Galaxy Z Fold3 5Gの実機レビュー!どうも、ちえほんです。TwitterとYouTubeもやってます。
サムスン製の折りたたみ5Gスマホ「Galaxy Z Fold3 5G(ギャラクシーゼットフォールドスリーファイブジー)」。開けば約7.6インチのタブレット、折りたためば約6.2インチのスマートフォンになる一台です。
シリーズ初となるSペンやIPX8防水に加え、国内モデルはおサイフケータイにも対応しました。今回はそんな「Galaxy Z Fold3 5G」を購入したので、実際に使って感じた良いところ、悪いところについて、すべて正直にお伝えしていきます。
▼YouTube動画でもGalaxy Z Fold3 5Gの実機レビューをしているので、合わせてチェックしてみてね!
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★★☆ |
ゲーム性能 | ★★★★★ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★☆☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★☆ |
本記事では、Galaxy Z Fold3 5Gを外観・デザイン、カメラ、スペック性能やゲーム・アプリ動作、指紋・顔認証の快適さ、バッテリー持ち、スピーカーの音質、使って感じたメリット・デメリット(良いところ、悪いところ)、口コミ・評判などを含め使用感レビューしつつ評価します。
Galaxy Z Fold3 5Gの外観・デザインをレビュー
Galaxy Z Fold3 5Gの外観・デザインをレビューしていきます。
海外版のパッケージデザインは上記のとおりです。外箱中央には大きく「Z」と文字、下部に製品名も刻まれています。。
付属品は、Galaxy Z Fold3 5G本体、USBケーブル、SIMピン、説明書です。保護フィルムはメイン、カバーともに貼付け済み。ケースやACアダプタは付属していないので、事前に十分しておきましょう。
ディスプレイサイズは内側が約7.6インチ(有機EL)、外側は約6.2インチ(有機EL)。それぞれ解像度は2208×1768(QXGA+)、解像度は2268×832(HD+)となっています。ちなみに、どちらのディスプレイもなめらかスクロール表示等が可能なリフレッシュレート最大120Hz駆動です。
内側ディスプレイには画面下インカメラを初採用。しかし、全く目立たないわけではなく、黒表示以外で目立ちにくくなっただけという印象です。このあたりは、次期モデルなどで更に改良の余地があるのかなと思いました。
折り目については、従来モデルから大きな変化はなし。画面オフ時や光が当たると目立ちますが、正直慣れてくるとあまり気にならなくなってきます。ちなみに、今回貼られている初期フィルムは過去最高に使いやすく、指すべりも素晴らしいです。
外側ディスプレイは、中央上部にインカメラを搭載。画面サイズは6.2インチと大画面ではあるものの、縦長アスペクト比採用の影響かやや横幅が狭く感じました。
続いて、ヒンジ部をチェックしていきましょう。ディスプレイを折りたたむとわずかに隙間できる状態になります。よっぽど大丈夫だとは思いますが、間に薄いモノが挟まりこまないように注意しましょう。
ちなみに、ヒンジ部には海外版は「SAMSUNG」、国内版は「Galaxy」と刻まれています。
また、引き続きヒンジ部分は自由な角度調節が可能。上部の画面YouTubeを表示しながら、下部の画面でコメントを打ったりできる「フレックスモード」にも対応しています。
背面デザインは、左上に「トリプルカメラ」、それ以外はロゴなどもなくシンプルにまとまっています。(※国内版はフェリカマークやキャリアロゴがある)ちなみに、カメラの出っ張りはSIMカード約3枚分程度でした。
Galaxy Z Fold3 5Gのカラーは、ファントムブラック、ファントムグリーン、ファントムシルバー(※国内未投入)の合計3色展開。
今回レビューしているのは、上品で重厚感ある「ファントムブラック」。背面はガラス素材を採用、表面サラサラなマット仕上げです。ちなみに、指紋も付きにくくなっています。(※側面アルミ製のフレーム部は汚れが目立ちやすい)
SIMピンが必要なタイプのSIMスロットを採用。ちなみに、外部ストレージには非対応です。
Galaxy Z Fold3 5Gはステレオスピーカー搭載です。音については、後述。
Galaxy Z Fold3 5Gの本体サイズは、閉時158x67x16.0mm-14.4mm、開時158x128x9.0mm-6.4mm、重さは約272g。6.1インチのiPhone 12と一緒に並べるとサイズ感は上記のようになります。
Z Fold2から約10gほど軽量化+デザイン設計の影響なのか、数値以上に持った感じ軽くなった印象。数値的にはほんの少しの差ですが、これだけでも買い替えたいレベルです。(※持って開いてが楽になった気がします。)
片手操作については、開閉問わず厳しい印象でした。閉じた状態でもボタンが上部にある場合は、持ち直し必須。このあたりは個人差もあると思うので、可能であれば実機で確認しておくのがおすすめです。
Galaxy Z Fold3 5Gのスペック性能をレビュー
Galaxy Z Fold3 5Gのスペック性能を表やベンチマーク計測してレビューしていきます。
Galaxy Z Fold3 5Gのスペック表
Galaxy Z Fold3 5Gのスペック・性能以下にまとめてみました。(※参照:サムスン公式製品ページ)
スペック | Galaxy Z Fold3 5G |
---|---|
メーカー | サムスン |
型番 | ドコモ:SC-55B au:SCG11 香港版:SM-F9260 |
発売日 | 国内:2021年10月以降 海外:2021年9月 |
OS | Android 11(初期OS) |
CPU | Snapdragon 888 |
RAM | 12GB |
ストレージ | 256GB |
外部ストレージ | 非対応 |
本体サイズ | 閉時:158x67x16.0mm-14.4mm 開時:158x128x9.0mm-6.4mm |
重量 | 約272g |
画面サイズ | メイン:約7.6インチ カバー:約6.2インチ |
ディスプレイ解像度 | メイン:2208×1768(QXGA+) カバー:2268×832(HD+) |
液晶の種類 | メイン:有機EL カバー:有機EL |
リフレッシュレート | メイン:最大120Hz カバー:最大120Hz |
バッテリー | 4400mAh |
背面カメラ | トリプルカメラ 1200万画素(広角) 1200万画素(超広角) 1200万画素(望遠) |
前面カメラ | シングルカメラ 400万画素(標準) |
カバーカメラ | シングルカメラ 1000万画素(標準) |
防水/防塵 | ◯IPX8 / × |
ワンセグ/フルセグ | × |
緊急速報 | ◯ |
指紋認証 | ◯ |
顔認証 | ◯ |
おサイフケータイ | ◯ |
イヤホンジャック | × |
ワイヤレス充電 | ◯ |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 |
スピーカー | ステレオスピーカー |
充電端子 | Type-C |
カラー | ファントムブラック ファントムグリーン ファントムシルバー(※国内未投入) |
Galaxy Z Fold3 5Gのベンチマークスコア
Galaxy Z Fold3 5Gのベンチマークスコアを検証しました。参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark」の測定結果を下記に記載しておきます。
Snapdragon 888搭載「Galaxy Z Fold3 5G」のAntutu Benchmarkスコアは「724210点(※検証時のMAXスコア)」。計測中、本体温度は最大39.2度と比較的発熱を抑えられている印象です。
肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め超快適です。
一般的な電話、メール、ウェブブラウジングなどを中心に利用するライトユーザーだけでなく、ゲームメインに楽しんでいきたい人でも全く問題ない一台となっています。
Galaxy Z Fold3 5GはSペン対応!書き心地をチェック
Galaxy Z Fold3 5Gは、折りたたみスマホシリーズ初のSペン対応モデルです。(※過去のSペンは利用できないので注意)
今回は、SペンがセットになったFlip Cover with Penを購入。Sペンの書き心地を試していきたいと思います。(※国内モデルは、期間内に購入して応募することで必ずもらえます。詳しくは、コチラ)
Flip Cover with Penは、ケース背面にSペンを収納するホルダー搭載。ホルダーのみ取り外しも可能なスグレモノです。
Galaxy Z Fold3 5Gに装着すると、上記のようになります。本体を開くと、横にカバーが飛び出すのでやや惜しい感じです。(※少し押して飛び出ないように使うのがおすすめ)あと、カバーディスプレイは覆われるので好みは分かれるかもしれません。
それでは、早速付属している「Sペン Fold Edition」を試しました。
「Sペン Fold Edition」にもエアコマンドなどを呼び出せる便利なボタンは搭載されています。
専用Sペンとはいえ、書き込むときに画面へ力が加わるため、ディスプレイ強度を心配していましたが全く問題ありませんでした。
タブレットのような大画面に書き込めるので、凄く快適。しかも、中央の折り目部分も違和感なく書けるのにも驚きました。ちなみに、画面下インカメラ部分もディスプレイなので、書き込むことはできます。
Apple Pencil2よりも遅延はあるようですが、正直僕は全く気にならなかったです。Sペンを本体へ収納できないのは惜しいですが、Galaxy Z Fold3 5Gのディスプレイに不安なく書き込めるのは最高でした。
Galaxy Z Fold3 5Gのゲーム・アプリ動作をチェック
Galaxy Z Fold3 5Gでゲームやアプリの動作を確認します。
快適に遊べる
普通に遊べる
ある程度遊べる(※設定次第)
動作困難
それでは、早速「Galaxy Z Fold3 5G」を使い実際に試していきます。
Galaxy Z Fold3 5Gでモンストの動作チェック
Galaxy Z Fold3 5Gでモンストの動作チェックをしていきます。結果は、”とても快適に遊べる”。
一通り試しましたが、全く問題なく楽しめます。ちなみに、画面分割・ポップアップ表示どちらも強制的になら可能。しかし、表示崩れなどは起こりますが上手くやれば遊べます。
Galaxy Z Fold3 5GでポケモンGOの動作チェック
Galaxy Z Fold3 5GでポケモンGOの動作チェックをしていきます。結果は、”快適に遊べる”。
ポケモンGOは重い3Dゲームですが、ポケモン出現時や戦闘など含め問題ありませんでした。メインディスプレイでは大画面で楽しめるので、最高です。
ちなみに、GPS感度も全く問題ありません。画面分割およびポップアップ表示に対応しているので、別のアプリ(YouTubeなど)を開きながらゲームを楽しめます。
Galaxy Z Fold3 5GでPUBGモバイルの動作チェック
Galaxy Z Fold3 5Gで、PUBGモバイルの動作を確認していきます。結果は、”快適に遊べる”。
グラフィックは、「FHD」で「ウルトラ」まで選択でき、「スムーズ」は「極限」まで選ぶことができます。
動作については、ストレスなく楽しめます。開けばタブレットのような大画面でプレイできるのも魅力的でした。長時間プレイ時は、流石に本体発熱があります。特に、カメラ付近が熱を持ちやすい印象でした。
こちらも画面分割・ポップアップ表示どちらも強制的になら可能。しかし、画面比率によっては表示崩れなどが起きるので、注意が必要です。
Galaxy Z Fold3 5Gで使える通信キャリアをチェック
Galaxy Z Fold3 5Gで使える通信キャリアをチェックしておきましょう。
機種名 | Galaxy Z Fold3 5G (ドコモ版) |
---|---|
対応バンド | 4G:B1/3/4/5/7/12/13/19/21/28/38/39/40/41/42 5G:n78/79/257 (※公式にあるものだけ記載) |
機種名 | Galaxy Z Fold3 5G (au版) |
対応バンド | 4G:B1/3/18/28/42 5G:n28/77/78/257 (※公式にあるものだけ記載) |
機種名 | Galaxy Z Fold3 5G (香港版) |
対応バンド | 4G:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/18/19 /20/25/26/28/34/38/39/40/41 5G:n1/5/41/78/79 |
Galaxy Z Fold3 5Gの対応バンドは上記のとおりです。
▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!
バンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
Band1 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band3 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
Band8 | ⭕ | |||
Band11 | ⭕ | ⭕ | ||
Band 18/26 | ⭕ | ⭕ | ||
Band19/26 | ⭕ | |||
Band21 | ⭕ | |||
Band28 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band41 | ⭕ | ⭕ | ||
Band42 | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19/26。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。auで使うなら、Band 1 / Band 18/26は抑えておきましょう。
ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルは、Band 3 / Band 18。パートナーエリアで利用したいならBand 18も必須です。
Galaxy Z Fold3 5Gのカメラをレビュー
Galaxy Z Fold3 5Gのカメラをレビューしていきます。
Galaxy Z Fold3 5Gのカメラ・動画撮影性能をチェック
Galaxy Z Fold3 5Gはトリプルカメラを搭載しています。カメラ構成を以下にまとめました。
1200万画素 | 広角レンズ / F値1.8 / OIS |
1200万画素 | 超広角レンズ / F値2.2 |
1200万画素 | 望遠レンズ / F値2.4 / OIS |
カメラ構成は、1200万画素の広角レンズ(F値1.8 / OIS)、1200万画素の超広角レンズ(F値2.2)、1200万画素の望遠レンズ(F値2.4 / OIS)です。
インカメラの仕様は以下のとおり。
400万画素 | 標準 / F値1.8 |
インカメラは、400万画素の標準レンズ(F値1.8)のシングルカメラ仕様。メインディスプレイの画面下に埋め込まれています。画質については、お世辞にも綺麗とは言えませんでした。
ただ、カバーディスプレイにもカメラを備えているので、自撮りについては問題なくカバー可能です。カバーカメラの仕様は以下のとおり。
1000万画素 | 標準 / F値2.2 |
アウトカメラの動画撮影性能は以下にまとめました。
8K 撮影 | 非対応 |
4K 撮影 | 30fps/60fps |
1080p撮影 | 30fps/60fps |
スローモーション撮影 | ○ |
スーパー手ブレ補正オンの場合は、1080pの30fpsまでです。通常の手ブレ補正であれば、1080p/60fps撮影は可能となっています。
Galaxy Z Fold3 5Gのカメラで撮影した作例
今回は、僕がGalaxy Z Fold3 5Gのカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。
※タップして拡大出来ます。
日中
▼広角で撮影
※たまたま綺麗に日輪が出ていますが、カメラ不具合ではないのでご安心ください。
▼左がAIオン、右がAIオフ
広角レンズは、ハッキリ明るく撮れます。Galaxyシリーズらしい色味で、見ている風景をより鮮やかに仕上げている印象です。AIオン・オフでも色味に違いが出るので、注意しましょう。
▼超広角で撮影
超広角レンズは、一度広範囲をサクッと一枚の写真に収めることが可能です。視野角は123°と広く、迫力ある広大な風景を撮りたい時などに役立ちます。広角との色味の差はあまりなく、十分明るく撮れていました。
▼望遠で撮影(光学2倍)
遠くの被写体にグッと寄って綺麗に撮れる望遠レンズは、使い勝手”良し”でした。光学2倍ズームは被写体をハッキリ捉え、解像感を落とさずに撮れます。明るさ、色味も問題ありません。
▼デジタルズーム最大10倍
デジタルズームは、最大10倍まで可能です。流石に解像感は粗めですが、記録用には十分でしょう。ちなみに、従来モデルから劇的に改善している感じもありませんでした。
接写・ポートレート・その他
▼接写
接写については凄く寄った撮影ができるわけではないですが、寄れるところまではしっかり綺麗に撮れます。接写撮影したい時は、望遠レンズ(光学2倍)を組み合わせるのもおすすめです。
▼ポートレート
ポートレート撮影については、被写体と背景の判別がやや甘い印象を受けました。しっかり狙った被写体を捉えた時のボケ感は良い感じなだけに、このあたりは改善に期待したいです。
夜景・暗所
▼広角で撮影
▼広角ナイトモードで撮影
暗所・夜景撮影については、しっかり撮れる印象です。難しいことを考えずに、オート撮影でも十分綺麗に撮れてしまいます。見ているよりも明るく撮れるので、このあたりは好みが分かれるかもしれません。
また、ナイトモードを利用することでさらに明るく撮影可能です。よく見ると、ノイズもオート撮影時より抑えられていました。光量が極端に少ない場面では、積極的にナイトモードを利用していきましょう。
Galaxy Z Fold3 5Gのバッテリー持ちをチェック
Galaxy Z Fold3 5Gのバッテリー持ちについては、”一日は持つけど、やや物足りない”という結果になりました。
機内モードオンで、Wi-Fiのみオンにした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)
機種名 | 0時間経過 | 1時間経過 | 2時間経過 | 3時間経過 |
---|---|---|---|---|
Galaxy Z Fold3 5G(内側) | 100% | 92% | 85% | 78% |
HUAWEI Mate X2(内側) | 100% | 97% | 89% | 81% |
Galaxy Z Fold2(内側) | 100% | 94% | 89% | 84% |
単純にYouTube動画を流すだけのテストではありますが、「Galaxy Z Fold3 5G」のバッテリー持ちは若干物足りない印象です。
じっくり検証した上記1日ではネット検索、SNS、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを検証しつつ利用して、就寝時に23%程度でした。SoCが影響しているのか、カバーディスプレイが高リフレッシュレートに対応した影響なのかは分かりませんが、少なくともZ Fold2よりも電池持ちは良くない印象です。
もちろん利用環境や使い方によっても変わってきますが、WebブラウジングやSNSなどを中心にライトな使い方をするのであれば一日は大丈夫。重い3Dゲームなどを長時間行うユーザーは物足りないと感じることもあるでしょう。利用用途を考えつつ、選んでみてください。
Galaxy Z Fold3 5Gの指紋・顔認証をチェック
Galaxy Z Fold3 5Gは、指紋認証・顔認証どちらにも対応しています。
早速、電源ボタン一体型側面指紋認証を試してみました。精度・認証スピードともに問題なし、ロック解除からホーム画面への移行もとてもスムーズです。
ちなみに、画面オフ状態からの触れるだけ認証にも対応しています。マスクをしていてもロック解除がスムーズに行えるのも魅力的ですね。
ただし、指が水で濡れていたり、汚れがある場合は上手く認証できないことがあったので注意しましょう。
次に、顔認証を試していきましょう。認証速度は高速、メガネをかけていても認証可能です。自宅では顔認証、出先で側面指紋認証など、組み合わせればより快適に使っていけます。
Galaxy Z Fold3 5Gのスピーカー(音質)をチェック
Galaxy Z Fold3 5Gは、ステレオスピーカーを搭載。肝心の音については、ハイエンドモデルに相応しい迫力あるサウンドを楽しめる仕上がりになっています。
▼Galaxy Z Fold3 5Gのステレオスピーカーの音はこちら!
フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.
実際に様々な”音”をGalaxy Z Fold3 5Gから出して検証してみましたが、高音低音の偏りも少ないので、様々な音を柔軟にこなしてくれるスピーカーです。とてもクリアな音で臨場感あるサウンドを楽しめるので、動画鑑賞やゲームにも最適でした。
欲を言えば、デュアルスピーカーなので持つ位置・向きによって音の聴こえ方が若干変わるのが惜しい。例えば、開いて縦持ちだとスピーカーがある方から強く音が聴こえるといった感じです。このあたりは、次期モデルでの改善に期待したいですね。
ちなみに、イヤホンジャックには非対応です。有線イヤホンを使いたい場合は、変換アダプタなどを上手く組み合わせて使っていきましょう。
Galaxy Z Fold3 5Gのメリット(良いところ)
Galaxy Z Fold3 5Gを実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。
ココがメリット(良い点) |
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一台でスマホ兼タブレットとして利用できる! メイン・カバーディスプレイともにリフレッシュレート120Hz駆動 従来モデルから約10g軽量化で使いやすさ向上! ゲームもできる不満のない動作レスポンス! 触れるだけで認証できる指紋認証が便利!顔認証にも対応 置くだけ充電や逆ワイヤレス充電も搭載 2つの画面でアプリをスムーズに行き来できるのが便利! 最大3つのアプリを同時に画面分割できる!優秀なDock機能も追加! ヒンジ部分が自由に角度調節できる!フレックスモードも利便性向上! ステレオスピーカー搭載!クリアな音を楽しめる! 初期フィルムが素晴らしい!ベタつかなくなった! Sペン対応!違和感なくしっかり書けるのが魅力! IPX8防水対応が素晴らしい!国内版はFeliCaも搭載! |
以上が、Galaxy Z Fold3 5Gを使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
従来モデルから約10g軽量化!日常的に使いやすくなった!
想像していたよりも変化があったのは、日常的に使いやすくなったことでした。従来モデルから約10g軽量化したことで、持って使うだけでも体感できるぐらい違いがあります。
また、ヒンジ部分が折りたたんだ時にほんの数mm小さくなったので、今までよりもカバーディスプレイが使いやすいです。
10gの軽量化と細かくデザインが見直されたことで、ちょうど良い使い心地を実現した折りたたみスマホになっていました。
画面分割とお気に入りのアプリを固定できるDock機能が優秀すぎる!
Galaxy Z Fold3 5Gの活用方法は、正直”無限大”すぎて全部を紹介するのは不可能レベルです。そのため、今回は僕自身最も愛用している画面分割とお気に入りのアプリを固定できるDock機能が優秀すぎるので、2つだけご紹介しておきます。
まずは、タブレットのような大画面を活かした画面分割機能。Galaxy Z Fold3 5Gを使うなら、ホントコレは真っ先に試してほしいです。ポケモンGOしながら、YouTube動画再生なんてことも余裕です。
次に、お気に入りのアプリを固定できるDock機能。これもめちゃくちゃ優秀です。(※アプデでZ Fold2でも利用OK)今まではエッジアプリを呼び出してアプリを起動や分割していましたが、常時アプリを画面上に固定表示させることができるようになりました。
メインディスプレイ利用時、いつもひと手間かかっていた分割表示やアプリ切り替えもより手軽にできます。細かい部分ではあるんですが、こういうかゆいところに手が届くのは素晴らしいですね。
IPX8防水&Sペン対応が素晴らしい!国内版はFeliCaも搭載!
Galaxy Z Fold3 5Gは、サムスンの折りたたみスマホシリーズとして初めてIPX8防水&Sペンに対応しました。
どうしても耐久性の面で不安がある折りたたみスマホですが、防水対応したことでこれまでよりも安心に利用可能です。また、Sペンに対応したことで大画面をより活かせるようになっています。正直、Noteシリーズよりも大画面なので書きやすさについては上です。
防水やSペン対応はもっと先の話だと思っていましたが、想像以上に技術が進化していて一ユーザーとしてはワクワクが止まりません。
さらに、国内版はおサイフケータイにも対応。電子決済も手軽に利用できるので、いよいよスマホとタブレットを一つにまとめることができるそんな一台です。
Galaxy Z Fold3 5Gのデメリット(悪いところ)
Galaxy Z Fold3 5Gを実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。
ココがデメリット(悪い点) |
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従来モデルよりも価格は下がったがまだまだ高価 メインカメラの大幅強化はなし! イヤホンジャックは非搭載 従来モデルよりもバッテリー持ちが悪くなった デュアルスピーカーなので持ち方によっても聴こえ方が変わる Sペンは内蔵ではない&カバーディスプレイには非対応 カバーディスプレイの横幅は相変わらず狭め 直射日光下でディスプレイが見にくくなる |
以上が、Galaxy Z Fold3 5Gを使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
カバーディスプレイの横幅は相変わらず狭め!
個人的に1番惜しいと感じているのが、カバーディスプレイの横幅です。
Galaxy Z Fold3 5Gは、タブレットライクな折りたたみスマホに仕上がっています。そのため、閉じた時にスマートフォンとして使うには、横幅が物足りない印象。特に、ネット検索時には若干見にくさを感じました。
このあたりは人によっても好みが分かれると思うので、可能であれば実機を手にとって使いやすさを確認しておくことをおすすめします。
従来モデルよりもバッテリー持ちが悪くなった
Galaxy Z Fold3 5Gは、今までよりも高性能になった代わりにバッテリー持ちは悪くなっています。
従来モデルであるZ Fold2よりもバッテリー減りは早い印象です。ゲームや動画鑑賞、カメラを長時間利用したい人など、用途次第ではバッテリー持ちがやや物足りないと感じる可能性があるので注意しておきましょう。とはいえ、軽いネット検索やSNSだけであれば普通に使えば一日は大丈夫です。
ちなみに、高性能SoC搭載や防水対応したことで発熱についても心配でしたが、多少熱は持ちやすいもののそこまで気になりませんでした。
Sペンは内蔵ではない&カバーディスプレイには非対応
Sペンに対応したGalaxy Z Fold3 5Gを使って、改めて感じたのは”ペンを本体に収納したい”ということです。現状、Sペンを持ち運ぶには別途ケースを装着して収納するか、そのまま持ち歩くかしないといけません。
使ってみると分かりますが、ケースに収納型では本体が重くなったり、見た目的にも残念になりがちです。Noteシリーズのようにいつでもどこでも本体から取り出せて収納できたら、もっと素晴らしい一台になると思いました。
ちなみに、Galaxy Z Fold3 5GのカバーディスプレイにはSペン非対応。画面オフ状態からカバーディスプレイでメモを取れたらなって思うシーンがたまたまあったので、このあたりも次期モデルに期待したいです。
Galaxy Z Fold3 5Gの口コミ・評判をチェック
Galaxy Z Fold3 5Gの口コミ・評判を以下に集めてみました。
Galaxy Z Fold3 5Gの評価まとめ
サムスンが手掛ける折りたたみスマホとしては、初めてIPX8防水&Sペンに対応した「Galaxy Z Fold3 5G」。国内モデルについては、待望のおサイフケータイにも対応した魅力的な一台です。
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★★☆ |
ゲーム性能 | ★★★★★ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★☆☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★☆ |
Galaxy Z Fold3 5Gは、これまでのように好きな人だけが手に取るべき”ロマン機”ではなく、”より現実的に誰でも使いやすい”折りたたみスマホになりつつあると確信した一台でした。
もちろん、まだ最大の課題でもある”価格”については、未解決です。現状は、誰にでもおすすめできる一台とはまだ言えないでしょう。しかし、仕様的にはこれまで以上に多くのユーザーに安心しておすすめしやすいモデルとなっています。
近未来的な”ワクワク体験”だけではなく、本来多くのユーザーが当たり前に求める”使いやすさと安心感”を兼ね揃えた唯一無二の折りたたみスマホ。Galaxy Z Fold3 5Gは、そんな一台でした。
もちろん、どんなスマホでも良いところ、悪いところは必ずあります。より自分に合った一台を選んでいきましょう。ぜひ、Galaxy Z Fold3 5Gも一度チェックしてみてください!
Galaxy Z Fold3 5Gの価格とお得に買う方法
Galaxy Z Fold3 5Gを買うならオンラインショップでの購入が圧倒的にお得です!販売価格は以下のとおりです。
Galaxy Z Fold3 5Gの販売価格(参考価格)
ドコモオンラインショップ : 237,600円(税込)→掲載終了
auオンラインショップ : 237,565円(税込)→掲載終了
Galaxy Z Fold3 5Gの販売価格は上記のとおりです。
どうせ買うなら、利用できるものはフル活用しつつ安く購入していきましょう。ぜひ、一度チェックしてみてください!