテリー持ちをチェック

moto g64y 5Gのバッテリー持ちを確認していきます。

バッテリー持ちについては、「ギリギリ良い」です。

機内モードオンで、Wi-Fiのみオン+バッテリー残量100%(満充電)にした状態でYouTubeを流し続け、１時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。（※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。）

検証時間	バッテリー残量
0時間経過	100%
1時間経過	95%
2時間経過	88%
3時間経過	81%

単純にYouTube動画を流すだけのテストでは、持ちは「良い」印象。じっくり検証した結果は、以下のとおりです。

検証内容	検証時間	バッテリー消費
YouTube	3時間	100%→81%
原神	30分	81%→73%
PUBGモバイル	30分	73%→68%
X(旧Twitter)	30分	68％→65%
ネット検索	30分	65%→63%
Apple Music	1時間	63%→53%
待機時間	10時間	53%→44%
合計	16時間（待機含む）	44%

ネット検索やSNS、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを検証しつつ利用した結果、16時間後のバッテリー残量は44%。筆者の使い方なら、1日は持ちそうです。

ただ、待機時間中はバッテリーの減りが緩やかなものの、動画再生やゲームプレイ時などは大きくバッテリーが減りました。ヘビーな使い方をする場合は、モバイルバッテリーがあると安心でしょう。

moto g64y 5Gの指紋・顔認証をチェック

moto g64y 5Gの生体認証は、顔・指紋どちらにも対応しています。

早速、側面電源ボタン一体型指紋認証を使ってみました。

精度は良好で、認証速度も早く、ロック解除からホーム画面への移行もスムーズです。ちなみに、画面オフ（スリープ状態）からも認証できます。

次に、顔認証を試していきましょう。認証速度は高速、精度は良好。マスク認証には対応していませんが、メガネをかけたまま認証は可能でした。

moto g64y 5Gは指紋・顔認証どちらにも対応しているので、利用シーン毎に使い分けることができて便利です。

moto g64y 5Gのスピーカー(音質)をチェック

moto g64y 5Gは、ステレオスピーカーを搭載。早速、音質などを確認していきます。

肝心の音については、「良い」印象です。

▼moto g64y 5Gのステレオスピーカーの音はこちら！

フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.

実際に様々な「音」をmoto g64y 5Gから出して検証してみましたが、十分クリアで臨場感があり、最大音量も大きめです。

Dolby Atmosに対応しており、イコライザなども自由に設定できます。

なお、moto g64y 5Gはイヤホンジャック搭載。普段から有線イヤホンを使っているユーザーにもおすすめです。（※ワイヤレスイヤホンはもちろん、利用OK）

ちなみに、対応しているBluetoothコーデックは上記のとおりです。

実機検証したところ、「SBC」や「aptX」などに対応している一方、MediaTek製のSoCということもあり「aptX Adaptive」には非対応でした。

moto g64y 5Gのメリット（良いところ）

moto g64y 5Gを実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。

ココがメリット（良い点)
バニラクリームはレザー風ボディで高級感あり！ 重量は約180gとサイズの割には軽い！ 最大120Hzのリフレッシュレートに対応 Dimensity 7025搭載！基本動作は問題なし アウトカメラはOIS搭載で価格の割には高性能 指紋・顔認証どちらにも対応！様々なシーンで快適！ おサイフケータイに対応している ステレオスピーカー搭載！臨場感のある音を楽しめる microSDカード対応&イヤホンジャック搭載 全部入りで価格は2万円台前半とコスパに優れる

以上が、moto g64y 5Gを使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します

バニラクリームは高級感あり！重量もサイズの割には軽い

moto g64y 5Gは、格安ながら高級感のあるデザインが魅力です。

バニラクリームはヴィーガンレザーを採用しており、質感や手触りは良好。ややクリームがかったホワイトの色合いも可愛らしく、見た目を重視する人にもおすすめできます。

ただし、ヴィーガンレザーを採用した影響か、バニラクリームは他の2色よりやや重量が重めです。それでも本体サイズが大きい割には約180gと軽量で、長時間持っていてもそこまで疲れません。

音響面が充実！スピーカー派も有線イヤホン派も◎

moto g64y 5Gは、オーディオ面が充実しています。

ステレオスピーカーを搭載し、なおかつDolby Atmosに対応。本体のスピーカーでも、比較的クリアで臨場感のある音を楽しめます。音楽鑑賞はもちろん、動画視聴もバッチリです。

最近のスマホでは貴重なイヤホンジャックも搭載しています。有線イヤホンをそのまま使えるので、音質にこだわる人や音ゲーをプレイしたい人にもおすすめです。

moto g64y 5Gのデメリット（悪いところ）

moto g64y 5Gを実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。

ココがデメリット(悪い点)
ディスプレイは液晶で直射日光下だとやや見づらい 上下のベゼルが太い！ 防水性能は高くない ゲーム性能は価格相応！高負荷なゲームにはあまり向いていない 発熱も少し気になる！ メモリが4GBと少なめ ワイヤレス充電に対応していない

以上が、moto g64y 5Gを使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。

ゲーム性能は価格相応！原神などのプレイは厳しい

普段使いなら問題のない処理性能を持つmoto g64y 5Gですが、あくまでもエントリー機です。ゲーム性能は価格相応なので、原神のような3Dゲームを快適にプレイするのは厳しいでしょう。

メモリが4GBしかないのも、ゲームをする上では気になるところ。高負荷な3Dゲームを快適にプレイしたい場合は、もう少しスペックの高いスマホがおすすめです。

動作レスポンスは悪くなく、アプリの起動・切り替えももたつきません。ウェブ検索やSNS、動画視聴などがメインの人であれば、moto g64y 5Gでもストレスなく使えるでしょう。

防水性能はIP52とそこまで高くない！

moto g64y 5Gは防水・防塵対応ですが、性能はIP52とそこまで高くありません。

とくに防水性能はIPX2と低く、厳密には防水というより防滴です。キッチンやお風呂などの水周りでそのまま使うのはやめたほうが良いでしょう。

それでも最低限の防滴性能を持っているので、ちょっと水滴がかかる程度なら問題ありません。

moto g64y 5Gの口コミ・評判をチェック

moto g64y 5Gの口コミ・評判を以下に集めてみました。

moto g64y 5Gの評価まとめ

結論、スマホに普段使いには問題ない動作性能や高品質なステレオスピーカー、120Hz駆動の大画面ディスプレイ、見た目の良さ、価格の安さを求めているなら、間違いなくmoto g64y 5Gがおすすめです。

個人的なmoto g64y 5Gの評価は下記のとおりです！

満足度	★★★★☆
デザイン・外観	★★★★☆
携帯性	★★★★☆
基本動作（快適さ）	★★★★☆
ゲーム性能	★★★☆☆
画面表示＆綺麗さ	★★★★☆
バッテリー持ち	★★★★☆
スピーカー	★★★★☆
カメラ	★★★☆☆

moto g64y 5Gは、エントリー機ながらスペックも見た目も高いレベルでまとまった1台です。

個人的には、ヴィーガンレザーを採用した背面デザインが大きな魅力だと感じました。

手触りが良く高級感もあり、かなり気に入っています。スペースブラックとシルバーブルーは、ヴィーガンレザーではないので、見た目重視ならバニラクリームが断然おすすめです。

ステレオスピーカーとイヤホンジャックを搭載、Dolby Atmosに対応するなどオーディオ面も充実しています。とくにスピーカーの品質は、2万円台で買える格安機の中では頭一つ抜けているでしょう。

FHD+解像度&120Hzリフレッシュレートの大型ディスプレイ搭載、おサイフケータイ対応なども素晴らしいですね。

一方で、メモリが4GBと少ない点や、防水・防塵性能がIP52と低い点は惜しいと感じました。とくに防水性能を重視する人は要注意です。

とはいえ、価格の割には機能が充実しており、コストパフォーマンスはかなり高いと言えます。

「とにかく安く、でもできる限り使い勝手の良いスマホが欲しい」、そんな人にはmoto g64y 5Gがおすすめです。

もちろん、自分が求めている仕様は何かを考えつつ、自分に合ったスマホを選んでいくことが大事です。その際に、ぜひmoto g64y 5Gも一度チェックしてみてください！

moto g64y 5Gの価格とお得に買う方法

moto g64y 5Gを買うならオンラインショップでの購入がおすすめ！本体価格は、以下の通りです。

	価格（※全て税込）
ワイモバイル	21,996円

moto g64y 5Gの価格は、上記のとおりです。特価キャンペーンが行われているので、今なら安く手に入れることができるます。

なお、moto g64y 5Gとほぼ同じモデルである「moto g64 5G」も選択肢に入れておくのも良いでしょう。主な違いは、以下のとおりです。

	moto g64y 5G	moto g64 5G
価格（※全て税込）	ワイモバイル 21,996円	モトローラ公式ストア 34,800円
メモリ（RAM）	4GB	8GB
カラー	スペースブラック シルバーブルー バニラクリーム	スペースブラック シルバーブルー

注意すべきは、メモリ（RAM）の違いです。moto g64 5Gは、moto g64y 5Gよりもメモリに余裕があるので、複数アプリ起動時の動作に差が出る可能性があります。

少しでも快適な動作を手に入れたいユーザーは、「moto g64 5G」を選びましょう。どうせ買うなら、少しでもお得に！ぜひ、一度チェックしてみてください！