Galaxy Z Fold7の実機レビュー!どうも、ちえほんです。XとYouTubeもやってます。
サムスン製の折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold7 (ギャラクシーゼットフォールドセブン)」。開けば約8.0インチのタブレット、閉じれば約6.5インチのスマートフォンとして利用できる一台です。

閉じた時の厚さは脅威の8.9mm、重さは約215gとシリーズ最薄・最軽量を実現しました。(*マジでめっちゃ軽いし、薄い。もはや閉じたまま使っても普通のスマホと変わらんです。)

この他に、2億画素カメラやステレオスピーカー、IP48防水防塵、ワイヤレス充電、おサイフケータイまで備えたモデル。本記事では、そんな「Galaxy Z Fold7」をメーカー様にお借りできたので、実際に使って感じたメリット・デメリットを正直にレビューしていきます。
▼YouTube動画でもGalaxy Z Fold7の実機レビューをしているので、合わせてチェックしてみてね!
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★★★ |
基本動作(快適さ) | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★☆☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★☆ |
Galaxy Z Fold7はこんな人におすすめ!
- 軽くて薄い折りたたみスマホを求めている人
- 大画面でエンタメ体験を楽しみたい方
- 便利なAI機能を多く搭載している機種を探している人
- 長期OSアプデやおサイフケータイなどを求める人
先に結論、薄型・軽量デザイン、大画面ディスプレイ、快適な動作、綺麗に撮れるカメラ、防水防塵などの安心仕様まで備えた折りたたみスマホ求めている方には、間違いなくGalaxy Z Fold7がおすすめです。
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元携帯電話販売スタッフ
・とにかくスマホが好き、毎年50台以上買う人
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Galaxy Z Fold7の外観・デザインをレビュー
Galaxy Z Fold7の外観・デザインをレビューしていきます。

ディスプレイサイズは約8.0インチ(有機EL)、解像度は2184 x 1968(QXGA+)。発色・色味ともに問題なく、綺麗で鮮やかなディスプレイです。
ちなみに、最大輝度は2,600ニト(*ピーク輝度)。屋外の直射日光下でも、とても見やすかったです。
リフレッシュレートについては、1-120Hzに対応(*可変駆動)。ウェブ検索時などに、残像感の少ないスクロール表示体験を楽しめます。(*アプリ開閉や操作時も動作が滑らかになる)

メインディスプレイの右上に、パンチホール型インカメラを採用。従来モデルは画面下インカメラだったため、この変更は惜しいポイントです。(*インカメラの画質向上は、メリット。)正直、以前よりインカメラが目立ってしまい個人的にはとても気になりました。

ベゼルは、極狭仕様。従来モデルよりもほんの少しだけ細くなっています。

折り目については、今までよりも目立ちにくくなっています。ただ、全く見えないわけではないので注意です。

引き続き、メインディスプレイなら3画面分割も可能。タスクバーを常時表示することもできて、とても快適です。

カバーディスプレイは約6.5インチ(有機EL)、解像度は1080 x 2520(FHD+)。リフレッシュレートは、1-120Hz駆動となっています。カバー画面の最大輝度も2,600ニト(*ピーク輝度)で、直射日光下でも見やすいです。
従来比で、カバーディスプレイが一気に大型化。想像以上に使いやすく、表示も見やすいです。横幅がしっかりあるので、キーボードの操作もしやすくなった点がとても気に入っています。(*閉じたまま使うことも多いユーザーには、超嬉しい仕様変更だと思う…!)


Galaxy Z Fold7とGalaxy Z Fold6のディスプレイサイズを比較。従来モデルからより画面が大きくなっており、表示の見え方に余裕があります。

ヒンジ部には、「SAMSUNG」と文字が刻まれています。というか、ヒンジもめっちゃ細いです…!(*薄くなったので、当たり前)1度でもGalaxyの折りたたみスマホを触ったことがある方なら感動できるレベルの進化を遂げています。

引き続き、ヒンジ部分はある程度自由に角度調節が可能。(*新しいヒンジ構造採用の影響か、以前よりも調整できる幅は狭いです。)なお、YouTubeなどの対応アプリなら「フレックスモードパネル」機能も利用できます。

背面デザインは、左上に「トリプルカメラ」、下部に「IMEI」の記載があります。(*FeliCaマークはありません。)ちなみに、カメラの出っ張りはSIMカード約7枚程度でした。閉じたまま机に置くと、かなりガタつきます。

Galaxy Z Fold7のカラーは、ブルーシャドウ、シルバーシャドウ、ジェットブラック、ミントの4色展開です。

今回レビューしているのは、メタリック感が格好良い「ブルーシャドウ」。背面にはガラス素材を採用、マットでサラサラとした触り心地に仕上がっています。



Galaxy Z Fold7は、ステレオスピーカーを搭載しています。音については、後述。

SIMトレイの取り出しには、SIMピンが必要。ちなみ、microSDカードには非対応となっています。

ちなみに、Galaxy Z Fold7とGalaxy Z Fold6の閉じた時の厚さを比較するとこんな感じです。かなり細くなっています。

Galaxy Z Fold7の本体サイズ(高さ×幅×厚さ)は約158.4 x 72.8 x 8.9mm(閉時)、約158.4 x 143.2 x 4.2mm(開時)、重さは約215gです。

初めて手にとった瞬間の軽さ、薄さへの感動と衝撃は忘れられないレベル。折りたたみスマホだけど、閉じたまま使っても普通の大画面スマホと変わらない感覚で利用できます。
折りたたみスマホは分厚くて、重いという時代は、「完全に終わった」と言い切って問題ないでしょう。

ちなみに、片手操作については「厳しい印象」。閉時なら僕の手だとキーボード片手打ちはできるものの、ボタンが上部にある場合は持ち直しが必要です。

このあたりは個人差もあると思うので、事前にレビュー動画などでサイズ感をチェックしつつ選んでいくのをおすすめします。
Galaxy Z Fold7のスペック性能をレビュー

Galaxy Z Fold7のスペック性能を表にまとめつつ、動作の快適さやベンチマークスコア、本体発熱なども合わせてレビューしていきます。
Galaxy Z Fold7のスペック表
Galaxy Z Fold7のスペック・性能以下にまとめてみました。
スペック | Galaxy Z Fold7 |
---|---|
メーカー | サムスン |
発売日 | 2025年8月1日 |
OS | Android 16(初期OS) |
CPU(SoC) | Snapdragon 8 Elite for Galaxy |
RAM | 12GB / 16GB |
ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB |
外部ストレージ | 非対応 |
本体サイズ | 閉時:約143 x 73 x 8.9mm 開時:約143 x 158 x 4.2mm |
重量 | 約215g |
画面サイズ | メイン:約8.0インチ カバー:約6.5インチ |
ディスプレイ解像度 | メイン:2,184 x 1,968 (QXGA+) カバー:1,080 x 2,520(FHD+) |
画面の種類 | メイン:有機EL カバー:有機EL |
リフレッシュレート | メイン:1-120Hz サブ:1-120Hz |
バッテリー | 4,400mAh |
メインカメラ | トリプルカメラ 約2億画素(広角) 約1,200万画素(超広角) 約1,000万画素(望遠) |
サブカメラ | シングルカメラ 約1,000万画素 |
カバーディスプレイ | シングルカメラ 約1,000万画素 |
防水/防塵 | IP48 |
耐衝撃 | × |
ワンセグ/フルセグ | × |
指紋認証 | ◯ |
顔認証 | ◯ |
おサイフケータイ | ◯ |
イヤホンジャック | × |
ワイヤレス充電 | ◯ |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be |
Bluetooth | Bluetooth 5.4 |
スピーカー | ステレオスピーカー |
充電端子 | Type-C |
カラー | ブルーシャドウ シルバーシャドウ ジェットブラック ミント |
Galaxy Z Fold7のベンチマークスコアと発熱
Galaxy Z Fold7のベンチマークスコアを検証しました。参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark(V10)」測定結果を、下記に記載しておきます。

Snapdragon 8 Elite for Galaxy搭載「Galaxy Z Fold7」のAntutu Benchmarkスコアは2,001,044点(*検証時のMAXスコア)」。計測中の本体温度は、最大38度でした。
「Galaxy Z Fold7」は、高負荷がかかるシーンでも発熱は控えめな印象。実利用でもとくに気になる発熱はありませんでした。
ちなみに、ベイパーチャンバーは非搭載になったため、放熱性能はやや劣る印象。ただ、発熱は抑えられているので気にしすぎる必要はないでしょう。
快適
普通
もたつきを感じる
動作が重い
Chrome | めっちゃ快適 |
---|---|
Googleマップ | めっちゃ快適 |
X(旧:Twitter) | めっちゃ快適 |
YouTube | めっちゃ快適 |
肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め「とても快適」です。
ネット検索や各種SNSはもちろん問題なく、原神やスターレイル、鳴潮などの重い3Dゲームもしっかり楽しめます。(*詳しいゲーム性能は、後述)
Galaxy Z Fold7のゲーム・アプリ動作をチェック

Galaxy Z Fold7でゲームやアプリの動作を確認します。
快適
普通
動くがカクつき・重さを感じる
重い
ガクガク
それでは、早速「Galaxy Z Fold7」を使い実際に試してみました。
Galaxy Z Fold7でモンストの動作チェック

Galaxy Z Fold7でモンストの動作をチェック。結果は、「めっちゃ快適」です。
モンスターストライクは一通り試しましたが、問題なく遊べます。
Galaxy Z Fold7でポケモンGOの動作チェック

Galaxy Z Fold7でポケモンGOの動作をチェック。結果は、「めっちゃ快適」です。
ポケモン出現時やアイテム回収、オンライン対戦なども含め、重さやカクつきなどはなく、しっかり遊べます。
Galaxy Z Fold7でPUBGモバイルの動作チェック

Galaxy Z Fold7で、PUBGモバイルの動作をチェック。結果は、「めっちゃ快適」です。


グラフィックは「ウルトラHDR」で「ウルトラ」まで選択でき、「スムーズ」は「Ultra Extreme(120fps)」まで選ぶことができます。

動作については、問題ない印象。チーム戦なども試しましたが、カクつきなどはなく、快適に遊べます。
ちなみに、スムーズ+Ultra Extreme(120fps)設定で30分遊ぶとバッテリーは約10%減。ゲーム終了後の本体温度は35.9度でした。
Galaxy Z Fold7で原神の動作チェック

Galaxy Z Fold7で原神の動作をチェック。結果は、「めっちゃ快適」です。

デフォルトの画質は「高」、フレームレートは「30」。動作については、最高画質+60fpsにしても「問題ない」印象です。

原神にて最高画質+60fpsへ設定変更後、平均fpsを「WeTest PerfDog」で計測。15分間の計測では、平均58.9FPSでした。(*千尋の砂漠にて計測、元素スキルや元素爆発など使いつつ戦闘も複数回検証。)

最高画質+60fpsで、最新エリア「ナタ」にて遊んでも高フレームレートを維持して遊べました。しかも、メインディスプレイ側で遊んでも発熱が控えめな印象です。
ただ、一定レベルに発熱が達するとややパフォーマンス低下が発生します。とはいえ、従来モデルよりも動作に安定感があり、極端なカクつきなども少ないです。
ちなみに、最高画質+60fps設定でメインディスプレイにて30分遊ぶとバッテリーは約14%減。ゲーム終了後の本体温度は37度でした。
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Galaxy Z Fold7で使える通信キャリアをチェック

Galaxy Z Fold7で使える通信キャリアと対応バンドをチェックしておきましょう。
機種名 | Galaxy Z Fold7(*SIMフリーモデル) |
---|---|
対応バンド *公式に公表されたものだけ記載 | ▼4G:LTE FDD B1(2100)/B2(1900)/B3(1800)/B4(AWS)/B5(850)/B7(2600)/B8(900)/B12(700)/ B13(700)/B18(800)/B19(800)/B20(800)/B21(1500)/B26(850)/B28(700)/B66(AWS-3) ▼4G:LTE TDD B38(2600)/B39(1900)/B40(2300)/B41(2500)/B42(3400) ▼5G:FDD Sub6 N1(2100)/N3(1800)/N5(850)/N28(700)/N66(AWS-3) ▼5G:TDD Sub6 N40(2300)/N41(2500)/N77(3700)/N78(3500)/N79(4500) |
Galaxy Z Fold7の対応バンドは、上記のとおりです。
▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!
バンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
Band1 | ◯ | ◯ | ◯ | |
Band3 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
Band8 | ◯ | |||
Band11 | ◯ | ◯ | ||
Band 18/26 | ◯ | ◯ | ||
Band19/26 | ◯ | |||
Band21 | ◯ | |||
Band28 | ◯ | ◯ | ◯ | |
Band41 | ◯ | ◯ | ||
Band42 | ◯ | ◯ | ◯ |
5Gバンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
n77(Sub6) | ◯ | ◯ | ◯ | |
n78(Sub6) | ◯ | ◯ | ||
n79(Sub6) | ◯ | |||
n257(ミリ波) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19 / Band 21 / Band 26。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。
auで使うなら、Band 1 / Band 18/ Band 26は抑えておきましょう。
ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルで利用するなら、Band 3 / Band 18に対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。
Galaxy Z Fold7のカメラをレビュー

Galaxy Z Fold7のカメラをレビューしていきます。
良い
普通
あまり良くない
悪い
カメラ性能の評価は、以下のとおりです。
静止画 | 良い |
---|---|
動画 | 良い |
それでは、カメラ仕様・作例などをより詳しくチェックしていきます。
Galaxy Z Fold7のカメラ・動画撮影性能をチェック
Galaxy Z Fold7のカメラ・動画撮影性能は、以下のとおりです。
Galaxy Z Fold7 | トリプルカメラ |
約2億画素 | 広角 / F値1.7 1/1.7インチセンサー 光学式手ブレ補正(OIS) |
約1,200万画素 | 超広角 / F値2.2 1/2.5インチセンサー |
約1,000万画素 | 望遠 / F値2.4 1/3.9インチセンサー 光学3倍ズーム 光学式手ブレ補正(OIS) |
アウトカメラは、約2億画素(広角)、約1,200万画素(超広角)+約1,000万画素(望遠)の3眼構成です。
インカメラの仕様は以下のとおり。
約1,000万画素 | 標準 / F値2.2 |
メインディスプレイのインカメラは、約1,000万画素のシングルカメラ仕様です。
画面下インカメラ廃止により、従来比で画質が向上しています。
カバーカメラの仕様は以下のとおり。
約1,000万画素 | 標準 / F値2.2 |
カバーカメラは、約1,000万画素のシングルカメラ仕様です。
アウトカメラの動画撮影性能は、以下にまとめました。
8K 撮影 | 30fps |
4K 撮影 | 30fps/60fps |
1080p撮影 | 30fps/60fps |
スローモーション撮影 | 対応 |
動画については、8K/30fpsまで撮影可能です。今回は1080p/60fpsを試してみましたが、「綺麗に撮れる」印象です。
明るく綺麗に撮れて、手ブレ補正も強力。歩きながらの撮影はもちろん、走りながらでも手ブレを抑えつつ撮れます。(*激しい動きながらの撮影だと、ややステップノイズが気になる)
気になる方は、あらかじめ実機にてチェックしておくのをおすすめします。
Galaxy Z Fold7のカメラで撮影した作例
今回は、僕がGalaxy Z Fold7のカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。
日中
▼広角で撮影



広角は、明るく綺麗に撮影可能です。
従来比で、わずかに画質が向上。色味はより自然に、バランス良く仕上がります。
▼超広角で撮影



超広角は、風景を一枚の写真に収めたい時に便利です。
画質は十分、従来比で色味が改善。広角同様に、超広角も自然な仕上がりです。
▼2倍ズームで撮影



▼望遠(光学3倍)で撮影



望遠(光学3倍)は、少し離れた被写体へグッと寄って撮影できます。
ハード的には大きな強化はないですが、画質が向上。光量があるシーンなら、綺麗に撮れる印象です。
▼10倍ズームで撮影



▼最大30倍ズームで撮影



ズームは、最大30倍まで撮影できます。
その他
▼その他




















▼広角(2億画素)で撮影



夜景・暗所
▼広角で撮影(夜景モードオン)



▼その他








暗所・夜景撮影についても、「綺麗に撮れる」印象です。
広角なら極端に光量が少ない場面でも、手ブレを抑えつつ鮮明に撮影できます。
ただ、強い光源があるシーンではフレアやゴーストが出やすいので注意です。
とはいえ、これだけ撮れていれば暗所もしっかり撮影できるカメラと言って問題ないでしょう。
Galaxy Z Fold7のバッテリー持ちをチェック

Galaxy Z Fold7のバッテリー持ちを確認していきます。
良い (16時間で残量40%-59%)
普通 (16時間で残量30%-39%)
あまり良くない (16時間で残量20%-29%)
悪い(16時間で残量10%-19%)
とても悪い (16時間で残量0%-9%)
バッテリー持ちについては、「あまり良くない」です。
機内モードオンで、Wi-Fiのみオン+バッテリー残量100%(満充電)にした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(*テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)
機種名 | 0時間経過 | 1時間経過 | 2時間経過 | 3時間経過 |
---|---|---|---|---|
Galaxy Z Fold7 (メインディスプレイ) | 100% | 95% | 89% | 83% |
Galaxy Z Fold7 (サブディスプレイ) | 100% | 97% | 92% | 87% |
単純にYouTube動画を流すだけのテストでは、持ちは「良い」印象。じっくり検証した結果は、以下のとおりです。

ネット検索やSNS、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを検証しつつ利用した結果、16時間後のバッテリー残量は20%でした。
開いたまま使うのか、閉じたまま利用するシーンが多いのかでも持ちが大きく変わる印象です。(*待機時間の減りがとても早いのはおそらく製品版ではないからだと思われます…)
2週間ほど利用しましたが、正直バッテリー持ちは物足りませんでした。このあたりは、自分がどんな使い方をするのかを予め想定しておくのが良いでしょう。
Galaxy Z Fold7の指紋・顔認証をチェック

Galaxy Z Fold7の生体認証は、顔・指紋どちらにも対応しています。

早速、側面電源ボタン一体型指紋認証を試してみました。

精度良し、認証スピードも高速で、ロック解除からホーム画面への移行もスムーズに行えます。
ちなみに、設定から「画面がOFFのときに指紋認証」機能をオンにすれば、画面オフ(スリープ状態)のままでも認証可能です。

次に、顔認証を試していきましょう。
スムーズな認証で、精度も問題ありませんでした。(*メガネをかけたままでも認証OK)
Galaxy Z Fold7は指紋と顔認証どちらにも対応しているので、シーン問わず快適に利用できます。
Galaxy Z Fold7のスピーカー(音質)をチェック

Galaxy Z Fold7は、ステレオスピーカーを搭載。早速、音質などを確認していきます。
良い
普通
あまり良くない
悪い
肝心の音については、「良い」印象です。
▼Galaxy Z Fold7のステレオスピーカーの音はこちら!
フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.
実際に様々な「音」をGalaxy Z Fold7から出して検証してみましたが、音質はクリア。従来モデル比で、音の厚みが減ったように感じました。(*全体的に音が軽い印象、薄型化の影響かも…)
ただ、音の広がりはしっかり感じられるため、動画・音楽鑑賞を本体スピーカーで楽しみたいユーザーにも最適です。
なお、Galaxy Z Fold7はイヤホンジャック非搭載。普段から有線イヤホンを利用しているユーザーは、変換アダプタなどを準備しておきましょう。(*ワイヤレスイヤホンはもちろん、利用OK)
・SBC:○
・AAC:○
・aptX:○
・aptX HD: ×
・LDAC:○
・aptX Adaptive:×
*実際にワイヤレスイヤホンを使い検証(ーは未検証)
ちなみに、対応しているBluetoothコーデックは上記のとおりです。実機検証したところ、「LDAC」にも対応していました。
Galaxy Z Fold7のメリット(良いところ)

Galaxy Z Fold7を実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。
ココがメリット(良い点) |
---|
一台でスマホ兼タブレットとして利用できる シリーズ最薄最軽量!圧倒的に薄くて軽いのが最高すぎる メイン・カバーともにディスプレイ大型化!閉じたままの使い勝手が向上 新ヒンジ構造を採用!折り目がより目立ちにくく滑らかに ディスプレイは最大輝度2,600ニト!直射日光下でも見やすい メイン・カバーともにリフレッシュレート1-120Hz駆動 Snapdragon 8 Elite for Galaxy搭載!原神・鳴潮も快適 発熱は全体的に控えめ!ベイパーチャンバー非搭載でも問題なし 2億画素カメラ搭載!画質向上&暗所性能も強化 4K/60fpsによる動画撮影中でもレンズ切り替えできる 画面フィルム貼り付け済み!画面の指すべりも良い タスクバーが便利&3つのアプリを同時に画面分割できる ステレオスピーカー搭載!動画鑑賞にも最適 側面指紋&顔認証に対応!様々なシーンで快適に使える 置くだけ充電や逆ワイヤレス充電に対応している PCのように使える「Samsung DeX」機能に対応 長く使える!最大7年間のOS・セキュリティアップデート保証 AI機能が豊富!かこって検索や文章の生成などが可能 IP48防水防塵に対応!おサイフケータイも備えている |
以上が、Galaxy Z Fold7を使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
シリーズ最薄最軽量を実現!圧倒的に薄くて軽いのが最高すぎる

Galaxy Z Fold7は、歴代Foldシリーズで最も薄く、最も軽い一台です。はじめて手にとった時の感動は、忘れられないレベル。マジで軽すぎだし、薄すぎです。

本体の重量は、215g。なんと一気に24gの軽量化を実現しており、現行のGalaxy Sシリーズの最上位モデルよりも軽くなっています。

加えて、閉じた時の厚さは8.9mm。閉じたまま使っても分厚さを感じることはなく、普通の大画面スマホと変わらない使用感でした。
今回は軽さ、薄さの進化があまりにも驚異的なので、ぜひ一度Galaxy Z Fold7を手にとって触れてみてください。きっと感動するはずです!
Snapdragon 8 Elite for Galaxy搭載!原神・鳴潮なども快適に遊べる

ハイエンド向けの高性能チップ「Snapdragon 8 Elite」を搭載しているGalaxy Z Fold7は、動作もサクサクで快適に使えます。
ネット検索やSNSなどの基本的は全く問題なく、原神やスターレイル、鳴潮などの3Dゲームも高フレームレートをキープしつつ遊ぶことが可能。チップ性能の向上により、従来モデルよりも安定感があります。
残念ながらベイパーチャンバーは非搭載ですが、発熱も控えめな印象。負荷がかかるシーンでも安心して利用できる一台でした…!
メイン・カバーディスプレイどちらも大型化!閉じたままの使い勝手が向上

Galaxy Z Fold7は、メイン・カバーともにディスプレイが大型化されました。
それに伴い、閉じたままの使い勝手が大幅に向上。縦・横ともにサイズUPしたことで、画面の表示がより見やすく、キーボードの文字打ちもしやすくなっています。 (*カバーディスプレイは、21:9のアスペクト比を採用)

折りたたみスマホを閉じたまま使うことが多い僕にとっては、神アプデ。薄さ軽さも相まって、本当に閉じたままの使い勝手が良くなりすぎて、数週間感動し続けています。(*これを体験すると個人的にはもう戻れない…!)
正直、折りたたみスマホって案外閉じたまま利用することも多いです。だからこそ、カバーディスプレイの使い勝手の良さはとても大事。特に、スマホライクに使いたいユーザーにはとてもおすすめな一台です。
Galaxy Z Fold7のデメリット(悪いところ)

Galaxy Z Fold7を実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。
ココがデメリット(悪い点) |
---|
Sペンに非対応!メイン・カバーともにSペン利用不可 画面下インカメラ廃止!パンチホール型は好みが分かれる 熱制御は厳しめ!高負荷による発熱時に少しパフォーマンス低下あり 望遠の性能が惜しい!特に暗所撮影時の解像感が物足りない バッテリー持ちが物足りない!従来比で大幅向上はなし イヤホンジャック非搭載&microSDカード非対応 薄くなりすぎた影響で画面を開きにくくなった カメラの出っ張りが気になる!机に置くとガタつきやすい |
以上が、Galaxy Z Fold7を使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
Sペンに非対応!メイン・カバーともにSペン利用不可

残念ながらGalaxy Z Fold7は、メイン・カバーディスプレイともにSペン非対応です。
正直、僕自身Sペンを使ってPDF書類にサインしたり、手書きメモで利用するシーンも多かったので、Sペン非対応はとても残念。薄型軽量を優先した結果、失ったものはけっこうデカいのでは….?と感じます。(*Sペン対応か、薄型軽量か、究極の2択すぎる…)
少なくとも今Foldシリーズをお使いで、普段からSペンを愛用していたユーザーは注意が必要です。逆に言えば、Sペンを使わないユーザーなら全く悩む必要はありません。
画面下インカメラ廃止!パンチホール型は好みが分かれる

Galaxy Z Fold7のメインディスプレイには、画面下インカメラではなく、パンチホール型インカメラが採用されました。正直、これも僕自身めっちゃ購入するか悩んだポイントです。
画面下インカメラではなくなったので、コンテンツによってはインカメラがとても邪魔に感じます。特に、画面下インカメラ採用のFoldシリーズを利用したことがあるユーザーで、普段から動画鑑賞やゲーム、漫画などを楽しむなら注意が必要です。(*カメラ領域を隠す設定はありますが、僕には合わず結局そのまま利用していました…。)
一方で、パンチホール型インカメラを採用したことでカメラの画質は向上しています。このあたりは、自分の目的や用途を考えつつ選んでいきましょう。
バッテリー持ちが物足りない!従来比で大幅向上はなし

より薄く、軽く、高性能になったGalaxy Z Fold7を使って気になったのは、バッテリー持ちでした…。
従来モデルよりもバッテリー減りが早い印象です。特に、ゲームや動画鑑賞、カメラを多用するならバッテリー持ちがやや物足りないと感じる可能性があるので注意しておきましょう。ちなみに、カバー画面多めで、ライトな使い方なら一日は問題ありません。
当たり前ではありますが、メイン・カバーディスプレイどちらを多く利用するかによっても電池の持ちが変わってきます。事前にある程度自分の利用シーンを想定して選んでいくのがおすすめです。
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Galaxy Z Fold7の口コミ・評判をチェック

Galaxy Z Fold7の口コミ・評判を以下に集めてみました。




Galaxy Z Fold7の評価まとめ


結論、薄型・軽量デザイン、大画面ディスプレイ、快適な動作、綺麗に撮れるカメラ、防水防塵などの安心仕様まで備えた折りたたみスマホ求めている方には、間違いなくGalaxy Z Fold7がおすすめです。
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★★★ |
基本動作(快適さ) | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★☆☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★☆ |
Galaxy Z Fold7、スゲェ良かったです…。


初代Foldからずっと追い続けてきましたが、シリーズ最大の変化といっても過言ではないでしょう。というか、別物になった感です。正直、完成度なら去年モデルの方が高いかもしれません。しかし、今回のGalaxy Z Fold7はSamsungの新しい挑戦を随所に感じることができます。よりシンプルに伝えるなら、ワクワクできて、ロマンを感じる製品です。


一度でも折りたたみスマホに触れたことある方なら、いかにGalaxy Z Fold7が軽く、薄いかはわかるはずです。ぜひ手にとってみてください。ホント感動します。(*少なくとも、これまで国内にはここまで薄く、軽い折りたたみはありませんでした…)


閉じたまま使っても、もはや普通の大画面と変わらない使用感です。しかも、カバーディスプレイが大きくなったことで、表示も見やすく、キーボードが打ちやすくなって閉じたまま使うシーンが多い僕としては最高としか言いようがない一台でした。


一方で、Sペン非対応と画面下インカメラ廃止は本当に残念です。薄型軽量化を進める中で仕方のない部分だと思いますが、Foldシリーズの大きな強みを失った感がスゴいです。(*バッテリー持ちももうちょっと頑張ってほしかった…)
なので、Galaxy Z Fold7はまだ完成された製品ではないと感じます。やっぱり、Sペンと画面下インカメラが揃った状態が完成形だと思うし、見てみたいです。


ただ、一度体験してしまった僕としてはもはや後戻りはできません。それぐらいの衝撃を受けました。やっぱり、軽くて薄いは「正義」。とりあえず、Galaxy Z Fold7を買います。(*既に、買いました。)
というわけで、少なくとも折りたたみスマホに軽さと薄さを求めているユーザーなら間違いなく買いな一台です。なお、価格は高いので、もし買うなら上手く割引キャンペーン等々を活用していきましょう。
Galaxy Z Fold7の価格とお得に買う方法


Galaxy Z Fold7を買うならオンラインショップでの購入がおすすめ!本体価格は、以下の通りです。
価格(*全て税込) | |
---|---|
ドコモ | 12GB+256GBモデル:289,850円 12GB+512GBモデル:306,900円 16GB+1TBモデル:335,940円 |
au | 12GB+256GBモデル:276,800円 12GB+512GBモデル:294,800円 16GB+1TBモデル:339,900円 |
ソフトバンク | 12GB+256GBモデル:266,400円 |
SIMフリーモデル | 12GB+256GBモデル:265,750円 12GB+512GBモデル:283,750円 16GB+1TBモデル:329,320円 |
Galaxy Z Fold7の価格は上記のとおりで、最安はSIMフリーモデルです。
ただ、キャリアの大幅割引+お返しプログラム利用ならお得にGalaxy Z Fold7を手に入れることもできます。
どうせ買うなら、少しでもお得に!ぜひ、一度チェックしてみてください!
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