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Galaxy Z Fold4 実機レビュー!使って感じたメリット・デメリットと評価

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Galaxy Z Fold4の実機レビュー!どうも、ちえほんです。TwitterYouTubeもやってます。

2022年9月29日に国内発売されたサムスン製の折りたたむスマホ「Galaxy Z Fold4 (ギャラクシーゼットフォールドフォー)」。開けば約7.6インチのタブレット、折りたためば約6.2インチのスマートフォンになります。

個人的なGalaxy Z Fold4の評価

SoCには「Snapdragon 8+ Gen 1」採用、5000万画素の広角を含むトリプルカメラ搭載、SペンやIPX8防水にも対応している一台。今回はそんな「Galaxy Z Fold4」をお借りして、実際に使って感じた良いところ、悪いところについて、すべて正直にお伝えしていきます。

▼YouTube動画でもGalaxy Z Fold4の実機レビューをしているので、合わせてチェックしてみてね!

個人的なGalaxy Z Fold4の評価は下記のとおりです!

満足度★★★★☆
デザイン・外観★★★★☆
携帯性★★★☆☆
基本動作(快適さ)★★★★☆
ゲーム性能★★★★☆
画面表示&綺麗さ★★★★☆
バッテリー持ち★★★☆☆
スピーカー★★★★☆
カメラ★★★★☆

本記事では、Galaxy Z Fold4のデザイン、カメラの画質、スペック性能やゲーム・アプリ動作、指紋・顔認証の快適さ、バッテリー持ち、スピーカーの音質、使って感じたメリット・デメリット(良いところ、悪いところ)、口コミ・評判などを含め使用感レビューしつつ評価します。

本記事のレビュー機は技適マークのない海外モデルのため、「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」の手続(届出)を行いテストしています。

タップできる目次

Galaxy Z Fold4の外観・デザインをレビュー

Galaxy Z Fold4の外観・デザインをレビューしていきます。

内側が約7.6インチ(有機EL)
内側が約7.6インチ(有機EL)
外側は約6.2インチ(有機EL)
外側は約6.2インチ(有機EL)

ディスプレイサイズは内側が約7.6インチ(有機EL)、外側は約6.2インチ(有機EL)。それぞれ解像度は2176×1812(QXGA+)、解像度は2316×904(HD+)となっています。

リフレッシュレートはメインディスプレイが1-120Hz、カバーディスプレイが48-120Hz。どちらのディスプレイもなめらかスクロール表示等が可能です。

内側ディスプレイには、画面下インカメラを採用。完全に見えないわけではないものの、目立ちにくい印象です。漫画などを読む際に、インカメラ部分も含め目一杯表示できます。

折り目については、従来比で目立ちにくくなりました。とはいえ、まだまだ改善の余地がある印象。画面オフ時や光が当たると目立ちますが、正直慣れてくるとあまり気にならなくなってきます。

外側ディスプレイは、中央上部にインカメラを搭載。画面サイズは6.2インチと従来モデル比で変わらないものの、画面表示幅が広がったことで絶妙に使いやすくなっていました。

続いて、ヒンジ部をチェック。ディスプレイを折りたたむとわずかに隙間ができます。基本的には大丈夫だと思いますが、間にモノが挟み込まないように注意しましょう。

ちなみに、ヒンジ部には海外版は「SAMSUNG」、国内版は「Galaxy」と刻まれています。

ヒンジ部分は、自由な角度調節が可能です。上部の画面YouTubeを表示しながら、下部の画面でコメントを打ったりできる「フレックスモード」にも対応。置いたままのビデオ通話やオンラインミーティングなどもハンズフリーで行えます。

背面デザインは、左上に「トリプルカメラ」、それ以外はロゴなどもなくシンプルです。(※国内版はフェリカマークやキャリアロゴ有り)ちなみに、カメラの出っ張りはSIMカード約3枚分程度でした。

Galaxy Z Fold4のカラー

Galaxy Z Fold4のカラーは、ベージュ・グレイグリーン・ファントムブラックの合計3色となっています。(※国内版は、グレイグリーン1色展開です。)

今回レビューしているのは、上品で高級感がある「ベージュ」。背面はガラス素材を採用、表面サラサラなマット仕上げになっています。ちなみに、指紋も付きにくいです。(※側面フレームは、指紋が目立ちやすくなっています。)

右側面には、「音量ボタン」、「電源ボタン(指紋認証センサー一体型)」
右側面には、「音量ボタン」、「電源ボタン(指紋認証センサー一体型)」
左側面には、「SIMスロット」
左側面には、「SIMスロット」

開閉にSIMピンが必要なタイプのSIMスロットを採用。ちなみに、外部ストレージには非対応です。

下部側面には、「スピーカー」、「マイク」、「Type-Cコネクタ」
下部側面には、「スピーカー」、「マイク」、「Type-Cコネクタ」

Galaxy Z Fold4は、ステレオスピーカー搭載です。音については、後述。

上部側面には、「スピーカー」、「マイク」
上部側面には、「スピーカー」、「マイク」
閉時の比較
開時の比較

Galaxy Z Fold4の本体サイズは、閉時155x67x15.8mm-14.2mm、開時155x130x9.1mm-6.3mm、重さは約263g。6.1インチのiPhoneと一緒に並べるとサイズ感は上記のようになります。

従来モデルから約10g軽量化+デザイン設計のおかげか、開時は思ったよりも軽い印象。ただ、閉時はまだまだ重さを感じるので、このあたりは次期モデルでさらなる軽量化を期待したいです。

片手操作については、”開閉問わず厳しい”印象。閉時なら僕の手だとキーボード片手打ちは問題ないものの、ボタンが上部にある場合は持ち直しが必要です。

このあたりは個人差もあると思うので、レビュー動画などでサイズ感をチェックしつつ選んでいくのをおすすめします。

Galaxy Z Fold4のスペック性能をレビュー

Galaxy Z Fold4のスペック性能をレビュー

Galaxy Z Fold4のスペック性能を表にまとめつつ、ベンチマークを計測してレビューしていきます。

Galaxy Z Fold4のスペック表

Galaxy Z Fold4のスペック・性能以下にまとめてみました。(※参照:サムスン公式製品ページ

スペック Galaxy Z Fold4
メーカー サムスン
型番 ドコモ:SC-55C
au:SCG16
発売日 2022年9月29日
OS Android 12(初期OS)
CPU(SoC) Snapdragon 8+ Gen 1
RAM 12GB
ストレージ 256GB
外部ストレージ 非対応
本体サイズ 閉時:155x67x15.8mm-14.2mm
開時:155x130x9.1mm-6.3mm
重量 約263g
画面サイズ メイン:約7.6インチ
カバー:約6.2インチ
ディスプレイ解像度 メイン:2176×1812(QXGA+)
カバー:2316×904(HD+)
画面の種類 メイン:有機EL
カバー:有機EL
リフレッシュレート メイン:最大120Hz
カバー:最大120Hz
バッテリー 4,400mAh
背面カメラ トリプルカメラ
5000万画素(広角)
1200万画素(超広角)
1000万画素(望遠)
前面カメラ シングルカメラ
約400万画素
カバーカメラ シングルカメラ
約1000万画素
防水/防塵 IPX8/ー
耐衝撃 ×
ワンセグ/フルセグ ×
緊急速報
指紋認証
顔認証
おサイフケータイ
イヤホンジャック ×
ワイヤレス充電
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth Bluetooth 5.2
スピーカー ステレオスピーカー
充電端子 Type-C
カラー グレイグリーン

Galaxy Z Fold4のベンチマークスコア

Galaxy Z Fold4のベンチマークスコアを検証しました。参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark」の測定結果を、下記に記載しておきます。

Galaxy Z Fold4のAntutu Benchmarkスコア(※3回連続計測)
Galaxy Z Fold4のAntutu Benchmarkスコア(※3回連続計測)

Snapdragon 8+ Gen 1搭載「Galaxy Z Fold4」のAntutu Benchmark」スコアは「1021367点(※検証時のMAXスコア)」。計測中、本体温度は最大40.3度でした。

動作性能を以下の5段階で評価

めっちゃ快適
快適
普通
もたつきを感じる
動作が重い

Chromeめっちゃ快適
Googleマップめっちゃ快適
Twitter普通(最適化不足?)
YouTubeめっちゃ快適

肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め、快適に動く印象です。

もちろん、一般的な電話、メール、ウェブ検索などは問題なく、重い3Dゲームもしっかり楽しめる一台となっています。

Galaxy Z Fold4で利用できる設定・便利機能

Galaxy Z Fold4で利用できる設定・便利機能

Galaxy Z Fold4で利用できるおすすめ設定・便利機能を以下にまとめました。(※機能を一部ピックアップしています。)

片手モード
Samsung DeX
Sペン○(S Pen Fold Editionのみ)
タスクバー表示
画面分割/マルチタスク
ダブルタップして画面をON
ダブルタップして画面をOFF
持ち上げて画面ON
エッジパネル
かんたんモード
デュアルメッセンジャー
メモリ(RAM)拡張○(※最大8GB)

Galaxy Z Fold4は、本体ストレージを利用して仮想メモリを追加できる「メモリ(RAM)拡張」やスマートフォンをPCのように使える「Samsung DeX」機能などに対応しています。

Galaxy Z Fold4のゲーム・アプリ動作をレビュー

Galaxy Z Fold4のゲーム・アプリ動作をチェック

Galaxy Z Fold4でゲームやアプリの動作を確認します。

ゲーム・アプリ動作を以下の6段階で評価

めっちゃ快適
快適
普通
動くがカクつき・重さを感じる
重い
ガクガク

それでは、早速「Galaxy Z Fold4」を使い実際に試していきます。

Galaxy Z Fold4でモンストの動作チェック

Galaxy Z Fold4でモンストの動作チェック

Galaxy Z Fold4でモンストの動作チェックをしていきます。結果は、”めっちゃ快適”。

モンスターストライクは、比較的軽いゲームアプリ。一通り試しましたが、問題なく楽しむことが可能でした。

Galaxy Z Fold4でポケモンGOの動作チェック

Galaxy Z Fold4でポケモンGOの動作チェック

Galaxy Z Fold4でポケモンGOの動作チェックをしていきます。結果は、”めっちゃ快適”。

ポケモン出現時やアイテム回収、オンライン対戦なども含め、快適な印象。GPS感度も問題ありませんでした。

Galaxy Z Fold4でPUBGモバイルの動作チェック

Galaxy Z Fold4でPUBGモバイルの動作チェック

Galaxy Z Fold4で、PUBGモバイルの動作を確認していきます。結果は、”めっちゃ快適”。

グラフィックは「FHD」で「ウルトラ」まで選択でき、「スムーズ」は「極限」まで選ぶことができます。

動作については、全く問題ない印象。チーム戦なども試しましたが、とても快適に楽しめました。

メインディスプレイだと逆にやりづらいので、サブディスプレイを使うのがおすすめです。

ちなみに、デフォルト設定で30分遊ぶとバッテリーは約10%減、ゲーム終了後の本体温度は31.3度でした。

Galaxy Z Fold4で原神の動作チェック

Galaxy Z Fold4で原神の動作チェック

Galaxy Z Fold4で原神の動作チェックをしていきます。結果は、”快適”。

デフォルトの画質は「中」、フレームレートは「30」。動作については、最高画質+60fpsに設定しても快適に遊べる印象です。

ただ、長時間連続プレイ+重いシーンではカクつきや重さを感じる場面がありました。とはいえ、気になるほどではなく、十分快適に楽しめるでしょう。

こちらもメインディスプレイだとボタン位置の関係で逆にやりづらく、サブディスプレイとの使い分けをおすすめします。

ちなみに、デフォルト設定で30分遊ぶとバッテリーは約16%減、ゲーム終了後の本体温度は38.5度。発熱は抑えられているものの、バッテリーの減りは早いので注意しましょう。

Galaxy Z Fold4で使える通信キャリアをチェック

Galaxy Z Fold4で使える通信キャリアをチェック

Galaxy Z Fold4で使える通信キャリアをチェックしておきましょう。

機種名Galaxy Z Fold4 (ドコモ版)
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載4Gバンド:B1/3/4/5/7/8/12/13/18/19 /21/26/28/38/39/40/41/42
5Gバンド:n3/n41/n77/n78/n79/n257
機種名Galaxy Z Fold4 (au版)
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載4Gバンド:B1/3/4/5/7/8/12/13/18/19 /20/21/26/28/38/39/40/41/42
5Gバンド:n3/n28/n41/n77/n78/n79/n257

ドコモ・auから販売されている「Galaxy Z Fold4」は、国内で利用するために必要なバンドを幅広くカバーしています。

▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!

バンド周波数帯 ドコモ au ソフトバンク/ワイモバイル 楽天モバイル
Band1
Band3
Band8
Band11
Band 18/26
Band19/26
Band21
Band28
Band41
Band42
5Gバンド周波数帯 ドコモ au ソフトバンク/ワイモバイル 楽天モバイル
n77(Sub6)
n78(Sub6)
n79(Sub6)
n257(ミリ波)

ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19/26。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。auで使うなら、Band 1 / Band 18/26は抑えておきましょう。

ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルで利用するなら、Band 3 / Band 18に対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。

Galaxy Z Fold4のカメラをレビュー

Galaxy Z Fold4のカメラをレビュー

Galaxy Z Fold4のカメラをレビューしていきます。

カメラ性能は以下の5段階で評価

めっちゃ良い
良い
普通
あまり良くない
悪い

カメラ性能の評価は、以下のとおりです。

静止画良い
動画良い

それでは、カメラ仕様・作例などをより詳しくチェックしていきます。

Galaxy Z Fold4のカメラ・動画撮影性能をチェック

Galaxy Z Fold4は、シングルカメラを搭載しています。

5000万画素広角 / F値1.8
1200万画素超広角 / F値2.2
1000万画素望遠 / F値2.4

アウトカメラには、5000万画素の広角レンズ(F値1.8)、1200万画素の超広角レンズ(F値2.2)、1000万画素の望遠レンズ(F値1.8)を備えています。

インカメラの仕様は以下のとおり。

400万画素標準 / F値1.8

メインディスプレイのインカメラは、400万画素の標準レンズ(F値1.8)のシングルカメラ仕様です。

画面下インカメラを採用している影響で、画質はイマイチな印象。自撮りについては、カバーカメラなどを利用して撮影できるので、インカメラ重視の方にもおすすめできます。

カバーカメラの仕様は以下のとおり。

1000万画素標準 / F値2.2

カバーカメラは、1000万画素の標準レンズ(F値2.2)のシングルカメラ仕様です。

アウトカメラの動画撮影性能は、以下にまとめました。

8K 撮影24fps
4K 撮影30fps/60fps
1080p撮影30fps/60fps
スローモーション撮影対応

動画については、8K/24fpsまで撮影できます。

動画撮影を試してみましたが、”動きながらの撮影にも強い”印象。手ブレ補正が強力なので、動きながらでも手ブレを抑えつつ撮ることが可能です。

冒頭のレビュー動画内で実際に撮影したものを公開しているので、気になる方はチェックしてみてください。

Galaxy Z Fold4のカメラで撮影した作例

今回は、僕がGalaxy Z Fold4のカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。

※タップして拡大出来ます。
日中

▼広角で撮影

広角は、Galaxyシリーズらしい綺麗な一枚を撮ることが可能です。

色味は濃い目に仕上がるため、SNSに直接アップしたい人にとってはとても相性の良いモデルでしょう。

▼超広角レンズで撮影

超広角レンズ(視野角123°)は、風景やグループ写真などの広範囲を一枚の写真に収めたい時に重宝します。

明るく撮影でき、色味は濃い目。広角との色味に差がないので、どのシーンでも使いやすさを感じました。

▼望遠で撮影(光学3倍)

遠くの被写体にサッと寄って綺麗に撮れる望遠レンズは、使い勝手が”抜群”でした。

少し距離のある被写体もハッキリ捉えることができ、解像感を落とさず撮影可能。明るさ、色味も悪くなく使いやすかったです。

▼デジタルズーム10倍で撮影

従来モデルでは、物足りなかった望遠性能。Galaxy Z Fold4なら、デジタルズーム10倍でもこの綺麗さです。

10倍でもここまで解像感を残して撮影できるのは、とても魅力。”Foldシリーズはカメラが惜しい”と言われない仕上がりになっています。

▼最大30倍デジタルズームで撮影

デジタルズームは、最大30倍まで可能です。流石に解像感が粗くなるものの、時計の数字は確認でき、記録用には十分でしょう。

その他

▼その他

夜景・暗所

▼広角で撮影(AI夜景オフ)

▼広角で撮影(AI夜景オン)

▼広角で撮影(ナイトモード)

▼その他

暗所・夜景撮影については、”しっかり撮れる”印象。光量が極端に足りない場面でも、オート撮影(夜景オン)で明るく撮影できます。

一方で、強い光源があるシーンではフレア・ゴーストの発生がやや気になりました。

とはいえ、暗所でもノイズを抑えつつ、シャッターを切るだけでここまで綺麗に撮れるのは流石です。これだけ撮れていれば、暗所にも強いと言って問題ないでしょう。

Galaxy Z Fold4のバッテリー持ちをレビュー

Galaxy Z Fold4のバッテリー持ちをチェック

Galaxy Z Fold4のバッテリー性能を確認していきます。

バッテリー性能は以下の6段階で評価

めっちゃ良い (16時間で残量60%以上)
良い (16時間で残量40%-59%)
普通 (16時間で残量30%-39%)
あまり良くない (16時間で残量20%-29%)
悪い(16時間で残量10%-19%)
とても悪い (16時間で残量0%-9%)

バッテリー持ちについては、”あまり良くない”印象です。

機内モードオンで、Wi-Fiのみオンにした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)

機種名0時間経過1時間経過2時間経過3時間経過
Galaxy Z Fold4(内側)100%94%89%83%
Galaxy Z Fold3 5G(内側)100%92%85%78%
Galaxy Z Fold2(内側)100%94%89%84%

単純にYouTube動画を流すだけのテストでは、従来比で持ちは改善。じっくり検証した結果は、以下のとおりです。

Galaxy Z Fold4の電池持ち検証(日常使い)
Galaxy Z Fold4の電池持ち検証(日常使い)

ネット検索やSNS、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを検証しつつ利用した結果、16時間後のバッテリー残量は28%。僕の使い方なら、1日は持つ印象です。

ただ、2日目はかなり心もとないバッテリー残量のため、1日1回の充電は必須だと感じました。

もちろん利用環境や使い方によっても変わってきますが、WebブラウジングやSNSなどを中心に使う場合は1日は問題ないでしょう。

一方で、重い3Dゲームなどを長時間楽しみたいユーザーはやや物足りないと感じる場合あるかもしれません。このあたりは利用途を考えつつ、選んでみてください。

Galaxy Z Fold4の指紋・顔認証をチェック

Galaxy Z Fold4の指紋・顔認証をチェック

Galaxy Z Fold4は、指紋認証・顔認証どちらにも対応しています。

Galaxy Z Fold4の指紋認証テスト
Galaxy Z Fold4の指紋認証テスト

早速、側面電源ボタン一体型指紋認証を試してみました。

精度問題なし、認証スピードも超高速な印象です。ちなみに、設定すれば画面オフのままでも指紋認証は利用可能です。

Galaxy Z Fold4のメインディスプレイの顔認証テスト
Galaxy Z Fold4のメインディスプレイの顔認証テスト

次に、顔認証を試していきましょう。メインディスプレイの認証はやや遅め、精度は普通。

Galaxy Z Fold4のカバーディスプレイの顔認証テスト
Galaxy Z Fold4のカバーディスプレイの顔認証テスト

カバーディスプレイは認証が高速、精度も問題ない印象です。(※メガネをかけたままでも認証OK)

Galaxy Z Fold4は、引き続き指紋認証+顔認証どちらにも対応しているので、シーンによって使い分けれるのでとても快適に利用できます。

Galaxy Z Fold4のスピーカー(音質)をレビュー

Galaxy Z Fold4のスピーカー(音質)をチェック

Galaxy Z Fold4は、ステレオスピーカーを搭載。早速、音質などを確認していきます。

スピーカー性能は以下の5段階で評価

めっちゃ良い
良い
普通
あまり良くない
悪い

肝心の音については、”良い”な印象です。

▼Galaxy Z Fold4のステレオスピーカーの音はこちら!

フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.

実際に様々な”音”をGalaxy Z Fold4から出して検証してみましたが、クリアなサウンドかつ高音低音のバランスが良いスピーカーでした。

様々な音を柔軟にこなしてくれるスピーカーになっているので、動画鑑賞やゲームにも最適です。

ただ、従来モデル同様に持つ位置・向きによって音の聴こえ方が若干変わるのが惜しい印象。(※開いて縦持ちだとスピーカーがある方から強く音が聴こえます。)次期モデルでは、左右に2つずつのクアッドスピーカー搭載に期待したいです。

ちなみに、引き続きイヤホンジャックには非対応。有線イヤホンを使いたい場合は、変換アダプタなどを上手く組み合わせて使っていきましょう。

Bluetoothコーデック

・SBC:○
・AAC:○
・aptX:○
・aptX HD: ×
・LDAC:○
・aptX Adaptive:×
※実際にワイヤレスイヤホンを使い検証(ーは未検証)

ちなみに、対応しているBluetoothコーデックは上記のとおりです。実機検証したところ、「LDAC」には対応、「aptX Adaptive」には非対応でした。

Galaxy Z Fold4のメリット(良いところ)

Galaxy Z Fold4のメリット(良いところ)

Galaxy Z Fold4を実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。

ココがメリット(良い点)
一台でスマホ兼タブレットとして使える!
カバーディスプレイの表示領域拡大!使いやすさ大幅UP!
画面輝度向上!直射日光下でも見やすくなった
メイン・カバーともにリフレッシュレート最大120Hz対応!
従来モデルから約10g軽量化!より使いやすくなった!
ゲームも快適!不満のない動作レスポンスが最高!
カメラ性能が向上!望遠レンズ強化は素敵!
指紋・顔認証どちらにも対応している!
ステレオスピーカーの音が良い!動画鑑賞にも最適!
置くだけ充電や逆ワイヤレス充電にも対応
タスクバーが超便利!アプリ切り替えがスムーズ!
2つの画面でアプリをスムーズに行き来できるのが便利!
最大3つのアプリを同時に画面分割できる!優秀なDock機能も追加!
ヒンジ部分が自由に角度調節できる!フレックスモードも便利!
IPX8防水にも対応!国内版はFeliCaも搭載!
専用のSペンに対応!違和感なくしっかり書けるのが魅力!

以上が、Galaxy Z Fold4を使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。

カバーディスプレイの表示領域拡大!使いやすさ大幅UP!

Galaxy Z Fold4を使って1番良かったのは、カバーディスプレイの横幅が広がり、絶妙に使いやすくなったことでした。

ヒンジ部分がコンパクトになったことで、カバーディスプレイのベゼルが狭くなり、画面の表示領域が拡大しています。

Z Fold3では画面が窮屈で、文字も打ちにくく使いづらさがありました。

今回のGalaxy Z Fold4は、今まで以上にカバーディスプレイが使いやすくなり、スマホとして使いやすくなった印象です。

タスクバーが超便利!アプリ切り替えがスムーズ!

タスクバーを利用できるGalaxy Z Fold4は、本当に便利です。

タブレットのような大画面を活かした画面分割機能に、タスクバーを組み合わせると考えられないぐらい快適になります。

Chromeで検索しながら、YouTube動画再生なんてことも余裕。Z Fold4を使うなら、まずは真っ先にタスクバーを試してほしいです。

タスクバーは、常時アプリを画面下に固定表示可能。アプリの入れ替え、切り替えもズムーズ、画面分割手軽にできます。

こういう細かいところまで、しっかり作り込まれているからこそGalaxy Z Foldシリーズはやめられないですね。

ヒンジ部分が自由に角度調節できる!フレックスモードも便利!

Galaxy Z Fold4は、ヒンジ部分の自由な角度調節が可能です。

これがまた便利で、置いて動画鑑賞なんかにも最適。他にも、インカメラを使うWeb会議やビデオ通話などに使えます。

また、「フレックスモード」にも対応。上部の画面でYouTube動画を見ながら、コメントを打ったりすることも可能です。

ヒンジ部分の自由な角度調節&「フレックスモード」を駆使すると、使い方のバリエーションも無限に広がります。

Galaxy Z Fold4のデメリット(悪いところ)

Galaxy Z Fold4のデメリット(悪いところ)

Galaxy Z Fold4を実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。

ココがデメリット(悪い点)
NoteシリーズのようにSペン内蔵ではない
専用のSペンはカバーディスプレイに非対応
イヤホンジャックやmicroSDカードに非対応
持ち方によってスピーカーの聴こえ方が変わる
本体が重い!人によって合う合わないがある
本体価格の高さがネック!
耐久性が心配!保証サービスは必須!

以上が、Galaxy Z Fold4を使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。

Sペン内蔵ではない&カバーディスプレイに非対応!

Galaxy Z Fold4+専用のSペンを使って、改めて”Sペンを本体に収納したい”と感じました。

専用のSペンを常に利用したいなら別途ケースにて収納するか、そのまま別で持ち運ぶ必要があります。

ケース収納だと重くなり、使い勝手も悪いため、次期モデルではいつでもどこでも本体から取り出せて収納できるSペン内蔵モデルに期待したいです。

また、引き続きカバーディスプレイには専用のSペン非対応。本体を開けずに、閉じたままメモを取りたいユーザーは注意しましょう。

耐久性が心配!保証サービスは必須!

僕自身、折りたたみスマホを使い始めて3年ほど経過しましたが、利用期間中に1度故障に遭遇しました。

いつも以上に気を遣って利用していたにも関わらず、故障が起きたので個人的にはやっぱり耐久性が不安です。

特に、内側のディスプレイはまだまだ脆い印象。とはいえ、Z Fold4は、”約20万回の開閉に耐えられる強度”を持つので、安心感はあります。

ただ、結局のところ使い方次第なところはあるので、注意は必要でしょう。折りたたみスマホを使う方なら、必ず保証サービスには加入しておくのをおすすめします。

Galaxy Z Fold4の口コミ・評判をチェック

Galaxy Z Fold4の口コミ・評判をチェック

Galaxy Z Fold4の口コミ・評判を以下に集めてみました。

椿
閉じた時の画面が横にに広がったことで、使いやすくなっていますね!あとIPX8防水に対応しているのも素敵。ただ、私には本体が重すぎると感じました。(椿さん)
ちえほん
口コミを大募集!あなたの口コミ投稿をお待ちしています!

Galaxy Z Fold4の評価まとめ

Galaxy Z Fold4の評価まとめ

サムスンが手掛ける折りたたみスマホ史上、Galaxy Z Fold4は最も完成されたモデルでした。

“スマホとタブレットを一台にまとめたい”そんな人には、間違いなくおすすめできる一台です。

個人的なGalaxy Z Fold4の評価は下記のとおりです!

満足度★★★★☆
デザイン・外観★★★★☆
携帯性★★★☆☆
基本動作(快適さ)★★★★☆
ゲーム性能★★★★☆
画面表示&綺麗さ★★★★☆
バッテリー持ち★★★☆☆
スピーカー★★★★☆
カメラ★★★★☆

Galaxy Z Fold4は、開けばタブレットのような大画面を楽しめ、閉じればスマホとしての使いやすさもあるとても魅力的な一台でした。

もちろん、それだけではなくGalaxyらしい高性能なカメラ、安心のIPX8防水、Sペン対応などをほしい仕様を備えているのも素敵です。

スペック上は従来比で大幅な進化を感じにくいですが、実際には細かい不満点が解消されていて、より完成された一台になっていました。

一方で、Sペンが内蔵ではない点や価格の高さ、耐久性への不安はこれまで通りな印象。そのため、個人的には誰にでもおすすめできる一台とはまだ言えないと感じています。

とはいえ、Galaxy Z Foldシリーズは使ってみないとわからない良さがあるのは事実。もし可能であれば、一度手にとってほしいモデルです。

近未来的な”ワクワク体験”に加え、多くのユーザーが求める”利便性”を兼ね揃えた唯一無二の折りたたみスマホ。Galaxy Z Fold4は、そんな一台でした。

もちろん、自分が求めている仕様は何かを考えつつ、自分に合ったスマホを選んでいくことが大事です。その際に、ぜひGalaxy Z Fold4も一度チェックしてみてください!

Galaxy Z Fold4の価格とお得に買う方法

Galaxy Z Fold4の価格とお得に買う方法

Galaxy Z Fold4の販売価格は以下のとおりです。

価格
ドコモ249,700円
au249,960円→掲載終了

Galaxy Z Fold4の本体価格は、上記のとおり。安く買いたいなら、お返しプログラムの活用や割引キャンペーンを利用していくのがおすすめです。

どうせ買うなら、利用できるものはフル活用しつつ安く購入していきましょう。ぜひ、一度チェックしてみてください!

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