Xperia 10 IVの実機レビュー!どうも、ちえほんです。TwitterとYouTubeもやってます。
2022年5月11日に発表されたソニー製の低価格5Gモデル「Xperia 10 IV (エクスペリアテンマークフォー)」。見やすい約6.0インチ有機ELディスプレイ、CPUに「Snapdragon 695 5G」、シリーズ初の光学手振れ補正(OIS)に対応した広角レンズを含むトリプルカメラ搭載スマホです。
重さは161g、5,000mAh以上の大容量バッテリーを採用した5Gモデルの中で、世界最軽量を実現した一台。今回はそんな「Xperia 10 IV」をメーカー様(※商品貸出:ソニーマーケティング株式会社)にお借りして、実際に使って感じた良いところ、悪いところについて、すべて正直にお伝えしていきます。
▼YouTube動画でもXperia 10 IVの実機レビューをしているので、合わせてチェックしてみてね!
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★★ |
携帯性 | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★☆☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★★ |
スピーカー | ★★★☆☆ |
カメラ | ★★★☆☆ |
本記事では、Xperia 10 IVのデザイン、カメラの画質、スペック性能やゲーム・アプリ動作、指紋認証の快適さ、バッテリー持ち、スピーカーの音質、使って感じたメリット・デメリット(良いところ、悪いところ)、口コミ・評判などを含め使用感レビューしつつ評価します。
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Xperia 10 IVの外観・デザインをレビュー
Xperia 10 IVの外観・デザインをレビューしていきます。
ディスプレイサイズは約6.0インチ(有機EL)、解像度は2520×1080(FHD+)。発色・色味も問題なし、鮮やかで綺麗な画面です。
従来比で最大輝度は変わらないものの、通常時の明るさが向上。ちなみに、屋外の直射日光下ではやや見にくくなりますが、極端に使いにくくなるほどではありませんでした。
リフレッシュレートについては、60Hz駆動。高リフレッシュレートを一度でも体験したことがある方は、物足りなさを感じるかもしれません。
Xperia 10 IVはフラットなディスプレイを採用。上部には、インカメラを備えています。
上下に黒ベゼルを採用、Xperiaらしいデザインに仕上がっています。
背面には、左上に「トリプルカメラ」、中央に「SONY」ロゴ、下部に「Xperia」と刻まれています。(※キャリア毎にロゴの有無等が異なります)カメラの出っ張りは、SIMカード約1枚程度でした。
背面にはプラ素材を採用、表面はサラサラとしたマット仕上げになっています。ちなみに、指紋やホコリは目立ちにくい印象です。(※カラーによっても多少差があります)
Xperia 10 IVのカラーは、左からブラック、ホワイト、ラベンダー、ミントの4色展開です。
まずは、ラベンダー。ポップな可愛らしさもありつつ、深みを感じる色味に仕上がっています。
次に、ブラック。大人な雰囲気と上質さを感じられるカラーです。
続いて、ホワイト。低価格モデルとは思えない美しい仕上がりで、シンプルで統一感のある色味でした。
最後に、ミントです。4カラーの中で最も映えるカラーで、ポップで可愛く目立つ仕上がりになっています。
Xperia 10 IVの側面フレームは、丸みを帯びたラウンド形状ではなくフラットになっています。従来比で、よりスタイリッシュになった印象です。
従来モデルに採用されていた「Googleアシスタントキー」は、廃止されました。
SIMスロットについては、開閉にSIMピンがいらない仕様になっています。
Xperia 10 IVは、前面下部にモノラルスピーカーを搭載。音については、後述します。
Xperia 10 IVの本体サイズは、約153mmx67mmx8.3mm、重さは約161g。Xperiaシリーズを一緒に並べるとサイズ感は上記のようになります。
従来比でハッキリ分かるぐらい軽くなって、縦・横それぞれ1mmずつ小さくなっているので、持った時のバランスも素晴らしいです。
片手操作も今までよりもしやすくなった印象。ちなみに、僕の手だとキーボードは片手打ち可能で、上部にあるボタンもギリッギリ持ち替えず押せる感じでした。(※手の大きさ次第)
このあたりは個人差もあると思うので、レビュー動画などでサイズ感をチェックしつつ選んでいくのをおすすめします。
Xperia 10 IVのスペック性能をレビュー
Xperia 10 IVのスペック性能をレビューしていきます。
Xperia 10 IVのスペック表
Xperia 10 IVのスペック・性能以下にまとめてみました。(※参照:ソニー公式製品ページ)
スペック | Xperia 10 IV |
---|---|
メーカー | ソニー |
型番 | ドコモ:SO-52C au:SOG07 ソフトバンク:A202SO |
発売日 | 2022年7月8日から順次 |
OS | Android 12(初期OS) |
CPU | Snapdragon 695 5G |
RAM | 6GB |
ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSDカード最大1TBまで |
本体サイズ | 約153x67x8.3mm |
重量 | 約161g |
画面サイズ | 約6.0インチ |
ディスプレイ解像度 | 2520×1080(FHD+) |
画面の種類 | 有機ELディスプレイ |
リフレッシュレート | 60Hz |
バッテリー | 5000mAh |
背面カメラ | トリプルカメラ 約800万画素(超広角) 約1200万画素(広角) 約800万画素(望遠) |
前面カメラ | シングルカメラ 約800万画素 |
防水/防塵 | IP68 |
耐衝撃 | × |
ワンセグ/フルセグ | × |
緊急速報 | ◯ |
指紋認証 | ◯ |
顔認証 | × |
おサイフケータイ | ◯ |
イヤホンジャック | ◯ |
ワイヤレス充電 | × |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.1 |
スピーカー | モノラルスピーカー |
充電端子 | Type-C |
カラー | ラベンダー ブラック ホワイト ミント |
Xperia 10 IVのベンチマークスコアと動作をチェック
Xperia 10 IVのベンチマークスコアを検証しました。参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark」の測定結果を、下記に記載しておきます。
Snapdragon 695 5G搭載「Xperia 10 IV」のAntutu Benchmarkスコアは「394325点(※検証時のMAXスコア)」でした。計測中、本体温度は最大34.5度でした。気になる発熱もなく、バッテリーの減りも安定していました。
肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め十分快適です。
一般的な電話、メール、ウェブブラウジングなどを中心に使うライトユーザーの方ならストレスなく使えるでしょう。
一方で、重い3Dゲームなどを楽しみたい方には不向きな一台です。このあたりは、利用用途を考えつつ選んでいきましょう。
Xperia 10 IVで利用できる設定・便利機能
Xperia 10 IVで利用できるおすすめ設定・便利機能を以下にまとめました。(※機能を一部ピックアップしています。)
片手モード | ○ |
サイドセンス | ○ |
タップして画面を表示 | × |
画面分割 | ○ |
360 Upmix | ○ |
DSEE Ultimate | ○ |
かんたんホーム | ○ |
いたわり充電 | ○ |
Xperia 10 IVはバッテリーの負荷を軽減し、寿命を伸ばす「いたわり充電」や画面分割できる「マルチウィンドウ」機能にも対応しています。
Xperia 10 IVのゲーム・アプリ動作をチェック
Xperia 10 IVでゲームやアプリの動作を確認します。
快適に遊べる
普通に遊べる
ある程度遊べる(※設定次第)
動作が重く非推奨
それでは、早速「Xperia 10 IV」を使い実際に試していきます。
Xperia 10 IVでモンストの動作チェック
Xperia 10 IVでモンストの動作チェックをしていきます。結果は、”普通に遊べる”。
一通り試しましたが、問題なく楽しめました。
Xperia 10 IVでポケモンGOの動作チェック
Xperia 10 IVでポケモンGOの動作チェックをしていきます。結果は、”普通に遊べる”。
ポケモン出現時やアイテム回収、オンライン対戦なども含め、遊ぶこと自体は問題ない印象です。
暇つぶし程度なら十分だと感じました。ちなみに、GPS感度も問題ありません。
Xperia 10 IVでPUBGモバイルの動作チェック
Xperia 10 IVで、PUBGモバイルの動作を確認していきます。結果は、”普通に遊べる”。
動作については、問題なく遊ぶことが可能です。隙間時間に遊ぶ程度なら、全く問題ないでしょう。
グラフィックは「HD」で「高」まで選択でき、「スムーズ」は「ウルトラ」まで選ぶことができます。
ちなみに、30分プレイしてバッテリーは約6%減、ゲーム終了後の本体温度は39度。やや発熱はあるものの、バッテリーの減りは安定していました。
Xperia 10 IVで原神の動作チェック
Xperia 10 IVで原神の動作チェックをしていきます。結果は、”普通”。
デフォルトの画質は「低」、フレームレートは「30」。動作については、最高画質+60fpsでも遊ぶことが可能です。
原神にて最高画質+60fpsへ設定変更後、平均fpsを「WeTest PerfDog」で計測。15分間の計測では、平均41.3FPSでした。(※千尋の砂漠にて計測、元素スキルや元素爆発など使いつつ戦闘も複数回行いました。)
最高画質+60fps設定では戦闘シーン等で技を重ねるとカクつきは発生するものの、スナドラ695搭載機としては”十分快適”な印象です。
ちなみに、「低」画質に設定して30分遊ぶとバッテリーは約6%減、ゲーム終了後の本体温度は41.6度でした。
Xperia 10 IVで使える通信キャリアをチェック
Xperia 10 IVで使える通信キャリアをチェックしておきましょう。
機種名 | Xperia 10 IV (ドコモ版) |
---|---|
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4Gバンド::B1/3/5/8/12/18/19/21/39/42 |
5Gバンド:n78/n79 | |
機種名 | Xperia 10 IV (au/UQ版) |
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4Gバンド:B1/3/8/18/19 |
5Gバンド:n3/n28/n77/n78 | |
機種名 | Xperia 10 IV (ソフトバンク版) |
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4Gバンド:B1/3/4/8/12/18/19/41/42 |
5Gバンド:n3/28/77/78 | |
機種名 | Xperia 10 IV (楽天モバイル版) |
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4Gバンド:B1/3/4/5/8/12/18/19/21/38/41/42 |
5Gバンド:n3/28/77/78/79 |
Xperia 10 IVの対応バンドは、上記のとおりです。ちなみに、ドコモ版はシングルSIM仕様(eSIM非対応)で、au/UQモバイルやソフトバンク、楽天モバイル版はnanoSIMとeSIMのデュアルSIMに対応しています。
ちなみに、独自に検証した利用可能キャリアは、下記のとおりです。(※一部主要キャリアのみ記載、購入したドコモ版を使い各社4G通信でのみ検証)
キャリア | 利用可否 |
ドコモ | 通話○ データ通信○ |
au | 通話○ データ通信○ |
ソフトバンク | 通話○ データ通信○ |
ワイモバイル | 通話○ データ通信○ |
楽天モバイル | 通話○ データ通信○ |
ahamo(アハモ) | 通話○ データ通信○ |
手元にあるもので検証した結果、他社回線でも通話・通信ともに利用可能でした。対応バンド的に電波を掴みにくい場所等もあるため、可能な限り利用予定の回線に合わせたキャリア版を購入していきましょう。
▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!
バンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
Band1 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band3 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
Band8 | ⭕ | |||
Band11 | ⭕ | ⭕ | ||
Band 18/26 | ⭕ | ⭕ | ||
Band19/26 | ⭕ | |||
Band21 | ⭕ | |||
Band28 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band41 | ⭕ | ⭕ | ||
Band42 | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
5Gバンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
n77(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
n78(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ||
n79(Sub6) | ⭕ | |||
n257(ミリ波) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19/26。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。auで使うなら、Band 1 / Band 18/26は抑えておきましょう。
ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルは、Band 3 / Band 18。パートナーエリアで利用したいならBand 18も必須です。
Xperia 10 IVのカメラをレビュー
Xperia 10 IVのカメラをレビューしていきます。
Xperia 10 IVのカメラ・動画撮影性能をチェック
Xperia 10 IVは、トリプルカメラを搭載しています。構成は以下のとおりです。
800万画素 | 超広角レンズ / F値2.2 |
1200万画素 | 広角レンズ / F値1.8 / OIS |
800万画素 | 望遠レンズ / F値2.2 |
カメラ構成は、800万画素の超広角レンズ(F値2.2)、1200万画素の広角レンズ(F値1.8)、800万画素のマクロレンズ(F値2.2)となっています。
Xperia 10シリーズ初の光学式手ブレ補正を広角に搭載しました。夜間などの撮影シーンで手ブレしにくく、よりくっきり撮影が可能です。
また、超解像ズームにも対応(広角・望遠)。デジタルズームでの撮影でも、より鮮明に撮影できます。
インカメラの仕様は以下のとおり。
800万画素 | 標準 / F値2.0 |
インカメラは、800万画素の標準レンズのシングルカメラ仕様です。従来比でより明るくノイズを抑えつつ、髪や輪郭などの細部まで鮮明に撮れるようになっています。
アウトカメラの動画撮影性能は、以下にまとめました。
8K 撮影 | 非対応 |
4K 撮影 | 非対応 |
1080p撮影 | 30fps/60fps |
スローモーション撮影 | ○ |
動画撮影については、1080p/60fpsまで可能です。新たに「ビデオ逆光補正(1080p/30fpsまで)」にも対応しています。
撮れる映像については、動きながらの撮影は苦手な印象。撮影者固定で、ゆっくり風景撮りなどには十分使えます。冒頭のレビュー動画内に、実際に撮影した映像を公開中です。
Xperia 10 IVのカメラで撮影した作例
今回は、僕がXperia 10 IVのカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。
※タップして拡大出来ます。
日中
▼広角で撮影
▼左がXperia 10 IV、右がXperia 10 III
広角は、明るくハッキリ撮れます。色味は、やや濃い目に出る印象。従来モデルよりも鮮明に撮影可能です。
▼超広角で撮影
超広角は、広大な風景などを1枚の写真に収めたい時に便利です。広角との色味の差が気になるものの、光量が足りている場面であれば、明るく綺麗に撮影できます。
▼望遠で撮影(光学2倍)
▼左がXperia 10 IV、右がXperia 10 III
望遠(光学2倍)を備えているので、少し離れた被写体にサッと寄って撮影可能。かなり明るく綺麗に撮れるようになっていて、使いやすくなった印象です。
▼デジタルズーム10倍(超解像ズーム)
デジタルズームは、最大10倍まで利用可能。超解像ズーム(広角・望遠のみ)に対応したことで、今までよりも粗さを抑えつつ、クッキリ撮影できるようになっていました。
▼左がXperia 10 IV(超解像ズーム)、右がXperia 10 III
10 IIIと比べるとしっかり違いが分かるレベルで、これは良い進化ですね!
その他
▼その他
夜景・暗所
▼広角で撮影
▼広角で撮影(ナイトモード)
▼左がXperia 10 IV(広角ナイトモード)、右がXperia 10 III(広角ナイトモード)
暗所・夜景撮影については、”広角ナイトモードによる撮影が強くなった”印象です。光量がない場面でのオート撮影では、ノイズが目立ちや解像感も粗く、あまり進化を感じません。
しかし、広角によるナイトモードは違いました。以前よりも明らかにノイズを抑えつつ、より鮮明に撮れるようになっています。
また、広角は光学式手ブレ補正(OIS)に対応したことで、以前よりも手ブレしにくくなったのも嬉しいポイントでした。
Xperia 10 IVのバッテリー持ちをチェック
Xperia 10 IVのバッテリー持ちについては、”とても良い”という結果になりました。
機内モードオンで、Wi-Fiのみオンにした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)
機種名 | 0時間経過 | 1時間経過 | 2時間経過 | 3時間経過 |
---|---|---|---|---|
Xperia 10 IV | 100% | 98% | 95% | 92% |
Xperia 10 III | 100% | 97% | 94% | 89% |
Xperia 5 III | 100% | 95% | 90% | 84% |
Xperia 1 III | 100% | 91% | 81% | 71% |
単純にYouTube動画を流すだけのテストでは、”持ちが良い”結果になりました。
さらに、じっくり検証した結果は上記のとおりです。ネット検索、SNS、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを検証しつつ、利用して24時間後のバッテリー残量約62%。僕のような使い方で、1日は余裕でした。
もちろん利用環境や使い方によっても変わってきますが、電話やメール、ネット検索を中心に使うユーザーなら少なくとも1日は電池持ちを気にせず利用できるでしょう。
Xperia 10 IVの指紋認証をチェック
Xperia 10 IVは、指紋認証にのみ対応しています。
早速、電源ボタン一体型の側面指紋認証を試してみました。
精度は問題ないものの、認証スピードがワンテンポ遅い印象。ロック解除からホーム画面へは、ゆっくりホワッと移行する感じでした。
ちなみに、画面オフ状態からの認証できるようになっています。マスク利用時でもサクッと認証できるのは便利ですね。
Xperia 10 IVのスピーカー(音質)をチェック
Xperia 10 IVは、モノラルスピーカーを搭載。肝心の音については、”普通”な印象です。
▼Xperia 10 IVのモノラルスピーカーの音はこちら!
フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.
実際に様々な”音”をXperia 10 IVから出して検証してみましたが、従来比で音圧が向上。モノラルスピーカーとしては、十分クリアで良い音が出ています。
ただ、ステレオスピーカーのような臨場感や迫力あるサウンドを求める人は、物足りなさを感じるかもしれません。このあたりは、どこまで求めているのかを考えつつ選んでいきましょう。
ちなみに、イヤホンジャック搭載に加え、新たにストリーミングサービスなどのステレオ音源を立体的なサウンドに変換できる「360 Upmix」に対応しました。
設定から「360 Upmix」をオンにすることで、オート・ミュージック・シネマの3種類から好みのチューニングを選択可能。個人的には、立体感と臨場感を同時に体感できるシネマが1番好きでした。
Xperia 10 IVは普段から有線・無線イヤホンで、音楽などを楽しむ人なら間違いなく満足できる一台でしょう。
・SBC:○
・AAC:○
・aptX:○
・aptX HD: ○
・LDAC:○
・aptX Adaptive:○
※実際にワイヤレスイヤホンを使い検証(ーは未検証)
Bluetoothコーデックは、「LDAC」や「aptX Adaptive」にも対応しています。
Xperia 10 IVのメリット(良いところ)
Xperia 10 IVを実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。
ココがメリット(良い点) |
---|
シンプルかつスタイリッシュなデザインが魅力! 使いやすいサイズ感と軽さが素晴らしい! 21:9の縦長ディスプレイで画面分割しやすい!ながら操作に最適! 日常使いには十分な動作レスポンス! 広角ナイトモードが強化!暗所がより綺麗に撮れる インカメラの画質が向上した!従来比でノイズを抑えつつ明るく撮れる 超広角・広角・望遠をワンタップでレンズ切り替えができる! シャッターを切ってから撮影完了までの時間が短縮 広角に光学式手ブレ補正搭載!手ブレしにくくなった 超解像ズーム対応!ズーム時の画質が向上した microSDカードに対応している! イヤホンジャック搭載!DSEE Ultimateにも対応 「360 Upmix」が最高!立体感あるサウンドを楽しめる! バッテリー持ちが良い!1日は安心して使える電池持ち 通知LEDランプを搭載している! IP68防水防塵やおサイフケータイにも対応 |
以上が、Xperia 10 IVを使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
絶妙なサイズ感と軽さが魅力!日常使いには最適!
Xperia 10 IVは、絶妙なサイズ感と軽さが魅力。今まで以上に使いやすくなっており、日常使いには最適な一台でした。
従来比で縦横1mmずつ小さくなったことで、持った時の本体バランスが向上し、片手操作がしやすくなっています。
加えて、本体の重さは8g軽量化。大画面6.0インチ×大容量5,000mAhバッテリー搭載機とは、思えない軽さに仕上がっています。
暗所・夜景撮影が強化!従来比でノイズを抑えつつ鮮明に撮れる!
広角によるナイトモード撮影は、従来比で格段に綺麗な写真が撮れるようになっていました。
ソフトウェアによるノイズ処理が向上したことで、光量が極端に足らない場面でも鮮明にハッキリ撮れます。
また、広角に光学式手ブレ補正(OIS)が搭載されたことで、手ブレしにくくなり、暗所でも安定して写真撮影が行えるのは魅力的でした。
バッテリー持ちが良い!1日は安心して使える電池持ち!
Xperia 10 IVは大容量5,000mAhバッテリー搭載で、バッテリー持ちも安心な一台です。
実際に1週間ほど使いましたが、バッテリー持ちはとても良い印象。僕の使い方では、1日で使い切ることはできませんでした。
ネット検索やSNSを中心に使うライトユーザーの方であれば、少なくとも1日は電池持ちを気にせず使えるでしょう。
Xperia 10 IVのデメリット(悪いところ)
Xperia 10 IVを実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。
ココがデメリット(悪い点) |
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AFが迷いやすい&撮れる写真にばらつきが出る 高リフレッシュレートには非対応! 動きながらの動画撮影は苦手! 動画は1080p/60fpsまで!4K撮影には非対応 ステレオスピーカーではなくモノラルなのが惜しい! 屋外の直射日光下でやや見にくくなる! 顔認証には非対応! |
以上が、Xperia 10 IVを使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
高リフレッシュレートには非対応!従来モデルと同様の60Hz駆動
残念ながら、Xperia 10 IVは高リフレッシュレートに非対応です。なめらかなスクロール表示体験などができないのは、惜しいポイントでした。
すでに、リフレッシュレート90Hzや120Hz対応モデルを体験したことがある方には、やや物足りなさを感じるかもしれないので注意が必要です。
とはいえ、動作レスポンス自体は日常使いに全く問題ないレベルで快適でした。このあたりは、どこまで求めているのかを考えつつ選んでいきましょう。
ステレオスピーカーではなくモノラルなのが惜しい!
Xperia 10 IVは、従来モデルから引き続きモノラルスピーカーを採用しています。
従来比で音圧も向上、音も十分クリアで実用的でした。ただ、流石にステレオスピーカー搭載機のような臨場感や迫力あるサウンドは体験できません。
動画や音楽鑑賞を本体スピーカーから出る音で楽しみたい方は注意しましょう。
ただ、イヤホンジャック搭載に加え、新たに「360 Upmix」に対応。上位モデルにしかなかった機能をXperia 10 IVなら体験できます。
無線・有線イヤホンを常用しているユーザーにとっては、嬉しい変更がされたモデルになっているのでぜひチェックしてみてください!
Xperia 10 IVの口コミ・評判をチェック
Xperia 10 IVの口コミ・評判を、以下に集めてみました。
Xperia 10 IVの評価まとめ
スマホに”使いやすいサイズ感と軽さ”と”普段遣いに困らない動作”、”長持ちバッテリーと安心の仕様”を手頃な価格で求めている方には、Xperia 10 IVがとてもおすすめです。
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★★ |
携帯性 | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★☆☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★★ |
スピーカー | ★★★☆☆ |
カメラ | ★★★☆☆ |
Xperia 10 IVは、ちょうど良い画面サイズと軽さ、日常使いには支障ない動作レスポンス、バッテリー持ちの良さには大満足でした。
また、IP68防水防塵やおサイフケータイ、イヤホンジャック、microSDカードへの対応など欲しいものは全て揃っている安心感も素敵です。
一方で、高リフレッシュレート非対応やモノラルスピーカー採用は惜しいと感じました。
とはいえ、バランス良くまとまっており、万人に安心しておすすめしやすい低価格モデルに仕上がっています。
自分が求めている仕様は何かを考えつつ、自分に合った一台を選んでいきましょう。ぜひ、Xperia 10 IVも一度チェックしてみてください!
Xperia 10 IVの価格とお得に買う方法
Xperia 10 IVを買うならオンラインショップでの購入がお得!販売価格は以下のとおりです。
価格(※全て税込) | |
---|---|
ドコモ | 64,152円 |
ソフトバンク | 69,840円 |
Xperia 10 IVの本体価格は、上記の通りです。各社割引キャンペーンやお返し購入プログラムなどを活用することで、お得に機種変できます。
どうせ買うなら、少しでもお得に!ぜひ、一度チェックしてみてください!
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