arrows Nの実機レビュー!どうも、ちえほんです。TwitterとYouTubeもやってます。
2023年2月10日に発売されたFCNT製の純国産ミドルレンジ5Gスマホ「arrows N (アローズエヌ)」。6.24インチディスプレイ(有機EL)、CPUには「Snapdragon 695 5G」採用、5030万画素の広角を含むデュアルカメラ搭載モデルです。
企画・設計から製造までを一貫して国内で実施。本体にはリサイクル素材を約67%使用し、環境にも配慮されています。
安心のIP68防水防塵&耐衝撃、最大3回までOSアップデート保証、おサイフケータイなども備えている一台。今回はそんな「arrows N」を購入して、実際に使って感じた良いところ、悪いところについて、すべて正直にお伝えしていきます。
▼YouTube動画でもarrows Nの実機レビューをしているので、合わせてチェックしてみてね!
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★★☆ |
基本動作(快適さ) | ★★★★☆ |
ゲーム性能 | ★★★☆☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★☆ |
スピーカー | ★★★☆☆ |
カメラ | ★★★☆☆ |
本記事では、arrows Nのデザイン、カメラの画質、スペック性能やゲーム・アプリ動作、指紋・顔認証の快適さ、バッテリー持ち、スピーカーの音質、使って感じたメリット・デメリット(良いところ、悪いところ)、口コミ・評判などを含め使用感レビューしつつ評価します。
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arrows Nの外観・デザインをレビュー
arrows Nの外観・デザインをレビューしていきます。
パッケージデザインは上記のとおり。外箱にはミックス紙、印字はバイオマスインキ使用のエコデザインです。中央に、「製品名」が刻まれています。
付属品は、本体とクイックスタートガイドのみ。画面保護フィルムやケース、充電器などは付属していないため、必要な場合は事前に準備しておきましょう。
ディスプレイサイズは約6.24インチ(有機EL)、解像度は2400×1080(FHD+)。画面の明るさ、発色ともに問題なし、とても鮮やかで綺麗なディスプレイでした。ちなみに、屋外の直射日光下でも十分見やすかったです。
リフレッシュレートは、最大120Hz駆動。ウェブブラウジング時などに、なめらかなスクロール表示体験を楽しむことが可能です。(※アプリ開閉や操作時も動作が滑らかになります。)
arrows Nのディスプレイはフラット、中央上部にパンチホール型インカメラを採用しています。
ベゼルは上部に比べ、わずかに下部が太いです。使っていればすぐに慣れてきますが、気になる方は実機を確認しておきましょう。
背面デザインは、左上に「デュアルカメラ」、中央付近に「ドコモ」ロゴ、「フェリカマーク」、下部に「arrows」と刻まれています。カメラの出っ張りは、SIMカード約3枚程度でした。
arrows Nのカラーは、ブラッシュネイビー、フォグホワイト、フォレストブラックの3色展開です。
今回レビューしているのは、「フォレストブラック」。背面には再生プラスチック素材を採用、表面はサラサラとしたマット仕上げになっています。ちなみに、ホコリや指紋は目立ちやすいです。
なお、IP68防水防塵&耐衝撃に加え、泡ハンドソープでの丸洗い、アルコール除菌シートなどにも対応しています。
側面フレームには、再生アルミニウム素材を採用。こちらもマット仕上げで、上質な質感です。
arrows Nは、モノラルスピーカーを搭載。音については、後述します。
SIMスロットの開閉に、SIMピンは不要。ちなみに、nanoSIM+eSIMのデュアルSIM仕様で、microSDカード(※最大1TBまで)にも対応しています。
arrows Nの本体サイズ(高さ×幅×厚さ)は約155mm×約72mm×約8.6mm、重さは約171g。6.1インチのiPhoneと一緒に並べるとサイズ感は、上記のようになります。
背面両サイドは緩やかなラウンド加工、側面は丸みを帯びているため、とても握りやすく扱いやすい印象です。横幅も絶妙で、サイズ感・重さも含め使いやすいと感じました。
ちなみに、片手操作については”ある程度はできる印象”。僕の手だとキーボード片手打ちは問題なく、上部にあるボタンなどは持ち替えが必要でした。
このあたりは個人差もあると思うので、店頭にある実機などでサイズ感をチェックしつつ選んでいくのをおすすめします。
arrows Nのスペック性能をレビュー
arrows Nのスペック性能を表にまとめつつ、ベンチマークを計測してレビューしていきます。
arrows Nのスペック表
arrows Nのスペック・性能以下にまとめてみました。(※参照:FCNT公式製品ページ)
スペック | arrows N |
---|---|
メーカー | FCNT |
型番 | ドコモ:F-51C |
発売日 | 2023年2月10日 |
OS | Android 12(初期OS) |
CPU(SoC) | Snapdragon 695 5G |
RAM | 8GB |
ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSDカード対応(最大1TBまで) |
本体サイズ | 約155×72×8.6mm |
重量 | 約171g |
画面サイズ | 約6.24インチ |
ディスプレイ解像度 | 2400×1080(FHD+) |
画面の種類 | 有機EL |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
バッテリー | 4,600mAh |
背面カメラ | デュアルカメラ 約5030万画素(広角) 約810万画素(超広角) |
前面カメラ | シングルカメラ 約1240万画素 |
防水/防塵 | IP68 |
耐衝撃 | ◯ |
ワンセグ/フルセグ | × |
緊急速報 | ◯ |
指紋認証 | ◯ |
顔認証 | ◯ |
おサイフケータイ | ◯ |
イヤホンジャック | × |
ワイヤレス充電 | × |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.1 |
スピーカー | モノラルスピーカー |
充電端子 | Type-C |
カラー | ブラッシュネイビー フォグホワイト フォレストブラック |
arrows Nのベンチマークスコア
arrows Nのベンチマークスコアを検証しました。参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark」の測定結果を、下記に記載しておきます。
Snapdragon 695 5G搭載「arrows N」のAntutu Benchmarkスコアは「403270点(※検証時のMAXスコア)」。計測中、本体温度は最大33.7度でした。
快適
普通
もたつきを感じる
動作が重い
Chrome | 快適 |
---|---|
Googleマップ | 普通 |
普通 | |
YouTube | 快適 |
肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め、120Hz適用なら快適に動きます。
リフレッシュレート60Hz時は全体的にもっさりとした動作となるため、120Hzを適用して使うのがおすすめです。
一般的な電話、メール、ウェブ検索などは問題なし、TwitterなどのSNSも思ったよりストレスなく利用可能でした。
arrows Nで利用できる設定・便利機能
arrows Nで利用できるおすすめ設定・便利機能を以下にまとめました。(※機能を一部ピックアップしています。)
機能 | 対応有無&詳細 |
---|---|
テザリング機能 | ○ |
手袋タッチ | ○ (※手袋をしていても操作できる機能) |
Dolby Atmos | ○ (※グラフィックイコライザー機能にも対応) |
片手モード | ○ (※手袋をしていても操作できる機能) |
画面をダブルタップでスリープ解除 | × |
アプリダブルロック | ○ (※指定したアプリを起動する際に「指紋」+「顔」をダブルで認証しないと開かないようにする機能) |
アプリピン止め | ○ (※誰かにスマホを渡した時に見られたくないものが起動しないように、表示やアプリを固定できる機能) |
シンプルモード | ○ (※かんたんモードです。シンプルホームやはっきり文字などが一括で有効になります。) |
スライドイン機能 | ○ (※画面端から指でスライドしてショートカットメニューを呼び出せる機能) |
FASTフィンガーランチャー | ○ (※ロック解除と同時に指定した4つのアプリから選択してそのまま起動できる機能) |
FASTウォレット | ○ |
FAST Appドライブ | ○ (※指定したアプリを通常よりも早く起動させることができる機能) |
FASTシェア | ○ (※スマホ同士をWi-Fi接続して写真などを直接送れる機能) |
プライバシーモード | ○ (※指定アプリの表示/非表示、通知・着信のオンオフができる機能) |
ゲームゾーン | ○ (※ゲーム時の通知オフやリフレッシュレートの変更などが可能) |
緊急時ブザー | ○ |
迷惑電話対策機能 | ○ (※電話帳未登録の相手から電話は録音することをガイダンスで伝え、そのまま録音可能な機能) |
ジュニアモード設定 | ○ |
バッテリーモニター | ○ (※バッテリー充電能力の状況確認と将来の予測ができる) |
電池長持ち充電 | ○ (※約85%で充電を停止させ、バッテリーの劣化を抑えられる機能) |
FMラジオ | ○ (※利用するにはUSB Type-C用ヘッドホンアナログ式が必須) |
arrows Nは、バッテリーの劣化を抑えられる「電池長持ち充電」や指定アプリの表示/非表示、通知・着信のオンオフができる「プライバシーモード」機能などにも対応しています。
arrows Nのゲーム・アプリ動作をチェック
arrows Nでゲームやアプリの動作を確認します。
快適
普通
動くがカクつき・重さを感じる
重い
ガクガク
それでは、早速「arrows N」を使い実際に試していきます。
arrows Nでモンストの動作チェック
arrows Nでモンストの動作チェックをしていきます。結果は、”快適”。
モンスターストライクは、比較的軽いゲームアプリです。一通り試しましたが、問題なく遊ぶことができました。
arrows NでポケモンGOの動作チェック
arrows NでポケモンGOの動作チェックをしていきます。結果は、”普通”。
ポケモン出現時やアイテム回収、オンライン対戦なども含め、問題なく遊べます。極端なカクつきや重くなることもなかったです。
ちなみに、GPS感度は問題ありませんでした。
arrows NでPUBGモバイルの動作チェック
arrows Nで、PUBGモバイルの動作を確認していきます。結果は、”普通”。
グラフィックは「HD」で「高」まで選択でき、「スムーズ」は「ウルトラ」まで選ぶことができます。
動作については、極端なカクつきもなく遊べる印象。チーム戦なども試しましたが、暇つぶし程度なら全く問題ないでしょう。
ちなみに、デフォルト設定で30分遊ぶとバッテリーは約7%減、ゲーム終了後の本体温度は29度でした。
arrows Nで原神の動作チェック
arrows Nで原神の動作チェックをしていきます。結果は、”普通”。
デフォルトの画質は「低」、フレームレートは「30」。動作については、想像以上にしっかり遊べる印象です。
最高画質+60fps設定で技を重ねると重さやカクつきを感じますが、スナドラ695搭載機の中ではトップクラスの安定感でした。
ちなみに、デフォルト設定で30分遊ぶとバッテリーは約9%減、ゲーム終了後の本体温度は36.6度でした。
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arrows Nで使える通信キャリアをチェック
arrows Nで使える通信キャリアをチェックしておきましょう。
機種名 | arrows N |
---|---|
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4Gバンド:B1/B3/B5/B12/B19/B21/B39/B42 |
5Gバンド:n28/n78/n79 |
arrows Nのバンドはドコモ回線に最適化されているため、他社での利用には不向きです。
独自テストでは通信自体は可能でしたが、一部キャリアでは通話ができないこともありました。
エリアによっては電波の入りも絶望的な場合もあるため、他社のSIMカードにて利用したいユーザーは注意しましょう。
なお、独自に検証した利用可能キャリアは下記のとおりとなっています。(※一部主要キャリアのみ記載、各社4G通信でのみ検証)
キャリア | 利用可否 |
ドコモ | 通話○ データ通信○ |
au | 通話○ データ通信○ |
ソフトバンク | 通話× データ通信○ |
楽天モバイル | 通話○ データ通信○ |
ahamo(アハモ) | 通話○ データ通信○ |
他社回線利用時は、基本的にAPNの設定が必須です。ちなみに、ahamoは通話・通信ともに安定して利用できました。
▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!
バンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
Band1 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band3 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
Band8 | ⭕ | |||
Band11 | ⭕ | ⭕ | ||
Band 18/26 | ⭕ | ⭕ | ||
Band19/26 | ⭕ | |||
Band21 | ⭕ | |||
Band28 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band41 | ⭕ | ⭕ | ||
Band42 | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
5Gバンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
n77(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
n78(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ||
n79(Sub6) | ⭕ | |||
n257(ミリ波) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19/26。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。auで使うなら、Band 1 / Band 18/26は抑えておきましょう。
ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルで利用するなら、Band 3 / Band 18に対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。
arrows Nのカメラをレビュー
arrows Nのカメラをレビューしていきます。
良い
普通
あまり良くない
悪い
カメラ性能の評価は、以下のとおりです。
静止画 | 普通 |
---|---|
動画 | 普通 |
それでは、カメラ仕様・作例などをより詳しくチェックしていきます。
arrows Nのカメラ・動画撮影性能をチェック
arrows Nは、デュアルカメラを搭載しています。
5030万画素 (OminiVision ov50a40) | 広角 / F値1.88 |
810万画素 | 超広角 / F値2.2 |
アウトカメラには、5030万画素の広角レンズ(F値1.88)、810万画素の超広角レンズ(F値2.2)を備えています。
インカメラの仕様は以下のとおり。
1240万画素 | 標準 / F値2.24 |
インカメラは、1240万画素の標準レンズ(F値2.24)のシングルカメラ仕様です。
アウトカメラの動画撮影性能は、以下にまとめました。
8K 撮影 | 非対応 |
4K 撮影 | 非対応 |
1080p撮影 | 30fps |
スローモーション撮影 | 対応 |
動画については、1080p/30fpsまで撮影可能。試してみましたが、”思ったよりも撮れる”印象です。
手ブレ補正がしっかりしていて、動きながらの撮影でもなめらかに撮影できていました。スナドラ695搭載機の中では、優秀な動画性能です。
冒頭のレビュー動画内で実際に撮影したものを公開しているので、気になる方はチェックしてみてください。
arrows Nのカメラで撮影した作例
今回は、僕がarrows Nのカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。
※タップして拡大出来ます。
日中
▼広角で撮影
広角は、明るく綺麗に撮れます。色味も自然で、違和感のない仕上がりがとても良いです。
稀にピントが合わず、ぼやっとした写真になることがありました。
特に、風景などの写真が迷いやすい印象。念の為、撮ったあとに確認しておくと良いかもしれません。
▼超広角で撮影
超広角を使えば、広大な風景などを一枚の写真に収めることができます。
光量がある場面であれば、明るく撮影可能です。
ただし、広角に比べ解像感が劣り、ノイズも出やすい印象。また、色味もやや濃い目に仕上がるのも惜しいです。
▼2倍ズームで撮影
2倍ズームでも綺麗に撮れていて、スマホで確認する程度であれば全く問題ないでしょう。
ただ、ワンタップで2倍ズームに切り替えができず、使いにくさがありました。
▼最大8倍デジタルズームで撮影
デジタルズームは、最大8倍まで利用可能。最大倍率は流石に画質が粗く、おまけ程度と考えておきましょう。
その他
▼その他
センサーサイズが大きくなった影響で、綺麗な玉ボケを出せるのはとても良いです。
夜景・暗所
▼広角で撮影(AIオン)
▼広角で撮影(AIオフ)
▼広角で撮影(ナイトモード)
暗所・夜景撮影については、”明るく撮れるが、解像感は惜しい”印象。光量が極端に足りない場面でのオート撮影では、暗くイマイチです。
ナイトモードを使うことで、より明るく鮮明に撮影可能。ただ、解像感は粗く、ノイズも出やすいです。
また、暗所だと日中よりもピントが合いにくく、写真撮影後の処理に時間がかかるのも惜しいと感じました。
このあたりは、どこまでの性能を求めているのかを考えつつ選んでいきましょう。
arrows Nのバッテリー持ちをチェック
arrows Nのバッテリー性能を確認していきます。
良い (16時間で残量40%-59%)
普通 (16時間で残量30%-39%)
あまり良くない (16時間で残量20%-29%)
悪い(16時間で残量10%-19%)
とても悪い (16時間で残量0%-9%)
バッテリー持ちについては、”良い”です。
機内モードオンで、Wi-Fiのみオンにした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)
機種名 | 0時間経過 | 1時間経過 | 2時間経過 | 3時間経過 |
---|---|---|---|---|
arrows N | 100% | 96% | 91% | 87% |
AQUOS sense7 | 100% | 97% | 93% | 90% |
Google Pixel 6a | 100% | 99% | 94% | 89% |
iPhone SE 第3世代 | 100% | 97% | 89% | 81% |
単純にYouTube動画を流すだけのテストでは、持ちは”普通”な印象。じっくり検証した結果は、以下のとおりです。
ネット検索やSNS、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを検証しつつ利用した結果、16時間後のバッテリー残量は49%。僕の使い方なら1日は余裕、2日目も充電なしで利用できるレベルの持ち具合でした。
もちろん利用環境や使い方によっても変わってきますが、電話やメール、ネット検索などを中心に使うライトユーザーの方であれば、少なくとも1日は安心して利用できるでしょう。
arrows Nの指紋・顔認証をチェック
arrows Nは、指紋認証・顔認証どちらにも対応しています。
早速、側面電源ボタン一体型指紋認証を試してみました。
精度良し、認証スピードは普通。ちなみに、画面オフのままでも指紋認証は利用できます。
画面オフからロック解除→ホーム画面までの移行がワンテンポ遅いものの、日常使いで困ることはない印象です。
次に、顔認証を試していきましょう。精度は普通、認証速度はやや遅い印象です。(※メガネをかけたまま、マスクしたままでも認証OK)
顔認証は指紋認証に比べ、ロック解除に時間がかかります。そのため、メインは指紋認証、サブで顔認証といったように組み合わせて使っていきましょう。
新たに「アプリダブルロック」にも対応。アプリ起動時には、顔+指紋認証をしないと起動しないようにできる機能です。
「アプリダブルロック」の認証は、併用しながらでもかなりスムーズに解除できます。ぜひ一度試してみてくださいね!
arrows Nのスピーカー(音質)をチェック
arrows Nは、モノラルスピーカーを搭載。早速、音質などを確認していきます。
良い
普通
あまり良くない
悪い
肝心の音については、”普通”な印象です。(※Dolby Atmosをオン時の評価)
▼arrows Nのモノラルスピーカーの音はこちら!
フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.
実際に様々な”音”をarrows Nから出して検証してみました。Dolby Atmosオフ時の音は、正直イマイチです。
ただ、オンにするとモノラルスピーカーとしては普通ぐらいの音になります。グラフィックイコライザーにて調整も可能なので、ある程度自分好みの音に近づけることが可能でした。
とはいえ、モノラルスピーカーのため音の広がりや迫力も感じにくいので、高音質かつ臨場感あるスピーカーを求めているユーザーには不向きでしょう。
ちなみに、イヤホンジャックは非搭載。普段から有線イヤホンを使っているユーザーは、変換アダプタなどを事前に準備しておきましょう。
・SBC:○
・AAC:○
・aptX:○
・aptX HD: ×
・LDAC:○
・aptX Adaptive:×
※実際にワイヤレスイヤホンを使い検証(ーは未検証)
ちなみに、対応しているBluetoothコーデックは上記のとおりです。実機検証したところ、「aptX Adaptive」や「LDAC」にも対応でした。
arrows Nのメリット(良いところ)
arrows Nを実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。
ココがメリット(良い点) |
---|
純国産スマホ!企画・設計から製造など全て国内! リサイクル素材採用ながら上質なデザイン!重さ&サイズ感も◎ 高品質なディスプレイ(有機EL)!鮮やかで色味良し! リフレッシュレート最大120Hz対応!なめらか表示が素敵! 想像以上に動作は快適!スナドラ695搭載機ではトップクラス! バッテリー持ちが良い!一日は余裕で使える安心感! 異常な発熱なし!ほんのり温かくなる程度で安定している! 自然な色味で撮れる広角カメラ!ボケ感も手軽に出せて良い! 指紋・顔認証どちらにも対応!マスクしたままでもOK! 泡ハンドソープで丸洗いOK&除菌シートで拭いても良い! 最大3回までのOSアップデート保証!長く使える! microSDカードにも対応している! IP68防水防塵やおサイフケータイに対応! 耐衝撃対応!MIL規格23項目に準拠で安心! 便利機能が豊富!誰でも安心して使えるスマホ! 迷惑電話対策機能に対応!通話録音も可能! スマホ初心者にも最適!かんたんモード搭載! プライバシーモードにも対応!アプリや通知を隠せる! SIMカードを差し替えても再起動しない |
以上が、arrows Nを使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
リサイクル素材採用ながら上質なデザイン!重さ&サイズ感も◎!
arrows Nは、再生プラスチックや再生アルミニウムなどのリサイクル素材を多く使用。電気・電子部品を除いた部品総重量に対するリサイクル素材の割合は約67%と環境に配慮されたスマホです。
現時点で、海外メーカーを含めてここまで環境に配慮されたスマートフォンは他にはありません。しかも、純国産です。
リサイクル素材を採用するとチープになりやすいですが、質感も見事。こだわりを感じる洗練されたデザインに仕上がっています。
また、サイズ感・重さも絶妙で、手にとった時のフィット感もあり、日常的に使いやすい一台でした。
想像以上に動作は快適!スナドラ695搭載機ではトップクラス!
電話やメール、ネット検索、SNSなどを中心に利用してみましたが、arrows Nで困ることはなく、快適に使うことができました。
流石に、原神のような重い3Dゲームではパワー不足を感じるものの、遊ぶこと自体は全く問題ありませんでした。正直、想像以上に快適です。(※スナドラ695搭載機の中では、トップクラス)
常時快適に使えるハイスペック性能を求めないのであれば、arrows Nを選んでも全く問題ないでしょう。
バッテリー持ちが良い!一日は余裕で使える安心感!
arrows Nは、リフレッシュレート120Hzをオンのまま利用しても安心なバッテリー持ちでした。
実際にじっくり検証を兼ねて使っても16時間経過時点でバッテリー残量は、約半分残っていました。僕の使い方なら、約2日は持つ印象です。
少なくともSNSやネット検索などを中心に使うライトユーザーの方なら、1日は全く問題ないでしょう。
また、省電力性能だけではなく、発熱も控えめ。負荷がかかるシーンでも異常な熱さになることはなく、とても安定していました。
arrows Nのデメリット(悪いところ)
arrows Nを実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。
ココがデメリット(悪い点) |
---|
背面に指紋が付きやすい スナドラ700番台シリーズではない!随所にパワー不足を感じる カメラUIやソフトウェア周りが惜しい! 4Kや1080p/60fpsの動画撮影には非対応 顔認証の使い勝手がイマイチ!ワンテンポ遅い認証! ステレオスピーカーではなくモノラルなのが残念すぎる ワイヤレス充電に対応していない イヤホンジャックは残念ながら非搭載 ドコモ専売が残念!対応バンドも物足りない! 本体価格が高すぎる!コスパは良くない |
以上が、arrows Nを使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
カメラUIやソフトウェア周りが惜しい!
静止画、動画共にそこそこ撮れるarrows Nですが、カメラUIやソフトウェア周りがまだまだ甘い印象です。
写真と動画、広角と超広角の切り替えを片手で操作しにくい位置にボタンが配置されていたり、ワンタップで2倍ズームへ移行できなかったりと使いづらさを感じました。(※AF時の音の大きさも気になります。)
また、暗所にてピントが合いにくかったり、SuperNightShotモードだと処理に時間がかかったり、Photoshop Expressモードが固まってしまったりとソフトウェア周りがイマイチでした。
このあたりは、今後のアプデによる修正を期待したいです。
本体価格が高すぎる!コスパは良くない!
arrows Nの本体価格は、98,780円。環境配慮へのこだわりや国内製造など、様々な要因が重なり価格が高いです。ドコモのお返しプログラムを利用すればお得に買えるものの、それでも高すぎます。
現状、10万円となると他社のハイエンドモデルも選択肢に入ってくるため、arrows Nの価格と性能のバランスを考えると正直”厳しい”と言わざるを得ないでしょう。
とはいえ、価格以外の完成度は高く、安心の国産スマホのため、キャンペーン等で安く手に入るなら幅広いユーザーにとてもおすすめできる一台です。
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arrows Nの口コミ・評判をチェック
arrows Nの口コミ・評判を以下に集めてみました。
arrows Nの評価まとめ
スマホに”ちょうど良いサイズ感&軽さ”と”日常使いで困らない動作”、”安心の日本製で長く使えるモデル”を求めている方には、arrows Nがおすすめです。
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★★☆ |
基本動作(快適さ) | ★★★★☆ |
ゲーム性能 | ★★★☆☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★☆ |
スピーカー | ★★★☆☆ |
カメラ | ★★★☆☆ |
arrows Nは、扱いやすいサイズ感・重さ、想像以上に快適な動作、豊富なオリジナル機能が魅力的な一台でした。
注目すべきは、リサイクル素材を多く使用した環境配慮の本体デザイン。できる限り内部のパーツまで、一から作り耐久性まで評価したこだわりは素晴らしく、リサイクル素材を感じさせないデザインの質感も見事です。
もちろん、それ以外にも自然な色味で撮れる広角カメラ、安定したバッテリー持ち、安心のIP68防水防塵や耐衝撃仕様、最大3回までのOSアップデート保証なども素敵でした。
一方で、やはり”価格”だけは残念です。10万円あれば高性能モデルも選択肢に入ってくるため、価格と性能のバランスを考えると”arrows Nは正直厳しい”と言わざるを得ないでしょう。
とはいえ、価格以外の完成度は高く、安心の日本製かつ全部入り仕様は間違いなく魅力的です。
キャンペーン等で安く手に入るなら個人的にはガラケーからの乗り換えや、初めてのスマホにもオススメできる一台となっています。
もちろん、自分が求めている仕様は何かを考えつつ、自分に合ったスマホを選んでいくことが大事です。その際に、ぜひarrows Nも一度チェックしてみてください!
arrows Nの価格とお得に買う方法
arrows Nの販売価格は以下のとおりです。
価格 | |
---|---|
ドコモ | 98,780円 |
arrows Nの本体価格は、上記のとおり。できるだけ安く買うなら、ドコモのお返しプログラムなどを活用していくのがおすすめです。
どうせ買うなら、利用できるものはフル活用しつつ安く購入していきましょう。ぜひ、一度チェックしてみてください!
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