Google Pixel Foldの実機レビュー!どうも、ちえほんです。TwitterとYouTubeもやってます。
グーグル製の折りたたむスマホ「Google Pixel Fold (グーグルピクセルフォールド)」。開けば約7.6インチのタブレット、折りたためば約5.8インチのスマートフォンとして使えます。
第2世代の独自SoC「Google Tensor G2」採用、トリプルカメラ搭載、IPX8防水やおサイフケータイにも対応している一台。今回は、そんな「Google Pixel Fold」をメーカー様にお借りして、実際に使って感じた良いところ、悪いところについて、すべて正直にお伝えしていきます。
▼YouTube動画でもGoogle Pixel Foldの実機レビューをしているので、合わせてチェックしてみてね!
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★★☆ |
基本動作(快適さ) | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★☆ |
本記事では、Google Pixel Foldのデザイン、カメラの画質、スペック性能やゲーム・アプリ動作、指紋・顔認証の快適さ、バッテリー持ち、スピーカーの音質、使って感じたメリット・デメリット(良いところ、悪いところ)、口コミ・評判などを含め使用感レビューしつつ評価します。
\今なら最大22,000円割引実施中!/
Google Pixel Foldの外観・デザインをレビュー
Google Pixel Foldの外観・デザインをレビューしていきます。
パッケージデザインは上記のとおりで、正面に「本体デザイン」、左上にロゴと製品名が刻まれています。
付属品は、本体、充電ケーブル、クイックスイッチアダプターなどです。(※SIMピンも付属)ケースなどは付属していないため、事前に準備しておきましょう。(※画面フィルムは、貼付け済み)
ちなみに、箱の中に”注意事項”が記載。ディスプレイに貼られている画面保護フィルムを剥がしてはいけないのと、サードパーティ製の保護フィルムは貼り付けNGです。
ディスプレイサイズは内側が約7.6インチ(有機EL)、外側は約5.8インチ(有機EL)。それぞれ解像度は2,208×1,840、解像度は2,092×1,080(FHD+)となっています。
リフレッシュレートはメインディスプレイ、カバーディスプレイともに最大120Hz駆動。どちらのディスプレイもなめらかスクロール表示等が可能です。
内側ディスプレイの右上には、インナーカメラが搭載されています。
ベゼルは太めですが、指などを置くスペースとして使えたりするので、使い勝手的には案外悪くありません。(※見た目はイマイチ)ちなみに、ディスプレイには保護フィルムが貼られています。
折り目については、目立ちやすい印象。このあたりはグーグル初の折りたたみスマホのため、まだまだ改善の余地がありそうです。
なお、折り目は画面オフ時や光が当たると目立ちますが、正直慣れてくるとあまり気にならなくなってきます。
外側ディスプレイは、中央上部にパンチホール型インカメラを搭載。画面サイズは5.8インチで、スマホと似た画面表示幅で閉じたままでも使いやすい印象です。
ヒンジ部には、鏡面仕上げのステンレススチールを採用。自由な角度調節が可能で、置いたままのビデオ通話や動画鑑賞などを手軽に楽しめます。
背面デザインは、上記のとおりです。上部に「カメラ」、中央に「G」とロゴが刻まれています。カメラの出っ張りは、SIMカード約4枚程度でした。
Google Pixel Foldのカラーは、Porcelain、Obsidianの2色展開です。
今回レビューしているのは、”Obsidian”。背面にはガラス素材(Corning Gorilla Glass Victus)を採用、表面はサラサラとしたマットな触り心地です。ちなみに、指紋やホコリは目立ちにくくなっています。
Google Pixel Foldは、ステレオスピーカーを搭載。音については、後述します。
SIMスロットの開閉には、SIMピンが必要。ちなみに、本機はmicroSDカードには非対応です。
Google Pixel Foldの本体サイズ(高さ×幅×厚さ)は、閉時が約139.7×79.5×12.1mm、開時が約139.7×158.7×5.8mm、重さは約283g。6.1インチのiPhoneなどと一緒に並べるとサイズ感は上記のようになります。
開いた状態だと薄く、思ったよりも重さは感じにくい印象。ただ、閉じるとずっしりとした重さを感じます。とはいえ、閉じた状態のサイズ感が絶妙で、画面の表示域も広く使いやすいのが魅力的でした。
ちなみに、片手操作については”開いた状態では厳しく、閉じた状態なら可能”。閉時なら僕の手だとキーボード片手打ちも問題なく、上部にあるボタンも操作可能でした。(基本的には、両手持ち推奨)
このあたりは個人差もあると思うので、冒頭にある実機レビュー動画などでサイズ感をチェックしつつ選んでいくのをおすすめします。
Google Pixel Foldのスペック性能をレビュー
Google Pixel Foldのスペック性能を表にまとめつつ、動作の快適さなども合わせてレビューしていきます。
Google Pixel Foldのスペック表
Google Pixel Foldのスペック・性能以下にまとめてみました。(※参照:グーグル公式製品ページ)
スペック | Google Pixel Fold |
---|---|
メーカー | グーグル |
型番 | G0B96 |
発売日 | 2023年7月 |
OS | Android 13(初期OS) |
CPU(SoC) | Google Tensor G2 |
メモリ(RAM) | 12GB |
ストレージ容量(ROM) | 256GB |
外部ストレージ | 非対応 |
本体サイズ | 閉時:約139.7×79.5×12.1mm 開時:約139.7×158.7×5.8mm |
重量 | 約283g |
画面サイズ | メイン:約7.6インチ カバー:約5.8インチ |
ディスプレイ解像度 | メイン:2,208×1,840 カバー:2,092×1,080(FHD+) |
画面の種類 | メイン:有機EL カバー:有機EL |
リフレッシュレート | メイン:最大120Hz カバー:最大120Hz |
バッテリー | 4,821mAh |
背面カメラ | トリプルカメラ 4,800万画素(広角) 1,080万画素(超広角) 1,080万画素(望遠) |
前面カメラ | シングルカメラ 約950万画素 |
インナーカメラ | シングルカメラ 約800万画素 |
防水/防塵 | IPX8/非対応 |
耐衝撃 | × |
ワンセグ/フルセグ | × |
指紋認証 | ◯(側面) |
顔認証 | ◯ |
おサイフケータイ | ◯ |
イヤホンジャック | 非搭載 |
ワイヤレス充電 | ◯ |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 |
スピーカー | ステレオスピーカー |
充電端子 | Type-C |
カラー | Porcelain Obsidian |
Google Pixel Foldのベンチマークスコア
Google Pixel Foldのベンチマークスコアを検証しました。参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark(V9.5.7)」測定結果を、下記に記載しておきます。
Google Tensor G2搭載「Google Pixel Fold」のAntutu Benchmark」スコアは729680点(※検証時のMAXスコア)」。計測中、本体温度は最大40.9度でした。
ベンチマーク計測時のような高負荷がかかるシーンでもそこそこ発熱を抑えられている印象。ちなみに、背面のカメラ周辺およびロゴ付近が熱を持ちやすくなっています。
快適
普通
もたつきを感じる
動作が重い
Chrome | めっちゃ快適 |
---|---|
Googleマップ | めっちゃ快適 |
めっちゃ快適 | |
YouTube | めっちゃ快適 |
肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め、とても快適な印象です。
電話やメール、ウェブ検索、各種SNSも問題ありません。一方で、原神などの重い3Dゲームは重さを感じるため、ゲームガチ勢には不向きでしょう。
ただ全く遊べないわけではないため、どこまで求めているのかを考えつつ選んでいくのがおすすめです。
Google Pixel Foldで利用できる設定・便利機能
Google Pixel Foldで利用できるおすすめ設定・便利機能を以下にまとめました。(※機能を一部ピックアップしています。)
クイックタップでアクションを開始 | ○(背面2回タップで様々な機能を呼び出せる) |
ボケ補正 | ○ |
消しゴムマジック | ○ |
画面分割 | ○(2分割まで) |
スマートフォンをタップしてチェック | ○(スリープ状態からの画面点灯) |
文字起こし機能 | ○ |
バッテリーシェア | ×(逆ワイヤレス充電) |
Google Pixel Foldは、「消しゴムマジック」機能や「画面分割」機能、レコーダーを使い音声録音と同時に「文字起こしできる機能」などにも対応しています。
ワイヤレス充電には対応していますが、バッテリーシェア(逆ワイヤレス充電)には非対応なので注意しましょう。
Google Pixel Foldのゲーム・アプリ動作をレビュー
Google Pixel Foldでゲームやアプリの動作を確認します。
快適
普通
動くがカクつき・重さを感じる
重い
ガクガク
それでは、早速「Google Pixel Fold」を使い実際に試していきます。
Google Pixel Foldでモンストの動作チェック
Google Pixel Foldでモンストの動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”です。
モンスターストライクは一通り試しましたが、重さやカクつきなどなく快適に楽しむことができます。
メインディスプレイ側の表示は、上記のとおり。全画面への表示は最適化されていない状態です。(※2023年7月4時点)
Google Pixel FoldでポケモンGOの動作チェック
Google Pixel FoldでポケモンGOの動作をチェック。結果は、”快適”です。
ポケモン出現時やアイテム回収、オンライン対戦なども含め、カクツキなく遊ぶことができました。
メインディスプレイ側の最適化はされていない状態のため、カバーディスプレイにて遊ぶのがおすすめです。(※2023年7月4時点)
Google Pixel FoldでPUBGモバイルの動作チェック
Google Pixel Foldで、PUBGモバイルの動作をチェック。結果は、”快適”でした。
グラフィックは「FHD」で「ウルトラ」まで選択でき、「スムーズ」は「極限」まで選ぶことができます。
動作については、快適に遊べる印象。チーム戦なども試しましたが、重さやカクつきもなく楽しめました。
メインディスプレイ側にも最適化されているため、大画面で遊ぶことが可能です。
ちなみに、カバーディスプレイ側にてスムーズ(極限)+パフォーマンス優先設定で30分遊ぶとバッテリーは約10%減、ゲーム終了後の本体温度は41.3度でした。
Google Pixel Foldで原神の動作チェック
Google Pixel Foldで原神の動作をチェック。結果は、”普通”でした。
デフォルトの画質は「低」、フレームレートは「30」。動作については、最高画質+60fpsにしても遊ぶこと自体は可能です。
原神にて最高画質+60fpsへ設定変更後、平均fpsを「WeTest PerfDog」で計測。15分間の計測だとカバーディスプレイは平均33.4FPS、メインディスプレイが平均38.2FPSでした。(※千尋の砂漠にて計測、元素スキルや元素爆発など使いつつ戦闘も複数回行いました。)
最高画質+60fps設定時は、戦闘シーン等で技を重ねるとカクつきが起き、フレームレートが安定しない印象です。
ちなみに、カバーディスプレイにて最高画質+60fps設定で30分遊ぶとバッテリーは約11%減で、ゲーム終了後の本体温度は42.7度。メインディスプレイだと約11%減で、ゲーム終了後の本体温度は41.6度でした。
メインディスプレイ側も最適化されており、大画面表示で原神を楽しむことが可能です。
原神を暇つぶし程度なら問題なし、常時快適にガチで楽しみたいユーザーは注意しましょう。
Google Pixel Foldで使える通信キャリアをチェック
Google Pixel Foldで使える通信キャリアをチェックしておきましょう。
機種名 | Google Pixel Fold (グーグルストア版) |
---|---|
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/14/17/18/19/20/21 /25/26/28/29/30/32/38/39/40/41/42/46/48/66/71 |
5G Sub-6:n1/2/3/5/7/8/12/14/20/25/28/30/38/40/41/48/66/71/75/76/77/78/79 5G mmWave:n257/n258/n260/n261 |
Google Pixel Foldの対応バンドは、上記のとおりです。国内で使うために必要なバンドに幅広く対応しています。
ちなみに、Band 21(4Gバンド)やn79(5Gバンド)にも対応。ドコモユーザーも安心して使える一台となっています。
なお、独自に検証した利用可能キャリアは下記のとおりです。(※一部主要キャリアおよび格安SIM業者のみ記載、各社4G通信でのみ検証)
利用可否 | |
ドコモ | 通話○ データ通信○ |
au | 通話○ データ通信○ |
ソフトバンク | 通話○ データ通信○ |
ワイモバイル | 通話○ データ通信○ |
楽天モバイル | 通話○ データ通信○ |
ahamo(アハモ) | 通話○ データ通信○ |
mineo(Aプラン) | 通話○ データ通信○ |
UQモバイル | 通話○ データ通信○ |
povo2.0 | 通話○ データ通信○ |
日本通信(シンプル290) | 通話○ データ通信○ |
一部を除き、多くのキャリアおよび格安SIMでAPN設定することなく、そのまま利用可能です。(※上記以外の格安SIM業者でも利用できる可能性はありますが、手元にないため未検証)
▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!
バンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
Band1 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band3 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
Band8 | ⭕ | |||
Band11 | ⭕ | ⭕ | ||
Band 18/26 | ⭕ | ⭕ | ||
Band19/26 | ⭕ | |||
Band21 | ⭕ | |||
Band28 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band41 | ⭕ | ⭕ | ||
Band42 | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
5Gバンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
n77(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
n78(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ||
n79(Sub6) | ⭕ | |||
n257(ミリ波) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19/26。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。auで使うなら、Band 1 / Band 18/26は抑えておきましょう。
ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルで利用するなら、Band 3 / Band 18に対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。
Google Pixel Foldのカメラをレビュー
Google Pixel Foldのカメラをレビューしていきます。
良い
普通
あまり良くない
悪い
カメラ性能の評価は、以下のとおりです。
静止画 | 良い |
---|---|
動画 | 良い |
それでは、カメラ仕様・作例などをより詳しくチェックしていきます。
Google Pixel Foldのカメラ・動画撮影性能をチェック
Google Pixel Foldは、トリプルカメラを搭載しています。
約4,800万画素 | 広角 / F値1.7 / OIS |
約1,080万画素 | 超広角 / F値2.2 |
約1,080万画素 | 望遠 / F値3.05 / OIS / 5倍光学ズーム |
アウトカメラは、約4,800万画素の広角レンズ(F値1.7)、約1,080万画素の超広角レンズ(F値2.2)、約1,080万画素の望遠レンズ(F値3.05)を備えています。
ちなみに、カバーディスプレイを利用することで背面カメラにて撮影することも可能。インカメラよりも鮮明に、暗所等でも綺麗に撮れるのは折りたたみスマホの魅力です。
インカメラの仕様は以下のとおり。
950万画素 | 標準 / F値2.2 |
インカメラは、950万画素の標準レンズ(F値2.2)のシングルカメラ仕様です。
インナーカメラの仕様は以下のとおり。
800万画素 | 標準 / F値2.0 |
インカメラは、800万画素の標準レンズ(F値2.0)のシングルカメラ仕様です。
アウトカメラの動画撮影性能は、以下にまとめました。
8K 撮影 | 非対応 |
4K 撮影 | 30fps/60fps |
1080p撮影 | 30fps/60fp |
スローモーション撮影 | ○ |
動画については、4K/60fpsまで撮影可能。今回は1080p/60fpsにて試してみましたが、”しっかり撮れる”印象です。
動きながらの撮影でも手ブレ補正が良く効いており、なめらかで綺麗な映像を撮ることができます。
冒頭のレビュー動画内で実際に撮影したものを公開しているので、気になる方はチェックしてみてください。
ちなみに、メインディスプレイ(開いた状態)にて4K撮影したい場合は、アスペクト比の変更が必要となります。(撮ること自体は可能)
Google Pixel Foldのカメラで撮影した作例
今回は、僕がGoogle Pixel Foldのカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。
日中
▼広角レンズで撮影
広角は明るく、色鮮やかな写真を撮れます。木や建物などの細部まで、解像感を残しつつ撮影可能です。
シャッターを押すだけで、綺麗に仕上げてくれるグーグルらしさを感じる仕上がりとなっています。
▼超広角レンズで撮影
超広角は、広大な風景を一枚の写真に収めたい時などに重宝します。
明るさも十分で、歪みも少なく綺麗に撮影可能。広角との色味の差も少なく、とても扱いやすい超広角でした。
▼2倍ズームで撮影
2倍ズームは、手元にある料理などにサッと寄って撮影したいシーンに使えて便利です。(少し遠くにある被写体を撮りたい時にも便利)
解像感を残しつつ、明るくハッキリ撮影可能です。スマホで確認する程度であれば、まず問題ないでしょう。
▼望遠(5倍光学ズーム)で撮影
望遠(5倍光学ズーム)は、遠くになる被写体へグッと寄って撮れます。
色味も良く、明るさも十分。ただ、全体的にややぼやっとしており、解像感の粗さも少し気になりました。このあたりは、7 Proとの差を感じます。
▼10倍ズームで撮影
10倍ズームも実用的で、細部までディテールが残っているのには驚きました。
▼最大20倍ズームで撮影
ズームは、最大20倍まで利用可能。最大倍率だと流石に粗さを感じるものの、記録用としては十分すぎる画質でしょう。
その他
▼その他
夜景・暗所
▼広角で撮影(AIオフ)
▼広角で撮影(AIオン)
▼広角で撮影(ナイトモード)
▼その他
広角による暗所・夜景撮影については、”綺麗に撮れる”印象。極端に光量がない場面でのオート撮影でも、明るく撮れます。
また、ナイトモードを使うとより鮮明に撮影可能。ただ、思ったよりもフレアやゴーストは出やすいので強い光源があるシーンには注意が必要です。
とはいえ、これだけ撮れていれば暗所もしっかり撮れると言って全く問題ないでしょう。
Google Pixel Foldのバッテリー持ちをレビュー
Google Pixel Foldのバッテリー性能を確認していきます。
良い (16時間で残量40%-59%)
普通 (16時間で残量30%-39%)
あまり良くない (16時間で残量20%-29%)
悪い(16時間で残量10%-19%)
とても悪い (16時間で残量0%-9%)
バッテリー持ちについては、”良い”です。
機内モードオンで、Wi-Fiのみオンにした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)
機種名 | 0時間経過 | 1時間経過 | 2時間経過 | 3時間経過 |
---|---|---|---|---|
Google Pixel Fold(内側) | 100% | 96% | 91% | 85% |
Google Pixel Fold(外側) | 100% | 99% | 94% | 89% |
Galaxy Z Fold4(内側) | 100% | 94% | 89% | 83% |
Galaxy Z Fold3 5G(内側) | 100% | 92% | 85% | 78% |
単純にYouTube動画を流すだけのテストでは、持ちは”良い”印象。メインディスプレイとサブディスプレイのバッテリー検証は、以下のとおりです。
よりじっくり使って検証した結果は、以下のとおりです。
ネット検索やSNS、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを検証しつつ利用した結果、16時間後のバッテリー残量は45%。僕の使い方なら、1日は問題なしでした。
もちろん利用環境や使い方によっても変わってきますが、電話やメール、ネット検索などを中心に使うなら、1日は安心して利用できるでしょう。
Google Pixel Foldの指紋・顔認証をチェック
Google Pixel Foldは、指紋・顔認証どちらにも対応しています。
早速、側面電源ボタン一体型の指紋認証を試してみました。
精度良し、認証速度も高速で、ロック解除からホーム画面への移行もスムーズでした。
設定すれば画面オフ状態から触れるだけでいつでも認証できるようにすることも可能です。
次に、顔認証を試していきましょう。認証速度も早く、精度も良しで、メガネをかけていても認証可能です。(※インナーカメラは顔認証非対応)
Google Pixel Foldは指紋・顔認証どちらにも対応しているので、シーン問わずストレスなく利用できます。
Google Pixel Foldのスピーカー(音質)をレビュー
Google Pixel Foldは、ステレオスピーカーを搭載。早速、音質などを確認していきます。
良い
普通
あまり良くない
悪い
肝心の音については、”良い”印象です。
▼Google Pixel Foldのステレオスピーカーの音はこちら!
フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.
実際に様々な”音”をGoogle Pixel Foldから出して検証してみましたが、高音と低音の偏りがないバランスの良い音でした。
クリアなサウンドで、音の広がりも感じられるので、動画や音楽鑑賞にもおすすめできる一台です。
ちなみに、スピーカーは開いた状態だと側面右下と左上の位置に来ます。
開いた時の聴こえ方が心配でしたが、想像していたよりもバランス良く聴こえるので、個人的には全く気になりませんでした。
ちなみに、イヤホンジャックは非搭載。普段から有線イヤホンを使っているユーザーは、変換アダプタなどを事前に準備しておきましょう。
・SBC:○
・AAC:○
・aptX:○
・aptX HD: ○
・LDAC:○
・aptX Adaptive:×
※実際にワイヤレスイヤホンを使い検証(ーは未検証)
ちなみに、対応しているBluetoothコーデックは上記のとおりです。実機検証したところ、「LDAC」や「aptX HD」には対応していました。
Google Pixel Foldのメリット(良いところ)
Google Pixel Foldを実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。
ココがメリット(良い点) |
---|
高級感あるデザインが素敵!サイズ感も◎ 一台でスマホ兼タブレットとして使える! カバーディスプレイが圧倒的に使いやすい◎ ピッタリ閉じれる&開いた時の薄さも素晴らしい メインディスプレイには保護フィルム貼り付け済み! メイン・カバーともにリフレッシュレート最大120Hz対応 直射日光下でも見やすいディスプレイ 快適な動作レスポンス!日常使いには全く問題なし! 誰でも綺麗に撮れるカメラ性能!暗所にも強い! カバーディスプレイを利用してメインカメラによる自撮りができる 手ブレした写真をあとから修正できる「ボケ補正」に対応 精度が良い側面指紋認証対応!顔認証もあって使いやすい 1日は安心して使えるバッテリー持ち ステレオスピーカー搭載!動画や音楽鑑賞にも最適! ワイヤレス充電にも対応している ヒンジ部分が自由に角度調節できる 超便利!リアルタイムで音声から日本語の文字起こしができる! IPX8防水&おサイフケータイにも対応している 長く使える!最大5年間のセキュリティアップデート保証! ドコモユーザーも安心!B21やn79にも対応している タブレットUIに最適化!画面分割時に左右入れ替えが快適 |
以上が、Google Pixel Foldを使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
スマホとタブレットを一台にまとめられる!カバーディスプレイが最高◎
Google Pixel Foldの最大の魅力は、スマホとタブレットを一台にまとめられることです。
閉じればスマホ、開けばタブレットとして使え、いつでもどこでもシーンに合った最適な体験を楽しむことが可能になります。
個人的に1番良かったのは、”カバーディスプレイ”。通常のスマホと遜色ない画面の見やすさ、操作のしやすさを実現していました。
折りたたみスマホ使うと案外閉じたまま利用することも多いので、カバーディスプレイの使い勝手の良さは”大事”です。
Google Pixel Foldなら、ちゃんとスマホとしても使いやすい折りたたみな印象。スマホライクに使いたいユーザーにはとてもおすすめな一台です。
快適な動作レスポンス!日常使いには全く問題なし!
「Google Tensor G2」を搭載したGoogle Pixel Foldは、普段遣いで困ることのない快適な動作を実現しています。
電話やメール、ネット検索はもちろん各種SNSもとても快適です。一方で、原神などの重い3Dゲームは「最高画質+60fps」設定だと重さを感じるシーンが多くあります。(遊ぶこと自体は問題なし)
とはいえ、日常使いで困ることはなく、ライトユーザーの方であれば間違いなく快適に使える一台に仕上がっています。
ヒンジ部分が自由に角度調節できる
Google Pixel Foldは、ヒンジ部分の自由な角度調節ができます。
ビデオ通話やオンライン会議はもちろん、置いて動画鑑賞するにも最適です。
YouTubeのような対応アプリであれば、上部の画面で動画を流しながら、コメントを打ったりすることもできます。
折りたたみスマホだからこそできることも多く、使い方は無限大です。
Google Pixel Foldのデメリット(悪いところ)
Google Pixel Foldを実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。
ココがデメリット(悪い点) |
---|
ヒンジ部が固く開けにくい スタイラスペンに非対応(内側ディスプレイ) メインディスプレイのベゼル部分が太い サードパーティ製の保護フィルム利用は非推奨 重量は約283g!人によって合う合わないがある イヤホンジャックやmicroSDカードに非対応 望遠5倍光学ズームの画質が惜しい! 強い光源があるとフレアやゴーストが出やすい(特に暗所) 最適化待ちのアプリが多い ソフト面が惜しい!3画面分割などを利用ができない インナーカメラは顔認証非対応 耐久性が心配!保証サービスへの加入は必須 |
以上が、Google Pixel Foldを使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
重量は約283g!人によって合う合わないがある!
Google Pixel Foldを使って感じた最大の弱点は、”本体の重さ”でした。
手に取った瞬間は数値よりも軽い印象ですが、長時間使っているとずっしりとした重さを感じます。
流石に、約283gという物理的な重さは人によって合う合わないがあり、正直日常的に使うスマホとしては”重い”です。
ぜひ、購入前に一度自分に合っているかどうか実機に触れてみるをおすすめします。
耐久性が心配!保証サービスへの加入は必須!
Google Pixel Foldは、内側のディスプレイに保護プラスチック層を組み込んだ超薄型ガラスを採用しています。
通常のディスプレイよりも柔らかく、落下による衝撃や強く押し込んだりしないように注意しなければいけません。
今回は約1週間ほどじっくり利用しましたが、すぐに故障しそうな感じは全くなく安心しました。
とはいえ、結局のところ”使い方次第”な気がします。通常のスマホに比べ、折りたたみスマホはとても繊細です。
折りたたみスマホを使う方なら、可能な限り保証サービスには加入しておくのをおすすめします。(※Googleストア版は、1年間の本体保証のみ)
\今なら最大22,000円割引実施中!/
Google Pixel Foldの口コミ・評判をチェック
Google Pixel Foldの口コミ・評判を以下に集めてみました。
Google Pixel Foldの評価まとめ
“スマホとタブレットを一台にまとめたい”そんなユーザーには、間違いなくGoogle Pixel Foldがおすすめです。
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★★☆ |
基本動作(快適さ) | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★☆ |
Google Pixel Foldは想像以上に完成度が高く、使いやすい折りたたみスマホでした。
注目は、やはり”カバーディスプレイ”。個人的に折りたたみスマホを約3年程使っていますが、案外閉じたまま使うシーンは多く、カバーディスプレイの使い勝手はとても重要だと感じています。
Google Pixel Foldはちゃんと横幅もしっかりあるため、画面の表示領域も広く、閉じたままの操作がしやすかったです。ホント、これだけでも手に取りたいと感じるレベルでした。
また、メインディスプレイも使いやすく、漫画は見開き表示。大画面で動画鑑賞もしやすいです。ちゃんとタブレットUIにも最適化されています。
もちろん、快適な動作、安定したカメラ性能、安心のIPX8防水やおサイフケータイ、ワイヤレス充電など国内ユーザーが求める仕様も全て揃っています。
一方で、3画面分割ができない等のソフト面の甘さや耐久性への不安、価格の高さは”惜しい”印象。そのため、個人的には”誰にでもおすすめできる一台ではない”と感じました。
とはいえ、折りたたみスマホは使ってみないとわからない良さがあります。もし可能であれば、ぜひ一度手にとってほしいモデルです。
近未来的な”ワクワク体験”に加え、ちゃんと”スマホライクに使える”唯一無二の折りたたみスマホ。Google Pixel Foldは、そんな一台でした。
もちろん、自分が求めている仕様は何かを考えつつ、自分に合ったスマホを選んでいくことが大事です。その際に、ぜひGoogle Pixel Foldも一度チェックしてみてください!
Google Pixel Foldの価格とお得に買う方法
Google Pixel Foldの販売価格は以下のとおりです。
価格(※全て税込) | |
---|---|
ドコモ | 252,890円 |
au | 253,000円 |
ソフトバンク | 287,280円 |
Googleストア | 253,000円 |
Google Pixel Foldの本体価格は、上記のとおりです。
どうせ買うなら、少しでもお得に!ぜひ、一度チェックしてみてください!
\今なら最大22,000円割引実施中!/