BALMUDA Phoneの実機レビュー!どうも、ちえほんです。TwitterとYouTubeもやってます。
2021年11月26日に発売されたバルミューダ製の5Gスマホ「BALMUDA Phone(バルミューダフォン)」。コンパクトな4.9インチディスプレイ(液晶)、CPUには「Snapdragon 765」採用、シングルカメラ搭載です。
曲線で構成された特徴的なデザインや独自のアプリなど、個性あふれる一台。今回はそんな「BALMUDA Phone」を購入したので、実際に使って感じた良いところ、悪いところについて、すべて正直にお伝えしていきます。
▼YouTube動画でもBALMUDA Phoneの実機レビューをしているので、合わせてチェックしてみてね!
満足度 | ★★★☆☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★☆☆ |
携帯性 | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★☆☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★☆☆ |
バッテリー持ち | ★☆☆☆☆ |
スピーカー | ★★☆☆☆ |
カメラ | ★★★☆☆ |
本記事では、BALMUDA Phoneの外観デザイン、カメラの画質、スペック性能やゲーム・アプリ動作、指紋認証の快適さ、バッテリー持ち、スピーカーの音質、使って感じたメリット・デメリット(良いところ、悪いところ)、口コミ・評判などを含め使用感レビューしつつ評価します。
BALMUDA Phoneの外観・デザインをレビュー
BALMUDA Phoneの外観・デザインをレビューしていきます。
パッケージデザインは上記のとおり、シンプルで高級感ある外箱です。正面に「BALMUDA Technologies」と刻まれています。
付属品は、BALMUDA Phone本体、SIMピン、クイックガイド等です。ケース、ACアダプタ、充電ケーブルなどは付属していないため、準備しておきましょう。
また、画面に保護フィルムが貼られていないため、傷を付けたくない方は事前に用意しておくのがおすすめです。
ちなみに、僕はミヤビックスの光沢フィルムを貼付済み。画面の見やすさはそのままに、全体をしっかり保護してくれます。PET保護フィルムなので、失敗しても貼り直しできるのが嬉しいポイントです。
続いて、ディスプレイをチェックしていきます。
ディスプレイサイズは約4.9インチ(液晶)、解像度は1920×1080(フルHD)。画面はフラット、発色・色味も綺麗なディスプレイです。ただ、若干画面は暗い印象。また、屋外の直射日光下では、やや見にくさを感じました。
ディスプレイ右上に、パンチホール型インカメラを搭載。画面上に物理ボタンはありませんが、太めのベゼルとパンチホール型インカメラの影響で見た目以上に狭く感じます。
背面デザインは、右上に「シングルカメラ」と「LEDランプ」、中央上部に「スピーカー(モノラル)」、左上に「電源ボタン一体型指紋認証センサー」搭載、中央に「BALMUDA」ロゴ。ちなみに、カメラの出っ張りはありません。スピーカーの音については、後述。
BALMUDA Phoneのカラーは、「ブラック」と「ホワイト」の2色展開です。
今回レビューしているのは、「ブラック」です。背面には樹脂素材を採用、マットでザラつきのある触り心地になっています。ちなみに、指紋は目立ちにくいです。
SIMピンで開けるタイプのSIMスロットを採用。ちなみに、外部ストレージには非対応、シングルSIM仕様となっています。
BALMUDA Phoneの本体サイズは、約123x69x13.7mm、重さは約138g。6.1インチのiPhone 12と一緒に並べるとサイズ感は、上記のようになります。
本体が丸みを帯びしているので、握った時のフィット感は素晴らしいです。ただ、背面加工の影響か若干滑りやすい印象。とはいえ、日常的に使うものとしては、ちょうど良いサイズ感、軽さだと感じました。
片手操作については、問題なくできる印象。僕の手であればキーボードの片手打ちも問題なく、上部にあるボタンも持ち替える必要なく押せます。ただ、このあたりは個人差もあると思うので、ぜひ実機に一度触れてみることをおすすめします。
BALMUDA Phoneのスペック性能をレビュー
BALMUDA Phoneのスペック性能を表やベンチマーク計測してレビューしていきます。
BALMUDA Phoneのスペック表
BALMUDA Phoneのスペック・性能以下にまとめてみました。(※参照:バルミューダ公式製品ページ)
スペック | BALMUDA Phone |
---|---|
メーカー | バルミューダ |
型番 | X01A-BK |
発売日 | 2021年11月26日 |
OS | Android 11(初期OS) |
CPU | Snapdragon 765 |
RAM | 6GB |
ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | 非対応 |
本体サイズ | 約123x69x13.7mm |
重量 | 約138g |
画面サイズ | 約4.9インチ |
ディスプレイ解像度 | 1920×1080(フルHD) |
画面の種類 | 液晶ディスプレイ |
リフレッシュレート | 60Hz |
バッテリー | 2500mAh |
背面カメラ | シングルカメラ 4800万画素 |
前面カメラ | シングルカメラ 800万画素 |
防水/防塵 | IP44 |
ワンセグ/フルセグ | × |
緊急速報 | ◯ |
指紋認証 | ◯ |
顔認証 | × |
おサイフケータイ | ◯ |
イヤホンジャック | × |
ワイヤレス充電 | ◯ |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 |
スピーカー | モノラルスピーカー |
充電端子 | Type-C |
カラー | ブラック ホワイト |
BALMUDA Phoneのベンチマークスコア
BALMUDA Phoneのベンチマークスコアを検証しました。参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark」の測定結果を下記に記載しておきます。
Snapdragon 765搭載「BALMUDA Phone」のAntutu Benchmarkスコアは「358123点(※検証時のMAXスコア)」。計測中の本体最大温度は、41.9度。発熱よりも、バッテリーの減りが気になりました。
肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め日常使いには十分なレベルで、快適に利用できます。
ゲームメインには不向きですが、一般的な電話、メール、ウェブブラウジングなどを中心に利用するユーザーならまず問題ないでしょう。
BALMUDA Phoneのホーム画面とプリインストールアプリ
BALMUDA Phoneのホーム画面とプリインストールアプリは以下のとおりです。
BALMUDA PhoneのSIMフリーモデルを購入しましたが、プリインストールアプリも少なかったです。
ホーム画面では、左上をタップした回数と同じページにジャンプすることができる「タップコントロール」やストライプをスワイプすることで特定アプリを瞬時に起動できる「パーソナルストライプ」機能など独自のカスタマイズが施されています。
また、自社開発した複数の専用アプリも搭載。計算機、時計、スケジュール、メモアプリなどとても使いやすいアプリが用意されています。個人的には、メモアプリが1番使いやすく気に入りました。
BALMUDA Phoneのゲーム・アプリ動作をチェック
BALMUDA Phoneでゲームやアプリの動作を確認します。
快適に遊べる
普通に遊べる
ある程度遊べる(※設定次第)
動作困難
それでは、早速「BALMUDA Phone」を使い実際に試していきます。
BALMUDA Phoneでモンストの動作チェック
BALMUDA Phoneでモンストの動作チェックをしていきます。結果は、”快適に遊べる”。
一通り試しましたが、普通に楽しむことが可能です。ちなみに、ゲーム中画面上下に出る黒帯が狭くて、ゲームに集中しやすいのは嬉しいポイントでした。
BALMUDA PhoneでポケモンGOの動作チェック
BALMUDA PhoneでポケモンGOの動作チェックをしていきます。結果は、”普通に遊べる”。
ポケモンGOは重い3Dゲームですが、ポケモン出現時や戦闘など含め普通に遊べました。
スキマ時間にちょっと遊ぶ程度であれば、全く問題ないでしょう。ちなみに、GPS感度も全く問題ありません。
発熱とバッテリー持ちについて、約30分間のプレイで本体温度は最大35.2度、バッテリー10%減少。発熱については安定しているものの、バッテリーの減りが早い印象でした。
BALMUDA PhoneでPUBGモバイルの動作チェック
BALMUDA Phoneで、PUBGモバイルの動作を確認していきます。結果は、”普通に遊べる”。
グラフィックは、「HD」で「高」まで選択でき、「スムーズ」は「ウルトラ」まで選ぶことができます。
動作については、十分楽しめます。ただし、画面サイズも小さく、操作もしにくいため、ゲームメインに考えている方には不向きなので注意しましょう。
発熱とバッテリー持ちについて、約30分間のプレイで本体温度は最大34度、バッテリー12%減少。負荷がかかる影響なのか、バッテリーの減り方が気になりました。
BALMUDA Phoneで使える通信キャリアをチェック
BALMUDA Phoneで使える通信キャリアをチェックしておきましょう。
機種名 | BALMUDA Phone (SIMフリー版) |
---|---|
対応バンド | 4G:B1/2/3/4/8/12/17/18/19/28/41/42 5G:n3/n28/n77/n78 |
BALMUDA Phoneの対応バンドは上記のとおりです。国内キャリアのバンドを幅広く網羅しています。ちなみに、独自で利用可能キャリアを調べた結果は、以下とおりです。(※4G通信のみ検証、一部主要キャリアのみ記載)
キャリア | 利用可否 |
ドコモ | 通話○ データ通信○ |
au | 通話○ データ通信○ |
ソフトバンク | 通話○ データ通信○ |
ワイモバイル | 通話○ データ通信○ |
楽天モバイル | 通話 ○ データ通信○ |
ちなみに、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルは通話・通信ともに使うことができました。
▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!
バンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
Band1 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band3 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
Band8 | ⭕ | |||
Band11 | ⭕ | ⭕ | ||
Band 18/26 | ⭕ | ⭕ | ||
Band19/26 | ⭕ | |||
Band21 | ⭕ | |||
Band28 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band41 | ⭕ | ⭕ | ||
Band42 | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
5Gバンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
n77(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
n78(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ||
n79(Sub6) | ⭕ | |||
n257(ミリ波) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19/26。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。auで使うなら、Band 1 / Band 18/26は抑えておきましょう。
ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルは、Band 3 / Band 18。パートナーエリアで利用したいならBand 18も必須です。
BALMUDA Phoneのカメラをレビュー
BALMUDA Phoneのカメラをレビューしていきます。
BALMUDA Phoneのカメラ・動画撮影性能をチェック
BALMUDA Phoneは、シングルカメラを搭載しています。カメラ構成を以下にまとめました。
4800万画素 (※最大記録画素数1,200万画素) | 標準レンズ / F値2.0 |
インカメラの仕様は以下のとおり。
800万画素 | 標準 / F値2.0 |
インカメラは、800万画素の標準レンズ(F値2.0)のシングルカメラ仕様です。
アウトカメラの動画撮影性能は以下にまとめました。
8K 撮影 | ー |
4K 撮影 | ー |
1080p撮影 | 30fps |
スローモーション撮影 | ー |
BALMUDA Phoneの動画性能については、”弱い”印象です。色味・明るさの調整が苦手、手ブレもしやすく、動画撮影には不向きだと感じました。
BALMUDA Phoneのカメラで撮影した作例
今回は、僕がBALMUDA Phoneのカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。
※タップして拡大出来ます。
日中
▼標準で撮影
標準は光量さえ足りていれば、明るめかつ自然な色味で撮影ができます。若干手ブレしやすいのと、じっくり見ると解像感は物足りないものの、パッと見た時の綺麗さは十分です。(※スマホで確認する程度であれば、問題ないでしょう)
▼デジタルズーム最大4倍
デジタルズームは、最大4倍まで利用可能です。被写体を認識することは可能ですが、流石に粗さを感じます。遠くにある被写体に、グッと寄って綺麗な写真撮影をしたい方にとっては不向きな一台でしょう。
接写・その他
▼接写
▼その他
夜景・暗所
▼標準で撮影
▼ナイトモードで撮影
暗所・夜景撮影については、物足りない印象。光量が極端に少ない場面では、暗めかつザラつきとノイズが目立ちます。
極端に暗い場所ではナイトモードを利用することで、より明るく撮れます。ただし、解像感の粗さは感じました。
BALMUDA Phoneのバッテリー持ちをチェック
BALMUDA Phoneのバッテリー持ちについては、”良くない”という結果になりました。
機内モードオンで、Wi-Fiのみオンにした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)
機種名 | 0時間経過 | 1時間経過 | 2時間経過 | 3時間経過 |
---|---|---|---|---|
BALMUDA Phone | 100% | 96% | 88% | 80% |
iPhone SE 第2世代 | 100% | 90% | 76% | 63% |
TORQUE 5G | 100% | 98% | 92% | 87% |
単純にYouTube動画を流すだけのテストでは、「BALMUDA Phone」のバッテリー持ちは”普通”。ただ、実際にしっかり1日使うと想定よりもバッテリーが減る印象です。(※よりバッテリーを持たせるなら、タップして画面をオンはオフにするのがおすすめ)
ちなみに、じっくり検証した上記1日ではネット検索、SNS、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを検証しつつ利用。実利用時間は約7時間程度で、バッテリー残量が15%程度になっていました。
もちろん利用環境や使い方によっても変わってきますが、1日の中である程度スマホを利用するユーザーにとっては少し心もとないバッテリー持ちです。
BALMUDA Phoneの指紋認証をチェック
BALMUDA Phoneは、背面に電源ボタン一体型指紋認証を搭載しています。残念ながら、顔認証には非対応です。
早速、指紋認証を試してみました。認証精度・スピードともに日常利用には問題なく、ロック解除からホーム画面への移行もスムーズです。マスクしたままでもロック解除がスムーズに行えるのも魅力的ですね。
ただし、画面オフのままセンサーに触れても認証はできません。仕様上、一旦画面点灯(電源ボタンを押す)→指を離す→再度触れて認証という流れになります。
そのため、バッテリーの減りは早くなりますが、持ち上げて画面オンもしくはタップして画面をオンにしておくとより使いやすくなります。
BALMUDA Phoneのスピーカー(音質)をチェック
BALMUDA Phoneは、背面にモノラルスピーカーを搭載。肝心の音については、正直物足りない印象です。
▼BALMUDA Phoneのモノラルスピーカーの音はこちら!
フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.
実際に様々な”音”をBALMUDA Phoneから出して検証してみましたが、モノラルスピーカーの音としては十分。懐かしさを感じる仕上がりになっています。
ただし、ステレオスピーカーのような臨場感、迫力あるサウンドを楽しむことはできないので、動画鑑賞機として使うには不向きでしょう。
ちなみに、イヤホンジャックも非搭載。有線イヤホンを使いたい人は、変換アダプタなどを準備しておくのがおすすめです。
BALMUDA Phoneのメリット(良いところ)
BALMUDA Phoneを実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。
ココがメリット(良い点) |
---|
バルミューダブランド初のスマホ! 曲線だけで構成された特徴的なデザイン! コンパクト&軽量で持ちやすい!片手操作OK! 日常使いには十分な動作レスポンス! 独自アプリ搭載やこだわりのホーム画面が魅力 ワイヤレス充電に対応している IP44防水防塵&おサイフケータイに対応 LEDランプを搭載している |
以上が、BALMUDA Phoneを使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
コンパクト&軽量で持ちやすい!片手操作OK!
BALMUDA Phoneは、曲線だけ構成された特徴的なデザインを採用しています。
丸みを帯びているので、手に持った時のフィット感は素晴らしいです。しかも、軽いので日常使いには最適。どこか懐かしい感じと片手操作できるサイズ感なのは、嬉しいポイントです。
賛否あるデザインだと思いますが、手にとった時の持ちやすさと軽さへのこだわりはしっかり感じました。
日常使いには十分な動作レスポンス!
ハイミドルにあたるSnapdragon 765を搭載しているため、BALMUDA Phoneの動作レスポンスは十分快適です。
別のSnapdragon 765搭載機よりも、スムーズに動いている印象。日常使いにちょうど良く、多くのユーザーは全く問題ないでしょう。
流石にゲームメインに考えている方には不向きですが、ある程度のゲームも普通に遊べるので、休憩時間などのちょっとした暇つぶしに使うには十分です。
独自アプリ搭載やこだわりのホーム画面が魅力!
BALMUDA Phoneは、独自アプリ搭載やこだわりのホーム画面が魅力的です。
計算機、時計、スケジュール、メモアプリなどの専用アプリは、アプリを起動せずにサッとホーム画面から利用することが可能。中でもメモアプリは使いやすく、メモを取り始めるまでの時間を通常のスマホよりも短縮できる工夫がされています。
ホーム画面は思ったよりも使い勝手が良く、細かくカスタマイズできるのが面白いです。個人的には、「パーソナルストライプ」機能がお気に入り。ストライプをスワイプすることで、良く使うアプリをショートカット起動できます。
BALMUDA Phoneのデメリット(悪いところ)
BALMUDA Phoneを実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。
ココがデメリット(悪い点) |
---|
バッテリー持ちが良くない!発熱時はガンガン減る 顔認証&microSDカードに非対応!(シングルSIM仕様) 暗所・夜景に弱い&動画性能が残念! モノラルスピーカーが物足りない! ディスプレイが暗い!直射日光下で見にくくなる! 机に置いて使う時に本体が不安定(グラグラする) 指紋認証とカメラの位置が使いにくい(左利き方なら使いやすい) 動画鑑賞時にパンチホールインカメラが邪魔になる 指紋認証の仕様が使いにくい!対策必須! 本体は約10万超え!価格と性能のバランスはイマイチ |
以上が、BALMUDA Phoneを使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
バッテリー持ちが良くない!発熱時はガンガン減る!
BALMUDA Phoneのバッテリー容量は、2500mAh。最近、登場したAndroidスマホとしては比較的少なく、電池持ちがとても心配でした。
実際にじっくり1日使ってみた感想としては、やっぱり持ちは良くないです。特に、本体が熱を持ち始めると、勢いよくバッテリーが減っていく印象でした。
もちろん、使う環境・用途にもよりますが、ライトユーザーの方でもおそらく1日以上は持たないと思います。(※タップして画面をオンは、オフ推奨です。持ちが良くなります。)
パンチホール型インカメラが邪魔になる
使っていて不満だったのが、前面に搭載されているパンチホール型インカメラでした。
そもそも4.9インチと小型なのに加え、ベゼルも太め。さらに、インカメラ+通知が二段のためアプリの表示領域はさらに狭く感じます。また、ゲームや動画鑑賞時などにはインカメラが邪魔に感じました。(※黒帯が出ないのは最高)
少なくともBALMUDA Phoneは、動画鑑賞などの映像体験には向いていない一台であることは間違いなく、そういった用途として使いたい方は注意しましょう。
指紋認証の仕様が使いにくい!対策必須!
BALMUDA Phoneは、背面電源ボタン一体型指紋認証を搭載。精度などには不満はないのですが、画面オフのままセンサーに触れても認証できない仕様がイマイチでした。
仕様上、一旦画面点灯(電源ボタンを押す)→指を離す→再度触れて認証という流れで行う必要があります。
対策としては、「持ち上げて画面オン」もしくは「タップして画面をオン」などを利用して一度スリープ解除からの認証がおすすめです。ただし、バッテリーの減りは早くなるので利便性と電池持ちを考えつつ、設定していきましょう。
BALMUDA Phoneの口コミ・評判をチェック
BALMUDA Phoneの口コミ・評判を以下に集めてみました。
BALMUDA Phoneの評価まとめ
BALMUDA Phoneは、独特な世界感を感じることのできるスマホです。バルミューダブランドが好きな方、マニアックなスマホが好きな方は思わず、手に取りたくなる一台でしょう。
満足度 | ★★★☆☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★☆☆ |
携帯性 | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★☆☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★☆☆ |
バッテリー持ち | ★☆☆☆☆ |
スピーカー | ★★☆☆☆ |
カメラ | ★★★☆☆ |
BALMUDA Phoneは小型な4.9インチディスプレイ(液晶)採用、CPUには「Snapdragon 765」を搭載、曲線で構成された特徴的なデザインや独自のアプリなど、個性的なスマホです。
実際に使ってみて、”確かにスペックには見えない部分に面白さが隠れている一台”だと感じました。一方で、詰めが甘い部分も多く、完璧な一台だとは言えないでしょう。
しかし、これはこれで形になっていて、好きな方にはとにかく刺さるスマホ(※バルミューダを好きな方含む)だと思います。もちろん、現状は誰にでもおすすめできるわけでもなく、価格相応とも言えませんが、”価値はある”。ただ、”価値”を感じられるユーザーが想像以上にグッと絞られているように感じました。
もしも、BALMUDA Phoneが気になった方は、記事を読んだり、動画を観たりして得た情報だけではなく、実機に触れて”体験”するのがおすすめです。触らないとわからないこともある、改めて色々と考えさせられる一台でした。
もちろん、どんなスマホでも良いところ、悪いところは必ずあります。より自分に合った一台を選んでいきましょう。ぜひ、BALMUDA Phoneも一度チェックしてみてください!
BALMUDA Phoneの価格とお得に買う方法
BALMUDA Phoneを買うならオンラインショップでの購入が圧倒的にお得です!販売価格は以下のとおりです。
ソフトバンクオンラインショップ : 99,360円(税込)
バルミューダ公式サイト : 104,800円(税込)
BALMUDA Phoneの販売価格は上記のとおりです。
どうせ買うなら、少しでもお得にオンラインで!ぜひ、一度チェックしてみてください!