Google Pixel 9 Pro Fold 実機レビュー！使って感じたメリット・デメリットと評価

Google Pixel 9 Pro Foldを実機レビュー！どうも、ちえほんです。TwitterとYouTubeもやってます。

グーグル製の最新折りたたみスマホ「Google Pixel 9 Pro Fold（グーグルピクセルフォールドプロホールド）」。開くと約8.0インチのタブレット、閉じれば約6.3インチのスマートフォンとして使える一台です。

SoCは「Google Tensor G4」採用、光学5倍望遠を含むトリプルカメラ搭載。この他に、様々なAI機能やおサイフケータイ、ワイヤレス充電、IPX8防水対応です。

本記事では、そんな「Google Pixel 9 Pro Fold」をメーカー様にお借りして、実際に使って感じた良いところ・悪いところについて、すべて正直にレビューしていきます。

個人的なGoogle Pixel 9 Pro Foldの評価は下記のとおりです！

満足度	★★★★☆
デザイン・外観	★★★★☆
携帯性	★★★★☆
基本動作（快適さ）	★★★★★
ゲーム性能	★★★☆☆
画面表示＆綺麗さ	★★★★☆
バッテリー持ち	★★★★☆
スピーカー	★★★★☆
カメラ	★★★★☆

先に結論、タブレット並の大画面ディスプレイと閉じたままでも使いやすいサイズ感、高性能カメラを備えた折りたたみスマホがほしいユーザーには、Google Pixel 9 Pro Foldがおすすめです。

Google Pixel 9 Pro Foldの外観・デザインをレビュー

Google Pixel 9 Pro Foldの外観・デザインをレビューしていきます。

メインディスプレイは約8.0インチ（有機EL）、解像度は2,076×2,152（QHD+）。発色・色味ともに問題なく、綺麗なディスプレイです。

ちなみに、最大輝度は1,600ニト（HDR）、2,700ニト（ピーク輝度）。もちろん、屋外の直射日光下でも見やすかったです。

リフレッシュレートは、1-120Hz駆動。ネット検索時などに、なめらかなスクロール表示等を体験可能です。（※アプリ開閉や操作時も動作がなめらかになります。）

メインディスプレイの右上に、パンチホール型インカメラを採用しています。

ベゼルはやや太めですが、従来モデルから考えると大幅に細くなっています。（＊ディスプレイには保護フィルムが貼付け済み）

折り目については、従来比で目立ちにくくなっていました。全く気にならないわけではないですが、すぐ慣れるので心配しすぎる必要はありません。

2画面分割やペアアプリの登録なども可能。もちろん、タスクバー表示も常時固定することもできます。

カバーディスプレイは約6.3インチ（有機EL）、解像度は2,424×1,080（FHD+）。従来モデルから縦に長く、横幅が細くなりました。閉じたままでも通常の大画面スマホのように利用可能です。（＊リフレッシュレートは、60Hz-120Hz）

ちなみに、最大輝度は1,600ニト（HDR）、2,700ニト（ピーク輝度）。もちろん、直射日光下でも見やすいです。

カバーディスプレイのディスプレイは、ベゼルが太く、フレームもゴツい印象。このあたりは好みが分かれそうです。

ヒンジ部は、自由な角度調節が可能。表面は鏡面仕上げで、とても格好良いです。ただし、指紋が付きやすく、汚れが目立ちやすくなっています。

本体を折りたたんでも、隙間なくピッタリ閉じることが可能です。従来比で、開閉もしやすくなっていました。

背面デザインは、上記のとおりです。上部に「カメラ」、中央に「G」とロゴが刻まれています。カメラの出っ張りは、SIMカード約5枚程度でした。

Google Pixel 9 Pro Foldのカラーは、Obsidian、Porcelainの2色展開です。

背面には、ガラス素材（Gorilla Glass Victus 2）を採用。表面は、サラサラとした触り心地のマット仕上げになっています。

SIMスロットについては、開閉にSIMピンが必要。ちなみに、microSDカードには非対応となっています。

Google Pixel 9 Pro Foldは、ステレオスピーカーを搭載。音については、後述します。

Google Pixel 9 Pro Foldの本体サイズは、約155.2×77.1×10.5mm（閉時）、約155.2×150.2×5.1mm（開時）、重さは約257gです。

従来比で、一気に軽量＆薄型化を実現。閉じたままでも扱いやすく、開いた時の薄さには驚きを感じます。また、グッと軽くなったので、長時間利用がよりしやすくなった印象です。（＊ただ、他社比ではまだまだ重い）

ちなみに、片手操作については厳しい印象。閉時なら僕の手だとキーボード片手打ちはできますが、ボタンが上部にある場合は持ち直しが必須でした。

このあたりは個人差もあると思うので、実機レビュー動画などでサイズ感をチェックしつつ選んでいくのがおすすめです。

Google Pixel 9 Pro Foldのスペック性能をレビュー

Google Pixel 9 Pro Foldのスペック性能を表にまとめつつ、ベンチマークを計測してレビューしていきます。

Google Pixel 9 Pro Foldのスペック表

Google Pixel 9 Pro Foldのスペック・性能以下にまとめてみました。（※参照：グーグル公式ページ）

スペック	Google Pixel 9 Pro Fold
メーカー	グーグル合同会社
発売日	2024年9月4日
OS	Android 14(初期OS)
CPU（SoC）	Google Tensor G4
RAM	16GB
ストレージ	256GB/512GB
外部ストレージ	非対応
本体サイズ	開いた時：155.2×150.2×5.1mm 閉じた時：155.2×77.1×10.5mm
重量	約257g
画面サイズ	メイン：約8.0インチ カバー：約6.3インチ
ディスプレイ解像度	メイン：2,076×2,152（QHD+） カバー：2,424×1,080（FHD+）
画面の種類	メイン：有機EL カバー：有機EL
リフレッシュレート	メイン：1-120Hz サブ：60-120Hz
バッテリー	4,650mAh
メインカメラ	トリプルカメラ 約4,800万画素(広角) 約1,050万画素(超広角) 約1,080万画素(望遠)
サブカメラ	シングルカメラ 約1,000万画素
カバーディスプレイ	シングルカメラ 約1000万画素
防水 / 防塵	IPX8 / 非対応
耐衝撃	×
ワンセグ／フルセグ	×
指紋認証	◯
顔認証	◯
おサイフケータイ	◯
イヤホンジャック	×
ワイヤレス充電	◯
Wi-Fi	802.11 a/b/g/n/ac/ax/be
Bluetooth	Bluetooth 5.3
スピーカー	ステレオスピーカー
充電端子	Type-C
カラー	Obsidian Porcelain

Google Pixel 9 Pro Foldのベンチマークスコア

Google Pixel 9 Pro Foldのベンチマークスコアを検証しました。

参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark V10」の測定結果を、下記に記載しておきます。

Google Tensor G4搭載「Google Pixel 9 Pro Fold」の「Antutu Benchmark」スコアは1,161,228点(※検証時のMAXスコア)」。計測後の本体温度は、36.4度でした。

発熱は、全体的に抑えられている印象。実利用でも負荷がかかるシーンでも、気になる発熱はありませんでした。

Chrome	めっちゃ快適
Googleマップ	めっちゃ快適
Twitter（現:X）	めっちゃ快適
YouTube	めっちゃ快適

肝心の動作について、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め、「とても快適」な印象です。

基本的なウェブ検索や各種SNSなどは全く問題ありません。ちなみに、原神やスターレイルなどの重い3Dゲームも遊ぶこと自体は可能。ただし、最高設定で遊ぶにはイマイチです。（＊ゲーム性能については、後述。）

このあたりはどこまで求めているのかを考えつつ選ぶ必要があります。

Google Pixel 9 Pro Foldのゲーム・アプリ動作をチェック

Google Pixel 9 Pro Foldでゲームやアプリの動作を確認します。

それでは、早速「Google Pixel 9 Pro Fold」を使い実際に試していきます。

Google Pixel 9 Pro Foldでモンストの動作チェック

Google Pixel 9 Pro Foldでモンストの動作をチェック。結果は、「めっちゃ快適」です。

モンスターストライクは一通り試しましたが、重さやカクつきはなく、快適に楽しめます。

Google Pixel 9 Pro FoldでポケモンGOの動作チェック

Google Pixel 9 Pro FoldでポケモンGOの動作をチェック。結果は、「めっちゃ快適」です。

ポケモン出現時やアイテム回収、オンライン対戦なども含め、極端なカクつきなどはありませんでした。

Google Pixel 9 Pro FoldでPUBGモバイルの動作チェック

Google Pixel 9 Pro Foldで、PUBGモバイルの動作をチェック。結果は、「快適」でした。

グラフィックは「ウルトラHDR」で「ウルトラ」まで選択でき、「スムーズ」は「極限」まで選ぶことができます。

動作については、チーム戦などを含め快適です。チーム戦なども試しましたが、問題なく遊べました。

ちなみに、スムーズ＋極限設定で30分遊ぶとバッテリーは約8%減。ゲーム終了後の本体温度は37.4度でした。

Google Pixel 9 Pro Foldで原神の動作チェック

Google Pixel 9 Pro Foldで原神の動作をチェック。結果は、「普通」です。

原神にて最高画質+60fpsへ設定変更後、千尋の砂漠にて動作を検証しました。（＊元素スキルや元素爆発など使いつつ戦闘も複数回実施）

最高画質+60fpsだと、高フレームレートを維持したまま遊ぶのは厳しい印象。発熱は抑えられているものの、熱制御が強めで動作的にはやや物足りません。（＊FPS計測は、検証ツール非対応のため断念）

なお、画質等の程度設定をある程度落とせば、案外遊べます。このあたりはどこまで求めているのかを考えつつ選んでいきましょう。

ちなみに、最高画質+60fps設定で30分遊ぶとバッテリーは約14%減。ゲーム終了後の本体温度は39.7度でした。

Google Pixel 9 Pro Foldで崩壊:スターレイルの動作チェック

Google Pixel 9 Pro Foldでスターレイルの動作をチェック。結果は、「快適」でした。

動作については、画質「最高」+フレームレート「60fps」でもしっかり遊べる印象。負荷がかかるシーンでも問題なく楽しめます。（＊FPS計測は、検証ツール非対応のため断念）

ただし、高負荷がかかるゲームのため、本体発熱はあるので注意です。

ちなみに、最高画質+60fps設定で30分遊ぶとバッテリーは約16%減。ゲーム終了後の本体温度は41.7度でした。

Google Pixel 9 Pro Foldで使える通信キャリアをチェック

Google Pixel 9 Pro Foldで使える通信キャリアと対応バンドをチェックしておきましょう。

機種名	Google Pixel 9 Pro Fold
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載	LTE : 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71 5G Sub-6 : 対応バンド n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 14 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 38 / 40 / 41 / 48 / 66 / 70 / 71 / 75 / 76 / 77 / 78 / 79 5G mmWave : 対応バンド n257 / n258 / n260 / n261

Google Pixel 9 Pro Foldの対応バンドは、上記のとおりです。

▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました！

バンド周波数帯	ドコモ	au	ソフトバンク/ワイモバイル	楽天モバイル
Band1	◯	◯	◯
Band3	◯	◯	◯	◯
Band8			◯
Band11		◯	◯
Band 18/26		◯		◯
Band19/26	◯
Band21	◯
Band28	◯	◯	◯
Band41		◯	◯
Band42	◯	◯	◯

5Gバンド周波数帯	ドコモ	au	ソフトバンク/ワイモバイル	楽天モバイル
n77(Sub6)		◯	◯	◯
n78(Sub6)	◯	◯
n79(Sub6)	◯
n257(ミリ波)	◯	◯	◯	◯

ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19 / Band 21 / Band 26。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。

auで使うなら、Band 1 / Band 18/ Band 26は抑えておきましょう。

ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルで利用するなら、Band 3 / Band 18に対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。

Google Pixel 9 Pro Foldのカメラ性能をレビュー

Google Pixel 9 Pro Foldのカメラ性能をレビューしていきます。

カメラ性能の評価は、以下のとおりです。

静止画	良い
動画	良い

それでは、カメラ仕様・作例などをより詳しくチェックしていきます。

Google Pixel 9 Pro Foldのカメラ・動画撮影性能をチェック

Google Pixel 9 Pro Foldは、トリプルカメラを搭載しています。

約4,800万画素	広角 / F値1.7 / OIS
約1,050万画素	超広角 / F値2.2
約1,080万画素	望遠 / F値3.1 / OIS / 光学5倍

アウトカメラには、約4,800万画素の広角、約1,050万画素の超広角、約1,080万画素の望遠を備えています。

新たなAI機能として、撮影者を含めた集合写真を生成できる「一緒に写る」やフレーム・構図を自動調整してくれる「オートフレーム」（編集マジック）機能が利用可能です。

インカメラの仕様は以下のとおり。

1,000万画素

標準 / F値2.2

メインディスプレイのインカメラは、1,000万画素の標準レンズのシングルカメラ仕様です。

新たに、「こっちを見て」機能が追加。メインディスプレイにてカメラ撮影をする時に利用でき、外側のディスプレイにアニメーションが表示されます。（＊動物の鳴き声も出せる）子どもの目線を集めたい時などに便利な機能です。

カバーカメラの仕様は以下のとおり。

1,000万画素

標準 / F値2.2

カバーカメラは、1,000万画素の標準レンズのシングルカメラ仕様です。

アウトカメラの動画撮影性能は、以下にまとめました。

8K 撮影	非対応
4K 撮影	24fps/30fps/60fps
1080p撮影	24fps/30fps/60fps
スローモーション撮影	対応

動画については、4K/60fpsまで撮影可能。今回は広角による1080p/60fpsを試してみましたが、「しっかり撮れる」印象です。

明るく撮れて、手ブレ補正もしっかり効く印象。動きながらの撮影でもなめらかな映像を撮ることができます。

もちろん、「音声消しゴムマジック」機能も利用可能。撮影した動画や過去に撮ったものでも不要なノイズや音を除去することができます。（＊音声消しゴムマジックによる編集は​、動画を2分以内にする必要あり）

Google Pixel 9 Pro Foldのカメラで撮影した作例

今回は、僕がGoogle Pixel 9 Pro Foldのカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。

日中

▼広角レンズで撮影

広角は明るくハッキリ、色鮮やかな写真を撮れます。

パッと撮っても、綺麗に仕上げてくれるグーグルらしさを感じる仕上がりです。

▼超広角レンズで撮影

超広角は、広大な風景などを一枚の写真に収めたい時に重宝します。

光量が足りている場面なら、明るく撮影可能。色味のバランスも良い感じです。

▼2倍ズームで撮影

2倍ズームは、手元にある料理などにサッと寄って撮影したいシーンに便利です。

解像感も十分で、スマホで確認する程度であればまず問題ないでしょう。

▼望遠レンズで撮影（光学5倍）

望遠（光学5倍）があれば、遠くになる被写体へグッと寄って綺麗に撮れます。

画質も十分、色味もバランスが良いです。5倍望遠は、旅行などでしっかり活躍してくれます。（＊動物園や運動会等でも便利）

▼最大20倍ズームで撮影

ズームは、最大20倍まで利用可能。最大倍率のズームだと画質は粗めになりますが、記録用程度なら全く問題ない解像感でした。

その他

▼その他

夜景・暗所

▼広角で撮影（ナイトモード)

▼その他（暗所）

暗所・夜景撮影については、「綺麗に撮れる」印象。極端に光量がない場面でも、夜景モードなら明るく撮れます。

ノイズも抑えつつ、解像感も十分。ただ、強い光源があるシーンではフレアやゴーストが出やすいので注意が必要です。

とはいえ、これだけ撮れれば暗所も綺麗に撮れると言って問題ないでしょう。

Google Pixel 9 Pro Foldのバッテリー持ちをレビュー

Google Pixel 9 Pro Foldのバッテリー性能を確認していきます。

バッテリー持ちについては、「良い」です。

機内モードオンで、Wi-Fiのみオンにした状態でYouTubeを流し続け、１時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。（※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。）

機種名	0時間経過	1時間経過	2時間経過	3時間経過
Google Pixel 9 Pro Fold	100%	99%	94%	89%
Google Pixel Fold	100%	99%	94%	89%

単純にYouTube動画を流すだけのテストでは、持ちは「良い」印象。じっくり検証した結果は、以下のとおりです。

ネット検索やSNS、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを検証しつつ利用した結果、16時間後のバッテリー残量は43%。僕の使い方なら1日は問題ありませんでした。

もちろん利用環境や使い方によっても変わってきますが、ネット検索やSNS、動画鑑賞などを中心に使うなら少なくとも1日は安心して利用できるでしょう。

Google Pixel 9 Pro Foldの指紋・顔認証をチェック

Google Pixel 9 Pro Foldは、指紋・顔認証どちらにも対応しています。

早速、側面電源ボタン一体型指紋認証を試してみました。

精度良し、認証スピードも高速です。ロック解除からホーム画面への移行もスムーズでした。

ちなみに、設定すれば画面オフ（スリープ状態）のままからでも認証可能です。

次に、顔認証を試していきましょう。認証速度は早く、精度も良いです。また、メガネをかけたままでも認証可能でした。（＊インナーカメラも顔認証に対応）

Google Pixel 9 Pro Foldは指紋と顔認証どちらにも対応しているので、利用シーン問わず快適に使えます。

Google Pixel 9 Pro Foldのスピーカー(音質)をレビュー

Google Pixel 9 Pro Foldは、ステレオスピーカーを搭載。早速、音質などを確認していきます。

肝心の音については、「良い」印象です。

▼Google Pixel 9 Pro Foldのステレオスピーカーの音はこちら！

フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.

実際に様々な「音」をGoogle Pixel 9 Pro Foldから出して検証してみましたが、バランスの良いクリアなサウンドを楽しめるスピーカーでした。

高音と低音の偏りがなく、聴いていて心地よいです。全体の音圧・音量はやや控えめな印象。ただ、音の広がりはしっかり感じられるので、動画や音楽鑑賞にもおすすめです。

なお、イヤホンジャックは非搭載。普段から有線イヤホンを使っているユーザーは、変換アダプタ等を用意しておきましょう。

ちなみに、対応しているBluetoothコーデックは上記のとおりです。実機検証したところ、「LDAC」にも対応していました。

Google Pixel 9 Pro Foldのメリット（良いところ）

Google Pixel 9 Pro Foldを実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。

ココがメリット（良い点)

スマホとタブレットを一台にまとめられる！ メイン・カバーともに大画面化！よりスマホライクに使える シリーズ最薄・最軽量！開くと厚さわずか5.1mmに 画面の明るさ向上！直射日光下でも見やすい（折り目も改善） リフレッシュレート最大120Hz駆動！なめらか表示が魅力 Google Tensor G4搭載！実利用で気になる発熱はなし！ メモリが12GB→16GBに強化されている！ 綺麗に撮れるカメラ性能！望遠暗所にも強い！ 「一緒に写す」などの豊富なAI機能が魅力！ ペアアプリ機能やタスクバー固定などに対応 ステレオスピーカー搭載！従来比で音質が向上 メインディスプレイも顔認証に対応 リアルタイム文字起こしが便利すぎる！ 外部出力にも対応！ミラーリング機能を利用OK Qiワイヤレス充電に対応！置くだけで充電可能 長く安心して使える！7年間のアップデート保証付き ヒンジ部分が自由に角度調節できる IPX8防水＆おサイフケータイにも対応している

以上が、Google Pixel 9 Pro Foldを使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。

スマホとタブレットを一台にまとめられる！カバーディスプレイが魅力！

Google Pixel 9 Pro Foldは、閉じればスマホ、開けばタブレット並の大画面で利用できる一台です。

個人的には、「カバーディスプレイ」がとても魅力的。通常のスマホと遜色ない見やすい表示、操作のしやすさを実現しています。

折りたたみスマホは案外閉じたまま利用することも多く、カバーディスプレイの使いやすさはけっこう「大事」です。

Google Pixel 9 Pro Foldなら閉じたままでも快適に使えるので、折りたたみスマホをスマホライクに使いたいユーザーには最適なモデルでしょう。

Google Tensor G4搭載！実利用で気になる発熱はなし！

「Google Tensor G4」搭載のGoogle Pixel 9 Pro Foldは、快適な基本動作を実現しています。

基本的なネット検索や各種SNS、動画鑑賞などはもちろん問題ありません。ゲーム性能は、相変わらずやや物足りないものの、遊ぶこと自体は可能です。（＊流石にゲームガチ勢には不向き）

また、全体的に発熱も抑えられている印象。新搭載されたAI機能もサクサク利用できて、動作も安定しています。少なくとも、ライトに楽しむユーザーならまず問題ないはずです。

Google Pixel 9 Pro Foldのデメリット（悪いところ）

Google Pixel 9 Pro Foldを実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。

ココがデメリット(悪い点)
本体サイズは大きく重い！人によって好みが分かれる ゲーム性能はイマイチ！熱制御も厳しめ！ 最適化待ちのアプリが多い！大画面を活かせない ソフト面が惜しい！3画面分割などを利用ができない イヤホンジャックやmicroSDカードに非対応 音量ボタンと電源ボタンの配置が使いにくい！ カメラの出っ張り＆カバーディスプレイのベゼルの太さが気になる！ 街頭などの強い光源があるとフレアやゴーストが出る スタイラスペンに非対応（内側ディスプレイ） カバーディスプレイは1-120Hzではなく60-120Hz駆動

以上が、Google Pixel 9 Pro Foldを使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。

本体サイズは大きく重い！人によって好みが分かれる

メイン・カバーディスプレイともに大画面化したGoogle Pixel 9 Pro Foldは、表示の見やすさが格段に向上しています。

一方で、サイズ感は大きくなったため、ユーザーによっては前モデルのサイズ感が魅力的に感じるかもしれません。（＊開いた時のアスペクト比も変更され、アプリによっては見え方も変わっていたりします。）

また、シリーズ最薄最軽量を実現。従来モデルから考えると約26g軽くなり、使いやすさはグッと向上しています。

しかし、他社モデルはさらに軽量化が進んでいるため、比べるとまだまだ重いです。実際、長時間使っているとずっしりとした重さを感じます。

そのため、ぜひ購入前に一度自分に合っているサイズ感と重さかどうか実際に触れてみるのがおすすめです。

最適化待ちのアプリが多い！大画面を活かしきれていない

Google Pixel 9 Pro Foldの弱点は、最適化待ちのアプリが多く、せっかくの大画面を活かしきれていないことです。

例えば、原神などのゲームアプリ。デフォルト設定では、表示が小さく、操作もしづらいです。強引にアスペクト比を変える試験機能もありますが、インカメラの被りが入る等の別問題が発生します。

正直、前モデルの方が相性の良いアプリなんかもある印象。3分割できない等のソフト面問題もありますが、まずはアプリの表示最適化を全力で取り組んでほしいと感じました。

Google Pixel 9 Pro Foldの口コミ・評判をチェック

Google Pixel 9 Pro Foldの口コミ・評判を以下に集めてみました。

Google Pixel 9 Pro Foldの評価まとめ

結論、タブレット並の大画面ディスプレイと閉じたままでも使いやすいサイズ感、高性能カメラを備えた折りたたみスマホがほしいユーザーには、Google Pixel 9 Pro Foldがおすすめです。

個人的なGoogle Pixel 9 Pro Foldの評価は下記のとおりです！

満足度	★★★★☆
デザイン・外観	★★★★☆
携帯性	★★★★☆
基本動作（快適さ）	★★★★★
ゲーム性能	★★★☆☆
画面表示＆綺麗さ	★★★★☆
バッテリー持ち	★★★★☆
スピーカー	★★★★☆
カメラ	★★★★☆

Google Pixel 9 Pro Foldは、従来モデルからデザイン性、使い勝手ともに進化。シリーズ最薄最軽量となり、これまで以上に魅力的な一台となっています。

注目は、「メイン・カバーディスプレイの大画面化」。特に、カバーディスプレイの見やすさ・操作のしやすさは魅力的でした。

個人的に折りたたみスマホは閉じたまま使うシーンも多く、カバー側の使いやすさはけっこう重要。Google Pixel 9 Pro Foldは、閉じたままの画面サイズが通常のスマホ並（縦横ともにちょうど良い）で、使いやすさを感じました。

もちろん、最新チップにより安定した動作も実現。綺麗に撮れるカメラや安心のIPX8防水やおサイフケータイ、ワイヤレス充電など国内ユーザーが求める仕様も揃っています。

一方で、アプリの最適化待ちが多すぎる問題や3画面分割できないソフト面については惜しい印象。正直、まだまだ魅力的な大画面のメインディスプレイを上手く活かせていないと感じることが多々ありました。

とはいえ、従来モデルからの改善点も多く、よりスマホライクに使える「唯一無二の折りたたみスマホ」に仕上がっています。

閉じたままの使い勝手は通常のスマホと遜色なく、動画や漫画などのエンタメ体験は大画面で楽しみたいユーザーにピッタリな一台です。

もちろん、自分が求めている仕様は何かを考えつつ、自分に合ったスマホを選んでいくことが大事。その際に、ぜひGoogle Pixel 9 Pro Foldも一度チェックしてみてください！

Google Pixel 9 Pro Foldの価格とお得に買う方法

Google Pixel 9 Pro Foldの販売価格は以下のとおりです。

	価格（※全て税込）
ドコモ	256GB：294,800円 512GB：317,570円
au	256GB：289,800円 512GB：309,800円
ソフトバンク	256GB：306,000円 512GB：331,200円
Googleストア	256GB：257,500円 512GB：277,500円

本体価格は、上記のとおりです。本体最安は、Googleストア版です。

キャリアのお返しプログラム利用や大幅な割引キャンペーンが行われているので、上手く活用すれば安く購入可能となっています。

どうせ買うなら、少しでもお得に！ぜひ、一度チェックしてみてください！