Galaxy Z Flip5の実機レビュー!どうも、ちえほんです。TwitterとYouTubeもやってます。
サムスン製の折りたたみ5Gスマホ「Galaxy Z Flip5 (ギャラクシーゼットフリップファイブ)」。開けば大画面約6.7インチ、閉じれば手のひらサイズになる一台です。
カバーディスプレイは、従来比で大型化。約1.9インチから約3.4インチになり、閉じたまま完結できることが格段に増えました。
他にも安心のIPX8防水やおサイフケータイ、ステレオスピーカー、ワイヤレス充電まで備えているモデル。今回はそんな「Galaxy Z Flip5」をメーカー様にお借りして、実際に使って感じた良いところ、悪いところについて、すべて正直にお伝えしていきます。
本記事では、Galaxy Z Flip5のデザイン、カメラの画質、スペック性能やゲーム・アプリ動作、指紋・顔認証の快適さ、バッテリー持ち、スピーカーの音質、使って感じたメリット・デメリット(良いところ、悪いところ)、口コミ・評判などを含め使用感レビューしつつ評価します。
▼YouTube動画でもGalaxy Z Flip5の実機レビューをしているので、合わせてチェックしてみてね!
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★★ |
携帯性 | ★★★★★ |
基本動作(快適さ) | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★☆☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★☆ |
結論、Galaxy Z Flip5は手のひらサイズになるデザイン、快適な動作、大画面化したカバーディスプレイが魅力的なモデルでした。”日常使いしやすい折りたたみスマホ”を求めているユーザーにおすすめな一台です。
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Galaxy Z Flip5の外観・デザインをレビュー
Galaxy Z Flip5の外観・デザインをレビューしていきます。
パッケージは上記のとおりです。中央に「本体シルエット」、下部に「製品名」がプリントされています。
付属品は、本体、USBケーブル、SIMピン、説明書。メインディスプレイにはフィルム貼付け済み、カバーディスプレイには何も貼られていないので注意しましょう。
メインディスプレイは約6.7インチ(有機EL)、解像度は2640×1080(FHD+)。画面の発色・色味ともに問題なく、屋外の直射日光下でも見やすかったです。
リフレッシュレートは、最大120Hz駆動。ネット検索時などに、なめらかなスクロール表示等を体験できます。(※アプリ開閉や操作時も動作がなめらかになります。)
中央上部にパンチホール型インカメラ搭載、ベゼルは極狭仕様です。
折り目についてはしっかり見えますが、使っていて気になることはありませんでした。(※黒表示になると目立ちやすい)ちなみに、画面フィルムの透明度は高く、指すべりも良いです。
カバーディスプレイは約3.4インチ(有機EL)、解像度は720×748。リフレッシュレートは、60Hz駆動となっています。(※カバー画面も直射日光下で見やすかったです。)
従来比で大型化したカバーディスプレイは通知の確認だけではなく、メッセージの返信や動画鑑賞も可能。また、様々なカスタマイズも用意されています。
ヒンジ部には、「SAMSUNG」と刻まれています。
ちなみに、ヒンジ部分は自由な角度調節が可能。YouTubeなどの対応アプリなら「フレックスモードパネル」機能を使い、より便利に利用することができます。
新たに、ヒンジも改良(しずく型採用)。本体を折りたたんでも、隙間がなくなりました。(※コレが最高)
背面デザイン(開いた状態)は、左上に「デュアルカメラ」、上部に3.4インチの「カバーディスプレイ」、下部には「フェリカマーク」や「型番」などの記載があります。
Galaxy Z Flip5のカラーは、グラファイト、ミント、クリーム、ラベンダーの合計4色展開です。
今回レビューしているのは、「グラファイト」。背面はガラス素材(Gorilla Glass Victus 2)を採用、光沢仕上げです。ちなみに、グラファイトは指紋が目立ちやすいです。(カラーによっても異なります)
SIMスロットについては、開閉にSIMピンが必要。ちなみに、microSDカードには非対応となっています。
Galaxy Z Flip5は、ステレオスピーカーを搭載。音については、後述します。
Galaxy Z Flip5の本体サイズは、約85.1×71.9×15.1mm(閉時)、約165.1×71.9×6.9mm(開時)、重さは約187g。Galaxyシリーズなどと一緒に並べるとサイズ感は、上記のようになります。
開けば約6.7インチと大画面ですが、十分扱いやすい印象。重心バランス良し、案外握りやすく、日常使いしやすい一台でした。
また、折りたたんだ時のサイズ感が”最高”。手のひらサイズで、カバーディスプレイは片手で操作を完結できます。
ちなみに、開いた状態での片手操作については”厳しい印象”。僕の手だとキーボードは片手打ち可能で、上部にあるボタンは持ち替えが必須でした。
このあたりは個人差もあると思うので、冒頭にある実機レビュー動画などでサイズ感をチェックしつつ選んでいくのがおすすめです。
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Galaxy Z Flip5のスペック性能をレビュー
Galaxy Z Flip5のスペック性能を表にまとめつつ、ベンチマークを計測してレビューしていきます。
Galaxy Z Flip5のスペック表
Galaxy Z Flip5のスペック・性能以下にまとめてみました。(※参照:サムスン公式製品ページ)
スペック | Galaxy Z Flip5 |
---|---|
メーカー | サムスン |
型番 | ドコモ:SC-54D au:SCG23 |
発売日 | 2023年9月1日 |
OS | Android 13(初期OS) |
CPU(SoC) | Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy |
RAM | 8GB |
ストレージ | 256GB/512GB |
外部ストレージ | 非対応 |
本体サイズ | 閉時:約85.1×71.9×15.1mm 開時:約165.1×71.9×6.9mm |
重量 | 約187g |
画面サイズ | メイン:約6.7インチ カバー:約3.4インチ |
ディスプレイ解像度 | メイン:2640×1080(FHD+) カバー:720×748 |
画面の種類 | メイン:有機EL カバー:有機EL |
リフレッシュレート | メイン:最大120Hz サブ:60Hz |
バッテリー | 3,700mAh |
背面カメラ | デュアルカメラ 約1200万画素(広角) 約1200万画素(超広角) |
前面カメラ | シングルカメラ 約1000万画素 |
防水/防塵 | IPX8/非対応 |
耐衝撃 | × |
ワンセグ/フルセグ | × |
指紋認証 | ◯ |
顔認証 | ◯ |
おサイフケータイ | ◯ |
イヤホンジャック | × |
ワイヤレス充電 | ◯ |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 |
スピーカー | ステレオスピーカー |
充電端子 | Type-C |
カラー | グラファイト ミント クリーム ラベンダー |
Galaxy Z Flip5のベンチマークスコア
Galaxy Z Flip5のベンチマークスコアを検証しました。参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark V9.5.7」の測定結果を、下記に記載しておきます。(※v10のスコアではないので、ご注意ください)
Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy搭載「Galaxy Z Flip5」のAntutu Benchmark」スコアは1117517点(※検証時のMAXスコア)」。計測中、本体温度は最大41.6度でした。
Galaxy Z Flip5は、発熱はそこそこある印象。高負荷がかかるゲームだけではなく、カメラ利用時などにも本体上部が熱を持ちやすいです。
快適
普通
もたつきを感じる
動作が重い
Chrome | めっちゃ快適 |
---|---|
Googleマップ | めっちゃ快適 |
Twitter(現:X) | めっちゃ快適 |
YouTube | めっちゃ快適 |
肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め、”快適”な印象です。
電話やメール、一般的なウェブ検索、各種SNSなどは全く問題ありませんでした。ゲーム性能については、後述します。
Galaxy Z Flip5で利用できる設定・便利機能
Galaxy Z Flip5で利用できるおすすめ設定・便利機能を以下にまとめました。(※機能を一部ピックアップしています。)
画面分割 | ○ |
片手モード | ○ |
Samsung DeX | × |
ダブルタップして画面をON | ○ |
ダブルタップして画面をOFF | ○ |
持ち上げて画面ON | ○ |
エッジパネル | ○ |
かんたんモード | ○ |
デュアルメッセンジャー | ○ |
メモリ(RAM)拡張 | ○(最大8GB) |
Galaxy Z Flip5は、端末ストレージの空きを仮想メモリとして利用できる「メモリ(RAM)拡張」や特定のアプリを複製できる「デュアルメッセンジャー」などにも対応しています。
Galaxy Z Flip5のゲーム・アプリ動作をレビュー
Galaxy Z Flip5でゲームやアプリの動作を確認します。
快適
普通
動くがカクつき・重さを感じる
重い
ガクガク
それでは、早速「Galaxy Z Flip5」を使い実際に試していきます。
Galaxy Z Flip5でモンストの動作チェック
Galaxy Z Flip5でモンストの動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”です。
モンスターストライクは一通り試しましたが、カクつきなどはなく、快適に楽しめました。
Galaxy Z Flip5でポケモンGOの動作チェック
Galaxy Z Flip5でポケモンGOの動作をチェック。結果は、”快適”です。
ポケモン出現時やアイテム回収、オンライン対戦なども含め、問題なく遊ぶことが可能です。
Galaxy Z Flip5でPUBGモバイルの動作チェック
Galaxy Z Flip5で、PUBGモバイルの動作をチェック。結果は、”快適”でした。
グラフィックは「FHD」で「ウルトラ」まで選択でき、「スムーズ」は「極限」まで選ぶことができます。
動作については、チーム戦などを含め”しっかり楽しめる”印象。重さを感じることなく、遊べます。
ちなみに、スムーズ+極限の設定で30分遊ぶとバッテリーは約10%減、ゲーム終了後の本体温度は39.1度でした。
Galaxy Z Flip5で原神の動作チェック
Galaxy Z Flip5で原神の動作をチェック。結果は、”普通”でした。
デフォルトの画質は「中」、フレームレートは「30」。動作については、最高画質+60fpsで遊ぶことは可能です。
原神にて最高画質+60fpsへ設定変更後、平均fpsを「WeTest PerfDog」で計測。15分間の計測では、平均43.5FPSでした。(※千尋の砂漠にて計測、元素スキルや元素爆発など使いつつ戦闘も複数回行いました。)
最高画質+60fps設定では戦闘シーン等で技を重ねると重くなり、カクつきが発生します。また、発熱による影響で、フレームレートも安定しない印象です。
負荷がかかる影響で、バッテリー消費が早まるのも気になりました。
ちなみに、最高画質+60fps設定で30分遊ぶとバッテリーは約17%減。ゲーム終了後の本体温度は41.4度でした。
原神をスキマ時間に楽しむ程度なら問題なし、常時高フレームレートをキープしつつ遊びたいユーザーは注意しましょう。
Galaxy Z Flip5で使える通信キャリアをチェック
Galaxy Z Flip5で使える通信キャリアをチェックしておきましょう。
機種名 | Galaxy Z Flip5 (ドコモ版) |
---|---|
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4Gバンド:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/18/19 /21/26/28/38/39/40/41/42/66 |
5Gバンド:n1/3/28/41/77/78/79/257 | |
機種名 | Galaxy Z Flip5 (au版) |
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4Gバンド:B1/3/8/18/19/21/26/28/42 |
5Gバンド:n3/28/77/78/79/257 |
Galaxy Z Flip5の対応バンドは、上記のとおりです。国内キャリアで使うために必要なバンドを、幅広く網羅しています。
なお、独自に検証した利用可能キャリアは下記のとおりです。(※一部主要キャリアおよび格安SIM業者のみ記載、各社4G通信でのみ検証)
利用可否 | |
ドコモ | 通話○ データ通信○ |
au | 通話○ データ通信○ |
ソフトバンク | 通話○ データ通信○ |
ワイモバイル | 通話○ データ通信○ |
楽天モバイル | 通話○ データ通信○ |
ahamo(アハモ) | 通話○ データ通信○ |
UQモバイル | 通話○ データ通信○ |
povo2.0 | 通話○ データ通信○ |
一部を除き、基本的にはAPN設定なしでそのまま利用が可能でした。(※上記以外の格安SIM業者でも利用できる可能性はありますが、手元にないため未検証)
▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!
バンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
Band1 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band3 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
Band8 | ⭕ | |||
Band11 | ⭕ | ⭕ | ||
Band 18/26 | ⭕ | ⭕ | ||
Band19/26 | ⭕ | |||
Band21 | ⭕ | |||
Band28 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band41 | ⭕ | ⭕ | ||
Band42 | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
5Gバンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
n77(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
n78(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ||
n79(Sub6) | ⭕ | |||
n257(ミリ波) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19/26、Band 21。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。
auで使うなら、Band 1 / Band 18/26は抑えておきましょう。
ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルで利用するなら、Band 3 / Band 18に対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。
Galaxy Z Flip5のカメラをレビュー
Galaxy Z Flip5のカメラをレビューしていきます。
良い
普通
あまり良くない
悪い
カメラ性能の評価は、以下のとおりです。
静止画 | 良い |
---|---|
動画 | 良い |
それでは、カメラ仕様・作例などをより詳しくチェックしていきます。
Galaxy Z Flip5のカメラ・動画撮影性能をチェック
Galaxy Z Flip5は、デュアルカメラを搭載しています。
約1200万画素 | 広角 / F値1.8 / OIS |
約1200万画素 | 超広角 / F値2.2 |
アウトカメラには、約1200万画素の広角(F値1.8)、約1200万画素の超広角(F値2.2)を備えています。
インカメラの仕様は以下のとおり。
約1000万画素 | 標準 / F値2.2 |
インカメラは、約1000万画素の標準レンズ(F値2.2)のシングルカメラ仕様です。
アウトカメラの動画撮影性能は、以下にまとめました。
8K 撮影 | 非対応 |
4K 撮影 | 30fps/60fps |
1080p撮影 | 30fps/60fps |
スローモーション撮影 | 対応 |
動画については、4K/60fpsまで撮影可能。今回は広角レンズ+1080p/60fpsを試してみましたが、しっかり撮れる印象です。
歩きながらの撮影は問題なく、激しい動きでも十分手ブレを抑えつつ綺麗に撮れていました。
冒頭のレビュー動画内で実際に撮影したものを公開しているので、気になる方はチェックしてみてください。
Galaxy Z Flip5のカメラで撮影した作例
今回は、僕がGalaxy Z Flip5のカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。
日中
▼広角レンズで撮影
広角は明るく、鮮やかに撮れます。色味はGalaxyらしい濃い目な仕上がりです。
SNSなどに直接映える写真をアップしたいユーザーとの相性は抜群でしょう。
▼超広角レンズで撮影
超広角は、広大な風景などをサクッと一枚の写真に収めたい時に重宝します。
光量が足りている場面なら、明るく綺麗に撮影可能。色味は、濃い目に仕上がります。
広角に比べ、やや解像感が落ちるのと暗めのシーンではノイズが乗りやすいので注意しましょう。
▼2倍ズーム
2倍ズームがあれば、手元にある料理などへ寄って撮影したい時に便利です。(少し遠くにある被写体を撮りたい時にも便利)
十分に実用的で、明るめに解像感も良くそこそこ撮れる印象。スマホで確認する程度なら、まず問題ないでしょう。
▼最大10倍ズームで撮影
ズームは、最大10倍まで利用可能。最大倍率だと流石に画質は粗くなるため、あくまでおまけ程度と考えておきましょう。
その他
▼その他
夜景・暗所
▼広角で撮影(シーン別に最適化オン)
▼広角で撮影(シーン別に最適化オフ)
▼広角で撮影(ナイトモード)
▼その他(暗所)
広角による暗所・夜景撮影については、”しっかり撮れる”印象。極端に光量がない場面でのオート撮影でも、明るく撮れます。
また、ナイトモードを使えば、より鮮明に撮影可能。ただし、強い光源があるシーンではフレアやゴーストが出やすいので注意が必要です。
とはいえ、これだけ撮れていれば暗所もしっかり撮れると言って問題ないでしょう。
Galaxy Z Flip5のバッテリー持ちをレビュー
Galaxy Z Flip5のバッテリー性能を確認していきます。
良い (16時間で残量40%-59%)
普通 (16時間で残量30%-39%)
あまり良くない (16時間で残量20%-29%)
悪い(16時間で残量10%-19%)
とても悪い (16時間で残量0%-9%)
バッテリー持ちについては、”普通”です。
機内モードオンで、Wi-Fiのみオンにした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)
機種名 | 0時間経過 | 1時間経過 | 2時間経過 | 3時間経過 |
---|---|---|---|---|
Galaxy Z Flip5 | 100% | 96% | 91% | 86% |
Galaxy Z Flip3 5G | 100% | 93% | 86% | 80% |
Galaxy S23 | 100% | 96% | 91% | 86% |
単純にYouTube動画を流すだけのテストでは、持ちは”良い”印象。じっくり検証した結果は、以下のとおりです。
ネット検索やSNS、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを検証しつつ利用した結果、16時間後のバッテリー残量は30%でした。
Galaxy Z Flip5のバッテリー持ちは、正直”普通”。僕の使い方なら1日は問題なし、2日は持たない感じでした。
このあたりは使い方によっても変わってくるため、自分の利用環境と照らし合わせながら選んでいくのがおすすめです。
Galaxy Z Flip5の指紋・顔認証をチェック
Galaxy Z Flip5は指紋・顔認証どちらにも対応。早速、それぞれの認証精度・速度を試していきます。
早速、側面電源ボタン一体型指紋認証を試してみました。
精度良し、認証スピードも高速な印象。ロック解除からホーム画面への移行もスムーズです。
ちなみに、画面オフ(スリープ状態)のままでも認証できます。
次に、顔認証を試していきましょう。認証もスムーズで、精度も問題なしです。(※メガネをかけたままでも認証OK、マスクしたままは不可)
なお、指紋・顔認証は閉じたままでも利用可能で、どんなシーンでも快適に使える一台となっています。
Galaxy Z Flip5のスピーカー(音質)をレビュー
Galaxy Z Flip5は、ステレオスピーカーを搭載。早速、音質などを確認していきます。
良い
普通
あまり良くない
悪い
肝心の音については、”良い”印象です。
▼Galaxy Z Flip5のステレオスピーカーの音はこちら!
フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.
実際に様々な”音”をGalaxy Z Flip5から出して検証してみましたが、クリアなサウンドを楽しめるスピーカーでした。
音量も十分、バランスの取れた音で、動画・音楽鑑賞もしっかり楽しめる一台となっています。
なお、イヤホンジャックは非搭載。普段から有線イヤホンを利用しているユーザーは、変換アダプタなどを事前に準備しておきましょう。
・SBC:○
・AAC:○
・aptX:○
・aptX HD: ×
・LDAC:○
・aptX Adaptive:×
※実際にワイヤレスイヤホンを使い検証(ーは未検証)
ちなみに、対応しているBluetoothコーデックは上記のとおりです。実機検証したところ、「LDAC」にも対応していました。
Galaxy Z Flip5のメリット(良いところ)
Galaxy Z Flip5を実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。
ココがメリット(良い点) |
---|
上質なデザイン!ヒンジ改良で薄型化◎ 閉じれば手のひらサイズ!コンパクトかつ軽量で持ち運びも楽! カバーディスプレイが最高!閉じたまま快適に使えるようになった 開けば大画面約6.7インチ!直射日光下でも見やすい◎ リフレッシュレート最大120Hz駆動(内側)!なめらか表示体験OK! 快適な動作レスポンス!日常使いで困ることはない 暗所もしっかり撮れる広角カメラ!自撮りもしやすい! 従来比で開閉がよりスムーズになった! ヒンジ部分が自由に角度調節できる!フレックスモードも便利 画面フィルム貼り付け済み!画面が綺麗に見える&指すべり良し ステレオスピーカー搭載!動画や音楽鑑賞にも最適 指紋&顔認証どちらにも対応している! 置くだけ充電や逆ワイヤレス充電にも対応 IPX8防水&おサイフケータイにも対応している 長く使える!最大5年間のセキュリティアップデート保証! |
以上が、Galaxy Z Flip5を使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
上質なデザイン&ヒンジ改良で薄型化!閉じれば手のひらサイズ
Galaxy Z Flip5は、”手にとって使いたい”と思える上質なデザインが”最高”でした。
スマホとしての便利さだけではなく、一つのモノ、アイテムとして洗練された美しさを感じます。
また、ヒンジも改良されてピッタリ閉じれるようになり、従来比で薄くなったのがとても嬉しいポイントです。
Galaxy Z Flip5は開けば約6.7インチの大画面に、閉じれば手のひらサイズになる縦に折りたためるスマートフォンとなっています。
折りたためば小さなカバンやポケットにもすっぽり入るサイズ感で、通常のスマホにはない持ち運びのしやすさも素敵でした。
カバーディスプレイが最高!閉じたまま快適に使えるようになった
想像以上に良かったのは、大型化されたカバーディスプレイ。今までよりも閉じたまま快適に使えるようになっていました。
約3.4インチのカバーディスプレイならカメラの自撮りもしやすく、静止画・動画問わずいつでも片手で持って撮り始めることが可能です。
もちろん、これだけではなくLINEやYouTubeアプリなどを操作することもできます。閉じたままメッセージの返信もでき、開けるほどでもないことへの対応が格段に楽になりました。
快適な動作レスポンス!日常使いで困ることはない
高性能チップ「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」を搭載したGalaxy Z Flip5の動作はとても快適でした。
電話やメール、ネット検索、Twitter、動画鑑賞などは全く問題なく、ある程度のゲームも問題なく動いてくれます。
若干発熱しやすい印象はあるものの、とても快適で日常使いで困ることはまずないでしょう。
Galaxy Z Flip5のデメリット(悪いところ)
Galaxy Z Flip5を実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。
ココがデメリット(悪い点) |
---|
スナドラ8Gen2本来のゲーム性能を発揮できていない! 負荷がかかるシーンで本体上部に発熱が集中する イヤホンジャック非搭載&microSDカード非対応 Samsung DeXには残念ながら非対応 スピーカーの音量を上げると上部が共振しやすい 顔認証はマスクしたまま認証に非対応 強い光源がある場面だとフレアやゴーストが出やすい! |
以上が、Galaxy Z Flip5を使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
【解決】カバーディスプレイ対応アプリがまだまだ少ない
カバーディスプレイが大型化されたことで、閉じたままアプリを快適に使うことができるようになりました。
Galaxy Z Flip5は開けることなく、動画を観たり、地図の確認、メッセージの返信(文字入力も含め)が可能です。
一方で、カバーディスプレイに対応しているアプリの少なさが惜しいと感じました。(※LINE、YouTube、Netflix、Google Mapsは対応)
カバーディスプレイでもっと色々なアプリが使えるようになれば、より最高な一台になるはずです。このあたりは、今後のアプデに期待していきましょう。
日本国内でも「Good Lock」が利用可能になっため、様々アプリをカバーディスプレイで起動できるようになりました!これ超便利です!
利用方法:Galaxy Storeアプリ→Good Lockをインストール→Good Lock起動してMultistarインストール→カバーディスプレイからGood Lockへ移動して右上にある+押して、本体を開いてアプリを追加!
イヤホンジャック非搭載&microSDカード非対応!
残念ながらGalaxy Z Flip5は、イヤホンジャック非搭載&microSDカード非対応です。
充電しながら有線イヤホンを利用したいユーザーや外部ストレージとしてmicroSDカードを絶対に使いたいというユーザーは注意しましょう。
このあたりは自分の利用用途や目的を考えつつ選んでいくのがおすすめです。
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Galaxy Z Flip5の口コミ・評判をチェック
Galaxy Z Flip5の口コミ・評判を以下に集めてみました。
Galaxy Z Flip5の評価まとめ
スマホに”お洒落なデザイン”、”自撮り性能”、”普段遣いで困らない動作”を求めている方には、間違いなくGalaxy Z Flip5がおすすめです。
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★★ |
携帯性 | ★★★★★ |
基本動作(快適さ) | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★☆☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★☆ |
Galaxy Z Flip5は開けば大画面スマホ、閉じれば手のひらサイズになる魅力的な一台でした。
注目は、やはり大型化されたカバーディスプレイ。自撮りが圧倒的にしやすくなり、いつでもどこでもサクッと思い出を綺麗に残すことが可能です。
カメラだけではなく、LINEなどを閉じたまま使うことができるため、いちいち開いて操作する必要がなくなったのも嬉しいポイントでした。
この他に、安定した動作や安心のIPX8防水、ワイヤレス充電、おサイフケータイ等の欲しい仕様が備わっているのも素敵です。
というわけで、縦方向に折りたたむスマホとしては”完成形”と言える一台で間違いないでしょう。ワクワク感だけではなく、確かな”便利さ”を感じられるモデルでした。
もちろん、自分が求めている仕様は何かを考えつつ、自分に合ったスマホを選んでいくことが大事です。その際に、ぜひGalaxy Z Flip5も一度チェックしてみてください!
Galaxy Z Flip5の価格とお得に買う方法
Galaxy Z Flip5の販売価格は以下のとおりです。
価格(※全て税込) | |
---|---|
ドコモ | 160,820円 |
au | 154,300円〜 |
Galaxy Z Flip5の本体価格は、上記のとおりです。
各社大幅な割引キャンペーンが行われているので、上手く活用しつつ購入していきましょう。
どうせ買うなら、少しでもお得に!ぜひ、一度チェックしてみてください!
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