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Xperia 1 II 実機レビュー!使って感じたメリット・デメリットと評価

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Xperia 1 II 実機レビュー!使って感じたメリット・デメリットと評価

Xperia 1 IIを実機レビューッ!どうも、スマホ買っちゃう系ガジェットライターちえほんです。TwitterYouTubeもやってます。

2020年5月22日より順次発売が開始されたSONY(ソニー)の最新フラッグシップモデル「「Xperia 1 II」」。約6.5インチ4K×有機EL、5G対応、カールツァイスレンズ採用トリプルカメラ搭載スマホです。

個人的なXperia 1 IIの評価

Xperia 1 IIを約2週間使って感じる良いところ、悪いところについて、すべて正直にじっくりお伝えしてきます。

▼YouTube動画でもXperia 1 IIの実機レビューをしているので、合わせてチェックしてみてね!

個人的なXperia 1 IIの評価は下記のとおりです!

満足度★★★★☆
デザイン・外観★★★★★
携帯性★★★★☆
ゲーム性能★★★★☆
画面表示&綺麗さ★★★★☆
バッテリー持ち★★★☆☆
カメラ★★★☆☆

本記事では、Xperia 1 IIの魅力や外観・デザイン、カメラ、スペック性能やゲーム・アプリ動作、指紋認証の快適さ、バッテリー持ち、実際に使って感じたメリット・デメリット(良い点、悪い点)、口コミ・評判などを含め使用感レビューをして評価していきます。

タップできる目次

Xperia 1 IIの魅力をチェック!!

Xperia 1 IIの魅力をチェック

Xperia 1 IIの魅力は、以下の3つです。

惚れ惚れするデザインが最高

惚れ惚れするデザインが最高

Xperia 1 IIは、高級感溢れるデザインで、両面ガラス仕様、側面はメタルフレームを採用。旧モデルXperia 1の超縦長21:9アスペクト比を引き続き採用、持ちやすいラウンドフォルムではなく角ばったデザインにです。

前面はノッチ非採用、上下にフロントステレオスピーカーを備えています。背面は、流行りのスクエアデザインのカメラではなく、シンプルに縦型デザインのクアッドカメラを採用しています。

手にとる人を魅了する、シンプルで洗練されたデザインは間違いなく魅力的です。

Xperia 1の惜しい点が劇的改善されている

Xperia 1の惜しい点が劇的改善されている

去年のXperia 1で残念に感じていた仕様が、「Xperia 1 II」では劇的に改善・変更が加えられています。

「イヤホンジャック」や「フロントステレオスピーカー」、「ワイヤレス充電」、「指紋認証一体型の電源ボタン」など、不満点を完全に解消してくれている仕様が超魅力的です。

また、Xperia 1で不評だった国内版のみ64GBストレージ仕様。少ないと感じた方も多いかもしれませんが、今回のXperia 1 IIでは128GBになっているので大容量ストレージを利用できる点も嬉しいポイントですね!

カールツァイス(Carl Zeiss)レンズ採用、3眼カメラ!カメラ性能が大幅向上

カメラ性能が大幅向上

Xperia 1 IIは、カールツァイス(Carl Zeiss)レンズを採用したトリプルカメラを搭載しています。特に、標準カメラは1/1.7型センサーを採用したこともあり、以前よりも格段に明るい写真撮影が可能です。

ソニーの一眼カメラのような質感、雰囲気のある写真が撮影可能。その他に、Photo Proを利用することで高速AF/AE追従で20コマ/秒の高速連写、人や動物の瞳に対応したリアルタイム瞳AFも利用できます。(※現状アップデート待ち)

デフォルトのカメラアプリはこれまでよりもより使いやすく、レンズの切り替えも楽になったので、素直に使いたいと感じるカメラになりました。

Xperia 1 IIの外観・デザインをレビュー

Xperia 1 IIの外観・デザインをレビュー

Xperia 1 IIの外観・デザインをレビューしていきます。パッケージデザインは以下のとおりです。(※今回は、au版を購入しました)

Xperia 1 IIのパッケージ

付属品は、アンテナケーブルと説明書のみです。充電ケーブルやACアダプタは付属していないので、別途用意が必要となっています。

Xperia 1 IIの付属品

ディスプレイサイズは、6.5インチ4K×有機ELディスプレイを採用。完全ベゼルレスというわけにはいきませんが、上下のベゼルの太さは気になることはなく、むしろノッチ欠けしていないので好印象です。

6.5インチ4K有機ELディスプレイを採用

インカメラ上部左、上下にフロントステレオスピーカーを備えています。顔認証には非対応です。

フロントスピーカー上部
フロントスピーカー下部

背面は、左上にカールツァイスレンズを採用したトリプルカメラ、中央に「SONY」ロゴ、下部に「Xperia」と刻まれています。ガラス仕様で、シンプルに格好良い背面です。

右側面には、「音量ボタン」、「電源ボタン」、「カメラボタン」。左側面には、SIMピンが必要なく取り出せるSIMスロットが備わっています。

右側側面、「音量ボタン」、「電源ボタン」、「カメラボタン」

▼右側側面、「音量ボタン」、「電源ボタン」、「カメラボタン」

左側面、「SIMスロット」

▼左側面、「SIMスロット」

側面上部には、「イヤホンジャック」と「マイク」。側面下部には、「マイク」、「Type-Cコネクタ」が採用されています。

側面上部には、「イヤホンジャック」と「マイク」

▼側面上部には、「イヤホンジャック」と「マイク」

側面下部には、「マイク」、「Type-Cコネクタ」

▼側面下部には、「マイク」、「Type-Cコネクタ」

本体サイズは、約166×72×7.9mm、重さは約181g(※実測値は180g)。

Xperia 1 IIの重さ

Xperia 1 IIは角張ったデザインを採用していますが、凄く持ちにくいという感じはありません。流石に旧モデルのラウンドフォルムには及びませんが、手に馴染む感じは十分あります。

Xperia 1 II本体サイズ比較

▼Xperia 1 IIを他機種とサイズ比較

Galaxy S20+よりもわずかに縦が長く、横幅は狭いです。横幅が狭い分Xperia 1 IIの方が握りやすく、フィット感はラウンドしているGalaxy S20+の方が上に感じます。

Xperia 1 IIの前面(持ってみた)
Xperia 1 IIの背面(持ってみた)

Xperia 1 IIのカラーラインナップは、ブラック、ホワイト、パープルの3色展開。パープルについては、ドコモのみの取り扱いとなっています。

カラーラインナップ

Xperia 1 II 国内SIMフリー版の限定カラー「フロストブラック」をソニーストア名古屋店の展示(モック)を見てきたので、どんな質感なのかチェックしてきます。現状は、ホットモット(動く実機)はなく、あくまでコールドモック(動かない見本)のみです。

フロストブラックは、磨りガラス仕様でサラサラとしてマットな質感になっています。触り心地が非常によく、上質な感じがたまりません。

側面もしっかりマット仕上げが施されていて、統一感が凄く良い感じでした。電源ボタンの指紋認証センサーとフレームの色味がマッチしているのも良きです。

Xperia 1 IIの「ブラック」と「フロストブラック」を比べてみました。左が普通のブラック、右がフロストブラックです。比べると全然質感が違うのが分かっていただけると思います。

ブラックはブラックで高級感があって、フロストブラックはマットな感じが大人っぽい印象を受けました。

国内SIMフリー版Xperia 1 IIの限定カラー「フロストブラック」のモックを見てきて改めて、欲しくなりました。マットなサラサラ感で質感の良さを楽しめます。通常のブラックよりも、指紋が付きにくいのも良いですね。

Xperia 1 IIのスペック性能をレビュー

Xperia 1 IIのスペック性能をレビュー

Xperia 1 IIのスペック性能を確認しておきましょう。以下にまとめてみました。

機種名Xperia 1 IIXperia 1
本体サイズ (縦×幅×厚さ)約166×72×7.9mm約167×72×8.2mm
重量181g178g
ディスプレイ約6.5インチ
4K HDR×有機ELディスプレイ
擬似90Hzリフレッシュレート
6.5インチ
4K HDR×有機ELディスプレイ
CPU(SoC)Snapdragon 865Snapdragon 855
メモリ(RAM)8GB6GB
内蔵ストレージ(ROM)128GB/256GB64GB/128GB
外部ストレージmicroSDXC 最大1TBmicroSDXC 最大512GB
メインカメラトリプルレンズカメラ
約1,200万画素(広角)
約1,200万画素(超広角)
約1,200万画素(望遠)
3D iToFセンサー
カールツァイス(Carl Zeiss)レンズ
トリプルレンズカメラ
約1,200万画素(広角)
約1,200万画素(超広角)
約1,200万画素(望遠)
サブカメラ約800万画素約800万画素
バッテリー4,000mAh3,200mAh
防水・防塵IP68IP68
その他5G対応
イヤホンジャック搭載
ワイヤレス充電対応
イヤホンジャック非対応
ワイヤレス充電非対応

Xperia 1 IIは、ハイエンドモデル相当の性能を備えています。大画面6.5インチ4K HDR×有機ELディスプレイ、CPUは最新のSnapdragon 865、メモリ8GB、ストレージ128GBを搭載しています。

国内モデルについては、5Gモデルでは貴重なワンセグ・フルセグにも対応。もちろん、防水防塵やおサイフケータイ搭載です。

デュアルフロントスピーカーやイヤホンジャック、ワイヤレス充電の復活など、欲しい機能がすべて詰め込まれている一台となっています。

Xperia 1 IIのAntutu Benchmarkスコア

Xperia 1 IIのAntutu Benchmarkスコア

Xperia 1 IIの性能を詳しく検証します。参考までにベンチマークテストの「Antutu Benchmark」の測定結果を下記に記載しておきます。

CPUにSnapdragon 865を搭載したXperia 1 II動作レスポンスは非常に快適です。Antutu Benchmarkのスコアは「544,769点」。ちなみに、2020年3月に発売されたAQUOS R5Gは「576,110点」でした。

Xperia 1iiベンチマーク

スコア的にはR5Gの方が点数が高いですが、一般的な電話、メール、ウェブブラウジング、各種SNSはもちろん、快適に利用出来ます。PUBGモバイルなどの重い3Dゲームも十分快適に遊ぶことが可能です。

Xperia 1 IIを実際に使っていて、動作レスポンスに対する不満は一切感じることなく、利用出来ています。

Xperia 1 IIのスペックまとめ

Xperia 1 IIは、ハイエンドモデル仕様。21:9の4K×有機ELディスプレイ&擬似的リフレッシュレート90Hz対応や高性能なSnapdragon 865、カールツァイスレンズを採用したクアッドカメラも魅力です。

イヤホンジャックやフロントステレオスピーカーの復活、角ばったフレームデザインも素敵すぎます。安心のIP68防水防塵やおサイフケータイ対応も魅力的となっています。

Xperia 1 IIのゲーム・アプリ動作をチェック

Xperia 1 IIのゲーム・アプリ動作をチェック

Xperia 1 IIでゲームやアプリの動作を確認していきます。ポケモンGOやモンスト、PUBGモバイルの動作は問題なく快適にプレイできます。

PUBGモバイルなどの重い3Dゲームを長時間遊ぶと”発熱”自体はありますが、十分抑えられている印象を受けます。また、発熱してもパフォーマンスが下がることはありませんでした。

HSパワーコントロール

ハイエンドXperiaのオリジナル機能として、ゲーム特化機能「Game enhancer(ゲームエンハンサー)」が搭載。Xperia 1 IIの独自機能として、「HSパワーコントロール」という新機能が追加されています。

ゲーム中に充電ケーブルを繋いでもバッテリーへの供給はされず(充電されない)、直接デバイスに電源供給が行われます。バッテリーへの負荷を大幅に軽減できる素晴らしい機能です。

実際にHSパワーコントロールを利用してみましたが、本体の発熱温度については大きな変化は見られませんでしたが、バッテリーへの負荷は大幅に減らせているはずなので、充電しながら使うときは必ず「HSパワーコントロール」をオンにしておきましょう。

Xperia 1 IIで使える通信キャリアをチェック

Xperia 1 IIで使える通信キャリアをチェック

Xperia 1 IIで使える通信キャリアをチェックしておきましょう。

機種名Xperia 1 II(ドコモ版)
対応バンド【LTE(4G)】1/3/19/21/28/42
【5G】Sub-6 N77/N78/N79
ミリ波非対応
機種名Xperia 1 II(au版)
対応バンド【LTE(4G)】1/3/11/18/26/28/42
【5G】Sub-6 N77/N78
ミリ波非対応

ドコモ版とau版でも対応バンドが異なるので注意が必要です。楽天モバイルを利用したい方は、au版をSIMロック解除したほうがパートナーエリア時を含め快適に利用出来ます。

国内版はソフトバンクやワイモバイル回線との相性も使えないわけではないですが、特段言い訳でもないので注意しておきましょう。

機種名海外版 Xperia 1 II (ETORENで販売分)
対応バンド【LTE(4G)】1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/19/20/ 25/26/28/29/32/34/38/39/40/41/46/66
【5G】Sub-6 N1/N3/N28/N77/N78 ミリ波非対応

ETORENで販売される海外版Xperia 1 IIのバンドを見る限り、au系との相性はあまりよくありません。

また、楽天モバイルのパートナーエリア時はバンド18が必要ですが、バンド26だけでも繋がるかどうか曖昧のためドコモやソフトバンク、ワイモバイル系のSIMカードで利用することをおすすめです。

Xperia 1 IIのカメラをレビュー

Xperia 1 IIのカメラをレビューします。注目は、カールツァイス(Carl Zeiss)レンズ採用、トリプルレンズカメラを備えている点です。

カメラ構成は、約1,200万画素の広角(F値1.7)、約1,200万画素の超広角(F値2.2)、約1,200万画素の望遠(F値2.4)、3D iToFセンサーとなっています。

瞳AFが動物の目に対応、低照度撮影やαシリーズのような操作画面で撮影ができるPhoto Proも魅力的です。

今回は、僕がXperia 1 IIのカメラを魅力に感じた点を含め、作例を交えてご紹介していきます。

Xperia 1 IIで実際に撮影した作例

※タップして拡大出来ます。
日中
▼Xperia 1 IIの標準カメラで撮影

Xperia 1 IIの標準カメラで撮影
Xperia 1 IIの標準カメラで撮影2
Xperia 1 IIの標準カメラで撮影3
Xperia 1 IIの標準カメラで撮影4
Xperia 1 IIの超広角で撮影
Xperia 1 IIの超広角で撮影2

▼Xperia 1 IIの超広角で撮影

Xperia 1 IIの望遠(光学3倍)で撮影
Xperia 1 IIの望遠(光学3倍)で撮影2

▼Xperia 1 IIの望遠(光学3倍)で撮影

Xperia 1 II望遠カメラ(最大デジタルズーム10倍)で撮影<br /> <

▼Xperia 1 II望遠カメラ(最大デジタルズーム10倍)で撮影

Xperia 1 IIの標準カメラは、かなり質感の良い写真撮影が行えます。一眼レフのようなボケ感を手軽に楽しめるのは魅力。旧モデルから考えると明らかに明るく撮影ができるようになっています。

超広角も単純に撮れる写真が良くなっていますが、気になったのは望遠レンズです。ピントがうまく合わない場面に数回遭遇しました。

料理

※タップして拡大出来ます。

Xperia1IIで撮影した食べ物

▼Xperia 1 IIで撮影

Galaxy S20Plusで撮影した食べ物

▼Galaxy S20+で撮影

接写

Xperia 1 IIで接写撮影
Xperia 1 IIで接写撮影2
Xperia 1 IIで接写撮影3

夜景・夜間
※タップして拡大出来ます。

Xperia 1 IIで撮影した夜景

▼Xperia 1 IIで撮影

Galaxy S20Plusのナイトモードで撮影した写真

▼Galaxy S20+のナイトモードで撮影

Xperia 1 IIのカメラは、暗所・夜景に現状弱めです。低照度撮影でどこまで戦えるようになるかが、気になります。アップデート後、再度検証をしていきたいと思います。

Xperia 1 IIの「Photo Pro」をチェック

Xperia 1 IIの「Photo Pro」をチェック

Xperia 1 IIの最強新アプリ「Photo Pro」をチェックしていきましょう。

写真撮影専用アプリ

Photo Proは、ソニーのデジタル一眼カメラ「α」シリーズなど、本格カメラの操作性や機能を追求した写真撮影専用アプリです。シャッタースピードやホワイトバランス、高速連写、リアルタイム瞳AFも利用できます。(※Photography Pro(フォトグラフィープロ)とも言われています)

利用可能になったリアルタイム瞳AFを試してみました。凄く高速にフォーカスが合う+めちゃくちゃ正確です。

動く動物の瞳にも合わせられる

上記のような感じで、動く動物の瞳にも合わせられるので、動物の写真を撮りたい方にとってはこれ以上ない素晴らしいカメラアプリ。

この他にも、最大200枚まで撮影可能な高速連写も利用できたり、「Photo Pro」は凄く面白いです。

Xperia 1 IIカメラの総評

Xperia 1 IIカメラの総評

Xperia 1 IIカメラを試してきましたが、日中撮影は大幅に強化されている印象です。1/1.7型大判センサーやカールツァイスレンズの影響により、より明るく一眼レフで撮影したような質感の写真が手軽に撮影可能です。

個人的に良かったのは、”盛りすぎない”点です。最近のスマホカメラは見た目よりも、明るく色味も濃い傾向にあることが多いですが、Xperia 1 IIは現実に近い色味のまま撮影が行えるのは嬉しいポイントとなっています。

Xperia 1 IIのバッテリー持ちをチェック

>Xperia 1 IIのバッテリー持ちをチェック

Xperia 1 IIのバッテリー持ちについては、正直凄くバッテリー持ちが良いとは言えません。あくまでバッテリー持ちは”普通”という印象です。

Xperia 1 II : バッテリー100%から利用
YouTube : 3時間30分
Twitter : 1時間
ウェブ検索 : 30分
上記、3つでバッテリー100%から44%に減少

もちろん、使う環境にもよりますが、ある程度ゲームや動画、SNSを数時間続けて利用するようなヘビーにとってはモバイルバッテリーを持ち歩いたほうが安心だと思います。ライトユーザーにとっては、十分一日使える程度だと感じています。

複数端末で同一のYouTube動画を再生し続けて、約1時間でバッテリーがどのぐらい減るのかを検証しました。Xperia 1 Ⅱは、約1時間で100%から89%になりました。同条件で、Galaxy S20は約1時間で100%から90%でした。

利用する環境によっても多少異なりますが、バッテリー持ちに関しては現状”普通”と言わざるを得ないでしょう。

Xperia 1 IIの指紋認証をチェック

Xperia 1 IIの指紋認証をチェック

Xperia 1 IIは、なんとXperia XZ1以来の側面電源ボタン一体型指紋認証を搭載しています。旧モデルのXperia 1と比較しても圧倒的に使いやすくなりました。

Xperia 1 IIの指紋認証を試してみた

指紋認証精度については、個体差があると噂されていますが、僕のXperia 1 IIは失敗なく快適認証できています。

スリープ状態のまま、スリープ解除から指紋認証、ホーム画面まで瞬時に移行可能。電源ボタンと指紋認証が別れていないのは、本当にXperiaらしくて素晴らしいです。

Xperia 1 IIのメリット(良いところ)

Xperia 1 IIのメリット(良いところ)

Xperia 1 IIを実際に使ってみて感じたメリットをチェックしていきます。

ココがメリット(良い点)
デザインが最高に格好良い!(現行キャリアモデル5Gの中でも最も好き)
ディスプレイがめちゃくちゃ綺麗
フロントステレオスピーカー最高
カールツァイスレンズ搭載、生まれ変わったカメラが良い
カメラの物理ボタンが凄く便利
画面分割がちょうど良いながら操作できる
指紋認証一体型電源ボタン最高
ゲーム利用に最適!HSパワーコントロールが凄い
ワイヤレス充電で置くだけ充電できる
現行国内5Gスマホで唯一ワンセグ/フルセグ対応

以上が、Xperia 1 IIを使って感じた良いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。

フロントステレオスピーカーが最高すぎる!

フロントステレオスピーカー最高

Xperia 1 IIは、フロントステレオスピーカーが復活。前面に2個スピーカーを備えています。動画鑑賞時、画面を横にして観る時に両耳均一に音が聞こえる気持ちよさはたまらなく最高です。

今回はSONYらしさを感じる音作りになっているので、単純に音が良いだけじゃなくて奥行きがあるというか、深みを感じれるスピーカーになっています。

また、ドルビーアトモス搭載でより臨場感がある音を楽しめるのも凄く良かったです!加えて、イヤホンジャックも搭載されているのが嬉しいですね。

カールツァイスレンズ搭載!生まれ変わったカメラが良い!

カールツァイスレンズ搭載、生まれ変わったカメラが良い

Xperia 1 IIは、一眼のような綺麗な質感の写真が撮れます。Xperia 1のカメラで感じた物足りなさはもうありません。

見たそのままを自然な色撮影できるカメラ

極度な加工・盛った感がなく、見たそのままを自然な色撮影できるカメラです。

今までのXperiaは暗さを感じていた部分もありましたが、本当に明るく撮れる変化を感じるカメラになっています。

指紋認証一体型電源ボタン最高すぎた!

指紋認証一体型電源ボタン最高

個人的に旧モデルXperia 1で最大の不満だったのが、指紋認証と電源ボタン別々に別れていた点でした。

Xperia 1 IIでは、指紋認証一体型の電源ボタンが復活、位置的にもちょうど使いやすい位置にあって素晴らしく使いやすくなりました。

個体差もあると言われていますが、現状僕が使っているXperia 1IIにおいては精度もかなり良く、失敗する回数は格段に減りました。

唯一、顔認証ないのは少し残念。価格帯的には搭載していてもおかしくないので、次期モデルには期待したいです。

ゲーム利用に最適!HSパワーコントロールが凄い!

ゲーム利用に最適!HSパワーコントロールが凄い

Xperia 1 IIにこっそり搭載されたHSパワーコントロールが神機能!ゲームメイン機としても最高です。

先程も触れましたが、「HSパワーコントロール」はゲーム中に充電ケーブルを繋いでもバッテリーへの供給はされず(充電されない)、直接デバイスに電源供給が行われます。

バッテリーへの負荷を大幅に軽減できる素晴らしい機能となっています。CPUの発熱自体は変わらずありますが、バッテリーの発熱はなく、不可をかけずに遊べる機能は素晴らしい発想だなと思います。

画面分割がちょうど良い!ながら操作できる!

画面分割がちょうど良い!ながら操作できる

Xperia 1 IIは、ながら操作ができるスマホ。21:9の縦長アスペクト比を活かして、Twitterしながら、YouTubeを楽しめるのは控えめに言って最高です。

また、今回専用のスイッチャーが使えるようになっているので、アプリの切り替えがよりスムーズに快適にできるようになりました。

最近ではジェスチャー操作ができるようになったので、マルチタスク起動からの2画面分割を多用しています。凄く便利で最高なので、ぜひ使ってみてください。

Xperia 1 IIのデメリット(悪いところ)

Xperia 1 IIのデメリット(悪いところ)

Xperia 1 IIを実際に使ってみて感じたデメリットをチェックしていきます。

ココがデメリット(悪い点)
いたわり充電は緊急時に不向き(デフォルトでオン、オフにはできる)
バッテリー持ちはイマイチ
カメラ機能が全て使えてないアプデ待ち(2020/6/18追記:アプデキタ!)
たまに挙動が怪しい(かくつくときがある。ついてこないときがある?)アプデ待ち

以上が、Xperia 1 IIを使って感じた悪いところです。それではいくつかピックアップしてご紹介します。

いたわり充電は緊急時に不向き

いたわり充電は緊急時に不向き

Xperia 1 IIは、バッテリーの寿命を延ばす「いたわり充電」を搭載しています。

満充電前に充電を一時ストップ、利用するユーザーの充電習慣にに合わせてくれるのでバッテリー負荷が軽減、2年使っても劣化しにくい、バッテリーの長寿命化を実現してくれる機能です。

Xperiaオリジナルの優秀な機能なんですが、向き不向きがあります。一日の習慣が一定の人にとっては便利ですが、習慣が決まっていない人にとっては使いにくい機能です。

僕自身、充電を忘れることも多く、外出直前に急速充電をするということがしばしばあります。そんな時に、「いたわり充電」をオンにしていると充電が進んでいないときがよくあります。

あれ?充電ができていないと感じる方は、一度「いたわり充電」を確認してください。デフォルトではオンになっているので、もしも充電が遅い?なんて感じた時は一度オフにしてみてくださいね!

カメラ機能が全て使えてない!

カメラ機能が全て使えてない

Xperia 1 IIの最大のウリでもある「Photo Pro」が、発売から約2週間経過しても使えていません。アップデート待ちになっています。

純正カメラアプリで撮影する写真も素晴らしいとは感じるものの、夜間・暗所での撮影については”低照度撮影”も行えず、他社スマホに比べると弱いと言わざるを得ません。

また、Photo Proが利用できないので一部機能を利用できないというのも非常に残念でもったいないです。アップデート後、再度カメラ評価を行いたいと思います。

2020年6月18日のアップデートにて、「Photo Pro」が利用可能になりました。低照度撮影については、現状未実装?項目はありませんでした。(※純正カメラアプリ含む)「Photo Pro」が使えるようになったことで、リアルタイム瞳AF(動物の目対応)やαシリーズと同じような細かな項目をいじって写真を撮れるようになりました。

たまに挙動が怪しいときがある?

たまに挙動が怪しい

Xperia 1 IIを使っているとたまに動作がカクつく感じがありました。基本的には常に快適で、不満がたまることは一切ないのですが、稀にカクつきが起こります。

リフレッシュレート60Hzや疑似90Hz時どちらでも発生するため、おそらく調整不足だと感じています。このあたりはアップデートで改善されると思うので気長に待ちましょう。

Xperia 1 IIの口コミ・評判をチェック

Xperia 1 IIの口コミ・評判をチェック

Xperia 1 IIの口コミ・評判を以下に集めてみました。

椿
標準カメラで撮れる写真の質感が凄く良いですよ♪(椿さん)
ちえほん
口コミを大募集!あなたの口コミ投稿をお待ちしています!

Xperia 1 IIの評価まとめ

Xperia 1 IIを”買ってよかった”と素直に思ってます。もちろん、使ってみて良いところ、悪いところはあります。大事なのは、どれだけ自分の使いたい目的・環境に合っているかですよね。

今回、旧モデルからの大幅仕様変更で「イヤホンジャック」や「フロントステレオスピーカー」、「ワイヤレス充電」、「指紋認証一体型の電源ボタン」などが復活しました。

僕が欲しい機能はすべて詰め込まれています。カメラも想像以上に良くなっていて、何よりデザインが好み過ぎました。すでにXperia 1 IIは、いつも使いたくなる、気が付くと使っている一台になっています。

超縦長デザインで好みも分かれるかもしれませんが、少しでも気になる方はぜひ手にとってみてください!きっと満足していただけるはずです!

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