Google Pixel 8 Proの実機レビュー!どうも、ちえほんです。TwitterとYouTubeもやってます。
グーグル製の最上位ハイエンド「Google Pixel 8 Pro (グーグルピクセルエイトプロ)」。大画面6.7インチ(有機EL)×最大120Hz、独自チップ「Google Tensor G3」採用、トリプルカメラ搭載です。
大容量5,050mAhバッテリーやステレオスピーカー、おサイフケータイ、IP68防水防塵、ワイヤレス充電まで備えた一台。今回はそんな「Google Pixel 8 Pro」をメーカー様よりご提供いただき、実際に使って感じた良いところ、悪いところについて、すべて正直にレビューしていきます。
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★★☆ |
基本動作(快適さ) | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★★ |
結論、Google Pixel 8 Proは高性能カメラと独自のAI機能が魅力的なモデルです。どんなシーンでも綺麗に撮れる最強カメラを求めているユーザーには、とてもおすすめな一台です。
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Google Pixel 8 Proの外観・デザインをレビュー
Google Pixel 8 Proの外観・デザインをレビューしていきます。
ディスプレイサイズは6.7インチ(有機EL)、解像度は1440×3120(QHD+)。画面は発色・色味ともに問題なく、屋外の直射日光下でもとても見やすかったです。(※最大輝度2,400ニト)
リフレッシュレートは、1-120Hz駆動。ネット検索時などに、なめらかなスクロール表示等を体験可能です。(※アプリ開閉や操作時も動作がなめらかになります。)
Google Pixel 8 Proはフラットディスプレイ(※Gorilla Glass Victus 2採用)で、中央上部にパンチホール型インカメラを備えています。
ベゼルは上下左右ともに極狭で、利用していて気になることはありませんでした。
背面デザインは、上部に横並びの「トリプルカメラ」、中央に「ロゴ」が刻まれています。(カメラの出っ張りは、SIMカード約5枚程度)
新たに、温度計センサーを搭載。料理中の温度などを計測可能です。(※現状は、体温計測不可)
Google Pixel 8 Proのカラーは、Obsidian、Porcelain、Bayの3色展開です。
今回レビューしているのは、「Obsidian」。背面にはガラス素材(Gorilla Glass Victus 2)を採用、サラサラとした質感のマット仕上げです。
側面とカメラ部分には、アルミ素材を採用。フレームおよびカメラ部は鏡面仕上げのため、指紋が付きやすくなっています。
SIMスロットについては、開閉にSIMピンが必要。ちなみに、microSDカードには非対応です。
Google Pixel 8 Proは、ステレオスピーカーを搭載。音については、後述します。
Google Pixel 8 Proの本体サイズは、約162.6×76.5×8.8mm、重さは約213g。6.1インチのiPhoneなどと一緒に並べるとサイズ感は、上記のようになります。
エッジ廃止により、手へのフィット感は減った印象。一方で、丸みを帯びたフォルムのおかげで、大画面×フラットながらも意外と扱いやすいです。
正直、もっと持ちにくさを感じるかと思いましたが、全然そんなことなく、むしろ馴染む感じ。ただし、物理的な重さはあるので、長時間の片手持ち利用には不向きです。
ちなみに、片手操作については”厳しい”印象。僕の手だとキーボード片手打ちは問題なしで、上部にあるボタンは持ち替えが必須でした。
このあたりは個人差もあると思うので、冒頭にある実機レビュー動画などでサイズ感をチェックしつつ選んでいくのがおすすめです。
Google Pixel 8 Proのスペック性能をレビュー
Google Pixel 8 Proのスペック性能を表にまとめつつ、ベンチマークを計測してレビューしていきます。
Google Pixel 8 Proのスペック表
Google Pixel 8 Proのスペック・性能以下にまとめてみました。(※参照:グーグル公式製品ページ)
スペック | Google Pixel 8 Pro |
---|---|
メーカー | グーグル |
型番 | GE9DP |
発売日 | 2023年10月12日 |
OS | Android 14(初期OS) |
CPU(SoC) | Google Tensor G3 |
RAM | 12GB |
ストレージ | 128GB/256GB/512GB |
外部ストレージ | 非対応 |
本体サイズ | 約162.6×76.5×8.8mm |
重量 | 約213g |
画面サイズ | 約6.7インチ |
ディスプレイ解像度 | 1,344×2,992(QHD+) |
画面の種類 | 有機EL |
リフレッシュレート | 1-120Hz |
バッテリー | 5,050mAh |
背面カメラ | トリプルカメラ 約5000万画素(広角) 約4800万画素(超広角) 約4800万画素(ペリスコープ望遠) |
前面カメラ | シングルカメラ 約1050万画素 |
防水/防塵 | IP68 |
耐衝撃 | × |
ワンセグ/フルセグ | × |
指紋認証 | ◯ |
顔認証 | ◯ |
おサイフケータイ | ◯ |
イヤホンジャック | × |
ワイヤレス充電 | ◯ |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 |
スピーカー | ステレオスピーカー |
充電端子 | Type-C |
カラー | Obsidian Porcelain Bay |
Google Pixel 8 Proのベンチマークスコア
Google Pixel 8 Proのベンチマークスコアを検証しました。参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark(V9.5.7)」の測定結果を、下記に記載しておきます。
Google Tensor G3搭載「Google Pixel 8 Pro」の「Antutu Benchmark」スコアは822005点(※検証時のMAXスコア)」。計測中、本体温度は最大40.8度でした。
Google Pixel 8 Proは、高負荷がかかるシーンでの発熱はそこそこある印象。一方で、ネット検索やSNSなどの比較的負荷がかからない時の発熱は抑えられています。
快適
普通
もたつきを感じる
動作が重い
Chrome | めっちゃ快適 |
---|---|
Googleマップ | めっちゃ快適 |
快適 | |
YouTube | めっちゃ快適 |
肝心の動作については、タッチ操作やスクロールなどの動作レスポンス、アプリの起動や切り替えなどを含め、”快適”な印象です。
一般的なウェブ検索や各種SNSなども問題ありません。一方で、負荷がかかる3Dゲームは重さやカクつきを感じることも多かったです。
そもそもアプリ側の最適化が完了していないことも多いため、ゲームをガチで楽しみたいユーザーは注意しましょう。
Google Pixel 8 Proで利用できる設定・便利機能
Google Pixel 8 Proで利用できるおすすめ設定・便利機能を以下にまとめました。(※機能を一部ピックアップしています。)
温度計 | ○ |
ベストテイク | ○ |
音声消しゴムマジック | ○ |
プロ設定 | ○ |
片手モード | ○ |
スマートフォンをタップしてチェック | ○(スリープ状態からの画面点灯) |
画面の解像度を変更可能 | ○(1080×2244:FHD+⇔1344×2992:QHD+) |
スムーズディスプレイ | ○ |
アダプティブサウンド | ○ |
常時表示ディスプレイ | ○(時間と情報を常に表示をオン) |
文字起こし機能 | ○(日本語にも対応) |
バッテリーシェア | ○(逆ワイヤレス充電) |
Google Pixel 8 Proは、動画の不要な音などを消せる「音声消しゴムマジック」やレコーダーを使い音声録音と同時に「日本語の文字起こし」ができる機能にも対応しています。
Google Pixel 8 Proのゲーム・アプリ動作をレビュー
Google Pixel 8 Proでゲームやアプリの動作を確認します。
快適
普通
動くがカクつき・重さを感じる
重い
ガクガク
それでは、早速「Google Pixel 8 Pro」を使い実際に試していきます。
Google Pixel 8 Proでモンストの動作チェック
Google Pixel 8 Proでモンストの動作をチェック。結果は、”めっちゃ快適”です。
モンスターストライクは一通り試しましたが、重さやカクつきなどはなく快適に遊べます。
Google Pixel 8 ProでポケモンGOの動作チェック
Google Pixel 8 ProでポケモンGOの動作をチェック。結果は、”快適”です。
ポケモン出現時やアイテム回収、オンライン対戦なども含め、問題なく遊べます。
Google Pixel 8 ProでPUBGモバイルの動作チェック
Google Pixel 8 Proで、PUBGモバイルの動作をチェック。結果は、”快適”でした。
グラフィックは「ウルトラHDR」で「ウルトラ」まで選択でき、「スムーズ」は「極限」まで選ぶことができます。
動作については、チーム戦などを含め”問題ない”印象。カクつきや重さを感じることなく、快適に遊べました。
ちなみに、スムーズ+極限の設定で30分遊ぶとバッテリーは約8%減、ゲーム終了後の本体温度は37.9度でした。(サーモグラフィーによる本体表面温度は、MAX41.9度)
Google Pixel 8 Proで原神の動作チェック
Google Pixel 8 Proで原神の動作をチェック。結果は、”普通”でした。
デフォルトの画質は「中」、フレームレートは「30」。動作については、最高画質+60fpsでも遊ぶこと自体は可能です。
原神にて最高画質+60fpsへ設定変更後、平均fpsを「WeTest PerfDog」で計測。15分間の計測では、平均38.2FPSでした。(※千尋の砂漠にて計測、元素スキルや元素爆発など使いつつ戦闘も複数回行いました。)
最高画質+60fps設定だと、重くなりカクつきが発生しやすい印象です。特に、戦闘中に元素スキルや元素爆発を重ねるとフレームレートが不安定になります。
最高設定+60fpsで、快適に遊びたいユーザーは注意が必要です。
また、負荷がかかるゲームのため、発熱もそこそこある印象。ある程度設定を落としつつ、遊んでいくのがおすすめです。
ちなみに、最高画質+60fps設定で30分遊ぶとバッテリーは約9%減、ゲーム終了後の本体温度は41.3度でした。(サーモグラフィーによる本体表面温度は、MAX44.1度)
Google Pixel 8 Proで使える通信キャリアをチェック
Google Pixel 8 Proで使える通信キャリアをチェックしておきましょう。
機種名 | Google Pixel 8 Pro (Googleストア版) |
---|---|
対応バンド ※公式に公表されたものだけ記載 | 4Gバンド:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/14/17/18/19 /20/21/25/26/28/29/30/38/39/40/41/42/46/48/66/71 |
5Gバンド:n1/2/3/5/7/8/12/20/25/28/30/38/40/41/66/71/77/78/79/257 |
Google Pixel 8 Proの対応バンドは、上記のとおりです。国内キャリアで使うために必要なバンドを幅広く網羅しています。
なお、独自に検証した利用可能キャリアは下記のとおりです。(※一部主要キャリアおよび格安SIM業者のみ記載、各社4G通信でのみ検証)
利用可否 | |
ドコモ | 通話○ データ通信○ |
au | 通話○ データ通信○ |
ソフトバンク | 通話○ データ通信○ |
ワイモバイル | 通話○ データ通信○ |
楽天モバイル | 通話○ データ通信○ |
ahamo(アハモ) | 通話○ データ通信○ |
UQモバイル | 通話○ データ通信○ |
povo2.0 | 通話○ データ通信○ |
一部を除き、多くのキャリアおよび格安SIMでAPN設定することなく、そのまま利用可能です。(※上記以外の格安SIM業者でも利用できる可能性はありますが、手元にないため未検証)
▼以下に国内主要キャリアのバンドをまとめておきました!
バンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
Band1 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band3 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
Band8 | ⭕ | |||
Band11 | ⭕ | ⭕ | ||
Band 18/26 | ⭕ | ⭕ | ||
Band19/26 | ⭕ | |||
Band21 | ⭕ | |||
Band28 | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
Band41 | ⭕ | ⭕ | ||
Band42 | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
5Gバンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク/ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
n77(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | |
n78(Sub6) | ⭕ | ⭕ | ||
n79(Sub6) | ⭕ | |||
n257(ミリ波) | ⭕ | ⭕ | ⭕ | ⭕ |
ドコモは、Band 1 / Band 3 / Band 19/26、Band 21。山間部などで使うことがない場合は最悪、Band 19がなくても大丈夫です。
auで使うなら、Band 1 / Band 18/26は抑えておきましょう。
ソフトバンクとワイモバイルで使うなら、Band 1 / Band 3 / Band 8の対応は必須。楽天モバイルで利用するなら、Band 3 / Band 18に対応しているモデルを選ぶのがおすすめです。
Google Pixel 8 Proのカメラをレビュー
Google Pixel 8 Proのカメラをレビューしていきます。
良い
普通
あまり良くない
悪い
カメラ性能の評価は、以下のとおりです。
静止画 | めっちゃ良い |
---|---|
動画 | 良い |
それでは、カメラ仕様・作例などをより詳しくチェックしていきます。
Google Pixel 8 Proのカメラ・動画撮影性能をチェック
Google Pixel 8 Proは、トリプルカメラを搭載しています。
5,000万画素 | 広角 / F値1.68 / OIS |
4,800万画素 | 超広角 / F値1.95 / 画角125.5° |
4,800万画素 | ペリスコープ望遠 / F値2.8 / OIS |
アウトカメラには、5,000万画素の広角レンズ(F値1.68)、4,800万画素の超広角レンズ(F値1.95)、4,800万画素のペリスコープ望遠レンズ(F値2.8)を備えています。
Google Pixel 8 Proのみ、「プロ設定」に対応。いわゆるマニュアル撮影で、シャッタースピードやISO感度の変更も可能です。また、全レンズで高画素撮影もできるようになっています。
インカメラの仕様は以下のとおり。
1,050万画素 | 標準 / F値2.2 |
インカメラは、1,050万画素の標準レンズ(F値2.2)のシングルカメラ仕様です。
アウトカメラの動画撮影性能は、以下にまとめました。
8K 撮影 | 非対応 |
4K 撮影 | 24fps/30fps/60fps |
1080p撮影 | 24fps/30fps/60fps |
スローモーション撮影 | 対応 |
動画については、4K/60fpsまで撮影可能。今回は広角レンズ+1080p/60fpsを試してみましたが、”しっかり撮れる”印象です。
明るく、綺麗に撮れて、手ブレ補正もしっかり効くので、動きながらの撮影でもなめらかな映像を撮ることができます。
新たに、「音声消しゴムマジック」機能が追加。撮影した動画や過去の動画でも不要なノイズや音を除去することが可能です。
冒頭のレビュー動画内で実際に撮影したものと機能を紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。
Google Pixel 8 Proのカメラで撮影した作例
今回は、僕がGoogle Pixel 8 Proのカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。
日中
▼広角で撮影
▼左は通常、右は高画素撮影
広角は、全体的に明るくハッキリ撮れます。色味は暖色系よりで、違和感ない仕上がりです。
ソフトウェアの補正力がしっかりしているので、カメラを構えてシャッターを切るだけで誰でも綺麗な一枚を撮れます。
▼超広角で撮影
超広角は、広大な風景などを一枚の写真に収めたい時に便利です。
画質も綺麗で、明るく撮影できます。広角と比べても大きな色味の差もなく、使いやすかったです。
▼2倍ズームで撮影
▼左は通常、右は高画素撮影
2倍ズームは、手元にある料理などにサッと寄って撮りたい時に重宝します。(少し遠くにある被写体を撮りたい時にも便利)
とても使い勝手の良い2倍ズームで、明るく画質も綺麗。バランスの良い色味で、仕上げてくれます。
▼ペリスコープ望遠(光学5倍)で撮影
▼左は通常、右は高画素撮影
ペリスコープ望遠(光学5倍)を使えば、遠くにある被写体へグッと寄って撮影可能です。
画質については、綺麗。明るくハッキリ撮れて、色味のバランスも良い感じでした。
望遠でも、高画素撮影が可能。通常時と比べ、明らかに解像感がUPしています。望遠レンズでも、高画素撮影ができるようになったのはとてもデカいですね。
▼10倍デジタルズームで撮影
10倍デジタルズームもかなり綺麗。十分実用的で、これだけ解像感が残っているのはスゴいですね。
▼最大30倍デジタルズームで撮影
デジタルズームは、最大30倍まで利用可能。最大倍率は粗さが出てくるものの、想像以上に綺麗に撮れていました。
その他
▼その他
▼左は広角オート、右はマクロ撮影
夜景・暗所
▼広角で撮影(AIオン)
▼広角で撮影(AIオフ)
▼広角で撮影(夜景モード)
▼その他(暗所)
暗所・夜景撮影については、”綺麗に撮れる”印象。光量が極端に足りない場面でも、明るくハッキリ撮れます。
解像感はもちろん、ノイズがかなり抑えられているのが素晴らしいです。フレアやゴーストも従来比で抑えられている印象です。(※街頭などの強い光源は、出るので注意)
また、光量がない場面で超広角や2倍ズーム、光学5倍望遠でもしっかり撮れており、全レンズで暗所を綺麗に撮れるのは魅力的です。
これだけ撮れていれば、暗所・夜景にも強いカメラを備えている一台だと言って問題ないでしょう。
Google Pixel 8 Proのバッテリー持ちをレビュー
Google Pixel 8 Proのバッテリー性能を確認していきます。
良い (16時間で残量40%-59%)
普通 (16時間で残量30%-39%)
あまり良くない (16時間で残量20%-29%)
悪い(16時間で残量10%-19%)
とても悪い (16時間で残量0%-9%)
バッテリー持ちについては、”良い”です。
機内モードオンで、Wi-Fiのみオンにした状態でYouTubeを流し続け、1時間おきにバッテリー残量を計測するテストを行った結果は以下のとおりです。(※テスト環境、条件により差が出る場合があるので注意してください。)
機種名 | 0時間経過 | 1時間経過 | 2時間経過 | 3時間経過 |
---|---|---|---|---|
Google Pixel 8 Pro | 100% | 98% | 94% | 89% |
Google Pixel 7 Pro | 100% | 97% | 91% | 85% |
Google Pixel 6 Pro | 100% | 97% | 91% | 85% |
単純にYouTube動画を流すだけのテストでは、持ちは”良い”印象。じっくり検証した結果は、以下のとおりです。(※スムーズディスプレイ”オン”で検証)
ネット検索やSNS、動画視聴、音楽鑑賞、ゲームなどを検証しつつ利用した結果、16時間後のバッテリー残量は50%でした。
僕の使い方なら、1日は余裕。従来比で、しっかりとバッテリー持ちが向上しています。
もちろん利用環境や使い方によっても変わってきますが、電話やメール、ネット検索などを中心に利用するユーザーであれば、少なくとも1日は電池持ちを気にせず使えるでしょう。
Google Pixel 8 Proの指紋・顔認証をチェック
Google Pixel 8 Proは指紋・顔認証どちらにも対応。早速、それぞれの認証精度・速度を試していきます。
早速、光学式の画面内指紋認証を試してみました。
精度良し、認証スピードは高速な印象。ロック解除からホーム画面への移行もスムーズです。
また、画面にミヤビックス製のPETフィルムを貼っても快適に認証できています。(※僕は、OverLay 9H Brilliantを愛用)
ちなみに、「時間と情報を常に表示」をオンにすれば、画面オフ状態でも常に指紋認証を利用可能です。(※ただし、バッテリーの減りは早くなるので注意)
次に、顔認証を試していきましょう。認証速度は高速、精度も良く快適です。(※メガネをかけたまま認証OK、マスクしたまま認証には非対応)
指紋認証と顔認証どちらにも対応しているため、様々なシーンで快適に利用できる一台でした。
Google Pixel 8 Proのスピーカー(音質)をレビュー
Google Pixel 8 Proは、ステレオスピーカーを搭載。早速、音質などを確認していきます。
良い
普通
あまり良くない
悪い
肝心の音については、”普通”な印象です。
▼Google Pixel 8 Proのステレオスピーカーの音はこちら!
フリー音源 Song: Zero Venture – Point Of View (feat. Cadence XYZ) Link: https://youtu.be/EnarUjBnLXw Music promoted by FMW. Released by Mind Resurgence.
実際に様々な”音”をGoogle Pixel 8 Proから出して検証してみましたが、音の広がりを感じられる大音量スピーカーです。(※アダプティブサウンドをオンへ設定変更するのがおすすめ!)
従来比で低音が強化され、音に厚みが出ています。また、音量もUP。全体的に音の広がりを感じられるスピーカーに仕上がっています。
一方で、音のクリアさや繊細さが同価格帯モデルに比べ、物足りない印象です。
とはいえ、動画鑑賞やゲームを楽しむには十分な音を出してくれるので、このあたりはどこまで求めているのかを考えつつ選んでいきましょう。
なお、イヤホンジャックは”非搭載”。普段から有線イヤホンを利用して音楽などを楽しみたい人は、変換アダプタ等を事前に購入しておくのがおすすめです。
・SBC:○
・AAC:○
・aptX:○
・aptX HD: ○
・LDAC:○
・aptX Adaptive:×
※実際にワイヤレスイヤホンを使い検証(ーは未検証)
ちなみに、対応しているBluetoothコーデックは上記のとおりです。実機検証したところ、「LDAC」にも対応していました。
Google Pixel 8 Proのメリット(良いところ)
Google Pixel 8 Proを実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。
ココがメリット(良い点) |
---|
上質なデザイン!背面マットでサラサラが最高◎ エッジ→フラットディスプレイに変更!保護フィルムも貼りやすい 大画面6.7インチ!最大解像度なら高精細で綺麗! 最大輝度が向上!明らかに直射日光下で見やすくなった! 日常使いには問題ない快適動作!異常な発熱もなし リフレッシュレート120Hz駆動!なめらか表示が魅力 安定感あるバッテリー持ちが素敵!1日は安心して使える 圧倒的なカメラ性能!暗所や望遠レンズの画質向上! 「プロ設定」がスゴい!全レンズで高画素撮影ができる 音声消しゴムマジックが凄すぎ!不要な音を消せる 指紋・顔認証どちらにも対応!精度も良く快適! リアルタイム文字起こしが便利すぎる! アプデで外部出力に対応!ミラーリング機能を使える ドコモユーザーも安心!B21やn79にも対応している Qiワイヤレス充電に対応!置くだけで充電可能! ケースなどのアクセサリー類が充実!選べるの最高! IP68防水防塵&おサイフケータイにも対応している 長く安心して使える!7年間のアップデート保証付き |
以上が、Google Pixel 8 Proを使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
日常使いには問題ない快適動作!異常な発熱もなし!
独自SoCの第3世代「Google Tensor G3」搭載のGoogle Pixel 8 Proは、従来比で劇的な動作改善はないものの、日常使いには問題ない快適さでした。
ネット検索や各種SNS、動画鑑賞などは、快適に楽しめます。ゲーム性能については、正直物足りない印象。アプリの最適化待ちも多いです。
相変わらずゲームメイン機としては不向きですが、電話やメール、ネット検索、SNSなどを中心に楽しむユーザーならまず問題ないでしょう。
圧倒的なカメラ性能!暗所や望遠レンズの画質向上!
Google Pixel 8 Proは、相変わらず”カメラが強い”。グーグルの強力なソフトウェア処理もあって、誰が撮影しても失敗しにくく、綺麗に撮れるカメラ性能でした。
広角は明るく、鮮明に撮影可能。接写やポートレート、暗所・夜景も難なく完璧にこなしてくれます。超広角は解像感を残しつつ、迫力ある一枚を撮影できます。
驚いたのは、望遠レンズの画質向上。今まで以上にクッキリ撮影可能で、遠くにある被写体を鮮明に撮影したいユーザーには嬉しい強化でしょう。
また、”Pro”だけ全レンズ高画素撮影できるのも魅力。加えて、動画内の不要な音を除去できる新機能「音声消しゴムマジック」もめちゃくちゃ便利でした。
スマホに”カメラ性能”と”革新的な機能”を求めている人にこそ、とてもおすすめできる一台です。
安定感あるバッテリー持ちが素敵!1日は安心して使える
Google Pixel 8 Proをじっくり利用しましたが、バッテリー持ちは従来比で改善され、より安定していました。
僕の使い方なら、1日は余裕。もちろん、利用用途・環境によっても変わってきますが、メールやネット検索などを中心に使うユーザーなら1日は問題ないでしょう。
また、発熱も従来比で抑えられている印象。重いゲームなどの負荷がかかる場面を除き、使っていて気になる発熱はありませんでした。
Google Pixel 8 Proのデメリット(悪いところ)
Google Pixel 8 Proを実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。
ココがデメリット(悪い点) |
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顔認証はマスクに非対応&極端に光量がない暗所だと失敗しやすい! 編集マジックは処理に時間がかかる 本体サイズは大きく重さが200g超え!人によって合う合わないがある ゲーム性能はイマイチ!原神などの重い3Dゲームガチ勢は注意! 音量ボタンと電源ボタンの配置が使いにくい! カメラUIが従来比で若干使いにくくなった 街頭などの強い光源があるとフレアやゴーストが出る ステレオスピーカーの音質が物足りない!ただ従来比では改善! microSDカード非対応&イヤホンジャック非搭載 |
以上が、Google Pixel 8 Proを使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。
本体サイズは大きく重さが200g超え!人によって合う合わないがある!
Google Pixel 8 Proは大画面×大容量バッテリー搭載機のため、本体サイズが大きく、200g超えと重さもしっかりある一台です。
文字も見やすく、動画鑑賞は快適に楽しめる一方で、片手での操作はしにくく、長く使えば使うほどじわじわ気になってきます。
このあたりは人によって感じ方が変わる部分なので、可能であれば事前にサイズ感と重さを確認しておくのが良いでしょう。
ゲーム性能はイマイチ!原神などの重い3Dゲームガチ勢は注意!
「Google Tensor G3」を搭載したGoogle Pixel 8 Proのゲーム性能は、物足りない印象です。
原神などの3Dグラフィックの重たいゲームなどを試すと、重さやカクつきを感じました。アプリ側の最適化が進んでいない場合も多く、ゲームを快適に楽しみたいユーザーには不向きです。
もちろん、ネット検索やLINE、各種SNSなどの日常使いには何ら問題ありません。このあたりは目的・用途を考えつつ、選んでいくのをおすすめします。
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Google Pixel 8 Proの口コミ・評判をチェック
Google Pixel 8 Proの口コミ・評判を以下に集めてみました。
Google Pixel 8 Proの評価まとめ
Google Pixel 8 Proを実際に使って感じた評価をまとめていきます。
満足度 | ★★★★☆ |
---|---|
デザイン・外観 | ★★★★☆ |
携帯性 | ★★★★☆ |
基本動作(快適さ) | ★★★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー持ち | ★★★★☆ |
スピーカー | ★★★★☆ |
カメラ | ★★★★★ |
Google Pixel 8 Proは、グーグルの最上位ハイエンドモデルに相応しい一台に仕上がっていました。
注目は、やはり”カメラ性能”。暗所性能の強化や望遠レンズの画質向上など、これまで以上にいつでも最高の撮影体験が可能です。
また、”Pro”だけが使えるマニュアル撮影と全レンズ高画素撮影も魅力。加えて、AIを活用した独自の新機能「音声消しゴムマジック」なども面白く、随所にグーグルらしさを感じました。
カメラ以外にも、より洗練されたデザインや明るいディスプレイ、バッテリー持ちの強化、7年間のアップデート保証なども魅力的です。
もちろん、安心のIP68防水防塵やおサイフケータイ、ワイヤレス充電など国内ユーザーが求める仕様は全て揃っています。
一方で、スピーカーの音質や本体重量、ゲーム性能は”惜しい”と感じました。特に、スピーカーやゲーム性能は最上位ハイエンドだからこそ、頑張ってほしい部分です。
とはいえ、”カメラ”という強みを伸ばしつつ、バランス良くまとまったハイエンド機です。
大画面で、快適に使えて、強力なカメラを備えている一台がほしいならコレだ!とハッキリ言い切れる、そんなモデルです。
もちろん、自分が求めている仕様は何かを考えつつ、自分に合ったスマホを選んでいくことが大事。その際に、ぜひGoogle Pixel 8 Proも一度チェックしてみてください!
Google Pixel 8 Proの価格とお得に買う方法
Google Pixel 8 Proの販売価格は以下のとおりです。
価格(※全て税込) | |
---|---|
ドコモ | 198,000円(12GB+256GB)〜 |
au | 169,900円(12GB+128GB)〜 |
ソフトバンク | 172,080円(12GB+128GB)〜 |
Googleストア | 159,900円(12GB+128GB)〜 |
Google Pixel 8 Proの本体価格は、上記のとおりです。
キャリア版は大幅な割引キャンペーンやお返しプログラムなども行われているので、上手く活用すれば安く購入できます。
どうせ買うなら、少しでもお得に!ぜひ、一度チェックしてみてください!
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