Galaxy S23 Ultraの実機レビュー!どうも、ちえほんです。TwitterとYouTubeもやってます。
サムスン製のSペン内蔵ハイエンド5Gモデル「Galaxy S23 Ultra (ギャラクシーエストゥエンティスリーウルトラ)」。約6.8インチ(有機EL)×リフレッシュレート最大120Hz、CPUに「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」採用、2億画素の広角を含むクアッドカメラ搭載です。
他にも大容量5,000mAhバッテリーやステレオスピーカー、安心のIP68防水防塵、最大45W急速充電、ワイヤレス充電なども備えている一台。今回は、そんな「Galaxy S23 Ultra」を購入したので、実際に使って感じた良いところ、悪いところについて、すべて正直にお伝えしていきます。
▼YouTube動画でもGalaxy S23 Ultraの実機レビューをしているので、合わせてチェックしてみてね!
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★☆☆ |
基本動作(快適さ) | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★★ |
バッテリー持ち | ★★★★☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★★ |
本記事では、Galaxy S23 Ultraのデザイン、カメラの画質、スペック性能やゲーム・アプリ動作、指紋・顔認証の快適さ、バッテリー持ち、スピーカーの音質、使って感じたメリット・デメリット(良いところ、悪いところ)、口コミ・評判などを含め使用感レビューしつつ評価します。
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Galaxy S23 Ultraの外観・デザインをレビュー
Galaxy S23 Ultraの外観・デザインをレビューしていきます。
ディスプレイサイズは約6.8インチ(有機EL)、解像度は3088×1440(WQHD+)。発色・色味ともに問題なく、明るく鮮やかなディスプレイでした。ちなみに、屋外の直射日光下でも、とても見やすかったです。
リフレッシュレートは、1Hz-120Hz駆動。ネット検索時などに、なめらかなスクロール表示体験が可能です。(※アプリ開閉や操作時も動作が滑らかになります。)
Galaxy S23 Ultraはエッジディスプレイ採用(Corning Gorilla Glass Victus 2)、中央上部にパンチホール型インカメラを備えています。(※購入時は保護フィルムは貼られていないので、注意しましょう)
エッジ部分は、従来比でより平面が広くなっています。ベゼルは、上下左右ともに極狭仕様です。
背面デザインは、左上に「クアッドカメラ」、下部に「Samsung」ロゴが刻まれています。(※グローバル版)ちなみに、カメラの出っ張りはSIMカード約2枚程度でした。
Galaxy S23 Ultraのカラーは、ファントムブラック、グリーン、ラベンダー、クリームの4色展開です。(※国内版はラベンダー以外の3色展開)
今回レビューしているのは、「ファントムブラック」。背面にはガラス素材(Corning Gorilla Glass Victus 2)を採用、表面はマット仕上げでサラサラとしたさわり心地になっています。ちなみに、ブラックは指紋やホコリは比較的目立ちやすく、付きやすい印象です。
国内版は、久しぶりにGalaxyロゴ→Samsungロゴに変更されています。キャリアロゴの有無は、販売元によって異なるため注意しましょう。
側面には、アルミフレームを採用。美しく高級感はある一方で、指紋は付きやすいです。
Galaxy S23 Ultraは、ステレオスピーカーを搭載。音については、後述します。
SIMスロットは、開閉にSIMピンが必須。ちなみに、microSDカードには非対応です。
Galaxy S23 Ultraの本体サイズは、約163.4×78.1×8.9mm、重さは約234g。6.1インチのiPhoneなどと一緒に並べるとサイズ感は、上記のようになります。
6.8インチの大画面かつ230g超えではありますが、案外持ちやすい印象。エッジ部分が減少&側面がフラットになり、握りやすくなりました。
ただし、物理的な重さはあるので、長時間の片手持ちには不向きな一台です。
ちなみに、片手操作については”厳しい印象”。僕の手だとキーボードは片手打ち可能で、上部にボタンがある場合は持ち替えが必須でした。
このあたりは個人差もあると思うので、冒頭にある実機レビュー動画などでサイズ感をチェックしつつ選んでいくのをおすすめします。
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Galaxy S23 Ultraのスペック性能をレビュー
Galaxy S23 Ultraのスペック性能を表にまとめつつ、ベンチマークを計測してレビューしていきます。
Galaxy S23 Ultraのスペック表
Galaxy S23 Ultraのスペック・性能以下にまとめてみました。(※参照:サムスン公式製品ページ)
スペック | Galaxy S23 Ultra |
---|---|
メーカー | サムスン |
型番 | ■国内版 ドコモ:SC-52D au:SCG20 ■海外版 香港:SM-S9180 ※販売国によっても型番が異なる |
発売日 | 国内版:2023年4月 海外版:2023年2月 |
OS | Android 13(初期OS) |
CPU(SoC) | Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy |
メモリ(RAM) | 国内版:12GB 海外版:8GB/12GB |
ストレージ(ROM) | 256GB/512GB/1TB |
外部ストレージ | 非対応 |
本体サイズ | 約163.4×78.1×8.9mm |
重量 | 約234g |
画面サイズ | 約6.8インチ |
ディスプレイ解像度 | 3088×1440(WQHD+) |
画面の種類 | 有機EL |
リフレッシュレート | 1Hz-120Hz |
バッテリー | 5,000mAh |
背面カメラ | クアッドカメラ 約2億画素(広角) 約1200万画素(超広角) 約1000万画素(望遠) 約1000万画素(ペリスコープ望遠) |
前面カメラ | シングルカメラ 約1200万画素 |
防水/防塵 | IP68 |
耐衝撃 | × |
ワンセグ/フルセグ | × |
指紋認証 | ◯ |
顔認証 | ◯ |
おサイフケータイ | 国内版:◯ 海外版:× |
イヤホンジャック | × |
ワイヤレス充電 | ◯ |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 |
スピーカー | ステレオスピーカー |
Sペン | ◯ |
充電端子 | Type-C |
カラー | ラベンダー(海外版のみ) グリーン ファントムブラック クリーム |
Galaxy S23 Ultraのベンチマークスコア
Galaxy S23 Ultraのベンチマークスコアを検証しました。参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark」の測定結果を、下記に記載しておきます。
Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy搭載「Galaxy S23 Ultra」のAntutu Benchmark」スコアは1270638点(※検証時のMAXスコア)」。計測中、本体温度は最大36.3度でした。
国内版Galaxy S23 Ultraのベンチマークスコアは上記のとおりです。(※ドコモ版にて計測)海外版よりも若干スコアは劣るものの、120万点超えのためあまり気にする必要はないでしょう。
快適
普通
もたつきを感じる
動作が重い
Chrome | めっちゃ快適 |
---|---|
Googleマップ | めっちゃ快適 |
快適 | |
YouTube | めっちゃ快適 |
肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め、とても快適な印象です。
一般的なウェブ検索や各種SNSも問題なく、原神などの重い3Dゲームもしっかり楽しむことができます。
Galaxy S23 UltraはSペン内蔵!どこでもメモが取れる!
Galaxy S23 Ultraは引き続き、Sペン内蔵。本体にペンを収納できて、いつでもメモを取れます。
メモだけではなく、画像やPDFへの書き込みも可能。ペンを利用してカメラのシャッターを切ったりもできる「エアアクション」機能や画面オフ状態のままメモを取れる「画面オフメモ」にも対応しています。
Noteシリーズのユーザーが乗り換えても違和感なく利用できるでしょう。
Galaxy S23 Ultraで利用できる設定・便利機能
Galaxy S23 Ultraで利用できるおすすめ設定・便利機能を以下にまとめました。(※機能を一部ピックアップしています。)
Always On Display | ○ |
片手モード | ○ |
ダブルタップして画面をON | ○ |
ダブルタップして画面をOFF | ○ |
ジェスチャーで消音 | ○ |
スワイプキャプチャ | ○ |
持ち上げて画面ON | ○ |
エッジパネル | ○ |
かんたんモード | ○ |
デュアルメッセンジャー | ○ |
メモリ拡張 | ○(※追加でRAM8GBまで拡張可能) |
Dolby Atmos | ○ |
Galaxy S23 Ultraは、特定のアプリを複製できる「デュアルメッセンジャー」や端末ストレージの空きを仮想メモリとして利用できる「RAM Plus」などにも対応しています。
Galaxy S23 Ultraのゲーム・アプリ動作をレビュー
Galaxy S23 Ultraでゲームやアプリの動作を確認します。
快適
普通
動くがカクつき・重さを感じる
重い
ガクガク
それでは、早速「Galaxy S23 Ultra」を使い実際に試していきます。
Galaxy S23 Ultraでモンストの動作チェック
Galaxy S23 Ultraでモンストの動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”でした。
モンスターストライクは一通り試しましたが、ゲーム中に重さを感じることはなく快適に楽しめました。
Galaxy S23 UltraでポケモンGOの動作チェック
Galaxy S23 UltraでポケモンGOの動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”でした。
ポケモン出現時やアイテム回収、オンライン対戦なども含め、カクつきなどもなく、安定して遊べます。
Galaxy S23 UltraでPUBGモバイルの動作チェック
Galaxy S23 Ultraで、PUBGモバイルの動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”でした。
グラフィックは「FHD」で「ウルトラ」まで選択でき、「スムーズ」は「極限」まで選ぶことができます。
動作については、問題ない印象。チーム戦なども試しましたが、カクつきなどもなく快適に遊べました。
ちなみに、デフォルト設定で30分遊ぶとバッテリーは約7%減、ゲーム終了後の本体温度は32.6度でした。
Galaxy S23 Ultraで原神の動作チェック
Galaxy S23 Ultraで原神の動作をチェック。結果は、”快適”でした。
デフォルトの画質は「中」、フレームレートは「30」。動作については、最高画質+60fpsでも快適に遊べる印象です。
原神にて最高画質+60fpsへ設定変更後、平均fpsを「WeTest PerfDog」で計測。15分間の計測では、平均50fpsでした。(※千尋の砂漠にて計測、元素スキルや元素爆発など使いつつ戦闘も複数回行いました。)
負荷がかかるゲームのため、ある程度の本体発熱はある印象。ただ、従来モデルに比べ、発熱を抑えつつ、安定して高フレームレート維持して楽しむことができます。
ちなみに、最高画質+60fps設定で30分遊ぶとバッテリーは約12%減。ゲーム終了後の本体温度は39.4度でした。
国内版Galaxy S23 Ultraを利用して再度同じ条件で15分間の計測した結果、平均49.3fpsでした。
Galaxy Sシリーズの購入を検討していて、原神を快適に楽しみたいならGalaxy S23 Ultraがおすすめです。
Galaxy S23 Ultraで使える通信キャリアをチェック
Galaxy S23 Ultraで使える通信キャリアをチェックしておきましょう。
機種名 | Galaxy S23 Ultra (ドコモ版) |
---|---|
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4Gバンド:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/18/19/20/21 /26/28/38/39/40/41/42/66 |
5Gバンド:n3/n5/n28/n41/n77/n78/n79/n257 | |
機種名 | Galaxy S23 Ultra (au版) |
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4Gバンド:B1/3/4/5/7/8/11/12/13/18/19/20/21 /26/28/38/39/41/42 |
5Gバンド:n3/n28/n41/n77/n78/n79/n257 | |
機種名 | Galaxy S23 Ultra (香港版) |
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4Gバンド:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/18/19 /20/25/26/28/34/38/39/40/41/66 |
5Gバンド:n1/n3/n5/n7/n8/n28 n38/n40/n41/n78/n79 |
Galaxy S23 Ultraの対応バンドは、上記のとおりです。国内版は全キャリアの主要バンド網羅、ミリ波にも対応しています。
なお、独自に検証した利用可能キャリアは下記のとおりです。(※一部主要キャリアおよび格安SIM業者のみ記載、各社4G通信でのみ検証)
▼ドコモ版Galaxy S23 Ultraにて検証した結果はコチラ
利用可否 | |
ドコモ | 通話○ データ通信○ |
au | 通話○ データ通信○ |
ソフトバンク | 通話○ データ通信○ |
ワイモバイル | 通話○ データ通信○ |
楽天モバイル | 通話○ データ通信○ |
ahamo(アハモ) | 通話○ データ通信○ |
mineo(Aプラン) | 通話○ データ通信○ |
UQモバイル | 通話○ データ通信○ |
povo2.0 | 通話○ データ通信○ |
日本通信(シンプル290) | 通話○ データ通信○ |
▼au版Galaxy S23 Ultraにて検証した結果はコチラ
利用可否 | |
ドコモ | 通話○ データ通信○ |
au | 通話○ データ通信○ |
ソフトバンク | 通話○ データ通信○ |
ワイモバイル | 通話○ データ通信○ |
楽天モバイル | 通話○ データ通信○ |
ahamo(アハモ) | 通話○ データ通信○ |
mineo(Aプラン) | 通話○ データ通信○ |
UQモバイル | 通話○ データ通信○ |
povo2.0 | 通話○ データ通信○ |
日本通信(シンプル290) | 通話○ データ通信○ |
一部を除き、多くのキャリアおよび格安SIMでAPN設定することなく、そのまま使い始めることが可能です。(※上記以外の格安SIM業者でも利用できる可能性はありますが、手元にないため未検証)
▼ドコモ版およびau版は、以下の通話機能を利用可能です。
通話自動録音 | ○ |
伝言メモ | ○ |
▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!
バンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
Band1 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band3 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
Band8 | ⭕ | |||
Band11 | ⭕ | ⭕ | ||
Band 18/26 | ⭕ | ⭕ | ||
Band19/26 | ⭕ | |||
Band21 | ⭕ | |||
Band28 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band41 | ⭕ | ⭕ | ||
Band42 | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
5Gバンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
n77(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
n78(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ||
n79(Sub6) | ⭕ | |||
n257(ミリ波) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19/26。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。auで使うなら、Band 1 / Band 18/26は抑えておきましょう。
ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルで利用するなら、Band 3 / Band 18に対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。
Galaxy S23 Ultraのカメラをレビュー
Galaxy S23 Ultraのカメラをレビューしていきます。
良い
普通
あまり良くない
悪い
カメラ性能の評価は、以下のとおりです。
静止画 | めっちゃ良い |
---|---|
動画 | 良い |
それでは、カメラ仕様・作例などをより詳しくチェックしていきます。
Galaxy S23 Ultraのカメラ・動画撮影性能をチェック
Galaxy S23 Ultraは、クアッドカメラを搭載しています。
2億画素 (Samsung S5KHP2) | 広角 / F値1.7 / OIS |
1200万画素(Sony IMX564) | 超広角 / F値2.2 |
1000万画素(Sony IMX754) | 望遠 (光学3倍) / F値2.4 / OIS |
1000万画素(Sony IMX754) | ペリスコープ望遠 (光学10倍) / F値4.9 / OIS |
アウトカメラには、2億画素の広角レンズ(F値1.7)、1200万画素の超広角レンズ(F値2.2)、1000万画素の望遠レンズ(F値2.4)、1000万画素のペリスコープ望遠レンズ(F値4.9)を備えています。
インカメラの仕様は以下のとおり。
1200万画素 | 標準 / F値2.2 |
インカメラは、1200万画素の標準レンズ(F値2.2)のシングルカメラ仕様です。
アウトカメラの動画撮影性能は、以下にまとめました。
8K 撮影 | 30fps |
4K 撮影 | 30fps/60fps |
1080p撮影 | 30fps/60fps |
スローモーション撮影 | 対応 |
動画については、8K/30fpsまで撮影可能。今回は1080p/60fpsを試してみましたが、従来比で手ブレ補正が大幅強化されていました。
今まで以上に手ブレ補正が効いてくれるので、動きながらでもなめらかな映像が撮影可能です。
冒頭のレビュー動画内で実際に撮影したものを公開しているので、気になる方はチェックしてみてください。
Galaxy S23 Ultraのカメラで撮影した作例
今回は、僕がGalaxy S23 Ultraのカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。
日中
▼広角レンズで撮影
明るく、ハッキリ撮影できる広角。従来モデルよりも細部まで解像感を残しつつ、撮ることが可能です。
色味は、やや濃い目な仕上がりになります。Galaxyらしいカメラで、誰が撮っても綺麗に撮影できる広角でした。
▼広角レンズ(2億画素)で撮影
通常モードでは拡大した時に潰れている部分も、2億画素ならディテールが残っています。保存時のデータ容量は増えるものの、圧倒的な解像感は流石でした。
▼広角2倍ズームで撮影
▼超広角レンズで撮影
超広角は、広大な風景などを一枚の写真に収めたい時に便利です。
歪みも少なく、光量があるシーンなら明るく綺麗に撮影可能。超広角も以前よりも鮮明に撮れてしました。
▼望遠レンズ(光学3倍ズーム)で撮影
望遠(光学3倍ズーム)を使えば、少し遠くにある被写体にもサッと寄って綺麗に撮影することができます。
よりシャープさが増し、クッキリ撮れる印象。従来比で、明らかに画質が向上しています。
▼望遠レンズ(光学10倍ズーム)で撮影
ペリスコープ望遠(光学10倍ズーム)を利用すれば、さらに遠くまでクッキリ撮れます。
明らかに画質が向上。今までよりも鮮明に撮影可能です。ワンタップでサクッと寄って、ここまで撮れるのはスゴすぎました。
▼30倍デジタルズームで撮影
▼最大100倍デジタルズームで撮影
デジタルズームは、最大100倍まで利用可能。最大倍率は被写体へグッと寄れますが、流石に画質が粗くなります。
とはいえ、従来比で解像感が向上。目視では認識できない距離にある看板の文字なども読むことができました。
その他
▼その他
夜景・暗所
▼広角で撮影(シーン最適化オン)
▼広角で撮影(シーン最適化オフ)
▼広角で撮影(ナイトモード)
広角による暗所・夜景撮影については、”綺麗に撮影できる”印象。極端に光量がない場面でも、明るく鮮明に撮れます。
従来比で、画質が向上。シャープさも増し、遊具などもより鮮明に写っています。
▼その他
驚いたのは、望遠レンズによる暗所撮影。薄暗い場面でも、ある程度光量があればかなり綺麗に撮ることが可能でした。
広角だけでなく、超広角や望遠も明らかに画質が向上。今までよりも様々なシーンに利用しやすくなっていました。
ここまで撮れていれば、暗所撮影も強いといっても問題ないでしょう。
Galaxy S23 Ultraのバッテリー持ちをレビュー
Galaxy S23 Ultraのバッテリー持ちを確認していきます。ちなみに、バッテリー容量・性能・仕様は以下のとおりです。
バッテリー容量 | 5,000mAh |
充電端子 | Type-C |
急速充電 | 最大45W |
ワイヤレス充電 | 対応 |
逆ワイヤレス充電 | 対応 |
今回は、Galaxy S23 Ultraのバッテリー性能を以下の6段階で評価しました。
良い (16時間で残量40%-59%)
普通 (16時間で残量30%-39%)
あまり良くない (16時間で残量20%-29%)
悪い(16時間で残量10%-19%)
とても悪い (16時間で残量0%-9%)
Galaxy S23 Ultraのバッテリー持ちについては、”良い”です。
機内モードオンで、Wi-Fiのみオンにした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)
機種名 | 0時間経過 | 1時間経過 | 2時間経過 | 3時間経過 |
---|---|---|---|---|
Galaxy S23 Ultra | 100% | 98% | 95% | 92% |
Galaxy S22 Ultra | 100% | 95% | 91% | 87% |
Xperia 1 IV | 100% | 93% | 86% | 78% |
Google Pixel 7 Pro | 100% | 97% | 91% | 85% |
単純にYouTube動画を流すだけのテストでは、持ちは”良い”印象。じっくり検証した結果は、以下のとおりです。
ネット検索やSNS、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを検証しつつ利用した結果、16時間後のバッテリー残量は50%でした。(※国内版のバッテリー残量は、47%)
僕の使い方なら1日は問題なく、2日目も充電なしでそのまま使える安心のバッテリー持ちです。従来比で、明らかに電池持ちが向上しています。
発熱も少なく、Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxyに加え、大型ベイパーチャンバーなどの冷却システムの恩恵をしっかり受けている印象です。
もちろん利用環境や使い方によっても変わってきますが、電話やメール、ネット検索などを中心に使うなら、1日はバッテリー持ちを心配することなく利用できるでしょう。
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Galaxy S23 Ultraの指紋・顔認証をレビュー
Galaxy S23 Ultraは、指紋認証・顔認証どちらにも対応しています。
早速、超音波式の画面内指紋認証を試してみました。
精度良し、認証スピードも超高速、ワンタッチでサクッと認証可能です。ちなみに、画面オフのままでも指紋認証は利用できます。
次に、顔認証を試していきましょう。こちらも認証速度は高速、精度も良いです。(※メガネをかけたままでも認証OK)
ただし、マスクしたままの顔認証には非対応なので注意しましょう。とはいえ、指紋認証も利用できるため、シーン問わず快適に使えました。
Galaxy S23 Ultraのスピーカー(音質)をレビュー
Galaxy S23 Ultraは、ステレオスピーカーを搭載。早速、音質などを確認していきます。
良い
普通
あまり良くない
悪い
肝心の音については、”良い”印象です。
▼Galaxy S23 Ultraのステレオスピーカーの音はこちら!
フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.
実際に様々な”音”をGalaxy S23 Ultraから出して検証してみましたが、従来比で音質が向上。これまで以上にクリアな音で、心地良い低音も楽しめます。
音圧もしっかりしているため、迫力あるサウンドで動画や音楽鑑賞を楽しめる一台です。
なお、イヤホンジャックは非搭載。普段から有線イヤホンを使っているユーザーは、変換アダプタなどを準備しておきましょう。
・SBC:○
・AAC:○
・aptX:○
・aptX HD: ×
・LDAC:○
・aptX Adaptive:×
※実際にワイヤレスイヤホンを使い検証(ーは未検証)
ちなみに、対応しているBluetoothコーデックは上記のとおりです。実機検証したところ、「LDAC」には対応していました。
Galaxy S23 Ultraのメリット(良いところ)
Galaxy S23 Ultraを実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。
ココがメリット(良い点) |
---|
重厚感かつ高級感漂うデザインが最高! 平面部が広くなったエッジ採用!よりフラット化で持ちやすい! 大画面かつ鮮やかなディスプレイ!直射日光下でも見やすい! リフレッシュレート最大120Hz対応!なめらか表示を楽しめる スナドラ8Gen2搭載!不満のない動作!ゲームも快適! 万能なクアッドカメラ!どんなシーンも綺麗に撮れる! 2億画素の画質がスゴイ!細部までディテールが残ってる! 望遠レンズの画質向上!今までよりも鮮明に撮影できる! 動画性能が進化!手ブレ補正が大幅強化されている! 電池持ち大幅向上!1日は余裕すぎ!発熱も少ない! Sペン内蔵!いつでも手軽にメモが取れる! ステレオスピーカーの音質向上!動画鑑賞にも最適! IP68防水防塵に対応!水回りでも安心して使える! おサイフケータイにも対応している(国内版) 爆速な指紋認証&顔認証!いつでも快適に使える 最大45W急速充電+ワイヤレス充電にも対応 |
以上が、Galaxy S23 Ultraを使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
スナドラ8Gen2搭載!不満のない動作!ゲームも快適!
Galaxy S23 Ultraは、Galaxy向けにカスタマイズされた高性能チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載しています。
電話やメール、ネット検索、動画鑑賞などはもちろん、負荷がかかる原神などの3Dゲームも快適に楽しめました。
無印モデルよりも発熱耐性がしっかりしており、連続使用でも気になる発熱もなかったです。
安定した快適な動作に加え、「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を存分に活かせる発熱耐性も魅力的でした。
万能なクアッドカメラ!どんなシーンも綺麗に撮れる!
Galaxy S23 Ultraの魅力は、やっぱりカメラでしょう。2億画素の広角レンズを含むクアッドカメラはあらゆるシーンを綺麗に撮れます。
全体的に画質が明らかに向上、今までよりも鮮明に撮影可能です。静止画だけではなく、動画も手ブレ補正が強化されていました。
また、最大100倍ズームも相変わらず凄いです。以下の写真、1倍→100倍と撮影していますが、もはや肉眼では見えない文字を認識できてしまっています。
↓左が1倍、右が100倍ズーム
年々画質が向上していますが、今年はグッと良くなった印象。ワクワクしませんか?ポケットに入るスマホで、しかも手持ち撮影でこんなものが撮れるんです。
もちろん、これ以外にもGalaxy S23 Ultraなら様々なシーンで最適な一枚を綺麗に撮れます。ぜひ、一度試してみてくださいね!
電池持ち大幅向上!1日は余裕すぎ!発熱も少ない!
Galaxy S23 Ultraをじっくり3週間ほど使いましたが、安定感あるバッテリー持ちには驚きました。
過去のGalaxy Sシリーズからは考えられないぐらい、電池持ちが向上。僕の使い方なら、1日は余裕でそのまま2日持つレベルでした。
高リフレッシュレートを適用したまま利用しても問題なし、重い3Dゲームを数時間続けて使わない限りは心配する必要はないでしょう。
Galaxy S23 Ultraは歴代のGalaxySシリーズの中で、ズバ抜けて安定感のあるバッテリー持ちを実現した一台です。
\今なら最大22,000円割引実施中!/
Galaxy S23 Ultraのデメリット(悪いところ)
Galaxy S23 Ultraを実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。
ココがデメリット(悪い点) |
---|
本体が約234gと重い!合う合わないがある! エッジディスプレイは好みが分かれる! 画面に初期保護フィルムが貼られていない! イヤホンジャック非搭載&microSDカード非対応! 顔認証はマスクしたまま認証に非対応 4K/60fpsだと動画撮影中にレンズ切り替え不可(30fpsまではOK) |
以上が、Galaxy S23 Ultraを使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
本体が約234gと重い!合う合わないがある!
Galaxy S23 Ultraを使って感じた最大の弱点は、”本体の重さ”です。
側面やエッジのデザイン変更によって、持った瞬間は数値よりも軽く感じました。
ただ、約234gという物理的な重さは、長く使えば使うほどじわじわ気になってきます。
正直、日常的に使うスマホとしては”重い”です。決して軽くないスマホのため、人によって合う合わないがあるでしょう。
ぜひ、一度自分に合っているかどうか含め購入前に考えておくのをおすすめします。
エッジディスプレイは好みが分かれる!保護フィルム選びも難しい
Galaxy S23 Ultraは従来モデル同様にエッジディスプレイ採用のため、保護フィルム選びが非常に難しいです。
PET保護フィルムではエッジ部分の保護ができず、ガラスフィルムだとモノによっては指紋認証が使えなくなる場合があります。(※UV硬化タイプがおすすめ)
個人的に気に入っているTPU保護フィルムは、全面保護できるものの貼りにくいです。
このようにエッジディスプレイを採用しているがゆえに、保護フィルム選びが難しいので購入時は慎重に選んでいきましょう。
Galaxy S23 Ultraの口コミ・評判をチェック
Galaxy S23 Ultraの口コミ・評判を以下に集めてみました。
Galaxy S23 Ultraの評価まとめ
スマホに”快適な動作”と”カメラ性能”、”電池持ち”、”いつでもメモが取れるSペン”を求めている方には、間違いなくGalaxy S23 Ultraがおすすめです。
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★☆☆ |
基本動作(快適さ) | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★★ |
バッテリー持ち | ★★★★☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★★ |
Galaxy S23 Ultraは従来比でスペック上の進化点が少ない印象でしたが、実際に使ってみると想像以上に進化を感じました。
特に驚いたのは、カメラ性能。望遠を含めた画質の向上、動画撮影時の手ブレ補正の強化など、今まで以上に撮るのが楽しかった一台です。
また、Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy搭載によりゲーム性能も向上。独自の冷却システムにより発熱処理、省電力性能も過去最高の仕上がりでした。
一方で、本体重量がとても惜しい印象。毎日持ち歩くスマホとしては重く、サイズ感も大きいため、人によって合う合わないがあるように感じました。
とはいえ、デザイン、ディスプレイ、ゲーム動作、カメラ性能、スピーカー、バッテリー持ちなど、多くの項目で高い完成度を誇っている一台です。
細かな弱点はあるものの、致命的なものはなく、最上位モデルに相応しい”最高の一台”に仕上がっていました。
もちろん、自分が求めている仕様は何かを考えつつ、自分に合ったスマホを選んでいくことが大事です。その際に、ぜひGalaxy S23 Ultraも一度チェックしてみてください!
Galaxy S23 Ultraの価格とお得に買う方法
Galaxy S23 Ultraの販売価格は以下のとおりです。
価格(※全て税込) | |
---|---|
ドコモ | 256GB:197,670円〜 |
au | 256GB:164,800円〜 |
Samsung Japan公式オンラインショップ | 1TB(オンライン限定):253,440円 |
Galaxy S23 Ultraの本体価格は、上記のとおりです。各社大幅な割引キャンペーンを行っているので、上手く活用しつつ購入していきましょう。
どうせ買うなら、少しでもお得に!ぜひ、一度チェックしてみてください!
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